涼紫央
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すずみ しお 涼 紫央 | |
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生年月日 | 3月9日 |
出身地 | 日本 大阪府大阪市 |
身長 | 169cm |
職業 | 舞台俳優 |
ジャンル | 舞台 |
活動期間 | 1996年 - 2012年 |
活動内容 |
1996年:宝塚歌劇団入団、星組配属 2012年:宝塚歌劇団退団 |
主な作品 | |
宝塚歌劇 『ロミオとジュリエット』 『オーシャンズ11』 『天使のはしご』 | |
備考 | |
宝塚歌劇団卒業生 |
涼 紫央(すずみ しお、3月9日[1] - )は、元宝塚歌劇団星組の男役スター[2]。
大阪府大阪市[3]、四天王寺学園出身[1]。身長169cm[1]。愛称は「とよこ」[1]。
来歴
[編集]1994年、宝塚音楽学校入学。
1996年、音楽学校卒業後、宝塚歌劇団に82期生として次席入団[4]。月組公演「CAN-CAN/マンハッタン不夜城」で初舞台[4]。その後、星組に配属[4]。
2002年の「プラハの春」で新人公演初主演[5][3][2]。新人公演最終学年となる入団7年目での抜擢となった[6]。同年、香寿たつき・渚あきトップコンビ退団公演となる「ガラスの風景」で、2度目の新人公演主演[7][2]。
2003年のバウ・ワークショップ「恋天狗」でバウホール公演初主演[8][3]。
2005年の「それでも船は行く」でバウホール公演主演[9][2]。
2012年の「天使のはしご」(日本青年館・バウホール公演)で、バウホール単独・東上公演初主演[10][2]。同年8月5日、「ダンサ セレナータ/Celebrity」東京公演千秋楽をもって、宝塚歌劇団を退団[4][2]。
人物
[編集]宝塚歌劇団時代の主な舞台
[編集]初舞台
[編集]星組時代
[編集]- 1996年8月、『二人だけが悪』『パッション・ブルー』(東京宝塚劇場のみ)
- 1996年9月、『ドリアン・グレイの肖像』(バウホール)[6]
- 1996年11 - 12月、『エリザベート』(宝塚大劇場)
- 1997年1月、『ドリアン・グレイの肖像』(日本青年館)
- 1997年3月、『エリザベート』(東京宝塚劇場)
- 1997年5 - 8月、『誠の群像』 - 新人公演:島田魁(本役:眉月凰)『魅惑II』
- 1997年9月、『夜明けの天使たち』(日本青年館)
- 1997年11 - 12月、『ダル・レークの恋』(宝塚大劇場) - 新人公演:ピエール(本役:音羽椋)
- 1998年1月、『夜明けの天使たち-悲しみの銃弾-』(バウホール)
- 1998年3月、『ダル・レークの恋』(帝国劇場) - 新人公演:ピエール(本役:音羽椋)
- 1998年4 - 5月、『ディーン』(バウホール) - ビック・ダモン[6]
- 1998年6 - 8月、『皇帝』 - 新人公演:タキルス(本役:朝宮真由)『ヘミングウェイ・レビュー』(宝塚大劇場)
- 1998年8 - 9月、『ディーン』(日本青年館) - ビック・ダモン
- 1998年10 - 11月、『皇帝』 - 新人公演:タキルス(本役:朝宮真由)『ヘミングウェイ・レビュー』(1000days劇場)
- 1998年12月、『聖夜物語』(ドラマシティ)
- 1999年2 - 6月、『WEST SIDE STORY』 - マウスピース、新人公演:アクション(本役:音羽椋)[6]
- 1999年8月、『夢・シェイクスピア-夏の夜の夢-』(バウホール) - イノック
- 1999年10 - 11月、『我が愛は山の彼方に』 - 新人公演:エルチ(本役:夏美よう)『グレート・センチュリー』(宝塚大劇場)
- 1999年12月、『夢・シェイクスピア-夏の夜の夢-』(日本青年館) - イノック
- 2000年1 - 2月、『我が愛は山の彼方に』 - 新人公演:エルチ(本役:夏美よう)『グレート・センチュリー』(1000days劇場)
- 2000年3月、『聖者の横顔』(バウホール・日本青年館) - カルロ
- 2000年6 - 7月、ベルリン公演『宝塚 雪・月・花』『サンライズ・タカラヅカ』(フリードリッヒシュタット・パラスト劇場)
- 2000年8 - 9月、『黄金のファラオ』 - 新人公演:アハメス(本役:彩輝直)『美麗猫(ミラキャット)』(1000days劇場のみ)
- 2000年10 - 11月、『黄金のファラオ』 - ナクトム『美麗猫(ミラキャット)』(全国ツアー)
- 2001年1 - 2月、『花の業平』 - 伴中庸、新人公演:安倍清行(本役:初風緑)『夢は世界を翔けめぐる』(宝塚大劇場)
- 2001年3 - 5月、『ベルサイユのばら2001-オスカルとアンドレ編-』(東京宝塚劇場) - ラサール、新人公演:ジェローデル(本役:夢輝のあ)[6]
- 2001年6月、『イーハトーヴ 夢』(バウホール・日本青年館) - 藤原嘉藤治/青年
- 2001年8 - 10月、『ベルサイユのばら2001-オスカルとアンドレ編-』(宝塚大劇場) - ラサール、新人公演:ジェローデル(本役:夢輝のあ)
- 2001年11 - 12月、『花の業平』 - 真信、新人公演:藤原基経(本役:汐風幸)『サザンクロス・レビューII』(東京宝塚劇場)[2][6]
