大鳥れい
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おおとり れい 大鳥 れい | |
---|---|
生年月日 | 11月6日 |
出身地 | 日本・大阪府池田市 |
身長 | 162cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台・ドラマ・映画 |
活動期間 | 1993年 - |
活動内容 |
1993年:宝塚歌劇団入団 1994年:花組配属 1998年:花組トップ娘役就任 2003年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
事務所 | ACT JP エンターテイメント |
公式サイト | 大鳥れい 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『夜明けの序曲』 『源氏物語 あさきゆめみし』 『琥珀色の雨にぬれて』 『エリザベート』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
大鳥 れい(おおとり れい、11月6日[1] - )は、日本の女優。元宝塚歌劇団花組トップ娘役[1][2][3]。
大阪府池田市[2][3]、府立渋谷高等学校出身[4]。身長162cm[1]。愛称は「みどり」[5][2]。
所属事務所はACT JP エンターテイメント[1]。
来歴
[編集]1991年、宝塚音楽学校入学。
1993年、宝塚歌劇団に79期生として入団[2][3]。月組公演「グランドホテル/BROADWAY BOYS」で初舞台[6][5]。
大人っぽい美貌と舞台度胸の良さで注目を集め[3]、1995年、真矢みき・純名里沙トップコンビ大劇場お披露目となる「エデンの東」で、新人公演初ヒロイン[5][7]。
1997年の「君に恋して ラビリンス!」でバウホール公演初ヒロイン[5]。同年の「ザッツ・レビュー」で2度目の新人公演ヒロイン[8]。
1998年10月6日付で花組トップ娘役に就任[3]。愛華みれの相手役として、翌年の「夜明けの序曲」でトップコンビ大劇場お披露目[6][5][3]。
2001年に愛華が退団後は匠ひびき・春野寿美礼の相手役を務め、2003年2月9日、春野とのトップコンビ大劇場お披露目となる「エリザベート」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[3][2]。退団公演ではタイトルロールとなるエリザベート役を演じた[3]。
退団後は舞台を中心に活動している[1]。
人物
[編集]芸名は、自身の好きな女優・オードリー・ヘプバーンに由来する[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 1993年4 - 5月、月組『グランドホテル』『BROADWAY BOYS』(宝塚大劇場のみ)
組まわり
[編集]- 1993年6月、花組『メランコリック・ジゴロ』『ラ・ノーバ!』(東京宝塚劇場のみ)
- 1993年9 - 10月、月組『花扇抄』『扉のこちら』『ミリオン・ドリームズ』(宝塚大劇場のみ)
花組時代
[編集]- 1994年3 - 7月、『ブラック・ジャック 危険な賭け』『火の鳥』
- 1994年9 - 11月、『冬の嵐、ペテルブルグに死す』 - 新人公演:ポリィナ(本役:月影瞳)『ハイパー・ステージ!』(宝塚大劇場のみ)
- 1995年1月、『哀しみのコルドバ』『メガ・ヴィジョン』(宝塚大劇場)
- 1995年3月、『哀しみのコルドバ』『メガ・ヴィジョン』(劇場飛天)
- 1995年4月、『哀しみのコルドバ』 - 新人公演:ソニア(本役:渚あき)『メガ・ヴィジョン』(東京宝塚劇場)
- 1995年6 - 8月、『エデンの東』 - 新人公演:アブラ(本役:純名里沙)『ダンディズム!』(宝塚大劇場) 新人公演初ヒロイン[5][7]
- 1995年9 - 10月、『紅はこべ』『メガ・ヴィジョン』(全国ツアー)
- 1995年11月、『エデンの東』 - 新人公演:アブラ(本役:純名里沙)『ダンディズム!』(東京宝塚劇場)
- 1996年1 - 2月、『花は花なり』『ハイペリオン』(宝塚大劇場)
- 1996年3月、『HURRICANE』(バウホール) - アナ
- 1996年4月、『花は花なり』『ハイペリオン』(東京宝塚劇場)
- 1996年6 - 8月、『ハウ・トゥー・サクシード』(宝塚大劇場) - 新人公演:ミス・クラムホルツ(本役:千紘れいか)[注釈 1]
- 1996年9 - 10月、『HURRICANE』(日本青年館・愛知厚生年金会館) - アナ
- 1996年11月、『ハウ・トゥー・サクシード』(東京宝塚劇場) - 新人公演:ミス・クラムホルツ(本役:幸美杏奈)[注釈 2]
- 1996年12 - 1997年1月、『RYOMA』(ドラマシティ)
- 1997年2 - 3月、『失われた楽園』 - 新人公演:ヘレン・ウッド(本役:詩乃優花)『サザンクロス・レビュー』(宝塚大劇場)
- 1997年4 - 5月、『君に恋して ラビリンス!』(バウホール) - マリー バウ初ヒロイン[5]
- 1997年6月、『失われた楽園』 - 新人公演:ヘレン・ウッド(本役:詩乃優花)『サザンクロス・レビュー』(東京宝塚劇場)
- 1997年8 - 9月、『ザッツ・レビュー』(宝塚大劇場) - 由紀、新人公演:仙(本役:千ほさち) 新人公演ヒロイン[8]
- 1997年10 - 11月、『ブルー・スワン』(バウホール・日本青年館・愛知県芸術劇場) - ジジ
- 1997年12月、『ザッツ・レビュー』(東京宝塚劇場) - 由紀、新人公演:仙(本役:千ほさち)
- 1998年2月、『ザッツ・レビュー』(中日劇場) - 由紀
