春ふたたび
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『春ふたたび』(はるふたたび)は宝塚歌劇団によって制作された作品。
1970年・雪組
[編集]物語
[編集]※宝塚100年史の舞台編[3]を参考にした。
生きんがため幼い子を売った母のやすは、領主に出世して帰ってきた息子の藤原道忠と再会。名乗りをあげて母にすがろうとする息子を、自責の念に駆られ、やすは頑なに拒むが・・・。山陰地方の郷土芸能があった。
スタッフ
[編集]- 作・演出:植田紳爾[1]
- 郷土芸能考証:阿古健[1]
- 振付:花柳寿楽[1]
- 作曲:寺田瀧雄[1]
- 音楽指揮:橋本和明[1]
- 装置:渡辺正男[1]
- 衣装:小西松茂[1]、中川菊枝[1]
- 照明:今井直次[2]
- 小道具:上田特市[2]
- 効果:村上茂[2]
- 音響監督:松永浩志[2]
- 演出補:阿古健[2]
- 制作:野田浜之助[2]
主な出演
[編集]本公演(配役も含む)
[編集]新人公演
[編集]1973年・雪組
[編集]5月24日 - 6月3日
[編集]公演場所は福岡スポーツセンター[4]。
併演は『サンライズ・アゲイン[4]』。
主なスタッフは植田紳爾[4]。
8月15日 - 8月22日
[編集]併演は『サンライズ・アゲイン[4]』。
主なスタッフは植田紳爾[4]。
12月8日 - 12月13日
[編集]公演場所は仙台[4]。
主なスタッフは植田紳爾[4]。
1988年・花組
[編集]- 正式名称はミュージカル・プレイ[5]『春ふたたび[5]』 1幕[5]
- 9月30日 - 11月8日、宝塚大劇場公演[5]
- 併演は『宝塚をどり讃歌'88[5]』と『フォーエバー!タカラヅカ[5]』
物語
[編集]※宝塚100年史の舞台編[6]を参考にした。
出雲の国の領主・藤原道忠は見回りに来た村で「この地で古くから伝わる八重垣という歌と踊りをみせてほしい」と村人たちに所望する。道忠には生き別れの母がいた。村はずれに住む乞食のお婆・やすがそれらしい歌を知っているとの話となり、やすが道忠の前に呼ばれていたのだが・・・。
スタッフ
[編集]- 作・演出:植田紳爾[5]
- 振付:花柳寿楽[5]
- 作曲・編曲:寺田瀧雄[5]
- 音楽指揮:野村陽児[5]
- 装置:渡辺正男[5]
- 衣装:所治梅[5]、中川菊枝[5]
- 照明:今井直次[5]
- 小道具:上田特市[5]
- 効果:扇野信夫[5]
- 音響監督:松永浩志[5]
- 演出指導:美吉左久子[5]
- 舞台進行:馬場弘和[5]
- 演出助手:谷正純[5]、木村信司[5]
- 制作:高野賢一[5]
主な出演(配役も含む)
[編集]1989年・花組
[編集]- 正式名称はミュージカル・プレイ[7]『春ふたたび[7]』
- 9月9日 - 10月1日[7]
- 併演は『ザ・レビュースコープ'89[7]』
公演日と公演場所
[編集]- 9月9日 豊田[7]
- 9月10日 刈谷[7]
- 9月12日 町田[7]
- 9月13日 武蔵村山[7]
- 9月16日 調布[7]
- 9月17日 多摩[7]
- 9月19日 柏[7]
- 9月20日 市原[7]
- 9月22日 仙台[7]
- 9月23日 多賀城[7]
- 9月24日 小山[7]
- 9月26日 守山[7]
- 9月28日 半田[7]
- 9月29日 四日市[7]
- 9月30日 尾西[7]
- 10月1日 犬山[7]
主な出演(配役も含む)
[編集]1998年・花組
[編集]公演日と公演場所
[編集]- 10月31日 鳥取県立県民文化会館[10]
- 11月2日・3日 市川市立文化会館[10]
- 11月4日 グリーンホール相模大野[10]
- 11月6日 広島郵便貯金会館[10]
- 11月7日 はつかいち文化ホールさくらぴあ[10]
- 11月8日 徳山市文化会館[10]
- 11月10日 長崎ブリックホール[10]
- 11月12日 福岡市民会館[10]
- 11月13日 久留米市民会館[11]
- 11月14日・15日 九州厚生年金会館[9]
- 11月17日・18日 鹿児島県文化センター[9]
主な出演(配役も含む)
[編集]2003年
[編集]宙組
[編集]スタッフ
[編集]- 作:植田紳爾[13]
- 演出:川上正和[13]
- 作曲・編曲:寺田瀧雄[13]、吉田優子[13]
- 振付:若央りさ[13]
- 装置:新宮有紀[13]
- 衣装:河底美由紀[13]
- 照明:西川佳孝[13]
- 音響:木多美生[13]
- 小道具:中井伊津夫[13]
- 演技指導:大路三千緒[13]
- 演出助手:小柳奈穂子[13]
- 舞台進行:恵見和弘[13]
- 舞台美術制作:株式会社 宝塚舞台[13]
- 録音演奏:宝塚ニューサウンズ[13]
- 制作:北野清[13]
主な出演(配役も含む)
[編集]- 藤原道忠:遼河はるひ[13]
- やす:出雲綾[13]
- 左衛門:箙かおる[13]
- かつら:美風舞良[13]
- 三郎次:月丘七央[13]
- 歌う村の女:彩乃かなみ[13]
- 与五:悠未ひろ[13]