- 2002年2月、『花の業平』 - 真信『サザンクロス・レビューII』(中日劇場)
- 2002年4 - 8月、『プラハの春』 - ルドルフ、新人公演:堀江亮介(本役:香寿たつき)『LUCKY STAR!』 新人公演初主演[5][3][6]
- 2002年9 - 10月、第2回中国ツアー公演『蝶・恋(ディエ・リエン)』『サザンクロス・レビュー・イン・チャイナ』(上海・北京・広州)
- 2002年11 - 12月、『ガラスの風景』 - ポール、新人公演:ジョーイ・バクスター(本役:香寿たつき)『バビロン』(宝塚大劇場) 新人公演主演[7][3][6]
- 2003年1月、『恋天狗』(バウホール) - 弥太 バウWS主演[8][3]
- 2003年2 - 3月、『ガラスの風景』 - ポール、新人公演:ジョーイ・バクスター(本役:香寿たつき)『バビロン』(東京宝塚劇場)
- 2003年4 - 5月、『蝶・恋(ディエ・リエン)』 - 季時『サザンクロス・レビューIII』(全国ツアー)
- 2003年7 - 11月、『王家に捧ぐ歌』 - サウフェ[6]
- 2003年12月、『永遠の祈り-革命に消えた ルイ17世-』(ドラマシティ) - ピエール
- 2004年2 - 6月、『1914/愛』 - ハイム・スーチン『タカラヅカ絢爛』[6]
- 2004年8月、『花舞う長安』 - 皇甫惟明『ロマンチカ宝塚'04』(博多座)
- 2004年10 - 12月、『花舞う長安』 - 李補国『ロマンチカ宝塚'04』[6]
- 2005年2 - 3月、『それでも船は行く』(バウホール) - ジョニー・ケイス バウW主演[9][6]
- 2005年5 - 8月、『長崎しぐれ坂』 - らっこ/玉持ち『ソウル・オブ・シバ!!』[6]
- 2005年9 - 11月、『ベルサイユのばら』 - オスカル・フランソワ・ド・ジャルジェ『ソウル・オブ・シバ!!』(全国ツアー・韓国)[2][6]
- 2006年1 - 4月、『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』 - ジェローデル[6]
- 2006年6月、『フェット・アンペリアル』(バウホール) - ニール・ハマンド
- 2006年8 - 11月、『愛するには短すぎる』 - マクニール・オコーナー『ネオ・ダンディズム!』
- 2006年12 - 2007年1月、『ヘイズ・コード』(ドラマシティ・日本青年館) - ヘンリー・リッチ
- 2007年3 - 7月、『さくら』『シークレット・ハンター』 - マックス[6]
- 2007年8月、『シークレット・ハンター』 - セルジオ『ネオ・ダンディズム!II』(博多座)
- 2007年11 - 2008年2月、『エル・アルコン-鷹-』 - エドウィン・グレイム『レビュー・オルキス-蘭の星-』
- 2008年3 - 4月、『赤と黒-原作 スタンダール-』(ドラマシティ・日本青年館・愛知厚生年金会館) - ノルベール伯爵
- 2008年6 - 10月、『THE SCARLET PIMPERNEL(スカーレット ピンパーネル)』 - アンドリュー・フォークス
- 2008年11 - 12月、『外伝 ベルサイユのばら-ベルナール編-』 - オスカル『ネオ・ダンディズム!III』(全国ツアー)
- 2009年2 - 4月、『My dear New Orleans(マイ ディア ニュー オリンズ)』 - アルバート・ジョーダン『ア ビヤント』
- 2009年6 - 9月、『太王四神記 Ver.II』 - プルキル(大長老)[2]
- 2009年10 - 11月、『コインブラ物語』(ドラマシティ・日本青年館) - ビメンタ
- 2010年1 - 3月、『ハプスブルクの宝剣』 - ジャカン『BOLERO』
- 2010年4 - 5月、『激情』 - プロスペル・メリメ/ガルシア『BOLERO』(全国ツアー)
- 2010年7 - 8月、『ロミオとジュリエット』(梅田芸術劇場・博多座) - ベンヴォーリオ[2]
- 2010年10 - 12月、『宝塚花の踊り絵巻』『愛と青春の旅だち』 - ぺリマン
- 2011年4 - 7月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - ルーア神父『めぐり会いは再び』 - マリオ・ド・オルゴン
- 2011年8 - 9月、『ノバ・ボサ・ノバ』 - ルーア神父『めぐり会いは再び』 - マリオ・ド・オルゴン(博多座・中日劇場)
- 2011年11 - 2012年2月、『オーシャンズ11』 - ラスティー・ライアン エトワール[2]
- 2012年3月、『天使のはしご』(日本青年館・バウホール) - フィッツウィリアム・ダーシー 東上初主演[10][2]
- 2012年5 - 8月、『ダンサ セレナータ』 - ジョゼ『Celebrity』 退団公演[4][2]
出演イベント
[編集]- 1999年10月、第40回『宝塚舞踊会』
- 2001年6月、TCAスペシャル2001『タカラヅカ夢世紀』
- 2001年9月、『ベルサイユのばら メモランダム』
- 2001年10月、『星組エンカレッジ・コンサート』
- 2001年10月、第42回『宝塚舞踊会』
- 2002年1月、『大滝愛子バレエ・レッスン発表会』
