音花ゆり
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おとはな ゆり 音花 ゆり | |
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生年月日 | 12月16日 |
出身地 | 日本 兵庫県宝塚市 |
身長 | 161cm |
職業 | 女優・歌手 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 2001年 - |
活動内容 |
2001年:宝塚歌劇団入団、星組配属 2015年:宝塚歌劇団退団、芸能活動再開 |
配偶者 | 既婚 |
著名な家族 | 相武紗季(妹) |
事務所 | タカラヅカ・ライブ・ネクスト |
公式サイト | 音花ゆりオフィシャルサイト |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ロミオとジュリエット』 『かもめ』 舞台 『シカゴ』 『グレート・ギャツビー』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
音花 ゆり(おとはな ゆり、12月16日[1] - )は、日本の女優・歌手。元宝塚歌劇団星組の娘役[2]。
兵庫県宝塚市[1]、雲雀丘学園中学校出身[3]。身長161cm[1]。愛称は「ゆり」、「ころ」[3]。
来歴
[編集]1999年、宝塚音楽学校入学。
2001年、宝塚歌劇団に87期生として入団[5][1]。入団時の成績は6番[5]。宙組公演「ベルサイユのばら2001」で初舞台[5][2]。その後、星組に配属[5]。
歌手として頭角を現し、2006年、湖月わたる退団公演となるショー「ネオ・ダンディズム!」で、初のエトワールに抜擢[1][2]。その後も星組を代表する歌姫として、数々の公演でエトワールを務める[2][6]。
2015年5月10日、柚希礼音・夢咲ねねトップコンビ退団公演となる「黒豹の如く/Dear DIAMOND!!」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[2][1]。退団公演では7度目となるエトワールを務めた[6]。
退団後は舞台を中心に活動していたが、2018年の結婚を機に、芸能活動を一時休止することを発表[7][1]。
2020年、第一子を出産したことを自身のインスタグラムで報告した[4]。
人物
[編集]実妹は同じく女優の相武紗季であり[4]、母は宝塚OGの朱穂芽美である[8]。
宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]- 2001年4 - 5月、宙組『ベルサイユのばら2001-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』(宝塚大劇場のみ)
星組時代
[編集]- 2001年8 - 10月、『ベルサイユのばら2001-オスカルとアンドレ編-』(宝塚大劇場のみ)
- 2001年11 - 12月、『花の業平』『サザンクロス・レビューII』(東京宝塚劇場のみ)
- 2002年4 - 8月、『プラハの春』『LUCKY STAR!』
- 2002年9月、『ヴィンターガルテン』(バウホール・日本青年館) - シスター・タバサ
- 2002年11 - 12月、『ガラスの風景』『バビロン』(宝塚大劇場)
- 2003年1月、『恋天狗』 - 天狗『おーい春風さん』 - 女の子(バウホール)
- 2003年2 - 3月、『ガラスの風景』『バビロン』(東京宝塚劇場)
- 2003年5月、『雨に唄えば』(日生劇場) - 少年時代のドン
- 2003年7 - 11月、『王家に捧ぐ歌』 - 新人公演:囚人フィブラーイル(本役:琴まりえ)
- 2003年12月、『巌流-散りゆきし花の舞-』(バウホール・日本青年館) - 七之助(少年)/桜
- 2004年2 - 6月、『1914/愛』 - 新人公演:大公夫人(本役:朝峰ひかり)『タカラヅカ絢爛』
- 2004年8月、『花舞う長安』『ロマンチカ宝塚'04』(博多座)
- 2004年10 - 12月、『花舞う長安』 - 新人公演:秦国夫人(本役:仙堂花歩)『ロマンチカ宝塚'04』
- 2005年2月、『王家に捧ぐ歌』(中日劇場) - 囚人マーリス
- 2005年5 - 8月、『長崎しぐれ坂』『ソウル・オブ・シバ!!』
- 2005年9 - 10月、『龍星(りゅうせい)-闇を裂き天(あま)翔けよ。朕(ちん)は、皇帝なり-』(ドラマシティ・日本青年館) - 狄妃
- 2006年1 - 4月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - 女官長、新人公演:カトリーヌ(本役:百花沙里)
- 2006年5月、『Young Bloods!!-Twinkle Twinkle Star-』(バウホール) - ミス・コローネ
- 2006年8 - 11月、『愛するには短すぎる』 - シェリル、新人公演:ドリー・マコーミック(本役:陽月華)『ネオ・ダンディズム!』 初エトワール[2]
- 2007年1月、『ハロー!ダンシング』(バウホール)
- 2007年3 - 7月、『さくら』『シークレット・ハンター』 - 新人公演:アナ・マリア(本役:南海まり)
- 2007年9月、『KEAN』(日生劇場) - キャロライン
- 2007年11 - 2008年2月、『エル・アルコン-鷹-』 - ロサ/酒場の歌手、新人公演:女王エリザベス(本役:星風エレナ)『レビュー・オルキス-蘭の星-』
- 2008年4 - 5月、『ANNA KARENINA(アンナ・カレーニナ)』(バウホール) - ベッツィ・トヴェルスコイ公爵夫人
- 2008年6 - 10月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - ジュリー エトワール
- 2008年11月、『ブエノスアイレスの風』(日本青年館・バウホール) - フローラ
- 2009年2 - 4月、『My dear New Orleans(マイ ディア ニュー オリンズ)』 - ベッシー『ア ビヤント』
- 2009年6 - 9月、『太王四神記 Ver.II』 - ムーニョ/メファ エトワール
- 2009年10 - 11月、『再会』 - ポーレット『ソウル・オブ・シバ!!』(全国ツアー)
- 2010年1 - 3月、『ハプスブルクの宝剣』『BOLERO』 エトワール
- 2010年5月、『リラの壁の囚人たち』(バウホール・日本青年館) - ルイズ
- 2010年7 - 8月、『ロミオとジュリエット』(梅田芸術劇場・博多座) - キャピュレット夫人[2]