- 1998年3月、『ヴェロニック』(バウホール) - アガート
- 1998年5 - 6月、『SPEAKEASY』 - パトリシア、新人公演:ジェニー・ダイバー(本役:詩乃優花)『スナイパー』(宝塚大劇場)
- 1998年7月、『ヴェロニック』(日本青年館) - アガート
- 1998年8 - 10月、『SPEAKEASY』 - パトリシア、新人公演:ジェニー・ダイバー(本役:詩乃優花)『スナイパー』(1000days劇場)
花組トップ娘役時代
[編集]- 1998年10 - 11月、『Endless Love』(バウホール) - ジューン
- 1999年1 - 5月、『夜明けの序曲』 - 川上貞 大劇場トップお披露目公演[6][5][3]
- 1999年6月、『Endless Love』(愛知厚生年金会館・日本青年館) - ジューン
- 1999年8 - 12月、『タンゴ・アルゼンチーノ』 - マルグリット『ザ・レビュー'99』[5]
- 2000年2月、『タンゴ・アルゼンチーノ』 - マルグリット『ザ・レビューIV』(中日劇場)
- 2000年4 - 8月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - 紫の上/藤壺『ザ・ビューティーズ!』[5]
- 2000年11 - 2001年3月、『ルートヴィヒII世』 - 幻『Asian Sunrise』
- 2001年4 - 5月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - 紫の上/藤壺『ザ・ビューティーズ!』(全国ツアー)[5]
- 2001年7 - 11月、『ミケランジェロ』 - コンテッシーナ・デ・メディチ『VIVA!』
- 2001年12 - 2002年1月、『カナリア』(ドラマシティ・ル テアトル銀座) - アジャーニ[6]
- 2002年3 - 6月、『琥珀色の雨にぬれて』 - シャロン・カザティ『Cocktail』
- 2002年8月、『あかねさす紫の花』 - 額田女王『Cocktail』(博多座)
- 2002年10 - 2003年2月、『エリザベート』 - エリザベート 退団公演[3][2][9][注釈 3]
出演イベント
[編集]- 1997年12月、『アデュー東京宝塚劇場』
- 1998年5月、'98TCAスペシャル『タカラジェンヌ!』
- 1998年7月、『'98宝塚巴里祭』
- 1998年12月、『レビュー・スペシャル'98』
- 1999年3月、愛華みれディナーショー『LA GARE』
- 1999年5月、'99TCAスペシャル『ハロー!ワンダフル・タイム』
- 1999年10月、『茂山忠三郎レッスン発表会』
- 2000年9月、TCAスペシャル2000『KING OF REVUE』
- 2000年12月、『アデューTAKARAZUKA1000days劇場サヨナライベント』
- 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
- 2002年6月、TCAスペシャル2002『LOVE』
- 2002年12月、『吉崎憲治オリジナルコンサート』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]この節に雑多な内容が羅列されています。 |
舞台
[編集]- 2003年
- 2004年
- 「松平健特別公演〜暴れん坊将軍スペシャル〜」(博多座)
- 「ボンジュール・タカラジェンヌ〜ドンブラコからエリザベートまで〜」(新宿コマ劇場)
- 「孤愁の岸」(御園座)
- 「TAKARAZUKAゴールデン・メモリーズ」(東京宝塚劇場)
- 「松平健錦秋公演 暴れん坊将軍スペシャル」(新宿コマ劇場)
- 「Tales of the Echo (山彦ものがたり) 」(アメリカツアー)
- 2005年
- 「Broadway Gala Concert 2005」追加公演(青山劇場)
- 「泣いたらあかん」(御園座ほか)
- 劇団四季ミュージカル「アスペクツ オブ ラブ」(自由劇場)
- 2006年
- 「獅子を飼う」(兵庫県立芸術文化センター他)
- 「暴れん坊将軍スペシャル〜唄って踊って八百八町〜フィナーレ・マツケンサンバ」(川口リリアホール他)
- 吉本人情喜劇「花より大好き☆夢絵巻 戦後篇」(名鉄ホール)
- 「山彦ものがたり」 (地方公演)
- 2007年
- 2008年
- 「龍馬異聞 KURAMATENGU…遥かなる海へ」(博品館劇場)
- 2009年
- 2010年
- 「タップジゴロ」(博品館劇場)
- 「うりずんの風」(笹塚ファクトリー)
- 2011年
- TAKARAZUKA WAY TO 100th ANNIVERSARY 『DREAM TRAIL - 宝塚伝説 -』(青山劇場、シアタードラマシティ)
- 「イヴ・モンタン 〜彼を憎んだ女と男〜」(三越劇場)
- 「gratitude〜Endless Love〜」(吉祥寺・前進座劇場)
- 「ロミオとジュリエット」モンタギュー夫人(赤坂ACTシアター、梅田芸術劇場)
- 2012年
- 「パルレ 洗濯」(三越劇場、俳優座劇場)
- 「棘 L’ECHARDE」(銕仙会能楽研修所)
- 「タップ・ジゴロ」(博品館劇場)
- 2014年
- 「遊女夕霧」(六行会ホール)
- 2015年
- 「マクベス」(兵庫県立芸術文化センター)
- 「三の酉」(六行会ホール)
- 2016年
- 「遊女夕霧」(八千代座)
- 2017年
- 「花火の陰」主演(中野テアトルBONBON)
- 「ガラスの怪物」(下北沢小劇場B1)
- 水木英昭プロデュースvol.22「眠れぬ夜のホンキートンクブルース外伝〜ティーダのうた〜」(紀伊国屋ホール)
- 2018年
- 「信長の野望・大志-春の陣-」(CBGK シブゲキ!!)
