悠真倫
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ゆうま りん 悠真 倫 | |
---|---|
生年月日 | 9月14日 |
出身地 | 日本 大阪府豊中市 |
身長 | 168cm |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1995年 - |
活動内容 |
1995年:宝塚歌劇団入団、花組配属 2012年:花組副組長就任 2014年:専科へ異動 |
所属劇団 | 宝塚歌劇団 |
公式サイト | 悠真倫 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『Ernest in Love』 『パパ・アイ・ラブ・ユー』 『王家に捧ぐ歌』 |
悠真 倫(ゆうま りん、9月14日[1] - )は、宝塚歌劇団専科に所属する男役。元花組副組長[2]。
大阪府豊中市[1]、聖母被昇天学院高等学校出身[1]。身長168cm[1]。愛称は「まりん」、「るいこ」[1]。
来歴
[編集]1993年、宝塚音楽学校入学。
1995年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に81期生として入団[3]。入団時の成績は11番[3]。星組公演「国境のない地図」で初舞台[3][2]。その後、花組に配属[3][2]。
2012年3月19日付で花組副組長に就任[4]。
2014年5月12日付で専科へ異動となる[5]。
専科異動後は、堅実な芝居と声量のある歌声で幅広い役柄を演じ、各組に特別出演を続けている[6]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]花組時代
[編集]- 1995年6 - 11月、『エデンの東』『ダンディズム!』
- 1996年1 - 4月、『花は花なり』『ハイペリオン』
- 1996年6 - 8月、『ハウ・トゥー・サクシード』(宝塚大劇場) - 新人公演:オヴィントン(本役:初風緑)
- 1996年9 - 10月、『エデンの東』『ダンディズム!』(全国ツアー)
- 1996年11月、『ハウ・トゥー・サクシード』(東京宝塚劇場) - 新人公演:オヴィントン(本役:初風緑)
- 1997年2 - 3月、『失われた楽園』『サザンクロス・レビュー』(宝塚大劇場)
- 1997年4 - 5月、『君に恋して ラビリンス!』(バウホール)
- 1997年6月、『失われた楽園』『サザンクロス・レビュー』(東京宝塚劇場)
- 1997年8 - 9月、『ザッツ・レビュー』(宝塚大劇場) - 新人公演:弥太(本役:霧矢大夢)
- 1997年10 - 11月、『ブルー・スワン』(バウホール・日本青年館・愛知県芸術劇場)
- 1997年12月、『ザッツ・レビュー』(東京宝塚劇場) - 新人公演:弥太(本役:水夏希)
- 1998年3月、『ヴェロニック』(バウホール)
- 1998年5 - 6月、『SPEAKEASY』『スナイパー』(宝塚大劇場)
- 1998年7月、『ヴェロニック』(日本青年館)
- 1998年8 - 10月、『SPEAKEASY』『スナイパー』(1000days劇場)
- 1998年10 - 11月、『春ふたたび』『サザンクロス・レビュー』(全国ツアー)
- 1999年1 - 2月、『夜明けの序曲』(宝塚大劇場) - 新人公演:三上繁(本役:岸香織)
- 1999年3月、『冬物語』(バウホール)
- 1999年4 - 5月、『夜明けの序曲』(1000days劇場) - 新人公演:三上繁(本役:岸香織)
- 1999年6 - 7月、『ロミオとジュリエット'99』(バウホール)
- 1999年8 - 12月、『タンゴ・アルゼンチーノ』 - 新人公演:アントニオ(本役:矢吹翔)『ザ・レビュー'99』
- 2000年1 - 2月、『冬物語』(バウホール・日本青年館)
- 2000年4 - 8月、『源氏物語 あさきゆめみし』 - 新人公演:明石の入道(本役:星原美沙緒)『ザ・ビューティーズ!』
- 2000年9月、『トム・ジョーンズの華麗なる冒険』(バウホール・日本青年館)
- 2000年11 - 12月、『ルートヴィヒII世』 - 新人公演:リヒャルト・ワーグナー(本役:星原美沙緒)『Asian Sunrise』(宝塚大劇場)
- 2001年2 - 3月、『ルートヴィヒII世』 - 新人公演:リヒャルト・ワーグナー(本役:星原美沙緒)『Asian Sunrise』(東京宝塚劇場)
- 2001年4 - 5月、『マノン』(バウホール・日本青年館) - アルトゥーロ
- 2001年7 - 8月、『ミケランジェロ』 - 新人公演:ユリウス2世(本役:汝鳥伶/夏美よう)『VIVA!』(宝塚大劇場)
- 2001年9 - 11月、『ミケランジェロ』 - 新人公演:ユリウス二世(本役:未沙のえる)『VIVA!』(東京宝塚劇場)
- 2002年3 - 4月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ギャルソン『Cocktail』(宝塚大劇場)
- 2002年4月、専科・花組『風と共に去りぬ』(日生劇場) - スタンレー/北軍の伍長
- 2002年5 - 6月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ギャルソン『Cocktail』(東京宝塚劇場)
- 2002年8月、『月の燈影(ほかげ)』(バウホール・日本青年館) - 大八木七兵衛
- 2002年10 - 2003年2月、『エリザベート』 - ケンペン男爵
- 2003年3月、『おーい春風さん』 - 船頭正次郎『恋天狗』 - 権六(バウホール)
- 2003年5 - 9月、『野風の笛』 - 傀儡師・卯波『レヴュー誕生』