- 三太:珠洲春希[13]
- 平六:十輝いりす[13]
- ちや:高宮里菜[13]
- よの:音乃いづみ[13]
- 吾作:和涼華[13]
- きの:花影アリス[13]
月組
[編集]スタッフ
[編集]- 作:植田紳爾[14]
- 演出:児玉明子[14]
- 作曲・編曲:寺田瀧雄[14]、吉田優子[14]
- 振付:山村若[14]
- 装置:新宮有紀[14]
- 衣装:河底美由紀[14]
- 照明:氷谷信雄[14]
- 音響:木多美生[14]
- 小道具:中井伊津夫[14]
- 演技指導:大路三千緒[14]
- 演出助手:荻田浩一[14]
- 舞台進行:赤坂秀雄[14]
- 舞台美術制作:株式会社 宝塚舞台[14]
- 録音演奏:宝塚ニューサウンズ[14]
- 制作:木村康久[14]
主な出演(配役も含む)
[編集]- 藤原道忠:月船さらら[14]
- やす:城火呂絵[14]
- 左衛門:光樹すばる[14]
- ちや:芽夢ちさと[14]
- かつら:宝生ルミ[14]
- 平六:麻吹由衣加[14]
- 三郎次:青樹泉[14]
- よの:城咲あい[14]
- 三太:夏輝れお[14]
- 歌う女:青葉みちる[14]
- 吾作:姿樹えり緒[14]
- きの:美夢ひまり[14]
- 与五:白鳥かすが[14]
雪組
[編集]スタッフ
[編集]- 作:植田紳爾[14]
- 演出:大野拓史[14]
- 作曲・編曲:寺田瀧雄[14]、吉田優子[14]
- 振付:山村若[14]
- 装置:新宮有紀[14]
- 衣装:河底美由紀[14]
- 照明:西川佳孝[14]
- 音響:木多美生[14]
- 小道具:中井伊津夫[14]
- 演技指導:美吉左久子[14]
- 演出助手:児玉明子[14]
- 舞台進行:表原渉[14]
- 舞台美術制作:株式会社 宝塚舞台[14]
- 録音演奏:宝塚ニューサウンズ[14]
- 制作:樫原幸英[14]
主な出演(配役も含む)
[編集]- 藤原道忠:壮一帆[14]
- やす:高ひづる[14]
- 左衛門:飛鳥裕[14]
- かつら:愛耀子[14]
- 与五:聖れい[14]
- よの:山科愛[14]
- 平六・カゲソロ:奏乃はると[14]
- 吾作:柊巴[14]
- 歌う村の女:湖城ゆきの[14]
- 三太:宙輝れいか[14]
- ちや:涼花リサ[14]
- きの:麻倉ももこ[14]
- 三郎次:凰稀かなめ[14]
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t 60年史別冊 1974, p. 93.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n 60年史別冊 1974, p. 94.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 134.
- ^ a b c d e f g h i j k l m 90年史 2004, p. 297.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad 80年史 1994, p. 330.
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 162.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y 80年史 1994, p. 339.
- ^ a b 『歌劇』1989年9月号
- ^ a b c d e f g h i j k 90年史 2004, p. 90.
- ^ a b c d e f g h i 90年史 2004, p. 89.
- ^ 90年史 2004, p. 89-90.
- ^ a b 90年史 2004, p. 166、167.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae 90年史 2004, p. 166.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q r s t u v w x y z aa ab ac ad ae af ag ah ai aj ak al am an ao ap aq ar as at au av aw ax ay az ba bb bc bd be bf bg bh bi bj 90年史 2004, p. 167.
参考文献
[編集]- 編集発行人:橋本雅夫『宝塚歌劇の60年別冊・年譜 最近の10年』宝塚歌劇団、1974年。
- 企画・構成・執筆:橋本雅夫、編集統括:北川方英『夢を描いて華やかに -宝塚歌劇80年史-』宝塚歌劇団、1994年。ISBN 4-924333-11-5。
- 編集:森照実・春馬誉貴子・相井美由紀・山本久美子『宝塚歌劇90年史 すみれの花歳月を重ねて』宝塚歌劇団、2004年。ISBN 4-484-04601-6。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。