- 2003年6月、TCAスペシャル2003『ディア・グランド・シアター』
- 2003年8月、彩輝直ディナーショー『RECUERDO』[11]
- 2004年7月、TCAスペシャル2004『タカラヅカ90』
- 2005年4月、TCAスペシャル2005『Beautiful Melody Beautiful Romance』
- 2005年12月、『花の道 夢の道 永遠の道』
- 2006年4月、閻杰&涼紫央コラボレーションライブ『ESpecially!!』[注釈 1][6]
- 2006年4 - 5月、涼紫央ディナーショー『I’Avenir』 主演[12]
- 2006年9月、TCAスペシャル2006『ワンダフル・ドリーマーズ』
- 2007年9月、TCAスペシャル2007『アロー!レビュー!』
- 2007年10月、第48回『宝塚舞踊会』
- 2008年12月、タカラヅカスペシャル2008『La Festa!』
- 2009年11月、第50回記念『宝塚舞踊会』
- 2009年12月、タカラヅカスペシャル2009『WAY TO GLORY』
- 2010年5月、涼紫央ディナーショー『Profile-プロフィール-』 主演[13]
- 2011年1 - 2月、『DREAM TRAIL〜宝塚伝説〜』[注釈 1][14]
- 2011年4月、『ノバ・ボサ・ノバ』前夜祭
- 2011年9月、涼紫央ディナーショー『0〜Love〜』 主演[15]
- 2011年11月、第51回『宝塚舞踊会』
- 2011年12月、タカラヅカスペシャル2011『明日に架ける夢』
- 2012年6月、涼紫央ディナーショー『HOME〜宝・夢〜』 主演[16]
宝塚歌劇団退団後の主な活動
[編集]受賞歴
[編集]脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c d 『宝塚おとめ 2012年度版』 阪急コミュニケーションズ、2012年、90頁。ISBN 978-4-484-12506-0。
- ^ a b c d e f g h i j k l m “番組詳細|宝塚歌劇 衛星放送チャンネル|タカラヅカ・スカイ・ステージ”. www.tca-pictures.net. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b c d e f g The name of タカラジェンヌ/星組 涼紫央;あこがれの紫苑ゆうから1文字 ENAK SUMiRE STYLE。
- ^ a b c d e 100年史(人物) 2014, p. 108.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 312.
- ^ a b c d e f g h i j k l m n o p q “産経新聞 ENAK タカラジェンヌ 夢の軌跡 星組 涼紫央(1)”. www.sankei.co.jp. 2023年9月26日閲覧。
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 313.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 237.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 239.
- ^ a b 100年史(舞台) 2014, p. 243.
- ^ 彩輝直ディナーショー「RECUERDO」〜レクエルド・追憶の歌聲〜('03年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 涼紫央ディナーショー「l'Avenir」('06年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 涼紫央ディナーショー「Profile-プロフィール-」('10年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ めくるめく宝塚の夢、「DREAM TRAIL」が開幕 朝日新聞デジタル。
- ^ 涼紫央ディナーショー「0〜LOVE〜」('11年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 涼紫央ディナーショー「HOME〜宝・夢〜」('12年・宝塚ホテル) タカラヅカ・スカイ・ステージ。
- ^ 100年史(人物) 2014, p. 53.
参考文献
[編集]- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(舞台編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14600-3。
- 監修・著作権者:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡りつづけて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日。ISBN 978-4-484-14601-0。
外部リンク
[編集]- 涼紫央 - Ameba Blog
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