コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

「東京都知事」の版間の差分

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
削除された内容 追加された内容
編集の要約なし
タグ: ビジュアルエディター モバイル編集 モバイルウェブ編集
編集の要約なし
タグ: モバイル編集 モバイルウェブ編集
29行目: 29行目:
| ウェブサイト = [https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/ 東京都 知事の部屋]
| ウェブサイト = [https://www.metro.tokyo.lg.jp/tosei/governor/governor/ 東京都 知事の部屋]
}}
}}
'''''東京都知事'''(とうきょうとちじ、{{lang-en-short|Governor of Tokyo Metropolis}})は、[[日本]]の[[東京都]]の[[首長]]たる[[特別職]]の[[地方公務員]]。略称は'''都知事'''。現任は[[小池百合子]](在任: [[2020年]]〈[[令和]]2年〉[[7月31日]] - )。''
'''''東京都知事'''(とうきょうとちじ、{{lang-en-short|Governor of Tokyo Metropolis}})は、[[日本]]の[[東京都]]の[[首長]]たる[[特別職]]の[[地方公務員]]。略称は'''都知事'''。現任は[[おじま]](在任: [[2020年]]〈[[令和]]2年〉[[7月31日]] - )。''


''[[第二次世界大戦]]中の[[1943年]]([[昭和]]18年)に、[[東京府]]と[[東京市]]の統合によって誕生した東京都の首長職である'''東京都長官'''が設置され、戦争終結後の[[1947年]](昭和22年)に[[地方自治法]]の施行により、現在の名称に変更された。''
''[[第二次世界大戦]]中の[[1943年]]([[昭和]]18年)に、[[東京府]]と[[東京市]]の統合によって誕生した東京都の首長職である'''東京都長官'''が設置され、戦争終結後の[[1947年]](昭和22年)に[[地方自治法]]の施行により、現在の名称に変更された。''

2022年7月16日 (土) 10:48時点における版

東京都の旗 東京都
知事
Governor of Tokyo Metropolis
東京都章
東京都章
小池百合子
現職者
小池百合子(第21代)

就任日 2020年令和2年)7月31日
選出:2020年(令和2年)7月5日
地位東京都首長
種類知事
任命直接選挙
東京都知事選挙
任期4年(再任可)
根拠法令地方自治法
前身江戸府知事
東京府知事
東京市長
東京都長官
創設1947年昭和22年)5月3日
初代安井誠一郎
略称都知事
職務代行者東京都副知事
武市敬黒沼靖潮田勉宮坂学
ウェブサイト東京都 知事の部屋

東京都知事(とうきょうとちじ、: Governor of Tokyo Metropolis)は、日本東京都首長たる特別職地方公務員。略称は都知事。現任はおじま(在任: 2020年令和2年〉7月31日 - )。

第二次世界大戦中の1943年昭和18年)に、東京府東京市の統合によって誕生した東京都の首長職である東京都長官が設置され、戦争終結後の1947年(昭和22年)に地方自治法の施行により、現在の名称に変更された。

概説

東京都知事は東京都首長であり、東京都知事の立候補者の中から、東京都に住所を持つ有権者の投票により選出される。通常、自身の補佐役となる東京都副知事を選び任命する(定員4名)。権能については他の道府県知事の地位と職務と同様、広域行政と市町村の事務の一部を管掌している。

東京都の前身である東京府大阪府京都府と同格であったが、東京都はカナダの旧自治領であるトロント・ドミニオン(Toronto Dominion)に倣って制定され、地方自治法上は他のと同格でありつつも制度の運用面において特別な扱いを講じた自治体である。

東京市行政区は東京都の発足とともに東京都の行政区となるが、1947年(昭和22年)に22区、さらに23区に再編され、同年の地方自治法の施行により特別地方公共団体である東京特別区(通称:東京23区)となった。これにより制度上は「東京市」という名称で一体として統治される都市は消滅し、都市としての自治権は各区へ移管、委譲されたことになる。

1943年(昭和18年)- 1947年(昭和22年)の東京都制による東京都の首長は官選の東京都長官(親任官)であり、閣議に出席することもできた。現在でもその名残があり、知事の給与は国務大臣とほぼ同額である。ただし石原慎太郎の知事就任時から10%削減され、小池百合子の就任後は給与が半減し年収は全国の知事で最少となった[1]

東京都は日本の首都であり、人口規模・経済規模が最も大きく、その首長たる東京都知事は他の道府県知事に増して注視される存在であり、東京都知事の権限や政治的影響力は小国の国家元首に匹敵するともいわれる。全国47都道府県の知事で組織する団体である全国知事会においても特に発言力が強く、首相国務大臣と同様に警視庁警備部警護課SPが警護につき、自宅と別荘には交番が設置される[2]。他の国も同様で、例えばフランスでもパリ市長は特に大きな影響力を持っている。

定例記者会見

休日を除く毎週金曜日に、都知事の定例記者会見が行われており、記者から都政を中心として様々な質問が行われ、都知事がそれに即答する様子が公開されている。この模様は、東京都のウェブサイトや、東京都のテレビ局である東京メトロポリタンテレビジョン(TOKYO MX)などで生放送されるほか、過去の分はインターネット上に公開されており視聴可能である[3][4]

東京都知事表彰

名誉都民
社会文化の興隆に功績があった者に対し、その功績をたたえ、もって都民敬愛の対象として顕彰するため、名誉都民称号及び表彰記章として名誉都民章を贈る。
東京都栄誉賞
特に顕著な業績により、広く都民に敬愛され、社会に明るい夢と希望と活力を与え、東京都の名を高めた方に対して、その栄誉をたたえる
消防褒賞
地域住民の生命・財産の安全確保に従事している消防団及び消防団員の労苦に報いるため、消防団員として20年以上勤務した者で、特に消防業務の功績が顕著であり、消防団員の模範となる者を表彰するため、賞状並びに記念章を授与する。褒賞に記念章が伴うことから消防褒章とも通称される(正確な呼称ではなく国の栄典褒章とは異なる)。
東京都文化賞
廃止
都民文化栄誉章
廃止
東京都職員表彰
新しい研究や発明を行ったものや、成績が特に顕著なものなど、卓越した発想や努力によって都政に多大な貢献をした職員、職務の内外を問わず善行があった職員への表彰
東京スピリット賞
民間からの寄付により2001年度(平成13年度)より設置した制度で、抜群の功績をあげた事業や、他の職員の模範となる行為について、時期を失せず表彰することで職員の士気を高め、その功績を都庁内外に明らかにすることを目的とするもの
東京都青少年健全育成功労者等表彰
青少年の健全な育成に功労のあった者への表彰
消防功労章
消防職員として抜群の功労があり一般の模範となると認められる者に対して知事賞として消防功労章を贈る。
消防功績章
消防職員として特に著しい功労があると認められる者に知事賞として消防功績章を授与する。
部隊賞
東京消防庁の消防隊のうち、職務遂行上特に著しい功労があり、他の模範となると認められるとき授与する。

東京都知事一覧

脚注

出典
  1. ^ 知事給与半減条例を可決 都議会委員会、13日成立へ 年収全国最少に
  2. ^ 都知事とは? 【政経電論】
  3. ^ 都知事定例会見
  4. ^ 知事の記者会見

関連項目

外部リンク