邦月美岐
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邦月 美岐(くにづき みき)とは元宝塚歌劇団娘役。長崎県諌早市出身。神戸海星女子学院高等学校出身。宝塚歌劇団時代の愛称はミキ。
略歴
[編集]1970年2月、宝塚音楽学校卒業文化祭『ベニスの商人』でポーシャ(ヒロイン)役を演じる[1]。
1970年3月、宝塚音楽学校を卒業し56期生として、宝塚歌劇団入団。雪組公演『四季の踊り絵巻/ハロー!タカラヅカ』[2]で初舞台を踏む。宝塚入団時の成績は70人中17位[2]。
1971年3月8日[2]、雪組配属。(邦月美岐だと4月になっている)
1973年8月 - 1974年10月、レコード歌手として活動[1]。
主な舞台出演
[編集]宝塚歌劇団時代
[編集]- 1970年3月 初舞台『四季の踊り絵巻』/『ハロータカラヅカ』
- 1970年9月 『青春のプレリュード』
- 1971年2月 『星の牧場』歌う少女
- 1971年8月 東京公演『ノバ・ボサ・ノバ』マダム・ガートのクラブのトリオの歌手
- 1971年10月 『サンライズ・アゲイン』閃光の踊子(団体賞受賞)
- 1972年6月 『星の降る街』歌う修道女
- 1972年8月 東京公演『ザ・フラワー』新人公演・デュエットの歌手
- 1973年2月 『花吹雪』花枝の歌手/『愛のラプソディ』詩集の歌手
- 1973年7月 『カンテ・グランデ』新人公演:マリア(本役:摩耶明美[要出典])(新人賞受賞)
- 1974年12月 『紅椿雪に咲く』きぬ /『ファンキー・ジャンプ』ショーの女(音楽賞受賞)
- 1975年2月 『フィレンツェに燃える』新人公演:マチルド(本役:麗美花[要出典])/『ザ・スター』ララバイの歌手
- 1975年8月 『ベルサイユのばら』オルタンス、ロザリー(ダブルキャスト)
- 1976年1月 『白鷺の詩』白鷺(団体賞受賞)/『ムッシュ・パピヨン』コンセプション
- 1976年6月 『星影の人』安紀、新人公演:早苗(本役:麗美花[要出典])
- 1976年9月 東京公演『星影の人』早苗
- 1977年2月 『鶯歌春』秀麗/『マンハッタン・ラグ』歌う女(音楽賞受賞)
- 1977年8月 『宝舞抄』白蓮記の歌手/『ザ・レビュー』愛の歌手
- 1978年2月 『風と共に去りぬ』インディア・ウィルクス
- 1978年4月 宝塚バウホールこけら落とし公演『ホフマン物語』オランピア
- 1978年5月 宝塚バウホール公演『サヨナラにリボンをかけて』
- 1978年8月 宝塚バウホール公演『ヴェロニック』エルメランス
- 1978年10月 中南米公演に参加
- 1979年1月 東京公演『遥かなるドナウ』ベルタ
- 1979年3月 『花影記』千津/『紅はこべ』プロローグの歌手、シュザンヌ
- 197年9月『ベルサイユのばら』(地方公演)マリー・アントワネット
- 1979年11月 『舞え舞え蝸牛』阿漕/『ビューティフル・シティ』歌手
- 1980年1月 宝塚バウホール公演『刀を抜いて』お才
- 1980年6月 『花小袖』椿/『プレンティフル・ジョイ』扇の歌手
- 1980年10月 宝塚バウホール公演 『アナトール』ギャブリエル
出典:邦月美岐より
宝塚歌劇団退団後
[編集]- 1981年 梅田コマ劇場公演『カール物語』ヒロイン・マルギット
- 1998年11月8日『深緑夏代と弟子たちのコンサート』。
出典:邦月美岐より
レコード
[編集]レコードでは「くにづきみき」のひらがな名になっている。
- 1974年2月25日(日本コロムビア)
- 1977年8月(日本コロムビア)
- 「夏よ・・」(A面)
- 「愛の砂漠」(B面)
出典:邦月美岐より
脚注
[編集]- ^ a b c 邦月美岐
- ^ a b c d 監修:小林公一『宝塚歌劇100年史 虹の橋 渡り続けて(人物編)』阪急コミュニケーションズ、2014年4月1日、80-81頁。ISBN 9784484146010