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[[宮崎県立宮崎西高等学校]]を卒業後、[[金沢美術工芸大学]]美術科油絵専攻に進学する<ref>『[[かくかくしかじか]]』 8話</ref><ref>{{Cite web|title=平成28年度寄贈作品 東村アキコ原画展示|url=http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/event/2849/|website=金沢美術工芸大学|accessdate=2020-07-15|language=ja}}</ref>。大学卒業後、電信会社の[[OL]]を勤める傍らで漫画の創作活動を開始し、1999年『[[ぶ〜けデラックス]]』NEW YEAR増刊にて『フルーツこうもり』でデビューした。
[[宮崎県立宮崎西高等学校]]を卒業後、[[金沢美術工芸大学]]美術科油絵専攻に進学する<ref>『[[かくかくしかじか]]』 8話</ref><ref>{{Cite web|title=平成28年度寄贈作品 東村アキコ原画展示|url=http://www.kanazawa-bidai.ac.jp/event/2849/|website=金沢美術工芸大学|accessdate=2020-07-15|language=ja}}</ref>。大学卒業後、電信会社の[[OL]]を勤める傍らで漫画の創作活動を開始し、1999年『[[ぶ〜けデラックス]]』NEW YEAR増刊にて『フルーツこうもり』でデビューした。


『[[Cookie (雑誌)|Cookie]]』2000年8月号に掲載された読切作品『きせかえサマー』をもとに、同誌2001年1月号から初の連載作品『[[きせかえユカちゃん]]』を開始。同作を通じ、デビュー当初のシリアスな作風から徐々にコメディ色を強め、ギャグ漫画家としての才能を開花させた<ref>『[[ダ・ヴィンチ]]』2009年12月号「なんなんだ! 東村アキコ大特集」</ref>。
『[[Cookie (雑誌)|Cookie]]』2000年8月号に掲載された読切作品『きせかえサマー』をもとに、同誌2001年1月号から初の連載作品『[[きせかえユカちゃん]]』を開始。同作を通じ、デビュー当初のシリアスな作風から徐々にコメディ色を強め、ギャグ漫画家としての才能を開花させた<ref>『[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]』2009年12月号「なんなんだ! 東村アキコ大特集」</ref>。


