きよら羽龍
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きよら 羽龍(きよら はりゅう、9月8日[1] - )は、宝塚歌劇団月組に所属する娘役。
東京都練馬区[2]、お茶の水女子大学附属中学校出身[2]。身長161cm[1]。愛称は「おはね」[2]。
来歴
[編集]2016年、宝塚音楽学校入学。
2018年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に104期生として入団[3][4]。入団時の成績は5番[3]。星組公演「ANOTHER WORLD/Killer Rouge」で初舞台[1]。その後、月組に配属[3]。
2021年、珠城りょう・美園さくらトップコンビ退団公演となる「桜嵐記」で、新人公演初ヒロイン[6][7]。当初は前年の「ピガール狂騒曲」で初ヒロイン予定であったが、新型コロナウイルス感染拡大により、新人公演が休止となる[8]。続く「LOVE AND ALL THAT JAZZ」でバウホール公演初ヒロイン[9][10]。
2022年の「グレート・ギャツビー」で2度目の新人公演ヒロイン[注釈 1][2]。
2023年のショー「Deep Sea」で役替わりでエトワールを務める[注釈 2][11]。
2024年2月1日付で宙組へ組替えとなることが発表されていたが、中止となる[4][12]。
2025年3月10日付で月組から宙組へ組替えとなることが発表された[13]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2018年4 - 6月、星組『ANOTHER WORLD』『Killer Rouge(キラー ルージュ)』(宝塚大劇場のみ)
月組時代
[編集]- 2018年8 - 11月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』
- 2019年1月、『Anna Karenina(アンナ・カレーニナ)』(バウホール) - エカテリーナ・シチェルバツキー(キティ)
- 2019年3 - 6月、『夢現無双』 - りん弥、新人公演:城太郎(本役:結愛かれん)『クルンテープ 天使の都』
- 2019年7 - 8月、『チェ・ゲバラ』(日本青年館・ドラマシティ) - エリセオ・ガルシア
- 2019年10 - 12月、『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』 - シュティーグル、新人公演:ガブリエラ(本役:結愛かれん)
- 2020年2月、『赤と黒』(御園座) - エリザ/レストー夫人
- 2020年9 - 2021年1月、『WELCOME TO TAKARAZUKA-雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』 - ヴィヴィアーヌ[注釈 3]
- 2021年2 - 3月、『ダル・レークの恋』(TBS赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - リタ
- 2021年5 - 8月、『桜嵐記(おうらんき)』 - 弁内侍(少女)、新人公演:弁内侍(本役:美園さくら)『Dream Chaser』 新人公演初ヒロイン[6][7]
- 2021年10月、『LOVE AND ALL THAT JAZZ』(バウホール) - レナーテ・ヤニングス バウ初ヒロイン[9][10]
- 2022年1月、『今夜、ロマンス劇場で』 - 淡路千景(妖怪の歌姫)/写真の女『FULL SWING!』(宝塚大劇場のみ) トリプルエトワール[注釈 4]
- 2022年7 - 8月、『グレート・ギャツビー』(宝塚大劇場) - ジュディ[注釈 1]
- 2022年9 - 10月、『グレート・ギャツビー』(東京宝塚劇場) - ジュディ、新人公演:デイジー・ブキャナン(本役:海乃美月) 新人公演ヒロイン[2]
- 2022年11 - 12月、『ELPIDIO(エルピディイオ)』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - ベニータ[2]
- 2023年2 - 4月、『応天の門』 - フキ、新人公演:藤原高子(本役:天紫珠李)『Deep Sea-海神たちのカルナバル-』 エトワール[注釈 2][注釈 5][11]
- 2023年6月、『DEATH TAKES A HOLIDAY』(東急シアターオーブ) - デイジー・フェントン
- 2023年8 - 9月、『フリューゲル-君がくれた翼-』 - ノーラ・ブレーメン、新人公演:ゾフィア・バーデン(本役:梨花ますみ)『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』(宝塚大劇場)[4]
- 2023年10 - 11月、『フリューゲル-君がくれた翼-』 - ノーラ・ブレーメン『万華鏡百景色(ばんかきょうひゃくげしき)』(東京宝塚劇場)
- 2024年1月、『G.O.A.T』(梅田芸術劇場)
- 2024年3 - 5月、『Eternal Voice 消え残る想い』 - ハリエット『Grande TAKARAZUKA 110!』(宝塚大劇場)
- 2024年6 - 7月、『Eternal Voice 消え残る想い』 - ハリエット、新人公演:エゼキエル(本役:彩みちる)『Grande TAKARAZUKA 110!』(東京宝塚劇場)
- 2024年8 - 9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ジュヌヴィエーヴ『Grande TAKARAZUKA 110!』(全国ツアー)
- 2024年11 - 2025年3月、『ゴールデン・リバティ』 - ハニー、新人公演:マリー(本役:梨花ますみ)『PHOENIX RISING(フェニックス・ライジング)』
出演イベント
[編集]- 2018年12月、タカラヅカスペシャル2018『Say! Hey! Show Up!!』[注釈 6]
広告
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、64頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d e f <華宝塚>ヒロインの繊細さ表現 月組・きよら羽龍 東京新聞。
- ^ a b c 『2018年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、87頁。ISBN 978-4-86649-090-8。
- ^ a b c 宝塚歌劇の娘役、宙組・天彩峰里と月組・きよら羽龍が“トレード”組替え スポーツ報知。
- ^ a b “50年のあゆみ - 年の初めを飾るTOKK年始号 表紙特集”. 阪急阪神マーケティングソリューションズ株式会社. 2022年3月25日閲覧。
- ^ a b 宝塚新人公演が1年4カ月ぶりに再開 礼華はる主演 きよら羽龍ヒロイン 日刊スポーツ。
- ^ a b 宝塚歌劇 月組「桜嵐記」で1年4カ月ぶり新人公演復活 礼華はる「仲間と支え合った」 デイリースポーツ。
- ^ 宝塚歌劇1年4か月ぶりの新人公演上演に初センターの月組・礼華はる「幸せな時間でした」 スポーツ報知。
- ^ a b 宝塚月組・風間柚乃のバウ初主演作が開幕「一丸となって頑張りたい」 スポーツ報知。
- ^ a b 月組若手スター風間柚乃が初主演ミュージカル 笑みだけで複数の表現法を 日刊スポーツ。
- ^ a b 月組の芝居力がさく裂する二本立て上演中! 演劇キック。
- ^ 【宝塚】組替え中止に劇団も「近年では記憶にない」と異例認める ファンも「初めてでは?」 日刊スポーツ。
- ^ “宝塚歌劇が大規模組替え!専科の水美舞斗が宙組、瀬央ゆりあが雪組、宙組・瑠風輝が星組、星組・極美慎が花組へ”. スポーツ報知. (2024年12月16日) 2024年12月16日閲覧。