- 2003年10月、『二都物語』(バウホール・日本青年館) - ストライバー
- 2004年1 - 5月、『飛翔無限』 - 出語り『アプローズ・タカラヅカ!』
- 2004年5 - 6月、『NAKED CITY』(バウホール・日本青年館) - ジム
- 2004年8 - 11月、『La Esperanza(ラ・エスペランサ)』 - ヒルベルト『TAKARAZUKA舞夢!』
- 2004年12 - 2005年1月、『天の鼓-夢幻とこそなりにけれ-』(ドラマシティ・日本青年館) - 藤原伊尹
- 2005年3 - 7月、『マラケシュ・紅の墓標』 - マクノートン『エンター・ザ・レビュー』
- 2005年9月、『Ernest in Love(アーネスト イン ラブ)』(日生劇場) - パーキンス/チャジュブル
- 2005年11 - 2006年2月、『落陽のパレルモ』 - ステファーノ・フォンディ『ASIAN WINDS!』
- 2006年3 - 4月、『スカウト』(バウホール) - フランク
- 2006年6 - 10月、『ファントム』 - モンシャルマン
- 2006年11 - 12月、『うたかたの恋』 - ロシェック『エンター・ザ・レビュー』(全国ツアー)
- 2007年2 - 5月、『明智小五郎の事件簿-黒蜥蜴(トカゲ)』 - 支配人『TUXEDO JAZZ(タキシード ジャズ)』
- 2007年7月、『源氏物語 あさきゆめみしII』(梅田芸術劇場) - 翁
- 2007年9 - 12月、『アデュー・マルセイユ』 - ビゴー/マルク『ラブ・シンフォニー』
- 2008年2月、『メランコリック・ジゴロ』 - マチウ『ラブ・シンフォニーII』(中日劇場)
- 2008年5 - 8月、『愛と死のアラビア』 - ザイド『Red Hot Sea』
- 2008年10月、『銀ちゃんの恋』(ドラマシティ・日本青年館) - 監督/自治会長
- 2009年1 - 3月、『太王四神記』 - ヒョンス/フッケ将軍
- 2009年5 - 6月、『オグリ!』(バウホール・日本青年館) - 大納言
- 2009年7月、『フィフティ・フィフティ』(バウホール) - モーリス
- 2009年9 - 11月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - ドギーヌ夫人『EXCITER!!』
- 2010年1月、『BUND/NEON 上海』(バウホール) - 張嘯林
- 2010年3 - 5月、『虞美人』 - 宋義
- 2010年7 - 10月、『麗しのサブリナ』 - オリバー『EXCITER!!』
- 2010年11 - 12月、『メランコリック・ジゴロ』 - 浮浪者『ラブ・シンフォニー』(全国ツアー)
- 2011年2 - 4月、『愛のプレリュード』 - ドイル・ローレン『Le Paradis!!(ル パラディ)』
- 2011年6 - 9月、『ファントム』 - ルドゥ警部
- 2011年10 - 11月、『カナリア』(ドラマシティ・日本青年館) - パシャ
- 2012年1 - 3月、『復活-恋が終わり、愛が残った-』 - ワーニコフ刑務所長『カノン』
- 2012年5月、『近松・恋の道行』(バウホール・日本青年館) - 竹田出雲
- 2012年7 - 10月、『サン=テグジュペリ』 - アンドレ・プレヴォー『CONGA!!』
- 2012年12月、専科『おかしな二人』(日本青年館) - マレー
- 2013年2 - 5月、『オーシャンズ11』 - ソール・ブルーム
- 2013年6月、『フォーエバー・ガーシュイン』(バウホール) - ポール・ホワイトマン
- 2013年8 - 11月、『愛と革命の詩(うた)-アンドレア・シェニエ-』 - アルフォンス・ルーシェ『Mr. Swing!』
- 2014年2 - 5月、『ラスト・タイクーン -ハリウッドの帝王、不滅の愛-』 - ピート・ザブラス『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』
専科時代
[編集]- 2014年6 - 7月、花組『ノクターン-遠い夏の日の記憶-』(バウホール) - ヴォンファーチ
- 2014年8 - 11月、花組『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - マックス公爵
- 2015年1月、花組『Ernest in Love』(東京国際フォーラム) - ブラックネル
- 2015年6 - 7月、星組『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』(赤坂ACTシアター・ドラマシティ) - ロジャー・ストロング
- 2015年8月、専科『オイディプス王』(バウホール) - コリントスの使者
- 2015年10月、宙組『相続人の肖像』(バウホール) - ロザムンド
- 2016年2 - 3月、花組『Ernest in Love』(梅田芸術劇場・中日劇場) - ブラックネル
- 2016年7 - 10月、宙組『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - マックス公爵
- 2017年1月、星組『燃ゆる風-軍師・竹中半兵衛-』(バウホール) - 木下藤吉郎(羽柴秀吉)
- 2017年4 - 7月、雪組『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』 - 仏壇屋倉造
- 2017年11月、専科『神家(こうや)の七人(しちにん)』(バウホール) - ハリー・スミス
- 2018年6 - 7月、月組『THE LAST PARTY〜S. Fitzgerald’s last day〜』(日本青年館・ドラマシティ) - YUMA/マックスウェル・パーキンズ(マックス)
