妃海風
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ひなみ ふう 妃海 風 | |
---|---|
生年月日 | 1989年4月12日(35歳) |
出身地 | 日本 大阪府吹田市 |
身長 | 164cm |
血液型 | B型 |
職業 | 女優・歌手 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2009年 - |
活動内容 |
2009年:宝塚歌劇団入団、星組配属 2015年:星組トップ娘役就任 2016年:宝塚歌劇団退団 2017年:芸能活動再開 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『南太平洋』 『ガイズ&ドールズ』 舞台 『千と千尋の神隠し』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
妃海 風(ひなみ ふう、1989年[1]4月12日[2] - )は、日本の女優・歌手。元宝塚歌劇団星組トップ娘役[1][2]。
大阪府吹田市[3]、北千里高等学校出身[3]。身長164cm[2]。血液型B型[2]。愛称は「ふーちゃん」、「セブ」[4]。
来歴
[編集]2009年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に95期生として入団[5]。入団時の成績は5番[5]。宙組公演「薔薇に降る雨/Amour それは…」で初舞台[5][6]。その後、星組に配属[5]。
三拍子揃った実力派として注目を集め、2012年の「めぐり会いは再び 2nd」で新人公演初ヒロイン[7][3]。
2013年の「南太平洋」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、専科理事の轟悠の相手役を務め、東上公演初ヒロイン[8][3]。同年の「日のあたる方へ」(ドラマシティ・日本青年館公演)で、2度目の東上公演ヒロイン[8][9]。
2014年の「眠らない男・ナポレオン」で2度目の新人公演ヒロイン[9]。同年の「アルカサル」でバウホール公演初ヒロイン[10]。
2015年5月11日付で星組トップ娘役に就任[3]。北翔海莉の相手役として、「ガイズ&ドールズ」でトップコンビ大劇場お披露目[6]。
歌や演技に秀で、明るくキュートな娘役としてファンに愛されたが、2016年11月20日、「桜華に舞え/ロマンス!!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を北翔と同時退団[1][6]。
2022年に俳優の上口耕平と結婚したことを発表したが、翌年に離婚したことを報告[2][11]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2009年4 - 5月、宙組『薔薇に降る雨』『Amour それは…』(宝塚大劇場のみ)
星組時代
[編集]- 2009年6 - 9月、『太王四神記 Ver.II』 - 新人公演:ファーヨム(本役:花愛瑞穂)
- 2009年10 - 11月、『再会』『ソウル・オブ・シバ!!』(全国ツアー)
- 2010年1 - 3月、『ハプスブルクの宝剣』『BOLERO』
- 2010年4 - 5月、『激情』『BOLERO』(全国ツアー)
- 2010年7 - 8月、『ロミオとジュリエット』(梅田芸術劇場・博多座)
- 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』
- 2011年1 - 2月、『メイちゃんの執事』(バウホール・日本青年館) - 山田多美
- 2011年4 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - 新人公演:ビーナス(本役:礼真琴)『めぐり会いは再び』
- 2011年8 - 9月、『ランスロット』(バウホール) - 幼ランスロット
- 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - 新人公演:エメラルド(本役:白妙なつ)
- 2012年3月、『天使のはしご』(日本青年館・バウホール) - キティー
- 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - 新人公演:アンジェリータ(本役:白華れみ)『Celebrity』
- 2012年9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - マオ『Celebrity』(全国ツアー)
- 2012年11 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』 - 新人公演:シルヴィア・ド・オルゴン(本役:夢咲ねね)『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 - 新人公演:エトワールファム(シャントゥーズ)(本役:優香りこ) 新人公演初ヒロイン[7][3]
- 2013年3 - 4月、『南太平洋』(ドラマシティ・日本青年館) - ネリー・フォーブッシュ 東上初ヒロイン[8][3]
- 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』 - 新人公演:乳母(本役:美城れん)
- 2013年10月、『日のあたる方(ほう)へ』(ドラマシティ・日本青年館) - マリア 東上ヒロイン[8][9]
- 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - ポーリーヌ、新人公演:ジョセフィーヌ(本役:夢咲ねね) 新人公演ヒロイン[9]
- 2014年5 - 6月、『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』(東急シアターオーブ) - フランソワーズ・ドビニェ
- 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』 - エヴァ、新人公演:エマ・バーンズ(本役:音花ゆり)『パッショネイト宝塚!』 エトワール
- 2014年12月、『アルカサル〜王城〜』(バウホール) - マリア・デ・パデリア バウ初ヒロイン[10]