- 「信長の野望・大志-冬の陣-」(シアター1010)
- 水木英昭プロデュース「虹色唱歌」(紀伊国屋ホール)
- 2019年
- 青山真治作・演出「しがさん無事? are you alright, my-me?」(下北沢小劇場B1)
- 2020年
- 「花火の陰」主演(三越劇場)
- 「赤すぎて、黒」(萬劇場)
- 2025年
- 「花郎〜ファラン〜」(THEATER MILANO-Za、梅田芸術劇場)[10]
- 「幕末」(箕面市立文化芸能劇場、かめありリリオホール)[11][12]
- 「未来へのOne Step!~世界を結ぶ愛の歌声~」(関西万博EXPOホール「シャインハット」、東京国際フォーラム、梅田芸術劇場)[13]
ドラマ
[編集]- 水戸黄門 第40部 第10話「赤い恐怖!心の叫び -久保田-」(2009年10月12日、TBS / C.A.L) - りつ
- NHK大河ドラマ「龍馬伝」(2010年、NHK) - 高松千鶴
- 「潔子爛漫〜きよこらんまん〜」(2013年、東海テレビ) - 九堂文乃
映画
[編集]ライブ・コンサート
[編集]- 宝塚OGによるミュージック・エンターテインメント[14]
広告・CM
[編集]- NTTドコモ関西/東海(PHS)(2000年)
- 浜縮緬工業協同組合「2019年版 浜ちりめんカレンダー」(2019年)
ラジオ番組
[編集]受賞歴
[編集]- 1998年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞
- 1999年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 女役賞
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 大鳥れい 公式プロフィール ACT JP エンターテイメント株式会社。
- ^ a b c d e f g The name of タカラジェンヌ 産経新聞ENAK。
- ^ a b c d e f g h i j The SUMiRE STYLE 産経新聞ENAK。
- ^ 『宝塚おとめ 2002年度版』 阪急コーポレーション、2002年、31頁。ISBN 4-89485-084-2。
- ^ a b c d e f g h i j k l 花組 大鳥れい 産経新聞ENAK。
- ^ a b c d e 花組 大鳥れい インタビュー 産経新聞。
- ^ a b 100年史(舞台), p. 308.
- ^ a b 100年史(舞台), p. 309.
- ^ 体調不良 大鳥れいが休演 ENAK SUMiRE STYLE。
- ^ “和田雅成・和田琢磨らが美しい花郎に、韓国ドラマ「花郎〈ファラン〉」初の舞台化”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年8月24日). 2024年8月24日閲覧。
- ^ “光月るう・彩音星凪がW主演、劇団そとばこまちのエンターテインメント時代劇「幕末」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年11月1日). 2024年11月2日閲覧。
- ^ “光月るうが坂本龍馬、彩音星凪が沖田総司に!劇団そとばこまち「幕末」ビジュアル解禁”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年11月22日). 2024年11月23日閲覧。
- ^ “大阪・関西万博の開催記念、麻実れいら宝塚歌劇団の卒業生が出演「未来へのOne Step!」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月3日). 2024年12月3日閲覧。
- ^ a b “岐阜・恵那公演 宝塚OGによるミュージックエンターテインメント『La Ena Bouquet(ラ・エナ ブーケ)』開催決定!”. PRTIMES. ロングランプランニング. 2024年10月15日閲覧。
- ^ “OTO♪TERRACE ~オトテラス~ 公演”. 岩村町観光協会. 恵那市観光協会岩村支部事務局. 2024年10月15日閲覧。
- ^ “大鳥れいの”Always宝塚” | WALLOP” (2017年9月21日). 2021年11月25日閲覧。
注釈
[編集]参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
外部リンク
[編集]- 大鳥れい 公式プロフィール
- 大鳥れい - Ameba Blog
- 大鳥れい (@midoriootori) - X(旧Twitter)
- 大鳥れい (@midmon1106) - Instagram