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[[フランス系アメリカ人]]であり「Gosselin」はフランス姓によく見られる。フランス語では'''ゴスラン'''({{IPAc-fr|ɡ|ɔ|s|l|ɛ̃}})と発音し、一部の日本メディアでも「ゴスラン」と表記されている。
[[フランス系アメリカ人]]であり「Gosselin」はフランス姓によく見られる。フランス語では'''ゴスラン'''({{IPAc-fr|ɡ|ɔ|s|l|ɛ̃}})と発音し、一部の日本メディアでも「ゴスラン」と表記されている。
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=== エンゼルス時代 ===
=== エンゼルス時代 ===
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2021年9月11日 (土) 23:40時点における版

フィル・ゴセリン
Phil Gosselin
ロサンゼルス・エンゼルス #13
アリゾナ・ダイヤモンドバックス時代
(2016年9月24日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
出身地 ペンシルベニア州チェスター郡ウエストチェスター
生年月日 (1988-10-03) 1988年10月3日(36歳)
身長
体重
6' 1" =約185.4 cm
200 lb =約90.7 kg
選手情報
投球・打席 右投右打
ポジション 二塁手三塁手遊撃手外野手
プロ入り 2010年 MLBドラフト5巡目
初出場 2013年8月16日
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度)

フィリップ・デビッド・ゴセリンPhilip David Gosselin, 1988年10月3日 - )は、アメリカ合衆国ペンシルベニア州チェスター郡ウエストチェスター出身のプロ野球選手内野手)。右投右打。MLBロサンゼルス・エンゼルス所属。愛称はグース

フランス系アメリカ人であり「Gosselin」はフランス姓によく見られる。フランス語ではゴスラン[ɡɔslɛ̃])と発音し、一部の日本メディアでも「ゴスラン」と表記されている。

経歴

プロ入りとブレーブス時代

2010年MLBドラフト5巡目(全体164位)でアトランタ・ブレーブスから指名され、6月20日に契約。契約後、傘下のA-級ローム・ブレーブス英語版でプロデビュー。57試合に出場して打率.294、2本塁打、24打点、7盗塁を記録した。8月31日にA+級マートルビーチ・ペリカンズへ昇格し、6試合に出場した。

2011年はA+級リンチバーグ・ヒルキャッツでプレーし、115試合に出場して打率.264、6本塁打、63打点、6盗塁を記録した。

2012年はAA級ミシシッピ・ブレーブスでプレーし、128試合に出場して打率.242、3本塁打、46打点、12盗塁を記録した。

2013年はAA級ミシシッピで開幕を迎え、59試合に出場。打率.243、1本塁打、23打点、5盗塁の成績で、6月23日にAAA級グウィネット・ブレーブスへ昇格。AAA級グウィネットでは47試合に出場して打率.277、2本塁打、11打点、1盗塁を記録した。8月16日にブレーブスとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りし[1]、同日のワシントン・ナショナルズ戦でメジャーデビュー。延長10回表から二塁の守備に就いたが、打席には立たなかった[2]。3試合目の出場となった8月18日のナショナルズ戦では、「2番・二塁手」で先発起用され、1回裏に三塁へのセーフティバントでメジャー初安打を記録した[3]。8月21日に同じ二塁手のエリオット・ジョンソンが加入し、22日にアクティブ・ロースター入りしたため、AAA級グウィネットへ降格。そのままシーズンを終えた。この年は4試合に出場して打率.333の成績を残した。オフの11月5日にマイナー契約となり、AAA級グウィネットへ降格した。

2014年はAAA級グウィネットで開幕を迎え、96試合に出場。打率.344、5本塁打、31打点、6盗塁の好成績を残し、7月13日にダン・アグラが制限リスト入りしたため、ブレーブスとメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[4]。しかし出場機会のないまま、翌日にアグラが復帰したためAAA級グウィネットへ降格。7月26日にアグラのバックアップとして起用されていたタイラー・パストルニッキーが不振でAAA級グウィネットへ降格したため、メジャーへ再昇格した[5]。昇格後はアグラが放出されたこともあり、ルーキーのトミー・ラステラと二塁のポジションを争うこととなった。この年は46試合に出場して打率.266、1本塁打、3打点、2盗塁を記録した。

