コンテンツにスキップ

英文维基 | 中文维基 | 日文维基 | 草榴社区

天城月江

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

天城 月江(あまぎ つきえ、1918年大正7年〉7月29日 - 2005年平成17年〉[1])は、元宝塚歌劇団(元雪組星組組長)の人物である。本名は古家 三保子[2]静岡県浜松市出身。宝塚歌劇団時代の公称身長は166cm。宝塚歌劇団時代の愛称はスロちゃん。宝塚歌劇団24期生

来歴・人物

[編集]

1934年、宝塚音楽歌劇学校(現在の宝塚音楽学校)に入学し、宝塚少女歌劇団(現在の宝塚歌劇団)に入団。当時は学校と劇団は一体で、入学イコール入団であった。宝塚入団時の成績は90人中7位[3]。初舞台は1935年である[3]

1950年 - 1951年、雪組組長。

1953年 - 1969年、星組組長。

1978年、宝塚歌劇団退団。

2005年に死去。

2014年、設立された『宝塚歌劇の殿堂』最初の100人のひとりとして殿堂入り[4][5]

宝塚歌劇団時代の主な出演

[編集]
  • 『軍神』(月組)(1944年1月1日 - 1月24日、宝塚大劇場
  • 『ジャブ・ジャブ・コント』(月組)(1946年7月2日 - 7月30日、宝塚大劇場)
  • 『ボレロ』(月組)(1946年9月1日 - 9月29日、宝塚大劇場)
  • 『センチメンタル・ヂャアニー』(月組)(1946年12月1日 - 12月29日、宝塚大劇場)
  • 『アリババ物語』(月組)(1947年3月1日 - 3月30日、宝塚大劇場)
  • モン・パリ』(月組)(1947年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • 『陽気な街』(月組)(1948年4月1日 - 4月29日、宝塚大劇場)
  • 『ロマンス・パリ』(月組)(1949年3月11日 - 3月30日、宝塚大劇場)
  • 『リオでの結婚』(月組)(1949年9月1日 - 9月29日、宝塚大劇場)
  • 『ブルウ・イン・ザ・ナイト』『スヰングハイ・スヰングロウ』(雪組)(1950年11月1日 - 11月29日、宝塚大劇場)
  • 『シェヘラザード』(雪組)(1951年11月1日 - 11月29日、宝塚大劇場)
  • 『シェヘラザード』(星組)(1951年12月1日 - 12月20日、宝塚大劇場)
  • 『ニューヨーク幻想曲』(星組)(1953年6月2日 - 6月29日、宝塚大劇場)
  • 『コッペリア』(星組)(1953年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • 春の踊り(宝塚物語)』(雪組)(1954年5月1日 - 5月30日、宝塚大劇場)
  • 『ミランの恋人たち』(星組)(1955年7月1日 - 7月31日、宝塚大劇場)
  • 『ブーケ・ド・パリ』(星組)(1957年2月1日 - 2月26日、宝塚大劇場)
  • 『芦刈』(星組)(1959年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • 華麗なる千拍子』(雪組)(1961年2月3日 - 10月26日、宝塚大劇場)
  • 『黒い太陽-黒人霊歌-』(星組)(1961年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • 南の哀愁』(星組)(1964年2月1日 - 3月1日、宝塚大劇場)
  • レビュー・オブ・レビューズ』(専科・星組・月組合同)(1964年6月2日 - 6月28日、宝塚大劇場)
  • シャングリラ』(星組)(1964年10月31日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • エスカイヤ・ガールス』(星組)(1965年3月25日 - 4月29日、宝塚大劇場)
  • ラ・グラナダ』(星組)(1965年10月30日 - 11月30日、宝塚大劇場)
  • 千姫』(星組)(1968年10月1日 - 10月30日、宝塚大劇場)
  • シルクロード』(星組)(1969年3月27日 - 4月24日、宝塚大劇場)
  • タカラヅカEXPO'70-第一部 四季の踊り絵巻-』(月組)(1970年4月15日 - 5月6日、宝塚大劇場)
  • 我が愛は山の彼方に』(星組)(1971年8月27日 - 9月28日、宝塚大劇場)
  • カンテ・グランデ』(雪組)(1973年6月30日 - 7月26日、宝塚大劇場)
  • 恋こそわが命』(月組)(1975年10月2日 - 11月11日、宝塚大劇場)

主な映画出演

[編集]

主なテレビ出演

[編集]

出典

[編集]
  1. ^ 宝塚歌劇の殿堂 第一会場『殿堂ゾーン』の天城月江の展示パネルから。
  2. ^ 丸尾長顕『宝塚小夜曲』ポプラ社、1950年2月20日。 
  3. ^ a b 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、24頁。ISBN 978-4-484-14601-0 
  4. ^ 村上久美子 (2014年1月11日). “宝塚が八千草薫ら殿堂100人を発表”. 日刊スポーツ. https://www.nikkansports.com/entertainment/news/p-et-tp0-20140111-1242409.html 2022年6月26日閲覧。 
  5. ^ 『宝塚歌劇 華麗なる100年』朝日新聞出版、2014年3月30日、134頁。ISBN 978-4-02-331289-0 

関連項目

[編集]