十輝いりす
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とき いりす 十輝 いりす | |
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生年月日 | 2月17日 |
出身地 | 日本 東京都 |
身長 | 178cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1999年 - |
活動内容 |
1999年:宝塚歌劇団入団、宙組配属 2012年:星組へ異動 2016年:宝塚歌劇団退団 |
著名な家族 | 多賀敏行(父) |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ロミオとジュリエット』 『大海賊』 『ガイズ&ドールズ』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
十輝 いりす(とき いりす、2月17日[1] - )は、元宝塚歌劇団星組・宙組の男役スター[2]。
東京都[3][4]、新宿区立西戸山中学校出身[1]。身長178cm[1]。愛称は「まぁ」、「まさこ」[3]。
来歴
[編集]1997年、宝塚音楽学校入学。
1999年、宝塚歌劇団に85期生として入団[3][4]。入団時の成績は30番[5]。雪組公演「再会/ノバ・ボサ・ノバ」で初舞台[2][3]。組まわりを経て宙組に配属[2][3][4]。
高身長でスタイリッシュな男役として早くから注目を集め、2006年のバウ・ワークショップ「Young Bloods!!」でバウホール公演初主演[6][4][2][3]。
2016年6月19日、「こうもり/THE ENTERTAINER!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2]。
退団後はカナダへの語学留学を経て、現在は舞台・ライブ出演・ピラティスインストラクターなど多方面で活動している[4]。
人物
[編集]宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]組まわり
[編集]- 1999年5 - 6月、月組『螺旋のオルフェ』『ノバ・ボサ・ノバ』(宝塚大劇場のみ)
- 1999年7 - 8月、雪組『再会』『ノバ・ボサ・ノバ』(1000days劇場)
宙組時代
[編集]- 2000年1 - 5月、『砂漠の黒薔薇』『GLORIOUS!!』
- 2000年6 - 7月、『うたかたの恋』『GLORIOUS!!』(全国ツアー)
- 2000年8 - 12月、『望郷は海を越えて』『ミレニアム・チャレンジャー!』
- 2001年4 - 8月、『ベルサイユのばら2001-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』
- 2001年11 - 2002年3月、『カステル・ミラージュ』 - 新人公演:バート(本役:貴羽右京)『ダンシング・スピリット!』
- 2002年4 - 5月、『エイジ・オブ・イノセンス』(バウホール・日本青年館) - マックス
- 2002年7 - 11月、『鳳凰伝』 - 新人公演:トン(本役:椿火呂花)『ザ・ショー・ストッパー』
- 2003年1月、『おーい春風さん』 - 猿回し『春ふたたび』 - 平六(バウホール)
- 2003年2 - 6月、『傭兵ピエール』 - 新人公演:ロベール(本役:水夏希)『満天星大夜總会』[2]
- 2003年8月、『鳳凰伝』 - トン『ザ・ショー・ストッパー』(博多座)
- 2003年10 - 2004年2月、『白昼の稲妻』 - エミール、新人公演:オーギュスト・ド・オルセー(本役:初風緑)『テンプテーション!』[2]
- 2004年3月、『BOXMAN-俺に破れない金庫などない-』(日本青年館・ドラマシティ) - ルーズベルト[2]
- 2004年5 - 8月、『ファントム』 - 従者、新人公演:フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵(本役:安蘭けい)
- 2004年10 - 11月、『風と共に去りぬ』(全国ツアー) - ジョージ
- 2005年1 - 4月、『ホテル ステラマリス』 - エドワード、新人公演:ティモシー・マクファーソン(本役:寿つかさ)『レヴュー伝説』
- 2005年6月、『Le Petit Jardin(ル プティ ジャルダン)』(バウホール) - ジャン
- 2005年8 - 11月、『炎にくちづけを』 - チャール、新人公演:フェルランド(本役:寿つかさ)『ネオ・ヴォヤージュ』
- 2006年1月、『不滅の恋人たちへ』(バウホール) - 医者/青年
- 2006年3 - 7月、『NEVER SAY GOODBYE』 - ビョルン/ココナツ・ボーイ
- 2006年8 - 9月、『Young Bloods!!-COSMO∞(コスモ無限大)-』(バウホール) - マーク・テンスバーグ バウWS主演[6][2][3][4]
- 2006年11 - 2007年2月、『維新回天・竜馬伝!』 - 高杉晋作『ザ・クラシック』
- 2007年3 - 4月、『A/L(アール)-怪盗ルパンの青春-』(ドラマシティ・日本青年館・中日劇場) - ローアン枢機卿
- 2007年6 - 9月、『バレンシアの熱い花』 - ルーカス大佐『宙 FANTASISTA!』
- 2007年10 - 11月、『バレンシアの熱い花』 - ルーカス大佐『宙 FANTASISTA!!』(全国ツアー)
- 2008年2 - 5月、『黎明(れいめい)の風』 - ラッセル少佐『Passion 愛の旅』
- 2008年7月、『雨に唄えば』(梅田芸術劇場) - ロッド
- 2008年9 - 12月、『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』 - ジャック『ダンシング・フォー・ユー』
- 2009年2月、『外伝 ベルサイユのばら-アンドレ編-』 - ジェローデル『ダンシング・フォー・ユー』(中日劇場)
- 2009年4 - 7月、『薔薇に降る雨』 - エストール・ボヌー『Amour それは…』
- 2009年8月、『大江山花伝』 - 酒呑童子『Apasionado(アパショナード)!!II』(博多座)
- 2009年11 - 2010年2月、『カサブランカ』 - セザール/カーティス夫[3]
- 2010年3 - 4月、『シャングリラ-水之城-』(ドラマシティ・日本青年館) - 風
- 2010年5 - 8月、『TRAFALGAR(トラファルガー)』 - ウィリアム・ヘンリー王子『ファンキー・サンシャイン』
