「日本映画放送」の版間の差分
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** 4月 - 日本映画専門チャンネル・時代劇専門チャンネルの業務をスカイエンターテイメントから承継。 |
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2021年11月2日 (火) 13:35時点における版
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | 非上場 |
略称 | NEBC |
本社所在地 |
日本 〒100-8450 東京都千代田区有楽町一丁目1番3号 東京宝塚ビル15階 |
設立 | 2000年2月9日 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 5010401043138 |
事業内容 |
放送法に基づく衛星基幹放送 日本映画専門チャンネル、時代劇専門チャンネルの調達/編成/制作/販売(直接受信/法人/CATVなど) 映画・オリジナル時代劇などコンテンツの企画/制作 イベントの企画/プロデュース |
代表者 | 杉田成道(代表取締役社長)[1][2] |
資本金 | 3億3,300万円 |
純利益 | 10億9000万円(2021年03月31日時点)[3] |
純資産 | 103億2300万円(2021年03月31日時点)[3] |
総資産 | 127億6100万円(2021年03月31日時点)[3] |
主要株主 |
株式会社フジテレビジョン 33.3% ソニーグループ株式会社 東宝株式会社 関西テレビ放送株式会社 JCOM株式会社 スカパーJSAT株式会社 株式会社フジランド |
関係する人物 | 村上光一(初代社長、現相談役・フジテレビジョン元社長) |
外部リンク | https://www.nihon-eiga.co.jp/ |
特記事項:1998年7月、日本映画専門チャンネル・時代劇専門チャンネル開局。 2000年4月、スカイエンターテイメント株式会社(現・株式会社ジェイ・スポーツ)より上記2チャンネルの業務を承継。 フジ・メディア・ホールディングスの持分法適用会社。 |
日本映画放送株式会社(にほんえいがほうそう)は、東京都千代田区に本社をおく衛星基幹放送事業者である。
過去には衛星一般放送事業者および移動受信用地上基幹放送事業者でもあった。
概要
フジテレビジョンが筆頭株主で、同社及びその親会社フジ・メディア・ホールディングスのグループ会社(放送事業グループ)で、同社の持分法適用関連会社である。
「日本映画専門チャンネル」および「時代劇専門チャンネル」の番組編成とその放送・供給を行なっており、直営の放送を含めスカパー!プレミアムサービス、スカパー!、J:COM、ひかりTV、ケーブルテレビなどで視聴できる。後者については、かつてモバキャスにも供給していた。
映画やオリジナル時代劇など、コンテンツの制作にも力を入れており、自社で企画制作する作品は年々増えており、放送だけではなく、劇場公開など、新たな取り組みも行っている。
代表取締役社長は『北の国から』の演出を手がけた杉田成道[1][2](フジテレビジョン役員待遇/エグゼクティブディレクター)。
実際の放送業務はかつて2チャンネルを運営していたJ SPORTS(旧スカイエンターテイメント)の本社がある青海フロンティアビルで行われており[4]、2011年までは番組審議会もJ SPORTSの会議室で開かれていた[5]。
沿革
- 2000年(平成12年)
- 2月9日 - スカイエンターテイメント(現・ジェイ・スポーツ)の株主であったニューズ・コープ(ニューズ コーポレーション ジャパン株式会社、ニューズテレビジョンB.V.)、ソフトバンク(ソフトバンク・ブロードメディア、のちブロードメディアが株式を保有)、ソニー・放送メディア(2009年11月ソニーと合併)、フジテレビジョン(現・フジ・メディア・ホールディングス)により日本映画衛星放送(現・日本映画放送)株式会社設立。
- 3月 - 東宝に対して第三者割当てを行う。
- 4月 - 日本映画専門チャンネル・時代劇専門チャンネルの業務をスカイエンターテイメントから承継。
- 5月 - 角川書店に対して第三者割当てを行う。
- 9月 - ジュピター・プログラミング(現・ジュピターテレコム メディア事業部門)に第三者割当てを行う。
- 2002年(平成14年)
- 2003年(平成15年)
- 10月 - スカイパーフェクTV!110(当時)にて「時代劇専門チャンネル」(委託放送事業者はサテライト・サービス)の放送開始。
- 11月 - スカイパーフェクTV!110(当時)にて「日本映画専門チャンネル」(「日本映画+時代劇チャンネル」からチャンネル名変更)の放送開始。
- 2007年(平成18年)
- 5月 - 「日本映画専門チャンネル」「時代劇専門チャンネル」の視聴世帯数が1,000万世帯を突破。
- 9月 - e2 by スカパー!(当時)にて、「日本映画専門チャンネルHD」(委託放送事業者はマルチチャンネルエンターテイメント(現・スカパー・エンターテイメント))の放送開始。同時に時代劇専門チャンネルのe2 by スカパー!における委託放送事業者がシーエス映画放送に変更される。
- 2008年(平成20年)
