ハウ・トゥー・サクシード -努力しないで出世する方法-
表示
『ハウ・トゥー・サクシード』-努力しないで出世する方法-(ハウ・トゥー・サクシード どりょくしないでしゅっせするほうほう)は宝塚歌劇団のミュージカル作品。同名作品の宝塚版。
潤色・演出は酒井澄夫。
上演データ
[編集]- 1996年・花組公演
- 形式名は「住友VISAミュージカル[1]」。2幕[1]。
- 主演は真矢みき。
- 6月21日から8月5日(新人公演:7月16日)に宝塚大劇場[2]、11月2日から11月28日(新人公演:11月12日)に東京宝塚劇場[3]で公演。
- ヒロインを務めた純名里沙の宝塚サヨナラ公演。
主な登場人物
[編集]※1996年・花組公演のデータ
- ジェイ・ピエルポント・フィンチ(ビルの窓拭き) - 真矢みき[2]
- ローズマリー・ピルキントン(ワールドワイド・ウィケット社の女子社員) - 純名里沙[2]
- バド・フランプ(ピグリー社長の甥。郵便係員) - 愛華みれ[2]
- ブラット(人事部長) - 香寿たつき[2]
- ビグリー(ワールドワイド・ウィケット社社長) - 星原美沙緒[2]
- トィンブル(郵便室長) - 未沙のえる[2]
- ミス・ジョーンズ(社長秘書) - 美月亜優[2]
- ギャッチ/ウォンパー(企画推進部長/ワールドワイド・ウィケット社会長) - 海峡ひろき[2]
- ヘディ・ラルー(秘書。社長の愛人) - 詩乃優花[2]
- ジェンキンズ(重役) - 匠ひびき[2]
- スミティ(秘書。ローズマリーの友人) - 渚あき[2]
- デイビス/オヴィントン(重役/新任副社長) - 初風緑[2]
- タッカベリー(重役) - 伊織直加[2]
- ミス・クラムホルツ(ギャッチの秘書) - 千紘れいか[2]
スタッフ(1996年・花組)
[編集]※氏名の前に「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通。
- 脚本[1] - エイブ・バローズ(英語版)、ジャック・ウェインストック(英語版)、ウィリー・ギルバート(英語版)
- 作詞・作曲 - フランク・レッサー[1]
- 原作 - シェパード・ミードの小説[1]
- 脚色・演出 - 酒田澄夫[1]
- 振付 - ウェイン・シレント[2]
- 舞台美術 - 朝倉摂[2]
- 翻訳 - 酒井洋子[2]
- 訳詞 - 大場公之[2]
- 音楽監督 - 西村耕次[2]
- 編曲[2]- 小高根凡平、鞍富真一
- 音楽指揮 - 宝塚:岡田良機[2]、宝塚:小高根凡平[2]、東京:伊沢一郎[3](俳優ではない)、東京:清川知己[3]
- 装置 - 関谷敏昭[2]
- 衣装 - 有村淳[2]
- 照明 - 勝柴次朗[2]
- 音響 - 加門清邦[2]
- 小道具[2] - 万波一重、伊集院撤也
- 効果 - 市成秀二[2]
- 歌唱指導 - 楊叔美[2]
- 演出助手[2] - 藤井大介、加藤誠(プロレスラーではない)、荻田浩一、大野拓史
- 振付補 - リサ・レギーユ[2]
- 振付助手[2] - 中尾謙之、麻咲梨乃
- 舞台美術補 - 植村滋子[2]
- 装置補 - 新宮有紀[2]
- 舞台進行[2] - 西原徳之、赤坂英雄
- 舞台監督[3]:東京:佐田民夫、東京:江口正昭、東京:鈴木ひがし、東京:沖恵、東京:郷田拓実
- 演奏 - 宝塚:宝塚管弦楽団[2]、東京:東宝オーケストラ[3]
- 製作担当 - 東京:伊藤万寿夫[3]
- 制作 - 久保孝満[2]
- 協賛 - 株式会社住友クレジットサービス[2]
- 演出担当(新人公演) - 宝塚:荻田浩一[2]、東京:加藤誠[3]
出演者関連
[編集]特別出演(1996年・花組宝塚大劇場公演)
[編集]2011年・雪組出演者一覧
