「駆込み女と駆出し男」の版間の差分
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2022年12月5日 (月) 10:12時点における版
駆込み女と駆出し男 | |
---|---|
監督 | 原田眞人 |
脚本 | 原田眞人 |
原案 | 井上ひさし『東慶寺花だより』 |
製作 |
榎望 升本由喜子 住田節子 |
製作総指揮 | 大角正 |
出演者 |
大泉洋 満島ひかり 戸田恵梨香 内山理名 陽月華 キムラ緑子 武田真治 木場勝己 神野三鈴 北村有起哉 橋本じゅん 山崎一 麿赤兒 中村嘉葎雄 樹木希林 堤真一 山﨑努 |
音楽 | 富貴晴美 |
撮影 | 柴主高秀 |
編集 | 原田遊人 |
製作会社 | 「駆込み女と駆出し男」製作委員会 |
配給 | 松竹 |
公開 | 2015年5月16日 |
上映時間 | 143分 |
製作国 | 日本 |
言語 | 日本語 |
興行収入 | 9.46億円[1] |
『駆込み女と駆出し男』(かけこみおんなとかけだしおとこ)は、2015年5月16日に公開された日本映画。主演は大泉洋[2]。
井上ひさしの小説『東慶寺花だより』を原案とした作品。江戸時代、幕府公認の縁切寺とされた神奈川県鎌倉市の東慶寺を舞台にしている。
あらすじ
豪商のめかけ・お吟が突然、旦那・堀切屋のもとを離れ、縁切寺の東慶寺をめざす。家業を顧ない非道の夫との離縁を求め、自ら東慶寺をめざしていたじょごは、駕籠かきに襲われ怪我をしているお吟を助けて、東慶寺をめざす。
東慶寺の門が見えた時、お吟の追手と思われる男をじょごはぶちのめした。しかし、その男は東慶寺の御用宿の主人・柏屋源兵衛の甥の信次郎だった。信次郎は、江戸の倹約令に嫌気がさし、そこを逃れてきたのだった。無事、東慶寺に駆け込んだお吟とじょごは、寺に駆け込んだ女たちの人生と向かい合う。しかし、そこにも政治の手が伸びようとしていた。
キャスト
- お吟 - 満島ひかり 堀切屋の妾
- 東慶寺
- 寺役人
- 駆け込み女
- 幕府
- 東慶寺の御用宿
- その他
スタッフ
- 監督・脚本:原田眞人
- 原案:井上ひさし『東慶寺花だより』
- 音楽:富貴晴美
- 撮影:柴主高秀
- 照明:牛場賢二
- 美術:原田哲男
- 編集:原田遊人
- VFXスーパーバイザー:オダイッセイ
- 音響効果:柴崎憲治
- 殺陣:菅原俊夫、中村健人
- 特殊メイク:中田彰輝
- 時代考証:大石学
- 配給:松竹
- 製作総指揮:大角正
- 企画:井上麻矢、石井美保子、田辺昌一
- プロデューサー:榎望、升本由喜子、住田節子
- 制作プロダクション:松竹撮影所
- 製作:「駆込み女と駆出し男」製作委員会(松竹、バンダイビジュアル、ポニーキャニオン、アスミック・エース、こまつ座、松竹ブロードキャスティング、博報堂、ワコー、朝日新聞社、ぴあ)
作品の評価
封切り
全国311スクリーンで公開され、2015年5月16日、17日の初日2日間で興収1億5,758万5,500円、動員12万8,235人になり、映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)で初登場第3位となった[4]。
受賞
- 第7回TAMA映画賞 [5]
- 第28回日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞[6]
- 監督賞(原田眞人、『日本のいちばん長い日』と合わせて)
- 第39回日本アカデミー賞[7]
- 優秀主演男優賞(大泉洋)
- 優秀助演女優賞(満島ひかり)
- 第70回毎日映画コンクール[8]
- 脚本賞(原田眞人)
- 第58回ブルーリボン賞[9]
- 主演男優賞(大泉洋)
- 第25回日本映画批評家大賞(2016年)
- 助演女優賞(満島ひかり)[10]
脚注
- ^ 『キネマ旬報』2016年3月下旬 映画業界決算特別号、70頁。
- ^ “大泉洋・主演『駆込み女と駆出し男』に樹木希林、堤真一ら豪華キャスト出演!”. cinemacafe.net. 2021年3月15日閲覧。
- ^ “TEAM NACS 音尾琢真、存在感急上昇! 日曜劇場や白石和彌・原田眞人作品に求められる理由”. Real Sound|リアルサウンド 映画部. 2021年3月5日閲覧。
- ^ “『シンデレラ』40億円突破でV4!大泉洋『駆込み女と駆出し男』は3位!【映画週末興行成績】”. シネマトゥデイ. (2015年5月19日) 2015年5月20日閲覧。
- ^ “第7回TAMA映画賞|第25回映画祭TAMA CINEMA FORUM”. TAMA CINEMA FORUM (2015年). 2015年11月21日閲覧。
- ^ “日刊スポーツ映画大賞・石原裕次郎賞決定”. 日刊スポーツ (2015年12月8日). 2015年12月8日閲覧。
- ^ “第39回日本アカデミー賞優秀賞決定!”. 日本アカデミー賞公式サイト. 2016年1月18日閲覧。
- ^ “毎日映画コンクール 大賞に橋口監督の「恋人たち」”. 毎日新聞 (2016年1月21日). 2016年1月21日閲覧。
- ^ “【ブルーリボン賞】主演男優賞・大泉洋、涙「うぁーっ」”. スポーツ報知 (2016年1月27日). 2016年1月27日閲覧。
- ^ “日本映画批評家大賞 2016公式サイト”. 日本映画批評家大賞. 2016年5月26日閲覧。