稀惺かずと
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稀惺 かずと(きしょう かずと、5月22日[1] - )は、宝塚歌劇団星組に所属する男役スター。
東京都港区[1]、日本女子大学附属高等学校出身[1]。身長169cm[1]。愛称は「つん」、「めぐみ」[1]。
来歴
[編集]2017年、宝塚音楽学校入学。
2019年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に105期生として入団[2][3]。入団時の成績は11番[2][3]。宙組公演「オーシャンズ11」で初舞台[2]。その後、星組に配属[3]。
2023年の「1789」で新人公演初主演[注釈 1][4][5]。入団5年目での抜擢となった[4]。
人物
[編集]父はタレントの松岡修造、母はアナウンサーの田口惠美子、伯父は実業家の松岡宏泰、祖母は宝塚OGの千波静[6]、高祖父は宝塚歌劇団の創設者でもある小林一三[2]。
主な舞台
[編集]初舞台
[編集]星組時代
[編集]- 2019年7 - 10月、『GOD OF STARS -食聖-』 - 新人公演:カメラマン(本役:遥斗勇帆)『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』
- 2020年2 - 3月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』 - 新人公演:プラト(本役:碧海さりお)『Ray-星の光線-』(宝塚大劇場)
- 2020年7 - 9月、『眩耀(げんよう)の谷〜舞い降りた新星〜』『Ray-星の光線-』(東京宝塚劇場)[注釈 2]
- 2020年11月、『エル・アルコン-鷹-』『Ray-星の光線-』(梅田芸術劇場)
- 2021年2 - 5月、『ロミオとジュリエット』[注釈 3]
- 2021年7月、『婆娑羅(ばさら)の玄孫(やしゃご)』(ドラマシティ・プレイハウス) - 真々
- 2021年9 - 12月、『柳生忍法帖』 - 新人公演:多聞坊(本役:天飛華音)『モアー・ダンディズム!』
- 2022年2月、『ザ・ジェントル・ライアー〜英国的、紳士と淑女のゲーム〜』(KAAT神奈川芸術劇場) - トミー・トラファド
- 2022年4 - 5月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 - カストル『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』(宝塚大劇場)
- 2022年6 - 7月、『めぐり会いは再び next generation-真夜中の依頼人(ミッドナイト・ガールフレンド)-』 - カストル、新人公演:セシル・ピーター・ウェルズ(本役:天華えま)『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』(東京宝塚劇場)
- 2022年9月、『モンテ・クリスト伯』 - アルベール『Gran Cantante(グラン カンタンテ)!!』(全国ツアー)
- 2022年11 - 2023年2月、『ディミトリ〜曙光に散る、紫の花〜』 - 新人公演:アヴァク・ザカリアン(本役:暁千星)『JAGUAR BEAT-ジャガービート-』
- 2023年4月、『Stella Voice』(バウホール)
- 2023年6 - 7月、『1789-バスティーユの恋人たち-』(宝塚大劇場) - ロワゼル[注釈 1][4]
- 2023年7 - 8月、『1789-バスティーユの恋人たち-』(東京宝塚劇場) - ロワゼル、新人公演:ロナン・マズリエ(本役:礼真琴) 新人公演初主演[4][5]
- 2023年10月、『My Last Joke-虚構に生きる-』(バウホール) - ナサニエル・P・ウィリス[5]
- 2024年1 - 2月、『RRR×TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜(アールアールアール バイ タカラヅカ〜ルートビーム〜)』 - ラッチュ『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』(宝塚大劇場)
- 2024年2 - 4月、『RRR×TAKA"R"AZUKA〜√Bheem〜(アールアールアール バイ タカラヅカ〜ルートビーム〜)』 - ラッチュ、新人公演:ジェイク(本役:極美慎)『VIOLETOPIA(ヴィオレトピア)』(東京宝塚劇場)
- 2024年6月、『夜明けの光芒』(ドラマシティ・東京建物 Brillia HALL) - ハーバート・ポケット[7]
- 2024年8 - 12月、『記憶にございません!』 - 黒田篤彦、新人公演:柳友一郎(本役:美稀千種)『Tiara Azul-Destino-(ティアラ・アスール ディスティーノ)』
- 2025年1 - 2月、『にぎたつの海に月出づ』(バウホール) - 田村皇子
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e 『宝塚おとめ 2024年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2024年、118頁。ISBN 978-4-86649-258-2。
- ^ a b c d 修造娘・稀惺かずと、華麗なる巣立ち!宝塚音楽学校卒業式 4・19初舞台 デイリースポーツ。
- ^ a b c 『2019年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2020年、89頁。ISBN 978-4-86649-126-4。
- ^ a b c d 宝塚歌劇星組「1789」中止延長…18日午後開演の部から再開へ 稀惺かずと初主演の新人公演は中止 スポーツ報知。
- ^ a b c 【宝塚】星組スター天飛華音が米作家エドガー・アラン・ポー熱演 バウ初主演作開幕 日刊スポーツ。
- ^ 『母娘・姉妹ジェンヌ一覧/宝塚おとめ 2019年度版』 宝塚クリエイティブアーツ 2019年、97頁。 ISBN 978-4-86649-089-2。
- ^ 【宝塚】星組人気スター暁千星 鍛冶屋から英国紳士へ“成長”東上主演作「夜明けの光芒」開幕 日刊スポーツ。