実父のエピソードを紹介した『きせかえユカちゃん』のおまけマンガが後の担当編集者の目に留まり<ref>『きせかえユカちゃん』10巻『東村アキコの想い出迷子』 {{要ページ番号|date=2014年2月23日}}</ref>、『[[モーニング (漫画雑誌)|モーニング]]』2006年2号にて、『[[ひまわりっ 〜健一レジェンド〜]]』の連載を開始、ギャグ漫画家として注目を集める。『[[Cocohana|コーラス]]』2007年8月号にて開始した育児[[エッセイ漫画]]『[[ママはテンパリスト]]』が100万部を売り上げる大ヒットとなり、若い女性を中心に多くの支持を集める。2013年4月、京都精華大学マンガ学部客員教授に就任する<ref>[https://www.kyoto-seika.ac.jp/edu/faculty/higashimura-akiko/ 東村アキコ|京都精華大学]</ref>。
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== 東村プロダクション ==
== 東村プロダクション ==
* 東村自らの創作拠点である東村プロダクションは、[[2016年]]よりお笑い芸人・俳優のマネジメント、コント・漫才などの創作、ライブ企画・運営に進出<ref>[https://www.higashimura15.com/blank-1 東村プロダクションホームページ「ご挨拶」]</ref>。本人は元々やりたくて始めたわけではなかったが、知り合いのまだ売れていない芸人から、お笑いライブの主催を頼まれたことが始まりだったという<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2243152/full/|title=漫画家・東村アキコ、実はお笑いプロダクションの社長 マツコがツッコミ「東村さんがテレビ出た方がいい!」|newspaper=[[オリコン]]|date=2022-07-23|accessdate=2022-07-23}}</ref>。そして東村プロ単独でお笑いの事務所ライブも開催している。事務所ライブはかつては[[松竹芸能]]が所有する[[新宿角座]]で行われていたが<ref>{{Cite web|url=https://www.sにhochikugeino.co.jp/kadoza_event/71985/|title=東村プロライブ セプテンバーの風|publisher=[[新宿角座]]|date=2019-09-06|accessdate=2020-05-05}} など</ref>、[[2020年]][[1月]]に[[東京都]][[新宿区]][[歌舞伎町]]に東村プロが所有する劇場『歌舞伎町Sparkle』を開場した<ref>[[ダ・ヴィンチ]]([[メディアファクトリー]])2020年5月号 p.46</ref>。
* 東村自らの創作拠点である東村プロダクションは、[[2016年]]よりお笑い芸人・俳優のマネジメント、コント・漫才などの創作、ライブ企画・運営に進出<ref>[https://www.higashimura15.com/blank-1 東村プロダクションホームページ「ご挨拶」]</ref>。本人は元々やりたくて始めたわけではなかったが、知り合いのまだ売れていない芸人から、お笑いライブの主催を頼まれたことが始まりだったという<ref>{{Cite news|url=https://www.oricon.co.jp/news/2243152/full/|title=漫画家・東村アキコ、実はお笑いプロダクションの社長 マツコがツッコミ「東村さんがテレビ出た方がいい!」|newspaper=[[オリコン]]|date=2022-07-23|accessdate=2022-07-23}}</ref>。そして東村プロ単独でお笑いの事務所ライブも開催している。事務所ライブはかつては[[松竹芸能]]が所有する[[新宿角座]]で行われていたが<ref>{{Cite web|url=https://www.sにhochikugeino.co.jp/kadoza_event/71985/|title=東村プロライブ セプテンバーの風|publisher=[[新宿角座]]|date=2019-09-06|accessdate=2020-05-05}} など</ref>、[[2020年]][[1月]]に[[東京都]][[新宿区]][[歌舞伎町]]に東村プロが所有する劇場『歌舞伎町Sparkle』を開場した<ref>[[ダ・ヴィンチ (雑誌)|ダ・ヴィンチ]]([[メディアファクトリー]])2020年5月号 p.46</ref>。
* 東村プロダクションのお笑いライブのMCは基本毎回やっている。かつてはこのライブに「アパートの鍵貸します」というコンビ名で出演し漫才を演じていた。その後も東村プロ所属芸人のネタも東村自ら書いている<ref name="comee180929">{{Cite news|url=https://mag.comee.net/post-4778/|title=【紹介ロングインタビュー】人気漫画家・東村アキコ先生が語る“漫画を描くということ”【前編】|newspaper=Comee mag.|date=2018-09-29|accessdate=2018-10-10}}</ref>。
* 東村プロダクションのお笑いライブのMCは基本毎回やっている。かつてはこのライブに「アパートの鍵貸します」というコンビ名で出演し漫才を演じていた。その後も東村プロ所属芸人のネタも東村自ら書いている<ref name="comee180929">{{Cite news|url=https://mag.comee.net/post-4778/|title=【紹介ロングインタビュー】人気漫画家・東村アキコ先生が語る“漫画を描くということ”【前編】|newspaper=Comee mag.|date=2018-09-29|accessdate=2018-10-10}}</ref>。



2022年12月7日 (水) 21:44時点における版

東村 アキコ
生誕 (1975-10-15) 1975年10月15日(48歳)[1]
日本の旗 日本宮崎県串間市[2]
職業 漫画家
活動期間 1999年[1] -
ジャンル 少女漫画
女性漫画
青年漫画
代表作ママはテンパリスト
海月姫
かくかくしかじか』など
受賞 第34回講談社漫画賞少女部門(2010年
第8回マンガ大賞2015年
公式サイト 東村プロ公式Web
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東村 アキコ(ひがしむら アキコ、1975年10月15日[1] - )は、日本漫画家宮崎県串間市出身[2]。女性。血液型O型。

来歴

宮崎県立宮崎西高等学校を卒業後、金沢美術工芸大学美術科油絵専攻に進学する[3][4]。大学卒業後、電信会社のOLを勤める傍らで漫画の創作活動を開始し、1999年『ぶ〜けデラックス』NEW YEAR増刊にて『フルーツこうもり』でデビューした。

Cookie』2000年8月号に掲載された読切作品『きせかえサマー』をもとに、同誌2001年1月号から初の連載作品『きせかえユカちゃん』を開始。同作を通じ、デビュー当初のシリアスな作風から徐々にコメディ色を強め、ギャグ漫画家としての才能を開花させた[5]

実父のエピソードを紹介した『きせかえユカちゃん』のおまけマンガが後の担当編集者の目に留まり[6]、『モーニング』2006年2号にて、『ひまわりっ 〜健一レジェンド〜』の連載を開始、ギャグ漫画家として注目を集める。『コーラス』2007年8月号にて開始した育児エッセイ漫画ママはテンパリスト』が100万部を売り上げる大ヒットとなり、若い女性を中心に多くの支持を集める。2013年4月、京都精華大学マンガ学部客員教授に就任する[7]

