福田公子
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ふくだ きみこ 福田 公子 | |
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プロフィール | |
本名 |
新井 公子 (あらい きみこ) |
性別 | 女性 |
出生地 | 日本・兵庫県[1] |
生年月日 | 1932年11月12日(92歳) |
職業 |
声優 女優 |
配偶者 | あり |
声優活動 | |
ジャンル |
アニメ 吹き替え |
俳優活動 | |
ジャンル |
テレビドラマ 映画 舞台 |
福田 公子(ふくだ きみこ、1932年11月22日 - )[1]は、日本の女優、声優。本名は新井公子(旧姓:福田)。兵庫県神戸市出身[1]。旧芸名は尾上さくら(2代)、富士環。特技は日本舞踊、バレエ。
人物
[編集]神戸市立第二高等女学校(現・神戸市立須磨高等学校)卒業。
1948年に宝塚音楽学校に入学し、1949年に宝塚歌劇団に入団。36期。同期生に有馬稲子・上月左知子・南風洋子・龍城のぼる・木花咲耶・御幸沙智子・歌川波瑠美らがいる。宝塚入団時の成績は63人中4位[2]。『黄金の林檎/南の哀愁』で初舞台を踏む。星組[2]に配属される。尾上さくら(2代)の芸名で娘役[2]として活動。近所に住んでいた初代・尾上さくら(20期)から芸名を貰う。この芸名は小倉百人一首の前中納言匡房の「高砂の 尾上の桜 咲きにけり 外山の霞 立たずもあらなむ」に由来する。宝塚歌劇団在団中から外部作品・映画にも出演した。1957年に宝塚歌劇団を退団。最終出演公演の演目は星組公演『私のアンジェラ/刀を抜いて』[2]。
同年松竹に入社する。富士環の芸名で活動したが、その後、本名であった福田公子に改める。1969年劇団欅(のちに劇団昴)に入団、テレビドラマでも活躍する。
出演
[編集]映画
[編集]- 嵐の中の抱擁 おもかげは遙かなり(1957年、松竹)
- 淑女夜河を渡る(1957年、松竹)
- 伝七捕物帖 銀蛇呪文(1957年、松竹)
- 赤城の子守唄(1957年、松竹)
- 伝七捕物帖 髑髏狂女(1958年、松竹)
- 七人の女掏摸(1958年、松竹)
- 江戸群盗伝(1958年、松竹)
- 清水の佐太郎(1958年、松竹)
- 夜の波紋(1958年、松竹)
- 浮世風呂(1958年、松竹)
- 七人若衆誕生(1958年、松竹)
- 落花剣光録(1958年、松竹)
- 橋(1959年、松竹)
- 弥次喜多民謡道中記 奥州街道の巻(1959年、松竹)
- 恋愛裁判(1959年、松竹)
- 流転(1960年、松竹)
- 黒部谷の大剣客(1960年、東映)
- 遠い一つの道(1960年、東宝)
- 筑豊のこどもたち(1960年、東宝)
- あばれ駕籠(1960年、東映)
- 嫉妬(1962年、大映)
- 破れ傘長庵(1963年、大映)
- イチかバチか(1963年、東宝)
- ひばり・チエミ・いづみ 三人よれば(1964年、東宝)
- 砂の上の植物群(1964年、日活)
- 終りなき生命を(1967年、日活)
- 西のペテン師 東のサギ師(1971年、東宝)
- 父ちゃんのポーが聞える(1971年、東宝)
- 人間革命(1973年、東宝)
- 扉はひらかれた(1975年、新星映画社)
テレビドラマ
[編集]- 松本清張シリーズ・黒い断層 / 声(1961年3月13日 - 3月20日、TBS)
- 文芸劇場(NHK)
- 第25回「しぶちん」(1962年3月20日)
- 松本清張シリーズ・黒の組曲 / 張込み(1962年8月29日 - 9月5日、NHK) - 貞子 役
- 特別機動捜査隊(NET)
- 第30話「歪んだ罠」(1962年)
- 第229話「枯れた春」(1966年)
- 第368話「武蔵野心中」(1968年)
- 第509話「呪いの館」(1971年)
- 第620話「ある恐怖の記録やさしい女」(1973年)
- 第695話「現代母親教育論」(1975年)
- ライオン奥様劇場(CX)
- 下町そだち(1965年)
- 花の罪(1967年)
- お母さんのいのちをあげる(1981年)
- 堂島(1968年、KTV)
- 大奥(1968年、KTV) - 津島
- キイハンター第11話「パリから来た大泥棒」(1968年、TBS) - 波多野淑江