- 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』 - バーニー
- 2011年1 - 2月、『メイちゃんの執事』(バウホール・日本青年館) - 華山リカ
- 2011年4 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - マダムガート[注釈 1]『めぐり会いは再び』 - リゲル エトワール
- 2011年8 - 9月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - マダムガート[注釈 2]『めぐり会いは再び』 - アルビレオ(博多座・中日劇場) エトワール
- 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - サファイア(3ジュエルズ)
- 2012年3月、『天使のはしご』(日本青年館・バウホール) - シャーロット
- 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - イザベル『Celebrity』
- 2012年9月、『ジャン・ルイ・ファージョン-王妃の調香師-』(バウホール・日本青年館) - ヴィジェ・ルブラン
- 2012年11 - 2013年2月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『めぐり会いは再び 2nd〜Star Bride〜』 - リゲル『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』 - ヴァルゴファム(歌手)
- 2013年3 - 4月、『宝塚ジャポニズム〜序破急〜』『怪盗楚留香(そりゅうこう)外伝-花盗人(はなぬすびと)-』 - 蘇蓉蓉『Étoile de TAKARAZUKA(エトワール ド タカラヅカ)』(中日劇場・台北国家戯劇院)
- 2013年5 - 8月、『ロミオとジュリエット』 - キャピュレット夫人[2]
- 2013年9 - 10月、柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!II』(東京国際フォーラム・博多座)
- 2014年1 - 3月、『眠らない男・ナポレオン-愛と栄光の涯(はて)に-』 - テレーズ
- 2014年5 - 6月、『かもめ』(バウホール) - イリーナ・ニコラーエヴナ・アルカージナ
- 2014年7 - 10月、『The Lost Glory -美しき幻影-』 - エマ・バーンズ『パッショネイト宝塚!』
- 2014年12月、『アルカサル〜王城〜』(バウホール) - エレーネ
- 2015年2 - 5月、『黒豹(くろひょう)の如(ごと)く』 - ソニア『Dear DIAMOND!!』 退団公演、エトワール[2][6]
出演イベント
[編集]- 2001年6月、伊織直加ディナーショー『TABLOID』
- 2001年9月、『ベルサイユのばら メモランダム』
- 2005年3月、檀れいミュージック・サロン『DAN-ke schön!』
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2006年4月、『星組エンカレッジ・コンサート』
- 2006年9 - 10月、湖月わたるディナーショー『Passion』
- 2007年7月、『宝塚巴里祭2007』
- 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』(コーラス)
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]舞台
[編集]- 2015年9 - 10月、『SUPER GIFT! from Takarazuka stars』(東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)
- 2016年3 - 4月、『REON JACK』(梅田芸術劇場・東京国際フォーラム)[9]
- 2016年7 - 8月、『シカゴ』(KAAT神奈川芸術劇場・デビット・H・コーク・シアター・東京国際フォーラム・梅田芸術劇場)
- 2016年12 - 2017年1月、『エリザベート TAKARAZUKA20周年 スペシャル・ガラ・コンサート』(梅田芸術劇場・オーチャードホール)
- 2017年5 - 7月、『グレート・ギャツビー』(日生劇場・中日劇場・梅田芸術劇場・博多座) - キャサリン[10]
- 2017年9 - 10月、『パジャマゲーム』(日本青年館・ドラマシティ)
- 2021年9月、『アプローズ〜夢十夜〜』(日本青年館・バウホール)[11]
脚注
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d e f g h 音花ゆり 公式プロフィール 株式会社タカラヅカ・ライブ・ネクスト。
- ^ a b c d e f g h i Memories of 音花ゆり タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ a b 『宝塚おとめ 2015年度版』 宝塚クリエイティブアーツ、2015年、103頁。ISBN 978-4-908135-33-0。
- ^ a b c 相武紗季の姉・音花ゆりら宝塚歌劇OF6人「-ネクスト」と契約 デイリースポーツ。
- ^ a b c d 100年史(人物) 2014, p. 113.
- ^ a b c 相武紗季、姉妹愛!音花ゆりの記事に大喜び「お姉ちゃんのこと書いてある」 デイリースポーツ。
- ^ 相武紗季の姉・音花ゆり、第1子を出産「心配なことも沢山ありますが…小さな命を精一杯大切に」 スポーツ報知。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 28.
- ^ 柚希礼音「REON JACK」公開稽古で「私にジャックされたいと思って来て」 ステージナタリー。
- ^ 井上芳雄「ギャツビーのためのこれまでだった、と言える作品に」 ステージナタリー。
- ^ 彩凪翔が新たなステージへ「アプローズ」上演決定、スペシャルゲストに彩輝なお・水夏希 ステージナタリー。
注釈
[編集]参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
外部リンク
[編集]- 音花ゆりオフィシャルサイト
- 音花ゆり 公式プロフィール
- 音花ゆり (@otohanayuri) - X(旧Twitter)
- 音花ゆり (@otohana.yuri) - Instagram