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2022年10月6日 (木) 22:18時点における版

新潟県立新潟南高等学校
上所新和線より普通教室棟と正面玄関
地図北緯37度54分31.5秒 東経139度2分38.1秒 / 北緯37.908750度 東経139.043917度 / 37.908750; 139.043917座標: 北緯37度54分31.5秒 東経139度2分38.1秒 / 北緯37.908750度 東経139.043917度 / 37.908750; 139.043917
過去の名称 新潟市立中学校
新潟市立新潟高等学校
国公私立の別 公立学校
設置者 新潟県の旗 新潟県
校訓 自主責任・和衷協同・質実剛健
廉潔高雅・知性良識
設立年月日 1939年4月15日
創立記念日 4月15日
共学・別学 男女共学
課程 全日制課程
単位制・学年制 学年制
設置学科 普通科(8~9学級)
学科内専門コース 理数コース(1学級)
学校コード D115210000063 ウィキデータを編集
高校コード 15103D
所在地 950-0994
新潟県新潟市中央区上所一丁目3番1号
外部リンク 公式ウェブサイト
ウィキポータル 教育
ウィキプロジェクト 学校
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新潟県立新潟南高等学校(にいがたけんりつ にいがたみなみこうとうがっこう)は、新潟県新潟市中央区上所一丁目に所在する県立高等学校

校章は雪と錨を組み合わせたもので、雪国の港町ということを表している。

新潟市役所より見て南側に位置することより名付けられた。東高校の名の案も挙げられたものの、東新潟は一般的に沼垂方面を指すことから見送られた。

概要

1939年に開校した旧制新潟市立中学校を前身とする公立高校。近隣の新潟高校および新潟中央高校と比して比較的繁華街に近い立地を持つ。通称は「南高」(なんこう)。新潟県内では、新津新発田を除けば「南高」と云うと同校を指す事が多い。2000年度から、全学級を対象に文部科学省主管のスーパーサイエンスハイスクール事業の指定を受けている。2005年度で終了予定であったが、好調な成果を上げた事からさらに2006年2008年の3年間再指定を受けた。

校訓の自主責任・和衷協同・質実剛健は初代校長により制定されたもので、戦後に、廉潔高雅・知性良識の二つが追加された。校訓の他に「江風」の理念を持っており、近くを流れる信濃川にあやかってつけられたもの。もともとは中国北宋時代の詩人蘇軾の前赤壁賦内の「江上之清風」の一節よりとったものである。この江風の語は校訓と共に校歌内の歌詞に組み込まれているほか、同窓会の表記などとして使われている。

沿革

校歌

百川集えて水洋々と

躍進続くる久遠の流れ

倦まず撓まず希望に勇み

和衷協同責任を果たす

我等の明日をば示すか信濃

鳥屋野原頭江風浴びて

増さなん燦たる祖国の誉れ

青雲たなびく空みはるかし

廉潔高雅の聖なる姿

若き我等の理想は崇く

薫りゆたけく文化の華を

咲かさん日毎の誇りか弥彦

四時江風清らに澄みて

教えぞ厳たる永劫不滅

朝夕賑わう大新潟の

港にささやき寄するは潮

遠く七つの大海渡る

今日ぞ船出の又なき時と

質実剛健諭すか錨

吹雪荒波何するものぞ

決意ぞ凛たる江風健児

学校行事

9つの軍団()にわかれて行う。競技、ダンス、パネル、応援の各賞上位の軍団は賞品としてアンパンなどがもらえる。
種目はバスケットボールバレーボールソフトボールの3つ、各クラスが編成したチームがトーナメント方式で戦う。※2018年度の球技大会からソフトボールは廃止。
クラスや部活ごとに様々な出し物を行う。また10月前後に芸術鑑賞会が開催される。

部活動

野球部が2度夏の甲子園に出場している。初出場は1984年の66回大会で、初戦の2回戦で京都外大西を延長11回4-3で破り、3回戦も高知の明徳義塾に4-2で勝利した。準々決勝で秋田の金足農業に0-6で敗れたが、新潟県勢初めて夏の大会でベスト8に進出した。これは日本文理91回大会で準優勝するまで新潟県勢唯一の記録であった。2回目の出場は1989年の71回大会で、初戦で奈良智辯学園に1-6で敗れている。

県内では数少ないボクシング部がある。1961年に県の教育庁よりボクシング場が移管されたことで、県内唯一の公式リングを有している。インターハイ予選の県大会は勿論、北信越予選、国体予選なども当校で行われており、当校からもインターハイ出場者を多数輩出している。

運動部

文化部

特殊部

  • 生徒会執行部

通学手段

  • 鉄道
    • 校舎南側の地区をJR越後線が横断しているが、南高校近くには駅はない。このため新潟駅または白山駅(両駅とも学校から約2km)で下車し、バスか徒歩、或いは駅の駐輪場に自転車を置き通学する生徒が多い。新潟駅周辺の立体交差化事業では校舎西側に信号場の設置が計画されているが、近隣に新潟ユニゾンプラザ、新潟県庁など公共施設が多く存在することもあり、この信号場を駅として整備すべきという意見が上がっている。ただ、この箇所に駅を設置する構想は1980年代からも幾度か浮上し、また周辺住民からも県、市、JR新潟支社に要望がたびたび出されているものの、三者とも新駅設置には前向きではなかった。しかし、2022年(令和4年)2月7日に新潟市・JR東日本は(仮称)上所駅設置に関する基本協定を締結した[1]
  • バス
    • 新潟交通 S2 鳥屋野線、S3 水島町線、S4 上所線ほか 「南高校前」バス停下車すぐ
      • この3路線はいずれも新潟駅万代口を起終点とする。同駅から所要時間約15分(運賃210円)。このほか、S5 女池線やS6 長潟線などの一部系統が発着する。

著名な卒業生

脚注

  1. ^ 東日本旅客鉄道株式会社との「越後線白山・新潟間(仮称)上所新駅設置等に関する基本協定」締結式” (PDF). 新潟市都市政策部都市交通政策課 (2022年2月7日). 2022年4月7日閲覧。

関連項目

外部リンク