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'''コルテン・カハ・ウォン'''('''Kolten Kaha Wong ''' , [[1990年]][[10月10日]] - )は、 [[アメリカ合衆国]][[ハワイ州]][[ヒロ (ハワイ島)|ヒロ]]出身の[[プロ野球選手]]([[二塁手]])。右投左打。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]の[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]所属。愛称は'''ウォンガー'''<ref>[http://m.cardinals.mlb.com/news/article/250419942/cardinals-players-weekend-nicknames-explained/ Cards' Players Weekend nicknames explained] ''MLB.com'' {{en icon}} (2017年8月24日) 2017年9月20日閲覧</ref>。[[中国系アメリカ人]]。
'''コルテン・カハ・ウォン'''('''Kolten Kaha Wong ''' , [[1990年]][[10月10日]] - )は、 [[アメリカ合衆国]][[ハワイ州]][[ヒロ (ハワイ島)|ヒロ]]出身の[[プロ野球選手]]([[二塁手]])。右投左打。[[メジャーリーグベースボール|MLB]]の[[ミルウォーキー・ブルワーズ]]所属。愛称は'''ウォンガー'''<ref>[http://m.cardinals.mlb.com/news/article/250419942/cardinals-players-weekend-nicknames-explained/ Cards' Players Weekend nicknames explained] ''MLB.com'' {{en icon}} (2017年8月24日) 2017年9月20日閲覧</ref>。[[中国系アメリカ人]]。


[[ロサンゼルス・エンゼルス (MLB)|ロサンゼルス・エンゼルス]]に所属している[[キーン・ウォン]]は実弟である<ref>{{Cite book|和書|author=友成那智、[[村上雅則]]|year=2020|title=メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2020|publisher=[[廣済堂出版]]|pages=342頁|id=ISBN 978-4-331-52282-0}}</ref>。
[[ロサンゼルス・エンゼルス]]に所属している[[キーン・ウォン]]は実弟である<ref>{{Cite book|和書|author=友成那智、[[村上雅則]]|year=2020|title=メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2020|publisher=[[廣済堂出版]]|pages=342頁|id=ISBN 978-4-331-52282-0}}</ref>。


== 経歴 ==
== 経歴 ==

2021年9月11日 (土) 23:37時点における版

コルテン・ウォン
Kolten Wong
ミルウォーキー・ブルワーズ #16
セントルイス・カージナルス時代
(2019年5月2日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ハワイ州ヒロ
生年月日 (1990-10-10) 1990年10月10日(33歳)
身長
体重
5' 9" =約175.3 cm
185 lb =約83.9 kg
選手情報
投球・打席 右投左打
ポジション 二塁手
プロ入り 2011年 MLBドラフト1巡目
初出場 2013年9月4日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

コルテン・カハ・ウォンKolten Kaha Wong , 1990年10月10日 - )は、 アメリカ合衆国ハワイ州ヒロ出身のプロ野球選手二塁手)。右投左打。MLBミルウォーキー・ブルワーズ所属。愛称はウォンガー[1]中国系アメリカ人

ロサンゼルス・エンゼルスに所属しているキーン・ウォンは実弟である[2]

経歴

プロ入り前

2008年MLBドラフト16巡目(全体486位)でミネソタ・ツインズから指名されるも契約せず、ハワイ大学マノア校に進学した。大学時代は1年先輩にプロ入り後も再び同僚となるグレッグ・ガルシアがいた[3]

プロ入りとカージナルス時代

2011年MLBドラフト1巡目(全体22位)でセントルイス・カージナルスから指名され、入団した。

2012年は、AA級スプリングフィールド・カージナルスでプレーした。またこの年のオールスター・フューチャーズゲームにも選出された。オフには、アリゾナ・フォールリーグに参加した。

2013年は、主にAAA級メンフィス・レッドバーズでプレーしたが、8月16日にメジャーに昇格した[4]。ポストシーズンのメンバーにも名を連ね、ワールドシリーズにも出場した。第4戦では、9回2死で代走として出場したが上原浩治牽制球でアウトとなった。これは、ワールドシリーズ史上初めてのプレーだった。

