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真織由季

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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

まおり ゆき
真織 由季
本名 熊谷 美奈子(くまがい みなこ)
生年月日 (1967-02-05) 1967年2月5日(57歳)
出生地 日本の旗神奈川県
血液型 O型
職業 女優
ジャンル 舞台
活動期間 1986年 -
活動内容 1986年宝塚歌劇団入団、月組配属
1993年星組に異動
1996年:宝塚歌劇団退団、以降舞台中心に活躍。
公式サイト https://ameblo.jp/maori-yuki/
主な作品
舞台
FILM MAKING
国境のない地図
DRACULA
備考
宝塚歌劇団卒業生
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真織 由季(まおり ゆき、1967年2月5日 - )は、日本の女優歌手。元宝塚歌劇団星組男役スター。身長166cm。

神奈川県出身。出身校は横浜市立南高等学校。本名:熊谷 美奈子(くまがい みなこ)。宝塚歌劇団時代の愛称は「ミナコ」。歌手として活動していたときには「MAORI」という名称も使っていた。

来歴

三人姉妹の第一子として出生。劇団四季などミュージカルに傾倒するうち「誕生日が同じ2月5日であった大地真央の存在を知り宝塚入団を志望した」[1]

1984年宝塚音楽学校に入学。

1986年、宝塚歌劇団に入団。入団時の成績は4番。『レビュー交響楽』で初舞台。同期には現専科娘役の五峰亜季、元星組トップスターの香寿たつき、元月組トップスターの紫吹淳、歌手の中条まりメイクアップアーティスト矢吹翔らがいる。初舞台後、中条らとともに月組に配属。1991年から1992年の月組新人公演のほとんどの作品で主演し、本公演でも重要な役を与えられていた。

1993年、星組へ組替。バウホール初主演を果たし1995年には三番手男役スターに昇進していたが、1996年『剣と恋と虹と』で退団。三番手としては異例のさよならショーを行う[2]。当時は拒食症過呼吸症候群を患っていた事をのちに告白し(現在は回復)それが退団の動機になったといわれている[3]

退団後は、舞台を中心に活動している。

宝塚歌劇団時代の主な舞台

月組時代

  • 1987年1月、『スウォード・フラッシュ!』(バウ・東京特別・名古屋特別)
  • 1988年11月、『恋と霧笛と銀時計』新人公演:一ノ瀬雅和(本役:いつき吟夏)/『レインボー・シャワー』
  • 1989年2月、『赤と黒』(バウ・東京特別)ラジュマート伯爵
  • 1989年5月、『新源氏物語』新人公演:式部丞、信行(本役:久世星佳)/『ザ・ドリーマー』
  • 1989年10月、『宝塚をどり賛歌』/『タカラヅカ・フォーエバー』(ニューヨーク公演)
  • 1990年2月、『大いなる遺産』新人公演:ハーバード・ポケット(本役:涼風真世)/『ザ・モダーン』
  • 1990年4月、『ロミオとジュリエット』(バウ・東京特別)ティボルト
  • 1990年8月、『川霧の橋』新人公演:半次(本役:涼風真世)/『ル・ポアゾン 愛の媚薬』
  • 1990年10月、『BLUFF』(バウ)シドー
  • 1991年3月、『ベルサイユのばら -オスカル編-』新人公演:オスカル(本役:涼風真世) *新人公演初主演
  • 1991年5月、『紫陽の花しずく』(バウ)定七
  • 1991年9月、『銀の狼』バチスタ、新人公演:シルバ(本役:涼風真世)/『ブレイク・ザ・ボーダー』 *新人公演主演
  • 1992年1月、『珈琲カルナバル』エステバン、新人公演:アルツール・サントス(本役:天海祐希)/『夢・フラグランス』
  • 1992年5月、『BLUFF』(東京特別)ロジャー
  • 1992年7月、『PUCK』オベロン、新人公演:パック(本役:涼風真世)/『メモリーズ・オブ・ユー -懐かしき時代・美しき人々-』 *新人公演主演
  • 1992年9月、『高照す日の皇子』(バウ・東京特別)藤原高名
  • 1992年12月、『TAKARAZUKA“夢”』(シアタードラマシティ)
  • 1993年4月、『グランドホテル』ジミーA/『BROADWAY BOYS』
  • 1993年5月、『ロスト・エンジェル』(バウ)ラウル

星組時代

  • 1993年8月、『FILM MAKING』(バウ・東京特別)モーリス・ジョーダン *バウホール初主演
  • 1993年12月、『ライト&シャドウ』(シアタードラマシティ)ハロルド
  • 1994年2月、『若き日の唄は忘れじ』山根清二郎/『ジャンプ・オリエント!』
  • 1994年4月、『ある日 夢のとばりの中で』(バウ)トーマス・アルバ・エジソン
  • 1994年7月、『花扇抄』/『扉のこちら』/『ミリオン・ドリームス』(ロンドン公演)
  • 1994年10月、『Shion -愛の祈り-』(バウ)マオラビンスキー
  • 1994年12月、『カサノヴァ・夢のかたみ』ダミアン/『ラ・カンタータ』(東京)
  • 1995年2月、『若き日の唄は忘れじ』島崎与之助/『ジャンプ・オリエント!』(中日)
  • 1995年4月、『国境のない地図』ハインリッヒ
  • 1995年9月、『剣と恋と虹と』リニエール/『ジュビレーション!』
  • 1996年1月、『黄色いハンカチ』(バウ)ヴィンゴ *バウホール主演

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

  • 『八木節の女 上州かかあ天下物語』(1999年)
  • ハウ・トゥー・サクシード』スミティ(2000年)
  • 『パウロ』(2001年)
  • 『DRACULA』ゼルマ(2008年)

テレビ

著書

  • プラス―歌と踊りと宝塚と (1997年3月、ポプラ社

シングルCD

  • Moon Light Dance/太陽に逢うために(1998年6月、MAORI名義)

脚注

  1. ^ 在団中本人が歌劇団発行誌で談話。
  2. ^ 二番手では朝香じゅん彩吹真央涼紫央などのさよならショーが行われている。
  3. ^ のちに自身のブログで、「周囲から適切な対応をしてもらえず苦しんだ」ことも告白した。

外部リンク