2015年はメジャーで開幕を迎え、打率3割と好調だったが、怪我で手術をすることになり、全治6~8週間と診断された。

ダイヤモンドバックス時代

2015年6月20日にブロンソン・アローヨトゥーキー・トゥーサンとのトレードで、アリゾナ・ダイヤモンドバックスへ移籍した[6]。引き続き、術後のリハビリを行い、8月10日にルーキー級で実戦復帰。8月末にメジャーの戦列に復帰した[7]

2016年は、代打で両リーグ最多となる80試合に起用された。

2017年2月7日にダニエル・デスカルソの獲得に伴ってDFAとなった[8]

パイレーツ時代

2017年2月10日にフランク・ダンカンとのトレードで、ピッツバーグ・パイレーツへ移籍した[9]。7月18日に禁止薬物使用による出場停止処分が終了したスターリング・マルテの復帰に伴い、マイナー・オプションで傘下のAAA級インディアナポリス・インディアンズに降格した[10]

レンジャーズ時代

2017年8月12日にウェイバー公示を経てテキサス・レンジャーズへ移籍した[11]。レギュラーシーズン終了後の10月10日にマイナー契約で傘下のAAA級ラウンドロック・エクスプレスに降格した[12]

レッズ時代

2017年12月21日にシンシナティ・レッズとマイナー契約を結び、2018年スプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[13]

2018年シーズンの開幕はメジャーで迎えた[14]

ブレーブス傘下時代

2018年5月3日にウェイバー公示を経てブレーブスへ移籍し、AAA級グウィネット・ストライパーズ[15]へ配属された[16]。6月24日にDFAとなり[17]、26日にマイナー契約となった(そのままAAA級グウィネットに所属)。レギュラーシーズン終了後の10月9日にFAとなった[13]

フィリーズ時代

2018年12月21日にフィラデルフィア・フィリーズとマイナー契約を結び、2019年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった。

2019年は開幕を傘下のAAA級リーハイバレー・アイアンピッグスで迎え、4月17日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[18]。6月14日にDFAとなり[19]、16日にマイナー契約でAAA級リーハイバレーへ配属された[13]。9月1日に再びメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[20]。オフの12月20日にフィリーズとマイナー契約で再契約し、2020年のスプリングトレーニングに招待選手として参加することになった[21]

2020年7月24日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[22]。オフの10月30日にマイナー契約となった後、同日中にFAとなった[23]

エンゼルス時代

2021年2月9日にロサンゼルス・エンゼルスとマイナー契約を結んでスプリングトレーニングに招待選手として参加することになったと報じられ[24]、11日に正式公示された[13]

2021年5月4日にメジャー契約を結んでアクティブ・ロースター入りした[25]

詳細情報

年度別打撃成績

















































O
P
S
2013 ATL 4 7 6 2 2 0 0 0 2 0 0 0 0 0 1 1 0 2 0 .333 .429 .333 .762
2014 46 136 128 17 34 4 0 1 41 3 2 2 1 0 5 0 2 27 1 .266 .304 .320 .624
2015 20 42 40 2 13 4 0 0 17 2 2 0 0 0 2 0 0 5 0 .325 .357 .425 .782
ARI 24 76 66 17 20 5 1 3 36 13 0 1 0 1 7 0 2 11 2 .303 .382 .545 .927
'15計 44 118 106 19 33 9 1 3 53 15 2 1 0 1 9 0 2 16 2 .311 .373 .500 .873
2016 122 240 220 26 61 12 1 2 81 13 3 0 2 2 15 0 1 46 0 .277 .324 .368 .692
2017 PIT 28 42 40 3 6 1 0 0 7 2 0 1 0 0 2 0 0 9 1 .150 .190 .175 .366
TEX 12 8 8 0 1 1 0 0 2 0 0 0 0 0 0 0 0 3 0 .125 .125 .250 .375
'17計 40 50 48 3 7 2 0 0 9 2 0 1 0 0 2 0 0 12 1 .146 .180 .188 .368
2018 CIN 20 28 24 5 3 0 0 1 6 2 0 0 0 0 4 1 0 8 1 .125 .250 .250 .500
2019 PHI 44 68 65 5 17 3 0 0 20 7 0 0 0 0 3 0 0 16 1 .262 .294 .308 .602
2020 39 102 92 14 23 5 0 3 37 12 0 0 0 0 10 1 0 27 3 .250 .324 .402 .726
MLB:8年 359 749 689 91 180 35 2 10 255 54 7 4 3 3 49 3 5 154 9 .261 .314 .370 .684
  • 2020年度シーズン終了時

