純矢ちとせ
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じゅんや ちとせ 純矢 ちとせ | |
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生年月日 | 7月22日 |
出身地 | 日本 東京都港区 |
身長 | 164cm |
職業 | 女優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2003年 - |
活動内容 |
2003年:宝塚歌劇団入団、雪組配属 2005年:娘役へ転向 2008年:宙組へ異動 2019年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
配偶者 | 既婚 |
事務所 | タカラヅカ・ライブ・ネクスト |
公式サイト | 純矢ちとせ 公式プロフィール |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『逆転裁判2』 『風と共に去りぬ』 『TOP HAT』 『エリザベート』 『オーシャンズ11』 舞台 『サクラヒメ』 『ポーの一族』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
純矢 ちとせ(じゅんや ちとせ、7月22日[1] - )は、日本の女優[2]。元宝塚歌劇団宙組の娘役スター[3]。
東京都港区[1]、東洋英和女学院高等部出身[4]。身長164cm[1]。愛称は「せーこ」[4]。
来歴
[編集]2001年、宝塚音楽学校入学。
2003年、宝塚歌劇団に89期生として入団[5][2][6]。入団時の成績は5番[5]。月組公演「花の宝塚風土記/シニョール ドン・ファン」で男役として初舞台[5][2]。その後、雪組に配属[5]。
2006年の「やらずの雨」でバウホール公演初ヒロイン[8][6]。
2008年3月31日付で宙組へと組替え[9]。
2009年の「逆転裁判2」(バウホール・赤坂ACTシアター公演)で、東上公演初ヒロイン[10][8][6]。
2010年の「誰がために鐘は鳴る」で、初のエトワールに抜擢[6]。その後も4度に渡ってエトワールを務める[6][2]。
確かな演技力と歌唱力を持つ実力派娘役として活躍したが、2019年7月21日、「オーシャンズ11」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[7][2]。
退団後は舞台を中心に活動を続けている。
2021年に自身のインスタグラムで結婚したことを公表[11]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2003年4 - 5月、月組『花の宝塚風土記(ふどき)』『シニョール ドン・ファン』(宝塚大劇場のみ)[7][2]
雪組男役時代
[編集]- 2003年8 - 12月、『Romance de Paris』『レ・コラージュ』
- 2004年1 - 2月、『Romance de Paris』『レ・コラージュ』(中日劇場)
- 2004年4 - 7月、『スサノオ』『タカラヅカ・グローリー!』
- 2004年11 - 2005年2月、『青い鳥を捜して』『タカラヅカ・ドリーム・キングダム』
- 2005年4月、『さすらいの果てに』(バウホール) - カーメス
- 2005年6 - 10月、『霧のミラノ』 - 新人公演:ベッポ(本役:柊巴)『ワンダーランド』
- 2005年11 - 12月、『DAYTIME HUSTLER』(バウホール・日本青年館) - マーチン
雪組娘役時代
[編集]- 2006年2 - 5月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - 新人公演:クレサンティーム(本役:涼花リサ)
- 2006年6月、『やらずの雨』(バウホール) - お初 バウ初ヒロイン[3][1][7]
- 2006年9 - 12月、『堕天使の涙』 - 新人公演:アデーラ(本役:天勢いづる)『タランテラ!』
- 2007年2月、『星影の人』 - 安紀『Joyful!!II』(中日劇場)
- 2007年5 - 8月、『エリザベート』 - 女官、新人公演:マダム・ヴォルフ(本役:晴華みどり)
- 2007年9 - 10月、『星影の人』 - 安紀『Joyful!!II』(全国ツアー)
- 2008年1 - 3月、『君を愛してる-Je t'aime-』 - ムゼッタ、新人公演:セリメーヌ・ドビルパン(本役:大月さゆ)『ミロワール』
宙組娘役時代
[編集]- 2008年6 - 7月、『殉情(じゅんじょう)』(バウホール) - お蘭
- 2008年9 - 12月、『Paradise Prince(パラダイス プリンス)』 - アン、新人公演:ローズマリー・メンフィールド(本役:美穂圭子)『ダンシング・フォー・ユー』
- 2009年2 - 3月、『逆転裁判 -蘇る真実-』(バウホール・日本青年館) - モニカ・クライド[7]
- 2009年4 - 7月、『薔薇に降る雨』 - 新人公演:ヘレン(本役:美羽あさひ)『Amour それは…』
- 2009年8 - 9月、『逆転裁判2 -蘇る真実、再び…-』(バウホール・赤坂ACTシアター) - ルーチェ・アレイア 東上初ヒロイン[3][1][7]
- 2009年11 - 2010年2月、『カサブランカ』 - イヴォンヌ、新人公演:コリーナ・ムラ(本役:鈴奈沙也)[8]