- 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - アルヴィラ、新人公演:セブンシーズ(本役:紫りら)『Dear DIAMOND!!』
星組トップ娘役時代
[編集]- 2015年6 - 7月、『大海賊』 - エレーヌ『Amour それは…』(全国ツアー) トップお披露目公演、エトワール
- 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - サラ・ブラウン 大劇場トップお披露目公演[6]
- 2016年1月、『LOVE & DREAM』(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)
- 2016年3 - 6月、『こうもり』 - アデーレ『THE ENTERTAINER!』
- 2016年7月、『One Voice』(バウホール)
- 2016年8 - 11月、『桜華に舞え』 - 大谷吹優『ロマンス!! (Romance)』 退団公演[3]
出演イベント
[編集]- 2011年7月、轟悠ディナーショー『Rendez-Vous〜今宵きみと〜』
- 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』[注釈 1]
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年9月、第53回『宝塚舞踊会』[12]
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
- 2016年10月、妃海風ミュージック・サロン『Princesa!!』 主演[13]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]舞台
[編集]- 2018年3月、『江戸は燃えているか』(新橋演舞場) - 順子[6]
- 2018年6月、『SHOW STOPPERS!!』(東京国際フォーラム・ドラマシティ)
- 2018年9 - 10月、『ドゥ・ユ・ワナ・ダンス?』(舞浜アンフィシアター) - 坂上[14]
- 2018年12月、『道』(日生劇場)[2]
- 2020年3月、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(シアタークリエ) - オードリー[注釈 2][15]
- 2020年9 - 10月、『Gang Showman』(シアタークリエ) - リンダ[16]
- 2021年6 - 7月、『CLUB SEVEN ZERO III』(シアタークリエ・ビレッジホール・ドラマシティ)[17]
- 2021年8 - 9月、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』(シアタークリエ) - オードリー[注釈 2][18]
- 2022年2 - 7月、『千と千尋の神隠し』(帝国劇場・梅田芸術劇場・博多座・札幌文化芸術劇場・御園座) - リン/千尋の母[注釈 3][19][2]
- 2024年3 - 8月、『千と千尋の神隠し』(帝国劇場・御園座・ロンドン) - リン/千尋の母[注釈 4][20]
- 2024年11月、『Bye Bye My Last Cut』(Mixalive TOKYO Theater Mixa)[21]
- 2025年3月、『TARKIE〜伝説の女たち〜』(よみうりホール) - 笠置シヅ子[22]
- 2025年4 - 5月、『未来へのOne Step!~世界を結ぶ愛の歌声~』(関西万博EXPOホール「シャインハット」・東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)[23]
吹き替え
[編集]TV出演
[編集]- 2018年4 - 2022年3月、朝日放送テレビ『朝だ!生です旅サラダ』 - 旅サラダガールズ[25]
ネット配信
[編集]- 2020年7月、『TOHO MUSICAL LAB.』(Streaming+)[26]
ライブ・コンサート
[編集]- 2017年7月、『Magic!』(竹芝ニューピアホール)[27]
- 2019年5月、『Magic of jazz』(COTTON CLUB・ビルボードライブ大阪)[28]
- 2019年6月、『Summer Night's Dream』(明治座)[29]
- 2021年3月、『忘れない~天国の大切なあの人へ~』(Bunkamuraオーチャードホール)[30]
- 2021年10月、『Magic of jazz II』(COTTON CLUB)[31]
- 2022年9・10月、『Fu Hinami Thank you for...』(ビルボードライブ大阪・COTTON CLUB)[32]
イベント
[編集]- 2024年10月、奉納コンサート(熊野那智大社)[33]
受賞歴
[編集]- 2013年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 新人賞[34]
- 2015年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2014年度努力賞[35]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 妃海風、中谷美紀ら所属のジーアールプロモーションで女優として始動 「女スパイを演じてみたい」 サンスポ。
- ^ a b c d e f g h 上口耕平&元宝塚星組トップ娘役・妃海風 結婚、舞台共演きっかけに交際「感謝の気持ちを大切に」 スポーツ報知。
- ^ a b c d e f g h 妃海風 なぎなた振り回す役にワクワク スポニチAnnex。
- ^ 『宝塚おとめ 2016年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、113頁。ISBN 978-4-908135-67-5。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 121.
- ^ a b c d e f 『江戸は燃えているか』妃海風にインタビュー!「1つのものをみんなで作り上げていく過程が好き」 ランランエンタメ。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 320.