- 気になる嫁さん(1971年、NTV)
- 帰ってきたウルトラマン 第24話「戦慄! マンション怪獣誕生」(1971年、TBS) - 高田とし子
- 眠狂四郎 第8話「聖母は炎に消えた」(1972年、KTV)
- 銀座わが町(1973年、NHK)
- 非情のライセンス(NET)
- 第1シリーズ 第41話「兇悪の試験地獄」(1974年) - 吉永文子
- 第2シリーズ 第115話「女一人」(1977年) - 森下咲子
- 走れ!ケー100 第33話「霧の中の遭難… -富山の巻-」(1974年、TBS)
- 花の生涯(1974年、NTV)
- 必殺シリーズ(ABC)
- 暗闇仕留人 第5話「追われて候」(1974年) - おこま
- 必殺仕事人III 第26話「嫁の勤めを果たしたのは加代」(1983年) - お徳
- 必殺仕事人V・激闘編 第22話「せん、女ひとり旅する」(1986年) - お幸
- 6羽のかもめ 第6話(1974年、CX)
- 京まんだら(1975年、MBS)
- ふりむくな鶴吉 第40話「おりん」(1975年、NHK)
- 快傑ズバット 第21話「さらば瞼の母」(1977年、12ch) - 鶴間千代
- 青春ド真中! 第5話「先生、その顔が嫌だ!!」(1978年、NTV)
- ゆうひが丘の総理大臣 第2話「生徒を信じないでそれでも先生か!」(1978年、NTV)
- くれない心中(1978年 - 1979年、THK)
- 西遊記 第10話「哀しき王妃 二人の玄奬」(1978年、NTV) - 嬪妃
- 西遊記II 第14話「鬼女妖怪 狙われた新婚夫婦」(1980年、NTV) - 鬼女妖怪
- 大河ドラマ / 草燃える(1979年、NHK) - 建春門院 役
- 特捜最前線(ANB)
- 第98話「追跡II・愛と死の大雪原!」(1979年)
- 第410話「愛子・運河の街の女!」(1985年)
- 赤穂浪士(1979年、ANB)
- コメットさん 第46話「輝け! 母子星」(1979年、TBS)
- ザ・スーパーガール 第42話「一夜妻・想い出の愛に燃えて」(1980年、12ch) - 柿田夫人
- 太郎の青春(1980年、NHK)
- 噂の刑事トミーとマツ(TBS)
- 第1シリーズ 第50話「トミマツもん絶! 花嫁が消えた」(1980年) - 伊東みさこの母
- 第2シリーズ 第9話「行けゆけ! 忍者トミコちゃん」(1982年) - 永井巡査の母
- Gメン'75 第278話「エマニエル連続殺人事件」(1980年、TBS) - 婦人
- 二百三高地 愛は死にますか(1981年、TBS)
- ザ・サスペンス(TBS)
- 土曜ワイド劇場 (ANB)
- 三毛猫ホームズの狂死曲(1982年)
- 船長シリーズ 津軽海峡おんな殺人行(1988年)
- 北陸加賀温泉お見合いツアー殺人事件(1989年)
- 探偵事務所2(1995年) - 横山邦江
- 御宿かわせみ 第2シリーズ 第19話「狐の嫁入り」(1983年、NHK) - およし
- 明石貫平35才(1983年、NTV)
- 陽暉楼(1984年、TBS)
- 転校少女Y(1984年、TBS) - 村井春子
- 太陽にほえろ! 第636話「ラガー倒れる」(1985年、NTV) - 永田の元妻
- 木曜ドラマストリート / 恐怖のドライブ(1986年、CX)
- 愛の嵐(1986年、THK)
- 大都会25時 第19話「6年前の秘密! ある殉職」(1987年、ANB)
- 年末時代劇スペシャル / 田原坂(1987年、NTV) - 中原まさ (中原尚雄の母)
- 花王愛の劇場 / かけおち通り(1988年、TBS)
- 火曜サスペンス劇場 / 顔斬り(1990年、NTV)
- 月曜・女のサスペンス「熱海-大島・死の航跡」(1991年、TX)
- 幸福の明日(2000年、THK) - 橋本良子
舞台
[編集]- 裸足で公園を
- 三月ウサギ
- アメリカの日々
- 医師クノック
- 昔噺舌切雀
- 花へんろ
- からさわぎ
- ニューヨーク幻想曲
- ラヴ・パレード
- 花粉熱
- ザ・パッション
吹き替え
[編集]ゲーム
[編集]- キングダム ハーツII - ポット夫人
その他のテレビ番組
[編集]主な受賞歴
[編集]- 1999年度(第9回) 日本映画批評家大賞 ゴールデン・グローリー賞