- 2018年11 - 12月、花組『蘭陵王(らんりょうおう)-美しすぎる武将-』(ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) - 斛律光
- 2019年1 - 2月、専科『パパ・アイ・ラブ・ユー』(バウホール) - ヒューバート・ポニー
- 2019年9月、宙組『リッツ・ホテルくらいに大きなダイヤモンド』(バウホール) - アレキサンドル
- 2019年11 - 12月、星組『ロックオペラ モーツァルト』(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL) - レオポルト・モーツァルト
- 2020年8月、宙組『壮麗帝』(ドラマシティ) - マトラークチュ
- 2021年8 - 9月、花組『銀ちゃんの恋』(KAAT神奈川芸術劇場・ドラマシティ) - 監督(大道寺)/自治会長
- 2022年2月、星組『王家に捧ぐ歌』(御園座) - ファラオ[6]
- 2022年7 - 8月、雪組『心中・恋の大和路』(ドラマシティ・日本青年館) - 藤屋
- 2022年10 - 12月、雪組『蒼穹の昴』 - 栄禄
- 2023年6月、月組『月の燈影(ほかげ)』(バウホール) - 丑右衛門[7]
- 2023年7 - 8月、宙組『Xcalibur エクスカリバー』(東京建物 Brillia HALL) - ウルフスタン
- 2024年7 - 10月、雪組『ベルサイユのばら-フェルゼン編-』 - ブイエ将軍
- 2025年1 - 2月、『にぎたつの海に月出づ』(バウホール) - 観勒僧正
出演イベント
[編集]- 1997年7月、第三回『アキコ・カンダレッスン発表会』
- 1997年12月、『アデュー東京宝塚劇場』
- 1999年10月、『茂山忠三郎レッスン発表会』
- 2001年1月、『花組エンカレッジ・コンサート』
- 2001年8月、『花組-リプライズ-エンカレッジ・コンサート』
- 2002年10月、第43回『宝塚舞踊会』
- 2002年12月、『吉崎憲治オリジナルコンサート』
- 2004年11月、『ベルサイユのばら30』
- 2006年5月、『花組エンカレッジ・コンサート』[8]
- 2007年8月、壮一帆ディナーショー『So!-Fantastic Radio Station-』[9]
- 2008年11月、第6回『イゾラベッラ サロンコンサート』 主演[2]
- 2017年8月、轟悠ディナーショー『Yū, Sol y Sombra』[10]
- 2021年4月、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』[注釈 1][11]
受賞歴
[編集]- 2011年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 助演賞[12]
- 2017年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2016年度努力賞[13]
- 2022年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 助演賞[14]
脚注
[編集]注釈
[編集]- ^ 外部出演。
出典
[編集]- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、12頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d e 舞台に懸ける#106「悠真倫」 タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 107.
- ^ 『2011年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2012年、85頁。ISBN 978-4-484-12505-3。
- ^ 『2013年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2014年、81頁。ISBN 978-4-484-14521-1。
- ^ a b 『TAKARAZUKA REVUE 2022/SUPERIOR MEMBERS』 宝塚クリエイティブアーツ、2022年、121頁。ISBN 978-4-86649-194-3。
- ^ 宝塚歌劇月組・礼華はるのバウ初主演作「月の灯影」が開幕「千秋楽まで健康第一で」 スポーツ報知。
- ^ 花組「エンカレッジコンサート」('06年花組・バウ・千秋楽) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 壮一帆ディナーショー「So!-Fantastic Radio Station-」('07年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 轟悠ディナーショー「Yu Sol y Sombra」('17年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり ステージナタリー。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 57.
- ^ 『2017年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2018年、87頁。ISBN 978-4-86649-050-2。
- ^ 『2022年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2023年、75頁。ISBN 978-4-86649-224-7。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。