宝塚歌劇団28期生
表示
宝塚歌劇団28期生(たからづかかげきだん28きせい)とは1938年に宝塚歌劇団に入団し、1940年に初舞台を踏んだ69人を指す[1]。初舞台公演演目は花組公演『世界の詩集』である[1]。
一覧
[編集]入団時の成績順にまとめている[2]。初舞台の成績順不明のため班分けの成績順[1]。改名前、改名後の芸名の出典はすべて『宝塚歌劇100年史(人物編)』による。
芸名[1] | 読み仮名[1] | 誕生日 | 出身地 | 出身校 | 芸名の由来 | 愛称 | 役柄 | 退団年[1] | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
水城れい子 | みずき れいこ | 1941年 | |||||||
谺春香 | こだま はるか | 3月24日 | 大阪府大阪市 | 育英高等家政女学校 | 歌劇団で命名して貰う | タアちゃん | 男役 | 1953年 | |
加古まち子 | かこ まちこ | 広島県広島市 | 広島県立広島第一高等女学校 | アーちゃん | 1944年 | 夫は内海重典[3] | |||
輝藍子 | かがやき あいこ | 1945年 | 妹は惠協子 | ||||||
都春美 | みやこ はるみ | 1940年 | |||||||
久方さくら | ひさかた さくら | 1945年 | |||||||
諏訪洋子 | すわ ようこ | 1945年 | |||||||
敷島翠 | しきしま みどり | 1945年 | 娘は俳優の青山弥生 | ||||||
曙陽子 | あけぼの ようこ | 1944年 | |||||||
芦邊浪子 | あしべ なみこ | 1948年 | |||||||
野唄みのる | のうた みのる | 1944年 | |||||||
宵町君子 | よいまち きみこ | 1945年 | |||||||
若草萠 | わかくさ もえ | 1944年 | |||||||
日下輝子 | くさか てるこ | 1月11日 | 大阪府 | 兄が命名 | オトク | 娘役 | 1951年 | ||
国立尭子 | くにたち たかこ | 1945年 | |||||||
浅茅しのぶ | あさじ しのぶ | 11月14日 | 大阪府大阪市 | 百人一首 | キマ | 娘役 | 1954年 | 俳優 | |
眞弓ひかり | まゆみ ひかり | 12月26日 | 大阪府 | 瀧口さん | 1957年 | 娘は俳優の志村幸美 | |||
七海はるか | ななみ はるか | 1943年 | |||||||
櫻絵綾子 | さくらえ あやこ | 1940年 | 娘は毬杏奴 | ||||||
八十島ちひろ | やそじま ちひろ | 1940年 | |||||||
美山しぐれ | みやま しぐれ | 8月5日 | 東京都 | 大阪桜ノ宮 | 歌劇団で命名して貰う | おじいさま | 1976年 | ||
星夜ひかり | ほしぞら ひかり | 1944年 | |||||||
雛鶴京子 | ひなづる きょうこ | 1947年 | |||||||
衣笠ちなみ | きぬがさ ちなみ | 1944年 | |||||||
薫ゆたか | かおり ゆたか | 両方 | 1945年 | ||||||
幸風とほる | さちかぜ とほる | 1945年 | |||||||
如月玲子 | きさらぎ れいこ | 1943年 | |||||||
千里ゆり | ちさと ゆり | 1944年 | 娘はマリア・バティスタ 孫は雪菜つぐみ | ||||||
住の江うら子 | すみのえ うらこ | 1945年 |
芸名[1] | 読み仮名[1] | 誕生日 | 出身地 | 出身校 | 芸名の由来 | 愛称 | 役柄 | 退団年[1] | 備考 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
有明順子 | ありあけ じゅんこ | 1948年 | 夫は作詞家の高崎邦佑 | ||||||
蘭郁子 | らん いくこ | 1940年 | |||||||
山櫻桂子 | やまざくら けいこ | 1943年 | |||||||
朝丘千鶴 | あさおか ちづる | 1942年 | |||||||
吉野八重子 | よしの やえこ | 1943年 | |||||||
