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上月左知子

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
こうづき さちこ
上月 左知子
本名 小池 みき子(こいけ みきこ)[1]
別名義 上月 佐知子
生年月日 (1930-10-09) 1930年10月9日
没年月日 (2018-01-24) 2018年1月24日(87歳没)
出生地 日本の旗 日本 兵庫県
血液型 B型
職業 女優
配偶者 南原宏治(元夫)
山口嘉三
著名な家族 南原健朗(長男)
山口正朗(次男)
嘉月絵理(長女)
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上月 左知子[3](こうづき さちこ、1930年10月9日[4][5] - 2018年1月24日[6][2])は、日本女優。本名:小池 みき子(こいけ みきこ)[注 1][1][5]

兵庫県[4]神戸市出身[5]。兵庫県立第三高等女学校(現兵庫県立御影高等学校[5]宝塚音楽学校[4]卒業。東企画[7]、小市事務所に所属していた[4]

長男は俳優の南原健朗、次男は元俳優の山口正朗、娘は元宝塚歌劇団月組男役・嘉月絵理血液型B型。

来歴・人物

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1949年宝塚歌劇団36期生として宝塚歌劇団に入団。上月あきら(こうづき・あきら)の芸名を名乗る[5]。『南の哀愁』で初舞台。同期に女優の有馬稲子南風洋子福田公子がいる。宝塚入団時の成績は63人中8位[8]。宝塚歌劇団時代の愛称はコイちゃん。配属組[8]は最初、月組で、その後、雪組男役[8]で活動。実力派として活躍するも1957年3月31日[8]で退団[5]。最終出演公演の演目は雪組公演『ペロー博士の贈物/夜霧の女』[8]。以降永きに渡って女優活動を続けた。

私生活では宝塚退団後ほどなくして結婚するも1年で離婚、その後映画『太平洋戦争と姫ゆり部隊』で相手役であった南原宏治と結婚、二男一女をもうける。1967年、夫・南原が所属する劇団欅に入団。南原が退団した後も残り、劇団欅が発展解消した後に結成された劇団昴に参加するが、1979年に劇団昴を退団。晩年はテレビドラマを中心に活動していた[5]

後年、南原と不仲となり離婚、同じ劇団昴に所属していた俳優・山口嘉三と再婚、3人の子供を芸能活動の傍ら育てあげた。

晩年も仕事を続けていたが、2018年1月24日心不全で死去[6]。87歳没。

特技は日本舞踊[4]、西洋舞踊[4]関西弁[4]

出演作品

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テレビドラマ

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舞台劇

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  • エノケンの武蔵坊弁慶
  • 越前竹人形
  • おふくろ
  • 女王二人
  • クレイジー・フォー・ユー劇団四季
  • ダンスレボリューション〜ホントのワタシ〜(2014年)
  • 誓い〜奇跡のシンガー〜 施設の院長、矢島智子役(2015年7月)中野区野方区民ホール
  • 誓い〜奇跡のシンガー〜 施設の院長、矢島智子役(2015年9月-10月)中野区野方区民ホール、クレオ大阪中央ホール
  • あなたを待ちながら スウィート版(2015年12月2日-6日)白川薫風役 築地ブディストホール
  • 時空を旅する女たち(2015年12月10日-14日)紫式部役 なかの芸能小劇場
  • -2011・3・11-ふるさとは今もかわらず(2016年3月31日-4月3日)座・高円寺2

映画

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Webドラマ

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ラジオ

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その他

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脚注

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注釈

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  1. ^ 名前は美喜子とする資料もある[4]

出典

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  1. ^ a b “女優の上月左知子さん死去 宝塚退団後ドラマや映画出演”. asahi.com. (2018年1月30日). https://www.asahi.com/articles/ASL1Z4DP0L1ZUCVL00D.html 2018年1月31日閲覧。 
  2. ^ a b “上月佐知子さん死去、87歳 NHK春日局など出演”. nikkansports.com. (2018年1月30日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/201801300000386.html 2018年1月30日閲覧。 
  3. ^ 作品によっては「上月佐知子」の表記も見られる[2]
  4. ^ a b c d e f g h 日本タレント名鑑'83』VIPタイムズ社、1982年、311頁。 
  5. ^ a b c d e f g 『日本映画人名事典』 女優編 上巻、キネマ旬報社、1995年、666頁。ISBN 4873761409 
  6. ^ a b “女優・上月左知子さんが死去 87歳 宝塚時代は上月あきらとして活躍”. デイリースポーツ. (2018年1月30日). https://www.daily.co.jp/gossip/2018/01/30/0010941905.shtml 2018年1月31日閲覧。 
  7. ^ 『日本タレント名鑑'81』VIPタイムズ社、1980年、284頁。 
  8. ^ a b c d e 小林公一(監修)『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて』 人物編、阪急コミュニケーションズ、2014年、45-46頁。ISBN 978-4-484-14601-0 

外部リンク

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