背番号

  • 59(2013年)
  • 15(2014年、2015年途中 - 2016年)
  • 11(2015年 - 同年途中)
  • 17(2017年 - 同年8月11日)
  • 23(2017年8月19日 - 同年終了)
  • 46(2018年)
  • 9(2019年)
  • 8(2020年)
  • 13(2021年 - )

脚注

  1. ^ Mark Bowman (2013年8月17日). “Pastornicky to undergo ACL surgery, out for season”. MLB.com. 2015年1月3日閲覧。
  2. ^ Scores for Aug 16, 2013”. ESPN (2013年8月16日). 2015年1月3日閲覧。
  3. ^ Scores for Aug 18, 2013”. ESPN (2013年8月18日). 2015年1月3日閲覧。
  4. ^ Mark Bowman, John Jackson (2014年7月13日). “Braves suspend Uggla one game, add Gosselin”. MLB.com. 2015年1月3日閲覧。
  5. ^ Joe Morgan (2014年7月27日). “Pastornicky optioned, Gosselin returns to aid bench”. MLB.com. 2015年1月3日閲覧。
  6. ^ “Diamondbacks send Bronson Arroyo, Touki Toussaint to Brave” (英語). Accosiated Press. ESPN. (2015年6月21日). http://espn.go.com/mlb/story/_/id/13123019/bronson-arroyo-former-first-rounder-touki-toussaint-traded-arizona-diamondbacks-atlanta-braves 2017年2月8日閲覧。 
  7. ^ Philip Gosselin Minor League Statistics & History > Teams Played For”. Baseball Reference.com. 2017年3月28日閲覧。
  8. ^ Chad Thornburg (2017年2月7日). “D-backs sign infielder Descalso” (英語). MLB.com. 2017年2月8日閲覧。
  9. ^ "D-backs acquire Frank Duncan from Pirates for Phil Gosselin" (Press release) (英語). MLB.com (Arizona Diamondbacks). 10 February 2017. 2017年2月11日閲覧
  10. ^ Adam Berry (2017年7月18日). “Marte hits leadoff, plays LF in return to lineup” (英語). MLB.com. 2017年10月11日閲覧。
  11. ^ Sam Butler (2017年8月12日). “Rangers send Rua to Triple-A, activate Ross” (英語). MLB.com. 2017年8月14日閲覧。
  12. ^ T.R. Sullivan (2017年10月10日). “Middlebrooks among 4 cleared from 40-man” (英語). MLB.com. 2017年10月10日閲覧。
  13. ^ a b c d MLB公式プロフィール参照。2021年3月2日閲覧。
  14. ^ Reds' Phil Gosselin: Secures Opening Day roster spot” (英語). CBS Sports (2018年3月25日). 2018年4月30日閲覧。
  15. ^ 2018年より球団名変更
  16. ^ Bill Ladson (2018年5月3日). “Braves nab Gosselin off waivers from Reds” (英語). MLB.com. 2018年5月7日閲覧。
  17. ^ Mark Bowman (2018年6月24日). “Braves place closer Vizcaino (shoulder) on DL” (英語). MLB.com. 2018年6月25日閲覧。
  18. ^ Todd Zolecki (2019年4月17日). “Phils option Pivetta, move Eickhoff to rotation” (英語). MLB.com. 2019年4月18日閲覧。
  19. ^ Jeff Todd (2019年6月14日). “Phillies Select Brad Miller, Designate Phil Gosselin” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年6月15日閲覧。
  20. ^ George Miller (2019年9月1日). “Phillies Announce Roster Moves” (英語). MLB Trade Rumors. 2019年9月3日閲覧。
  21. ^ Scott Lauber (2019年12月20日). “Phillies agree to minor-league contracts with local products Phil Gosselin and Matt Szczur, two others” (英語). The Inquirer. 2019年12月26日閲覧。
  22. ^ Jeff Todd (2020年7月24日). “Phillies Select Phil Gosselin” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年7月25日閲覧。
  23. ^ Anthony Franco (2020年10月30日). “Phillies Decline David Phelps’ Option” (英語). MLB Trade Rumors. 2020年11月19日閲覧。
  24. ^ Steve Adams (2021年2月9日). “Angels To Sign Phil Gosselin” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年3月2日閲覧。
  25. ^ Connor Byrne (2021年5月4日). “Angels Select Phil Gosselin, Designate Scott Schebler” (英語). MLB Trade Rumors. 2021年5月5日閲覧。

関連項目

外部リンク