- 2010年9月、蘭寿とむコンサート『“R”ising!!』(バウホール・昭和女子大学人見記念講堂)
- 2010年11 - 2011年1月、『誰がために鐘は鳴る』 - プリミティボ[3]
- 2011年3月、『記者と皇帝』(日本青年館・バウホール) - マーク・スティーブンスン
- 2011年5 - 8月、『美しき生涯』 - 加藤嘉明『ルナロッサ』
- 2011年10 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ』 - ジャコモ・アジャーニ『NICE GUY!!』[2][3]
- 2012年2月、『仮面のロマネスク』 - ロベール『Apasionado!!II』(中日劇場)[2]
星組時代
[編集]- 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - アンジェロ『Celebrity』[2][3]
- 2012年9月、『琥珀色の雨にぬれて』 - ルイ・バランタン『Celebrity』(全国ツアー)[2]
- 2012年11 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』 - クラウス『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 - エトワールオム(歌手)/レオS/ヴァルゴオムA
- 2013年3 - 4月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人(はなぬすびと)-』 - 薛衣人『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』(中日劇場・台北国家戯劇院)
- 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』 - ヴェローナ大公
- 2013年9 - 10月、柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!II』(東京国際フォーラム・博多座)
- 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - ジョセフ
- 2014年5 - 6月、『太陽王〜ル・ロワ・ソレイユ〜』(東急シアターオーブ) - マザラン
- 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』 - ウォルター・P・ライマン『パッショネイト宝塚!』
- 2014年11月、柚希礼音スーパー・リサイタル『REON in BUDOKAN〜LEGEND〜』(日本武道館)
- 2014年12月、『アルカサル〜王城〜』(バウホール) - アルフォンソ11世
- 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - セバスチャン・デ・ディアス子爵『Dear DIAMOND!!』[2]
- 2015年6 - 7月、『大海賊』 - エドガー『Amour それは…』(全国ツアー)
- 2015年8 - 11月、『ガイズ&ドールズ』 - ビッグ・ジュール[2]
- 2016年1月、『LOVE & DREAM』(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)
- 2016年3 - 6月、『こうもり』 - フランク『THE ENTERTAINER!』 退団公演[2]
出演イベント
[編集]- 2000年12月、『アデューTAKARAZUKA1000days劇場サヨナライベント』
- 2001年9月、『ベルサイユのばら メモランダム』
- 2002年11月、『アキコ・カンダレッスン発表会』
- 2003年11 - 12月、初風緑コンサート『Carmine-カーマイン-』
- 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2006年7月、『宝塚巴里祭2006』
- 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
- 2007年9月、『TAKARAZUKA SKY STAGE5th Anniversary Special』
- 2009年9月、萬あきらディナーショー『MY LIFE』
- 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
- 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年9月、第53回『宝塚舞踊会』
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]受賞歴
[編集]- 2002年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2001年度レッスン奨励賞
- 2003年、『宝塚歌劇団年度賞』 - 2002年度レッスン奨励賞
- 2012年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 助演賞
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c 『宝塚おとめ 2016年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2016年、102頁。ISBN 978-4-908135-67-5。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q Memories of 十輝いりす タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c d e f g h i j k l フェアリーインタビュー 星組 十輝いりす ウィズたからづか。
- ^ a b c d e f 宝塚OGインタビュー『コトバヲツナグ』十輝いりすさん エンタメターミナル。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 111.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 240.
- ^ 「ラトビア植樹祭」日本ラトビア協会ニュース2013年号,p20
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]- 十輝いりす - Ameba Blog
- 十輝いりす (@irisutoki) - X(旧Twitter)