- 2010年3 - 4月、『シャングリラ-水之城-』(ドラマシティ・日本青年館) - 霧
- 2010年5 - 8月、『TRAFALGAR(トラファルガー)』 - ジュゼッピーナ・グラッシーニ『ファンキー・サンシャイン』
- 2010年9月、蘭寿とむコンサート『“R”ising!!』(バウホール・昭和女子大学人見記念講堂)
- 2010年11 - 2011年1月、『誰がために鐘は鳴る』 - ローサ 初エトワール[8]
- 2011年3月、『ヴァレンチノ』(ドラマシティ) - アラ・ナジモヴァ[8][7]
- 2011年5 - 8月、『美しき生涯』 - さぎり『ルナロッサ』[8]
- 2011年8月、『ヴァレンチノ』(日本青年館) - アラ・ナジモヴァ[8][7]
- 2011年10 - 12月、『クラシコ・イタリアーノ』 - パメラ・ミッソーニ『NICE GUY!!』
- 2012年2月、『仮面のロマネスク』 - ヴィクトワール『Apasionado!!II』(中日劇場) エトワール
- 2012年4 - 7月、『華やかなりし日々』 - アンナ・ヘルド『クライマックス』
- 2012年8 - 11月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 - ジェシカ・エドワーズ[8]
- 2013年1月、『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』(博多座) - ジェシカ・エドワーズ
- 2013年3 - 6月、『モンテ・クリスト伯』 - エロイーズ『Amour de 99!!-99年の愛-』
- 2013年7 - 8月、『うたかたの恋』 - マリンカ/シュターレイ夫人『Amour de 99!!-99年の愛-』(全国ツアー)
- 2013年9 - 12月、『風と共に去りぬ』 - スカーレットII[注釈 1]/メイベル[注釈 1][3][7]
- 2014年2 - 3月、『翼ある人びと-ブラームスとクララ・シューマン-』(ドラマシティ・日本青年館) - イーダ・フォン・ホーエンタール
- 2014年5 - 7月、『ベルサイユのばら-オスカル編-』 - オルタンス
- 2014年9月、『SANCTUARY(サンクチュアリ)』(バウホール) - カトリーヌ・ド・メディチ
- 2014年11 - 2015年2月、『白夜の誓い -グスタフIII世、誇り高き王の戦い-』 - エカテリーナ・アレクセーエヴナ『PHOENIX 宝塚!!-蘇る愛-』[3][7]
- 2015年3 - 4月、『TOP HAT』(梅田芸術劇場・赤坂ACTシアター) - マッジ・ハードウィック[3][7]
- 2015年6 - 8月、『王家に捧ぐ歌』 - 女官ワーヘド エトワール[1]
- 2015年10月、『相続人の肖像』(バウホール) - ヴァネッサ
- 2016年1 - 3月、『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉〜』 - ヘンリー・コンデル『HOT EYES!!』
- 2016年5月、『王家に捧ぐ歌』(博多座) - ファトマ エトワール[1]
- 2016年7 - 10月、『エリザベート-愛と死の輪舞(ロンド)-』 - 皇太后ゾフィー[3][7]
- 2016年11 - 12月、『バレンシアの熱い花』 - セレスティーナ侯爵夫人『HOT EYES!!』(全国ツアー)
- 2017年2 - 4月、『王妃の館-Château de la Reine-』 - 早見リツ子『VIVA! FESTA!』
- 2017年6月、『A Motion(エース モーション)』(梅田芸術劇場・文京シビックホール)
- 2017年8 - 11月、『神々の土地』 - ジナイーダ・ユスポワ『クラシカル ビジュー』
- 2018年1月、『不滅の棘(とげ)』(ドラマシティ・日本青年館) - タチアナ
- 2018年3 - 6月、『天(そら)は赤い河のほとり』 - ナキア『シトラスの風-Sunrise-』[3][7]
- 2018年10 - 12月、『白鷺(しらさぎ)の城(しろ)』 - 白拍子(任氏)『異人たちのルネサンス』 - クラリーチェ
- 2019年2月、『黒い瞳』 - エカテリーナII世『VIVA! FESTA! in HAKATA』(博多座)
- 2019年4 - 7月、『オーシャンズ11』 - クィーン・ダイアナ 退団公演[1][7][2]
出演イベント
[編集]- 2003年6月、TCAスペシャル2003『ディア・グランド・シアター』
- 2003年9月、『レビュー記念日』
- 2003年10月、樹里咲穂コンサート『JUBIEE-S』[12]
- 2004年7月、宝塚巴里祭2004『ボンジュール・パリ』[13]
- 2004年10月、第45回『宝塚舞踊会』
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2006年8月、『雪組エンカレッジ・コンサート』[14]
- 2006年10月、第47回『宝塚舞踊会』
- 2008年7月、『宝塚巴里祭2008』[15]
- 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
- 2010年12月、タカラヅカスペシャル2010『FOREVER TAKARAZUKA』
- 2012年5月、大空祐飛ディナーショー『YUHizm』[16]
- 2012年12月、タカラヅカスペシャル2012『ザ・スターズ!〜プレ・プレ・センテニアル〜』
