ふづき美世
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ふづき みよ ふづき 美世 | |
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生年月日 | 7月28日 |
出身地 | 日本 埼玉県久喜市 |
身長 | 159cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1995年 - 2006年 |
活動内容 |
1995年:宝塚歌劇団入団、花組配属 2001年:宙組へ異動 2002年:花組へ異動 2003年:花組トップ娘役就任 2006年:宝塚歌劇団退団 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『琥珀色の雨にぬれて』 『ジャワの踊り子』 『落陽のパレルモ』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
ふづき 美世(ふづき みよ、7月28日[1] - )は、元宝塚歌劇団花組トップ娘役[2]。
埼玉県久喜市[1]、東邦第二高等学校出身[2]。身長159cm[1]。愛称は「ふー」[1]。
来歴
[編集]1993年、宝塚音楽学校入学。
1995年、宝塚歌劇団に81期生として入団[2]。星組公演「国境のない地図」で初舞台[1][2]。その後、花組に配属[2]。
1999年、愛華みれ・大鳥れいトップコンビ大劇場お披露目となる「夜明けの序曲」で、新人公演初ヒロイン[2][3]。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める。
2002年、「エイジ・オブ・イノセンス」(バウホール・日本青年館公演)で、美羽あさひとバウホール・東上公演ダブルヒロイン[2]。同年12月29日付で再び花組へ組替えとなる[5][2]。
2003年2月10日付で花組トップ娘役に就任[2]。春野寿美礼の2人目の相手役として、「野風の笛/レヴュー誕生」でトップコンビ大劇場お披露目[2]。
2006年2月12日、「落陽のパレルモ/ASIAN WINDS!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]花組時代
[編集]- 1995年6 - 11月、『エデンの東』『ダンディズム!』
- 1996年1 - 4月、『花は花なり』『ハイペリオン』
- 1996年6 - 8月、『ハウ・トゥー・サクシード』(宝塚大劇場)
- 1996年9 - 10月、『エデンの東』『ダンディズム!』(全国ツアー)
- 1996年11月、『ハウ・トゥー・サクシード』(東京宝塚劇場)
- 1996年12 - 1997年1月、『香港夜想曲』(バウホール)
- 1997年2 - 6月、『失われた楽園』『サザンクロス・レビュー』
- 1997年8 - 9月、『ザッツ・レビュー』(宝塚大劇場)
- 1997年10 - 11月、『白い朝』(バウホール) - おその
- 1997年12月、『ザッツ・レビュー』(東京宝塚劇場) - 新人公演:勝子(本役:貴柳みどり)
- 1998年2 - 3月、『白い朝』(日本青年館) - おその
- 1998年5 - 10月、『SPEAKEASY』 - 新人公演:モーリー(本役:舞風りら)『スナイパー』
- 1998年10 - 11月、『Endless Love』(バウホール)
- 1999年1 - 2月、『夜明けの序曲』(宝塚大劇場) - 新人公演:川上貞(本役:大鳥れい) 新人公演初ヒロイン[2][3]
- 1999年3月、『冬物語』(バウホール) - 十郎太
- 1999年4 - 5月、『夜明けの序曲』(1000days劇場) - 新人公演:川上貞(本役:大鳥れい)[3]
- 1999年6月、『Endless Love』(愛知厚生年金会館・日本青年館)
- 1999年8 - 12月、『タンゴ・アルゼンチーノ』 - サラ『ザ・レビュー'99』
- 2000年2月、『タンゴ・アルゼンチーノ』『ザ・レビューIV』(中日劇場)
- 2000年4 - 5月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - ちい姫、新人公演:紫の上/藤壺(本役:大鳥れい)『ザ・ビューティーズ!』(宝塚大劇場) 新人公演ヒロイン[2][6][注釈 1]
- 2000年6 - 7月、ベルリン公演『宝塚 雪・月・花』『サンライズ・タカラヅカ』(フリードリッヒシュタット・パラスト劇場)[2][7]
- 2000年7 - 8月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - ちい姫、新人公演:紫の上/藤壺(本役:大鳥れい)『ザ・ビューティーズ!』(1000days劇場)[6][注釈 2]
- 2000年11 - 2001年3月、『ルートヴィヒII世』 - 新人公演:幻(本役:大鳥れい)『Asian Sunrise』 新人公演ヒロイン[2][6]