- ^ a b c d 100年史(舞台) 2014, p. 249.
- ^ a b c d 「眠らない男・ナポレオン」新人公演ヒロイン 星組・妃海風インタビュー スターファイル。
- ^ a b 星組バウ「アルカサル-王城-」華は大きな武器、少女漫画の世界を見事に再現 スターファイル。
- ^ 元宝塚星組トップ娘役・妃海風、俳優・上口耕平と離婚報告「価値観の違い、人生の方向性の違いを感じ」 スポーツ報知。
- ^ 第53回「宝塚舞踊会」('15年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 妃海風ミュージック・サロン「Princesa!!」('16年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ ももクロの初ミュージカルが本日開幕、百田夏菜子「ギリギリまで詰めて素敵な作品に」 ステージナタリー。
- ^ 妃海風が宝塚歌劇団退団後初のミュージカル作品として出演する『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』への意気込みを語る メディアスパイス。
- ^ “屋良朝幸主演で贈る最高のミュージカルコメディ!『Gang Showman』9月・10月にシアタークリエで上演!”. 演劇キック (えんぶ). (2020年7月7日) 2020年7月7日閲覧。
- ^ 凰稀かなめ、妃海風ら初参加『CLUB SEVEN ZERO III』開幕!公開ゲネプロレポート エンタステージ。
- ^ 鈴木拡樹・三浦宏規の「リトル・ショップ~」再び、新キャストに阿部裕 ステージナタリー。
- ^ 舞台『千と千尋の神隠し』が開幕〜映画に最大限のリスペクトを払い、世界観を舞台上に再構築 メディアスパイス。
- ^ 「千と千尋の神隠し」2024年の全出演者決定、ハク役新キャストに増子敦貴 ロンドン公演延長も ステージナタリー。
- ^ “廣瀬友祐がTipTap新作オリジナルミュージカル「Bye Bye My Last Cut」に主演”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年9月9日). 2024年9月9日閲覧。
- ^ ミュージカルレビュー「TARKIE」妃海風・彩凪翔・天華えま・蓮つかさのキャストビジュアル解禁 ステージナタリー。
- ^ “大阪・関西万博の開催記念、麻実れいら宝塚歌劇団の卒業生が出演「未来へのOne Step!」”. ステージナタリー. ナターシャ (2024年12月3日). 2024年12月3日閲覧。
- ^ “実写版『ピノキオ』ゼペット役は江原正士 日本版声優に妃海風、吉原光夫、早見沙織が決定”. シネマトゥデイ. (2022年8月30日) 2022年8月30日閲覧。
- ^ “青木愛「体力・根性は負けない」"旅サラダガールズ"に5人が加入”. マイナビニュース (2018年4月4日). 2019年2月23日閲覧。
- ^ “田村芽実&妃海風&森本華がバンドを従え歌う『CALL』劇中ナンバーが公開 東宝新プロジェクト「TOHO MUSICAL LAB.」”. SPICE. eplus. 2024年10月7日閲覧。
- ^ “妃海風が宝塚退団後、初の単独コンサート「ワクワク感共有したい」”. 産経新聞 2024年10月7日閲覧。
- ^ “元星組・妃海風 ワクワク30歳「大人のライブを」”. スポーツニッポン 2024年10月7日閲覧。
- ^ “玉野和紀演出、明治座のミュージカルコンサートに北翔海莉・妃海風ら”. ステージナタリー. ナターシャ. 2024年10月7日閲覧。
- ^ “宝塚OGによるチャリティーコンサート「忘れない~天国の大切なあの人へ~」開催!”. チケットぴあ. ぴあ. 2024年10月7日閲覧。
- ^ “元宝塚歌劇団星組トップ娘役の妃海風、単独ライブ『Magic of jazzⅱ』を開催~「ロマンティックで希望あふれるライブにしたい」”. SPICE. eplus. 2024年10月7日閲覧。
- ^ “妃海風よりコメントが到着 セルフプロデュースLIVE 第3弾『Fu Hinami Thank you for...』の見どころとは”. SPICE. eplus. 2024年10月7日閲覧。
- ^ “元宝塚トップスター・妃海風さんが奉納コンサート、熊野那智大社”. 和歌山放送ニュース. 和歌山放送. 2024年10月7日閲覧。
- ^ 『2013年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2014年、81頁。ISBN 978-4-484-14521-1。
- ^ 『2015年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、85頁。ISBN 978-4-908135-68-2。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]- 妃海風 - Ameba Blog
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