- 2014年4月、宝塚歌劇100周年 夢の祭典『時を奏でるスミレの花たち』[注釈 2]
- 2014年12月、タカラヅカスペシャル2014『Thank you for 100 years』
- 2015年9月、第53回『宝塚舞踊会』[17]
- 2015年12月、タカラヅカスペシャル2015『New Century,Next Dream』
- 2016年12月、タカラヅカスペシャル2016『Music Succession to Next』
- 2017年12月、タカラヅカスペシャル2017『ジュテーム・レビュー-モン・パリ誕生90周年-』
- 2018年2月、『宙組誕生20周年記念イベント』
- 2018年7月、『宝塚巴里祭2018』[18]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]舞台
[編集]- 2020年1 - 2月、『サクラヒメ』(南座) - サクラヒメ[3][1][2]
- 2021年1 - 2月、『ポーの一族』(梅田芸術劇場・東京国際フォーラム・御園座) - レイチェル[19][1][2]
- 2021年4月、『エリザベート TAKARAZUKA25周年スペシャル・ガラ・コンサート』(梅田芸術劇場・東急シアターオーブ) - 皇太后ゾフィー[20][2]
TV出演
[編集]- 2007年12月、フジテレビ『2007 FNS歌謡祭』
- 2011年12月、フジテレビ『2011 FNS歌謡祭』
- 2014年1月、フジテレビ『SMAP×SMAP』 - スマ進ハイスクール
- 2017年12月、フジテレビ『2017 FNS歌謡祭 第1夜』
受賞歴
[編集]- 2016年、『阪急すみれ会パンジー賞』 - 助演賞[21]
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h i j k 純矢ちとせ 公式プロフィール 株式会社タカラヅカ・ライブ・ネクスト。
- ^ a b c d e f g h i j k 「娘役に転向できなかったら辞めていたかも」。実力派の元タカラジェンヌの初告白 Domani。
- ^ a b c d e f g h i 純矢ちとせインタビュー 京都・南座での新感覚演劇、イマ―シブシアター『サクラヒメ』でヒロインを演じる メディアスパイス。
- ^ a b 『宝塚おとめ 2019年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2019年、128頁。ISBN 978-4-86649-089-2。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 115.
- ^ a b c d e フェアリーインタビュー 宙組 純矢ちとせ ウィズたからづか。
- ^ a b c d e f g h i j k l m n Memories of 純矢ちとせ タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b c d e f g h 純矢ちとせさんインタビュー(前編)宝塚歌劇団プロジェクト ゴーゴーご組。
- ^ 『2008年宝塚 Stage Album』 阪急コミュニケーションズ、2009年、81頁。ISBN 978-4-484-09503-5。
- ^ 100年史(舞台) 2014, p. 242.
- ^ 元宝塚娘役の純矢ちとせ、インスタで結婚報告「新しい人生をスタート」 日刊スポーツ。
- ^ 樹里咲穂コンサート「JUBILEE-S」Remix Edition('03年・日本青年館・千秋楽) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 宝塚巴里祭2004「ボンジュール・パリ」('04年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 雪組「エンカレッジ コンサート」('06年雪組・バウ・千秋楽) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 宝塚巴里祭2008('08年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 大空祐飛ディナーショー「YUHizm」('12年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 第53回「宝塚舞踊会」('15年・宝塚) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 宝塚巴里祭2018('18年・ホテル阪急インターナショナル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 明日海りお主演「ポーの一族」小西遼生、中村橋之助ら全キャスト解禁 ステージナタリー。
- ^ 宝塚版「エリザベート」25周年記念コンサートの出演者発表、歴代出演メンバーがずらり ステージナタリー。
- ^ 『2016年宝塚 Stage Album』 宝塚クリエイティブアーツ、2017年、77頁。ISBN 978-4-86649-005-2。
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]- 純矢ちとせ 公式プロフィール
- 純矢ちとせ (@junya_chitose_official) - Instagram