- 2001年4 - 5月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - 女三の宮『ザ・ビューティーズ!』(全国ツアー)
- 2001年7 - 8月、『ミケランジェロ』 - アンジェロ5『VIVA!』(宝塚大劇場のみ)
宙組時代
[編集]- 2001年11 - 2002年3月、『カステル・ミラージュ』 - リリー、新人公演:ジュリエッタ(本役:陵あきの)『ダンシング・スピリット!』
- 2002年4 - 5月、『エイジ・オブ・イノセンス』(バウホール・日本青年館) - エレン・オレンスカ伯爵夫人 バウ・東上Wヒロイン[2]
- 2002年7 - 11月、『鳳凰伝』 - アデルマ『ザ・ショー・ストッパー』
花組トップ娘役時代
[編集]- 2003年3 - 4月、『不滅の棘(とげ)』(ドラマシティ・赤坂ACTシアター) - フリーダ・プルス/フリーダ・ムハ トップお披露目公演[2]
- 2003年5 - 9月、『野風の笛』 - 五郎八姫『レヴュー誕生』 大劇場トップお披露目公演[2]
- 2003年10 - 11月、『琥珀色の雨にぬれて』 - シャロン・カザティ『Cocktail』(全国ツアー)
- 2004年1 - 5月、『天使の季節』 - マルゲリタ『アプローズ・タカラヅカ!』[2]
- 2004年5 - 6月、『ジャワの踊り子』(全国ツアー) - アルヴィア[2]
- 2004年8 - 11月、『La Esperanza(ラ・エスペランサ)』 - ミルバ『TAKARAZUKA舞夢!』
- 2004年12 - 2005年1月、『天の鼓-夢幻とこそなりにけれ-』(ドラマシティ・日本青年館) - 照葉
- 2005年3 - 7月、『マラケシュ・紅の墓標』 - オリガ『エンター・ザ・レビュー』[2]
- 2005年8月、『マラケシュ・紅の墓標』 - オリガ『エンター・ザ・レビュー』(博多座)[2]
- 2005年11 - 2006年2月、『落陽のパレルモ』 - アンリエッタ・クラウディア・カヴァーレ『ASIAN WINDS!』 退団公演[2]
出演イベント
[編集]- 1996年3月、紫吹淳ディナーショー『La Romance』
- 1997年4月、匠ひびきディナーショー『Pearl Eyes』
- 1997年7月、第三回『アキコ・カンダレッスン発表会』
- 1997年12月、『アデュー東京宝塚劇場』
- 1998年7月、『'98宝塚巴里祭』
- 2000年9月、TCAスペシャル2000『KING OF REVUE』
- 2000年9月、伊織直加ディナーショー『LOVE BEAT』
- 2001年1月、『花組エンカレッジ・コンサート』
- 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
- 2001年8月、『花組-リプライズ-エンカレッジ・コンサート』
- 2002年6月、TCAスペシャル2002『DREAM』
- 2002年9月、轟悠スペシャルコンサート『Stylish!』
- 2002年12月、轟悠ディナーショー『The way Yu are』
- 2003年6月、TCAスペシャル2003『ディア・グランド・シアター』
- 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
- 2004年11月、『ベルサイユのばら30』
- 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
- 2005年9月、ふづき美世ミュージック・サロン『La vie en rose』 主演[2]
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]受賞歴
[編集]- 2004年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 女役賞
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2005年度版』 阪急コミュニケーションズ、2005年、27頁。ISBN 4-484-05507-4。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y ふづき美世が会見 退団の心境語る 産経新聞ENAK。
- ^ a b c 100年史(舞台), p. 310.
- ^ 『2001年宝塚 Stage Album』 阪急コーポレーション、2002年、77頁。ISBN 4-89485-081-8。
- ^ 『2002年宝塚 Stage Album』 阪急コーポレーション、2003年、81頁。ISBN 4-89485-114-8。
- ^ a b c 100年史(舞台), p. 311.
- ^ 100年史(舞台), p. 335.
注釈
[編集]参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。