- 4月 - 一部のケーブルテレビ局で「日本映画専門チャンネルHD」の放送を開始。
- 10月 - スカパー!HD(当時)で「日本映画専門チャンネルHD」の放送を開始。
- 2009年(平成21年)
- 4月 - ひかりTVで「日本映画専門チャンネル」の放送を開始。
- 10月 - スカパー!HD(当時)で「時代劇専門チャンネルHD」の放送を開始。
- 2010年(平成22年)
- 4月 - ひかりTVで「時代劇専門チャンネル」の放送を開始。
- 2011年(平成23年)
- 1月 - 「日本映画専門チャンネル」「時代劇専門チャンネル」の視聴世帯数が1,500万世帯を突破。
- 2012年(平成24年)
- 3月 - スカパー!e2(当時)における日本映画専門チャンネルHDが東経110度CSデジタル放送からBSデジタル放送へ移行するとともに、日本映画衛星放送直営の衛星基幹放送チャンネル「BS日本映画専門チャンネル」となる。
- 7月 - スカパー!e2(当時)にて、時代劇専門チャンネルの衛星基幹放送事業者が日本映画衛星放送に変更、「時代劇専門チャンネルHD」にチャンネル名を変更してハイビジョン放送を開始。
- 2014年(平成26年)
- 2015年(平成27年)
- 4月1日 - 移動受信用地上基幹放送としてモバキャスによる「時代劇専門チャンネル」の標準テレビジョン放送を開始。
- 7月1日 - 日本映画放送株式会社に商号変更[7]。
- 2016年(平成28年)
- 6月30日 - モバキャスによる「時代劇専門チャンネル」の放送終了。
- 2018年(平成30年)
- 6月 - 「Amazon Prime Videoチャンネル」での放送、配信をスタート。
- 12月1日 - 「日本映画+時代劇 4K」での放送をスタート。
運営チャンネル
- 日本映画専門チャンネル(ハイビジョン放送) - スカパー!(BSデジタル放送)で直営放送。BS-23ch 16スロット。スカパー!プレミアムサービス等では、スカパー・ブロードキャスティング → スカパー・エンターテイメント他へ供給のみ。
- 時代劇専門チャンネル(ハイビジョン放送) - スカパー!(東経110度CS放送)で直営放送。CS2ND-14ch 12スロット。スカパー!プレミアムサービス等では、スカパー・ブロードキャスティング → スカパー・エンターテイメント他への供給。
- 日本映画+時代劇 4K(4K放送) - スカパー!(東経110度CS放送)で4K放送。衛星基幹放送事業者はスカパー・エンターテイメントが行っている。
過去の運営チャンネル
- 日本映画+時代劇チャンネル
出資・製作参加映画
株主であるフジテレビ、東宝、角川映画との共同出資・製作となることが多い
- スマイル 聖夜の奇跡(2007年12月公開)
- 次郎長三国志(2008年9月公開)
- 誰も守ってくれない(2009年1月公開)
- アマルフィ 女神の報酬(2009年7月公開)
- ヴィヨンの妻 〜桜桃とタンポポ〜(2009年10月公開)
- 曲がれ!スプーン(2009年11月公開)
- シーサイドモーテル(2010年6月公開)
- 最後の忠臣蔵(2010年12月公開) - 杉田成道監督作品
- アンダルシア 女神の報復(2011年6月公開)
- ジョバンニの島(2014年2月公開)
- ジョーのあした 辰吉丈一郎との20年(2016年2月公開)
- リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年3月公開)
- 海辺のリア(2017年6月公開)
- 散り椿(2018年9月公開)
- 小河ドラマ 龍馬がくる(劇場版)(2018年12月期間限定公開)
- 闇の歯車(2019年1月期間限定公開)※時代劇専門チャンネル開局20周年記念作品
- BLACKFOX: Age of the Ninja(2019年10月5日より配信開始・10月17日~20日限定公開)※京都国際映画祭2019上映作品 新世代の特撮アクション時代劇
- 帰郷(2020年1月期間限定公開)※フランス・カンヌ MIPCOMワールドプレミア、第32回東京国際映画祭上映作品 史上初8K時代劇
脚注
- ^ a b “日本映画放送株式会社社長 杉田成道さんが語る「これからの時代劇」「衛星放送」「演出家という仕事」とは?”. 須田慎一郎のニュースアウトサイダー (2019年3月4日). 2020年2月23日閲覧。
- ^ a b “【トップ直撃】次世代へ伝える「時代劇」、史上初の8K撮影は「表現力に違い」 旺盛な発想力の秘密は… 日本映画放送・杉田成道社長”. ZAKZAK. (2020年2月4日) 2020年2月23日閲覧。
- ^ a b c 日本映画放送株式会社 第22期決算公告
- ^ テレビ技術会社のトラストネットワークが青海フロンティアビル内に事業部を置き、J SPORTSと日本映画衛星放送を担当している。
- ^ 日本映画衛星放送株式会社 第24回番組審議会議事録 (PDF)
- ^ 持分法適用関連会社の異動(譲渡)及び特別利益発生に関するお知らせ (PDF) - 2014年3月27日 ブロードメディア株式会社
- ^ 社名変更のご挨拶 - 2015年7月1日 日本映画放送株式会社
関連項目
- 2010年8月31日の解散以降は、日本映画放送がすべての作品の著作権を管理している(他社との共同制作作品を含む)。