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宝塚歌劇団28期生

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

宝塚歌劇団28期生(たからづかかげきだん28きせい)とは1938年宝塚歌劇団に入団し、1940年に初舞台を踏んだ69人を指す[1]。初舞台公演演目は花組公演『世界の詩集』である[1]

一覧

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入団時の成績順にまとめている[2]。初舞台の成績順不明のため班分けの成績順[1]。改名前、改名後の芸名の出典はすべて『宝塚歌劇100年史(人物編)』による。

A組
芸名[1] 読み仮名[1] 誕生日 出身地 出身校 芸名の由来 愛称 役柄 退団年[1] 備考
水城れい子 みずき れいこ 1941年
谺春香 こだま はるか 3月24日 大阪府大阪市 育英高等家政女学校 歌劇団で命名して貰う タアちゃん 男役 1953年
加古まち子 かこ まちこ 広島県広島市 広島県立広島第一高等女学校 アーちゃん 1944年 夫は内海重典[3]
輝藍子 かがやき あいこ 1945年 妹は惠協子
都春美 みやこ はるみ 1940年
久方さくら ひさかた さくら 1945年
諏訪洋子 すわ ようこ 1945年
敷島翠 しきしま みどり 1945年 娘は俳優の青山弥生
曙陽子 あけぼの ようこ 1944年
芦邊浪子 あしべ なみこ 1948年
野唄みのる のうた みのる 1944年
宵町君子 よいまち きみこ 1945年
若草萠 わかくさ もえ 1944年
日下輝子 くさか てるこ 1月11日 大阪府 兄が命名 オトク 娘役 1951年
国立尭子 くにたち たかこ 1945年
浅茅しのぶ あさじ しのぶ 11月14日 大阪府大阪市 百人一首 キマ 娘役 1954年 俳優
眞弓ひかり まゆみ ひかり 12月26日 大阪府 瀧口さん 1957年 娘は俳優の志村幸美
七海はるか ななみ はるか 1943年
櫻絵綾子 さくらえ あやこ 1940年 娘は毬杏奴
八十島ちひろ やそじま ちひろ 1940年
美山しぐれ みやま しぐれ 8月5日 東京都 大阪桜ノ宮 歌劇団で命名して貰う おじいさま 1976年
星夜ひかり ほしぞら ひかり 1944年
雛鶴京子 ひなづる きょうこ 1947年
衣笠ちなみ きぬがさ ちなみ 1944年
薫ゆたか かおり ゆたか 両方 1945年
幸風とほる さちかぜ とほる 1945年
如月玲子 きさらぎ れいこ 1943年
千里ゆり ちさと ゆり 1944年 娘はマリア・バティスタ
孫は雪菜つぐみ
住の江うら子 すみのえ うらこ 1945年
B組
芸名[1] 読み仮名[1] 誕生日 出身地 出身校 芸名の由来 愛称 役柄 退団年[1] 備考
有明順子 ありあけ じゅんこ 1948年 夫は作詞家の高崎邦佑
蘭郁子 らん いくこ 1940年
山櫻桂子 やまざくら けいこ 1943年
朝丘千鶴 あさおか ちづる 1942年
吉野八重子 よしの やえこ 1943年
初空陽子 はつぞら ようこ 1940年
小櫻栄子 こざくら えいこ 1947年
志津原愛子 しづはら あいこ 1945年
美柳日紗子 みやぎ ひさこ サアちゃん 1950年 改名後・美柳日佐子 (みやぎ ひさこ)
四條秀子 しじょう ひでこ 2月5日 京都府京都市 弥栄学校 出生地の京都四条と父の名を採って青柳有美が命名 初榮ちゃん 娘役 1970年 宝塚音楽学校バレエ教師
絵島由紀 えじま ゆき 1945年 妹は壬生桜子
旭映子 あかつき えいこ 1944年 姉は櫻緋紗子若葉繁
碧なつみ みどり なつみ 1942年
弓束みつみ ゆづか みつみ 1944年 改名後・弓束みつぐ(ゆづか みつぐ)
麦波ひばり むぎなみ ひばり 11月29日 大阪府 オナベちゃん 1952年
月空美舟 つきぞら みふね 1月16日 兵庫県神戸市 デコミツ 男役 1952年 娘は美舟幸
夢路さよ子 ゆめじ さよこ 1944年 宝塚歌劇団
クラシックバレエ講師・
星野安子
藤代彩子 ふじしろ あやこ 1月6日 北海道函館市 東京青山女学院 ウキちゃん 1958年 鉄板焼「杉の子」(東京・原宿)経営
白帆詩子   しらほ うたこ 1943年
牧園朝子 まきぞの あさこ 1940年
朝海黎子 あさみ れいこ 1944年
忍世紀子 しのぶ せきこ 1945年
紀の水美惠 きのみず みえ 1943年 改名後・紀の水美恵(きのみず みえ)
葉月弓子 はづき ゆみこ 1943年
東多鶴子 あずま たづこ 1944年
櫻井千雪 さくらい ちゆき 1944年
絹川澄子 きぬかわ すみこ 1944年
美咲紗代子 みさき さよこ 1944年 改名前・美咲紗千子(みさき さちこ)、
美咲紗千(みさき さち)、
美咲紗代(みさき さよ)
娘は渡啓子
鈴影朝子 すずかげ あさこ 1947年
三條妙子 さんじょう たえこ 1944年
花笠かほり はながさ かほり 東京都世田谷区[4] 1945年 姉は渚真帆
青城水絵 あおき みずえ アキちゃん 1949年
雪乃江黎子 ゆきのえ れいこ 1947年
大倉悦子 おおくら えつこ 1944年
加茂川千鳥 かもがわ ちどり 1943年
寶城照子 ほうじょう てるこ 1941年
若水久美子 わかみず くみこ 1947年
津山とみえ つやま とみえ 1945年
呉羽絹子 くれは きぬこ 1944年
日野晃 ひの あきら 1949年 刺繍教師

脚注

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  1. ^ a b c d e f g h i 100年史(人物) 2014, p. 34.
  2. ^ 100年史(人物) 2014, p. 5.
  3. ^ 津金澤聰廣、近藤久美『近代日本の音楽文化とタカラヅカ』世界思想社、2006年、158頁。ISBN 9784790711735https://books.google.com/books?id=JqUvAQAAIAAJ&q=%22内海明子%22 
  4. ^ 『すみれ達の証言 大正・昭和を駆け抜けたタカラジェンヌ達』桝谷多紀子著、中央公論事業出版、2014年11月20日、p139

参考文献

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