2014年は、正二塁手に定着し、5月にはナショナルリーグルーキー・オブ・ザ・マンスを受賞した。同年10月12日、ナショナルリーグ優勝決定シリーズの第2戦で4-4の9回裏にジャイアンツのセルジオ・ロモからサヨナラとなるソロ本塁打を放った。レギュラーシーズンでは113試合に出場し、打率.249、12本塁打、42打点、20盗塁成績を記録した。守備では12失策を喫して守備率.975に終わった。

2015年は150試合に出場して規定打席に到達した。打率.262、11本塁打、61打点という成績をマークした。

2016年3月2日、2020年までの5年間総額2550万ドルの契約を延長した (2021年の球団側選択オプションを破棄された場合の違約金100万ドルを含む。オプション行使の場合は年俸1250万ドルとなる) [5]。同年は121試合に出場し、打率.240、5本塁打、23打点、7盗塁(失敗なし)を記録。またリーグ8位タイの7三塁打を記録した。

2020年10月28日に球団が延長オプションの放棄を発表したため、FAとなった[6]

ブルワーズ時代

2021年2月5日にミルウォーキー・ブルワーズと2年総額1800万ドルの契約を結んだ[7]。オプションとして2023年は球団側が選択権を所持する。

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2013 STL 32 62 59 6 9 1 0 0 10 0 3 0 0 0 3 0 0 12 2 .153 .194 .169 .363
2014 113 433 402 52 100 14 3 12 156 42 20 4 5 1 21 3 4 71 12 .249 .292 .388 .680
2015 150 613 557 71 146 28 4 11 215 61 15 8 0 5 36 2 15 95 10 .262 .321 .386 .707
2016 121 361 313 39 75 7 7 5 111 23 7 0 0 5 34 2 9 52 3 .240 .327 .355 .682
2017 108 411 354 55 101 27 3 4 146 42 8 2 1 3 41 11 12 60 4 .285 .376 .412 .788
2018 127 407 353 41 88 18 2 9 137 38 6 5 6 3 31 3 14 60 6 .249 .332 .388 .720
2019 148 549 478 61 136 25 4 11 202 59 24 4 6 5 47 5 13 83 2 .285 .361 .423 .784
2020 53 208 181 26 48 4 2 1 59 16 5 2 2 1 20 1 4 30 1 .265 .350 .326 .675
MLB:8年 852 3044 2697 351 703 124 25 53 1036 281 88 25 20 23 233 27 71 463 40 .261 .333 .384 .717
  • 2020年度シーズン終了時

年度別守備成績



二塁(2B)












2013 STL 18 22 43 0 8 1.000
2014 107 196 273 12 70 .975
2015 147 312 410 17 107 .977
2016 88 132 256 8 67 .980
2017 106 191 276 10 78 .979
2018 119 165 306 9 73 .981
2019 147 250 412 9 103 .987
2020 53 59 129 2 29 .989
MLB 785 1327 2105 67 535 .981
外野守備


左翼(LF) 中堅(CF) 右翼(RF)




































2016 STL 6 7 0 0 0 1.000 8 16 0 0 0 1.000 4 3 0 0 0 1.000
MLB 6 7 0 0 0 1.000 8 16 0 0 0 1.000 4 3 0 0 0 1.000
  • 2020年度シーズン終了時
  • 各年度の太字はリーグ最高
  • 各年度の太字年ゴールドグラブ賞受賞

表彰

記録

MiLB

背番号

  • 16(2013年 - )

脚注

  1. ^ Cards' Players Weekend nicknames explained MLB.com (英語) (2017年8月24日) 2017年9月20日閲覧
  2. ^ 友成那智、村上雅則『メジャーリーグ・完全データ選手名鑑2020』廣済堂出版、2020年、342頁頁。ISBN 978-4-331-52282-0 
  3. ^ 「セントルイス・カーディナルス」『2017MLB選手名鑑全30球団コンプリートガイド』 日本スポーツ企画出版社 107頁
  4. ^ Wong joins Cards as Freese loses playing time
  5. ^ Wong agrees to five-year extension” (英語). MLB.com (2016年3月2日). 2016年3月6日閲覧。
  6. ^ Cardinals Decline Kolten Wong's Option” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年10月28日閲覧。
  7. ^ Brewers Sign Kolten Wong” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年2月5日閲覧。

関連項目

外部リンク