初空陽子 | はつぞら ようこ | 1940年 | |||||||
小櫻栄子 | こざくら えいこ | 1947年 | |||||||
志津原愛子 | しづはら あいこ | 1945年 | |||||||
美柳日紗子 | みやぎ ひさこ | サアちゃん | 1950年 | 改名後・美柳日佐子 (みやぎ ひさこ) | |||||
四條秀子 | しじょう ひでこ | 2月5日 | 京都府京都市 | 弥栄学校 | 出生地の京都四条と父の名を採って青柳有美が命名 | 初榮ちゃん | 娘役 | 1970年 | 宝塚音楽学校バレエ教師 |
絵島由紀 | えじま ゆき | 1945年 | 妹は壬生桜子 | ||||||
旭映子 | あかつき えいこ | 1944年 | 姉は櫻緋紗子・若葉繁 | ||||||
碧なつみ | みどり なつみ | 1942年 | |||||||
弓束みつみ | ゆづか みつみ | 1944年 | 改名後・弓束みつぐ(ゆづか みつぐ) | ||||||
麦波ひばり | むぎなみ ひばり | 11月29日 | 大阪府 | オナベちゃん | 1952年 | ||||
月空美舟 | つきぞら みふね | 1月16日 | 兵庫県神戸市 | デコミツ | 男役 | 1952年 | 娘は美舟幸 | ||
夢路さよ子 | ゆめじ さよこ | 1944年 | 宝塚歌劇団 クラシックバレエ講師・ 星野安子 | ||||||
藤代彩子 | ふじしろ あやこ | 1月6日 | 北海道函館市 | 東京青山女学院 | ウキちゃん | 1958年 | 鉄板焼「杉の子」(東京・原宿)経営 | ||
白帆詩子 | しらほ うたこ | 1943年 | |||||||
牧園朝子 | まきぞの あさこ | 1940年 | |||||||
朝海黎子 | あさみ れいこ | 1944年 | |||||||
忍世紀子 | しのぶ せきこ | 1945年 | |||||||
紀の水美惠 | きのみず みえ | 1943年 | 改名後・紀の水美恵(きのみず みえ) | ||||||
葉月弓子 | はづき ゆみこ | 1943年 | |||||||
東多鶴子 | あずま たづこ | 1944年 | |||||||
櫻井千雪 | さくらい ちゆき | 1944年 | |||||||
絹川澄子 | きぬかわ すみこ | 1944年 | |||||||
美咲紗代子 | みさき さよこ | 1944年 | 改名前・美咲紗千子(みさき さちこ)、 美咲紗千(みさき さち)、 美咲紗代(みさき さよ) 娘は渡啓子 | ||||||
鈴影朝子 | すずかげ あさこ | 1947年 | |||||||
三條妙子 | さんじょう たえこ | 1944年 | |||||||
花笠かほり | はながさ かほり | 東京都世田谷区[4] | 1945年 | 姉は渚真帆 | |||||
青城水絵 | あおき みずえ | アキちゃん | 1949年 | ||||||
雪乃江黎子 | ゆきのえ れいこ | 1947年 | |||||||
大倉悦子 | おおくら えつこ | 1944年 | |||||||
加茂川千鳥 | かもがわ ちどり | 1943年 | |||||||
寶城照子 | ほうじょう てるこ | 1941年 | |||||||
若水久美子 | わかみず くみこ | 1947年 | |||||||
津山とみえ | つやま とみえ | 1945年 | |||||||
呉羽絹子 | くれは きぬこ | 1944年 | |||||||
日野晃 | ひの あきら | 1949年 | 刺繍教師 |
脚注
[編集]- ^ a b c d e f g h i 100年史(人物) 2014, p. 34.
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 5.
- ^ 津金澤聰廣、近藤久美『近代日本の音楽文化とタカラヅカ』世界思想社、2006年、158頁。ISBN 9784790711735 。
- ^ 『すみれ達の証言 大正・昭和を駆け抜けたタカラジェンヌ達』桝谷多紀子著、中央公論事業出版、2014年11月20日、p139
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。