[編集]宝塚歌劇・公式ページ[4]を参照
- 汝鳥伶(専科所属)
- 飛鳥裕・音月桂・麻樹ゆめみ・未涼亜希・舞咲りん
- 奏乃はると・彩那音・花帆杏奈・涼花リサ・緒月遠麻
- 早霧せいな・晴華みどり・沙央くらま・早花まこ・大凪真生
- 大湖せしる・沙月愛奈・涼瀬みうと・蓮城まこと・香音有希
- 香綾しずる・愛加あゆ・此花いの莉・白渚すず・詩風翠
- 央雅光希・大澄れい・凛城きら・笙乃茅桜・舞羽美海
- 舞園るり・久城あす・杏野このみ・寿春花果・芽華らら
- 愛すみれ・花瑛ちほ・和城るな・妃桜ほのり
主な配役
[編集]※1996年の場合、氏名の後ろに「宝塚」、「東京」の文字がなければ両公演共通。不明点は空白とする。
1996年 花組 |
2011年 雪組 | ||
---|---|---|---|
本公演 | 新人公演 | ||
フィンチ | 真矢みき[2] | 第一部:霧矢大夢[2] 第二部:春野寿美礼[2] |
音月桂[5] |
ローズマリー | 純名里沙[2] | 第一部:舞風りら[2] 第二部:沢樹くるみ[2] |
舞羽美海[5] |
バド | 愛華みれ[2] | 第一部:千波ゆう[2] 第二部:朝海ひかる[2] |
早霧せいな[5] |
ビクリー | 星原美沙緒[2] | 第一部:真丘奈央[2] 第二部:悠矢奈穂[2](宝塚)、沙加美怜(東京)[3] |
汝鳥伶[5] |
ブラット | 香寿たつき[2] | 第一部:真由華れお[2] 第二部:瀬奈じゅん[6] |
未涼亜希[5] |
トィンブル | 未沙のえる | 緒月遠麻[5] | |
ミス・ジョーンズ | 美月亜優[2] | 第一部:双葉美樹[7] 第二部:幸美杏奈[7] |
舞咲りん[5] |
ウォンパー | 海峡ひろき[2] | 麻園みき[7] | 緒月遠麻[5][注 1] |
ヘディ・ラルー | 詩乃優花[2] | 第一部:千紘れいか(宝塚)[7]、鈴懸三由岐(東京)[3] 第二部:絵莉千晶[7] |
晴華みどり[5] |
ギャッチ | 海峡ひろき[2][注 2] | 朝比奈慶[7] | 沙央くらま[5] |
スミティ | 渚あき[2] | 第一部:鈴懸三由岐(宝塚)[7]、桜木絵美(東京)[3] 第二部:桜木絵美(宝塚)[7]、音木美香(東京)[3] |
愛加あゆ[5] |
ミス・クラムホルツ | 千紘れいか[2] | 第一部:大鳥れい[7] 第二部:音木美香(宝塚)[7]、菊穂りな(東京)[3] |
涼花リサ[5] |
本の声 | 未沙のえる[注 3] | 未涼亜希[注 4] |
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f 90年史 2004, p. 53、56.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi 90年史 2004, p. 53.
- ^ a b c d e f g h i j k l 90年史 2004, p. 56.
- ^ 2011年雪組・出演者(宝塚歌劇・公式) 2017年12月30日閲覧。
- ^ a b c d e f g h i j k l 2011年雪組・配役(宝塚歌劇・公式) 2017年12月30日閲覧。
- ^ 90年史 2004, p. 53-54.
- ^ a b c d e f g h i j 90年史 2004, p. 54.
参考文献
[編集]- 執筆:國眼隆一 著、編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子 編『すみれ花歳月を重ねて―宝塚歌劇90年史―』宝塚歌劇団、2004年4月1日。ISBN 4-484-04601-6。 NCID BA66869802。全国書誌番号:20613764。