コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

森ほさち

半保護されたページ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

もり ほさち
森 ほさち
別名義 千 ほさち(旧芸名)
生年月日 (1974-08-16) 1974年8月16日(50歳)
出身地 日本の旗 日本 大阪府堺市
身長 163cm
血液型 A型
職業 女優
ジャンル 舞台ドラマ映画
活動期間 1994年 - 2015年
活動内容 1994年:宝塚歌劇団入団
1995年:月組配属
1996年:花組へ異動、花組トップ娘役就任
1998年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開
2015年:芸能活動引退
主な作品
宝塚歌劇
RYOMA
失われた楽園
風と共に去りぬ
ドラマ
はぐれ刑事純情派
備考
宝塚歌劇団卒業生
テンプレートを表示

森 ほさち(もり ほさち、1974年[1][2]8月16日[1] - )は、日本の元女優[2]。元宝塚歌劇団花組トップ娘役[1][2]

大阪府堺市[3]羽衣学園出身[3]。身長163cm[3]。血液型A型[1]。愛称は「ほさち」[3]。宝塚歌劇団時代の芸名は千 ほさち(せん ほさち)[2]

来歴

1992年、宝塚音楽学校入学。

1994年、宝塚歌劇団に80期生として入団[2]。花組公演「ブラック・ジャック火の鳥」で千ほさちとして初舞台[3]

1995年、組まわりを経て月組に配属。華やかな容姿で早くから注目を集め[2]、同年の「結末のかなた」でバウホール公演初ヒロイン[4]。続く「ハードボイルド・エッグ」で新人公演初ヒロイン[5]。その後も3度に渡って新人公演ヒロインを務める。

1996年11月5日付で花組へ組替えとなり、11月29日付で花組トップ娘役に就任[2]真矢みきの2人目の相手役として、「失われた楽園サザンクロス・レビュー」でトップコンビ大劇場お披露目[6]

1998年10月5日、「SPEAKEASYスナイパー」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を真矢と同時退団[2][7]

退団後はスペースクラフト所属となり、森ほさちと改名して芸能活動を再開[2][1]

2015年3月31日付でスペースクラフトを退社し、芸能活動を引退したことを発表した[2]

宝塚歌劇団時代の主な舞台

初舞台

組まわり

月組時代

花組トップ娘役時代

  • 1996年12 - 1997年1月、『RYOMA』(ドラマシティ) - お竜 トップお披露目公演[9]
  • 1997年2 - 3月、『失われた楽園』 - リア・モンテス『サザンクロス・レビュー』(宝塚大劇場) 大劇場トップお披露目公演[6]
  • 1997年4 - 5月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - スカーレットII
  • 1997年6月、『失われた楽園』 - リア・モンテス『サザンクロス・レビュー』(東京宝塚劇場)
  • 1997年8 - 9月、『ザッツ・レビュー』(宝塚大劇場) - 仙 初エトワール
  • 1997年10 - 11月、『ブルー・スワン』(バウホール・日本青年館・愛知県芸術劇場) - サンドラ
  • 1997年12月、『ザッツ・レビュー』(東京宝塚劇場) - 仙
  • 1998年2月、『ザッツ・レビュー』(中日劇場) - 仙
  • 1998年3月、『ヴェロニック』(バウホール) - エレーヌ・ド・ソランジュ/ヴェロニック
  • 1998年5 - 6月、『SPEAKEASY』 - ポーリー・ピーチャム『スナイパー』(宝塚大劇場) 退団公演[7]
  • 1998年7月、『ヴェロニック』(日本青年館) - エレーヌ・ド・ソランジュ/ヴェロニック
  • 1998年8 - 10月、『SPEAKEASY』 - ポーリー・ピーチャム『スナイパー』(1000days劇場

出演イベント

  • 1994年、真琴つばさディナーショー『Dreamin' of Nights』
  • 1995年、汐風幸ディナーショー『A FAIRY TIME』
  • 1995年9月、'95TCAスペシャル『マニフィーク・タカラヅカ』
  • 1995年11月、宝塚狂言の会『茂山忠三郎レッスン発表会』
  • 1996年5月、'96TCAスペシャル『メロディーズ・アンド・メモリーズ』
  • 1997年5月、'97TCAスペシャル『ザ・祭典』
  • 1997年10月、第38回『宝塚舞踊会』
  • 1997年12月、『アデュー東京宝塚劇場
  • 1998年5月、'98TCAスペシャル『タカラジェンヌ!』

宝塚歌劇団退団後の主な活動

舞台

  • 1999 シアターコクーン『かもめ』 ニーナ役
  • 2001 シアタートラム他『あいだの島』
  • 2003 赤羽会館 『ストリッパー物語』 ストリッパー役
  • 2003 青山円形劇場『奥様お手をどうぞ』
  • 2003 『熱海殺人事件 モンテカルロイリュージョン・愛の重量挙げ編』 水野朋子/山口アイコ(二役)
  • 2003 シアタートラム他 『現代能楽集I AOI』 葵役
  • 2004 『平壌から来た女刑事』
  • 2004 ル・テアトル銀座『ナイル殺人事件 (1978年の映画)』 資産家令嬢・ケイ役
  • 2005 新宿SPACE 107 『GAKUYA』 主演 小野いずみ役
  • 2006 新国立劇場中ホール 『ANGEL GATE ~春の予感~』天使の見習いチカ役
  • 2006 銀座・博品館劇場 他 『花嫁付添い人の秘密』 ナオミ・バートレット役
  • 2007 国立劇場小劇場 『えにしの会』 長唄・君が代松竹梅 梅
  • 2009 サンシャイン劇場 『宋家の三姉妹蔣介石夫人、宋美齢
  • 2010 御園座/博多座 『松平健 主演 忠臣蔵~大石内蔵助~』マツケンサンバのバックダンサー役
  • 2011 上野ストアハウス 『Gross und Klein 大/小』女役
  • 2012 『ベルナルダ・アルバの家

ドラマ

映画

  • 2003 PFF作品『IKKA:一和』エキストラ
  • 2004 『恋文日和』 杉原万里子役
  • 2010 『COACH〜40歳のフィギュアスケーター〜』エキストラ

受賞歴

脚注

出典

  1. ^ a b c d e 森ほさちプロフィール”. Space Craft Group. 2015年3月20日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年9月12日閲覧。
  2. ^ a b c d e f g h i j 宝塚・森ほさちが女優業引退 ブログでスタッフ、ファンに感謝”. スポニチAnnex (2015年4月15日). 2015年4月15日閲覧。
  3. ^ a b c d e 『宝塚おとめ 1997年度版』 宝塚歌劇団、1997年、42頁。
  4. ^ a b c 100年史(舞台) 2014, p. 233.
  5. ^ a b c 100年史(舞台) 2014, p. 308.
  6. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 175.
  7. ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 177.
  8. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 309.
  9. ^ 100年史(舞台) 2014, p. 246.
  10. ^ 『1997年宝塚 Stage Album』 宝塚歌劇団、1998年、61頁。
  11. ^ 『1998年宝塚 Stage Album』 阪急コーポレーション、1999年、73頁。ISBN 4-89485-004-4

注釈

  1. ^ 1幕のみ。

参考文献

  • 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3 

外部リンク