コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「横見郡」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
行政: 行政項目を追記
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集 改良版モバイル編集
Cewbot (会話 | 投稿記録)
1行目: 1行目:
{{Pathnavbox|
<div class="pathnavbox">
*{{Pathnav|令制国一覧|東海道|武蔵国}}
*{{Pathnav|令制国一覧|東海道|武蔵国}}
*{{Pathnav|日本|関東地方|埼玉県}}
*{{Pathnav|日本|関東地方|埼玉県}}
}}
</div>
[[ファイル:Saitama Yokomi-gun.png|frame|埼玉県横見郡の範囲]]
[[ファイル:Saitama Yokomi-gun.png|frame|埼玉県横見郡の範囲]]
'''横見郡'''(よこみぐん)は、[[埼玉県]]([[武蔵国]])にあった[[郡]]。
'''横見郡'''(よこみぐん)は、[[埼玉県]]([[武蔵国]])にあった[[郡]]。

2021年9月6日 (月) 09:51時点における版

埼玉県横見郡の範囲

横見郡(よこみぐん)は、埼玉県武蔵国)にあった

郡域

現在の比企郡吉見町。古くは熊谷市の一部(旧大里郡吉見村、古代の御坂郷)の地域も含まれていた。

歴史

安閑天皇元年(534年)の武蔵国造の乱後に献上された4つの屯倉のうちの1つ横渟屯倉はのちの横見郡に当たると推測されている。

7世紀武蔵国として成立した。「横見評」と記した木簡が、飛鳥京跡から出土している[1]大宝元年(701年)に大宝令の施行で横見郡と改められた。

近代以降の沿革

知行 村数 村名
幕府領 幕府領(木村) 6村 飯島新田、荒井新田、江川新田、高尾新田、蓮沼新田、古名新田
旗本領 12.5村 ●中曽根村、大串村、山野下村、大和田村、万光寺村、大和屋新田、須野子新田、吉見村北組、久米田村、和名村、●御所村、黒岩村、●長谷村
幕府領(木村)・旗本領 6村 地頭方村、松崎村、上細谷村、明秋村、下細谷村、荒子村
幕府領(江川)・旗本領 0.5村 ●吉見村南組
幕府領(福田)・旗本領 1村 田甲村
藩領 下総佐倉藩 10村 小新井村、●今泉村、前河内村、江綱村、久保田村・覚十郎組、久保田村・重治組、久保田村・久大夫組、久保田村・中組、北下砂村、丸貫村、谷口村、上銀谷村、下銀谷村
下総古河藩 1村 古名村
幕府領・藩領 幕府領(木村)・旗本領・古河藩 2村 一ツ木村、上砂村
旗本領・佐倉藩 1村 蚊斗谷村
旗本領・古河藩 1村 本沢村
その他 寺社領 1村 中新井村
31.南吉見村 32.東吉見村 33.北吉見村 34.西吉見村(水色:吉見町 1 - 25は比企郡)
  • 1889年(明治22年)4月1日 - 町村制の施行により、以下の町村が発足。全域が現・比企郡吉見町。(4村)
    • 南吉見村 ← 久保田村、下細谷村、江綱村、前河内村、大串村
    • 東吉見村 ← 大和田村、上銀谷村、谷口村、蚊斗谷村、江和井村、北下砂村、万光寺村、荒子村、丸貫村、下銀谷村、古名村、古名新田、高尾新田、須野子新田、蓮沼新田、久保田新田、飯島新田
    • 北吉見村 ← 地頭方村、中新井村、一ッ木村、上砂村、中曽根村、本沢村、上細谷村、小新井村、今泉村、明秋村、松崎村
    • 西吉見村 ← 北吉見村、南吉見村、御所村、黒岩村、和名村、久米田村、長谷村、田甲村、山野下村
  • 1896年(明治29年)4月1日 - 横見郡および比企郡の大部分(植木村を除く)の区域をもって、改めて比企郡が発足。同日横見郡廃止。

行政

比企・横見郡長
氏名 就任年月日 退任年月日 備考
1 明治11年(1879年)3月17日
明治29年(1896年)3月31日 比企郡の一部との合併により横見郡廃止

脚注

  1. ^ 田代脩・塩野博・重田正夫・森田武『埼玉県の歴史』(山川出版社、1994年)、55頁。

参考文献

  • 「角川日本地名大辞典」編纂委員会 編『角川日本地名大辞典』 11 埼玉県、角川書店、1980年7月1日。ISBN 4040011104 
  • 旧高旧領取調帳データベース

関連項目

先代
-----
行政区の変遷
- 1896年
次代
比企郡