ファッションをテーマにした『海月姫』は第34回(平成22年度)講談社漫画賞少女部門を受賞[8]し、2010年にフジテレビ『ノイタミナ』枠でテレビアニメ化[9]、2015年に実写映画化[10]、2018年にフジテレビ「月9」枠でテレビドラマ化された[11]。2012年には『主に泣いてます』がフジテレビ系にて[12]、2017年には『東京タラレバ娘』が日本テレビ系にて、2019年に『偽装不倫』が日本テレビ系にてドラマ化された[13]

2015年、自身の半生を描いた『かくかくしかじか』で第8回マンガ大賞[14][15]、第19回文化庁メディア芸術祭マンガ部門大賞[16][17]を受賞した。同年、『東京タラレバ娘』が第6回ananマンガ大賞の大賞に選ばれた[18]

2015年、上杉謙信女性説を基にした『雪花の虎』とグルメ探偵奇譚『美食探偵 明智五郎』の連載を開始している。

2018年、ウェブマンガサービス「XOY」に『偽装不倫』の連載を開始している。これは自身初となる縦スクロールマンガである。

宮崎県からの委嘱により、2014年2月[19][20]から『メロポンだし!』のキャラクター「メロポン」と共にみやざき大使を務めている[21]

過去に東村の他、石田拓実、鈴野比佐子、ヤマモトミワコ[22][23][24]の4人共同で「焼き菓子横丁」というホームページを開いていた[23][25](2003年12月31日閉鎖[26])。

2021年9月、株式会社メディバンが参画するNFTマーケットプレイス「Adam byGMO」に、東村アキコが自身初NFTイラストを販売することが明らかになった[27]

人物

  • 自画像はジャージ姿でお団子ヘア。煎餅をかじりながらグータラと過ごしているだらしない印象風に描かれている。
  • 小学生高学年のころ、マンガクラブに所属していた。『探偵ぷっつん物語』を他の学生と合作[28]。本人曰く、小学生の頃は「りぼんっ子」だったということで、さくらももこの『ちびまる子ちゃん』と『お父さんは心配症』及びその原作者の岡田あーみんにハマっていた[29]
  • 中学生のころ、鹿児島にあったクラゲの水族館に感動したことをきっかけにクラゲを好きになる。以後、クラゲの絵を描いたり、プロマイドや下敷きを作るようになる[30]
  • 高校生のころ、1992年のバルセロナオリンピックの男子マラソンを見たことをきっかけに森下広一選手を好きになる。宮崎空港にて森下選手を高校の昼休みに抜け出し出待ちし、接触に成功するがその数日後の森下選手の結婚報道を受けて絶望した[31]
  • 高校3年生の時に美大受験のために絵画教室に通い始め、スパルタ的にデッサンを学んだ[28]
  • 宝塚歌劇団のファンでもあり、宝塚ネームは「米一俵[32]。MANGART BEAMS Tと宝塚歌劇専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」とのコラボレーションTシャツのイラストを描き下ろしたことがある。
  • 東村の父親はかなりのハイテンションで変わり者でもある。漫画では母親よりも父親のエピソードが多い。最初の結婚式にて東村は父親にマツケンサンバを歌わせようとし、大喧嘩したことがあった。妊娠中で情緒不安定なゆえに大号泣している。
  • 朝鮮料理屋にて俳優のカン・ドンウォンの写真を偶然見たことをきっかけにカン・ドンウォンのファンになり韓国、韓流好きになる[33]。2011年、BIGBANGの楽曲「HaruHaru」に対する思いをしたためた作文と4コママンガを発表[34]。2013年SPUR7月号にて、カン・ドンウォンとのお見合いを公開。[35]同年10月には、JTBツアー企画「東村アキコと行くソウル!」を実施[36]。2020年9月にWebサイト「TVマガ」にて、死ぬほどおもしろい韓ドラは『椿の花咲く頃』と語っている[37]
  • 相葉雅紀のファンで、携帯の待ち受けにしていたこともある。また『主に泣いてます』でのタイトルは相葉のソロ曲のタイトルや、嵐の曲のタイトルだった。
  • 非常に速筆で、平日10時半(または12時) - 19時の作業スケジュールを守りながら1か月100ページ以上を創作し、多数の連載を抱えた状態を長期間にわたり継続している[38][39]。また、基本編集者との打ち合わせはしない(するにしてもLINEで少し話す程度)。ネーム下絵もほとんど描かず、いきなりペン入れから始め、予定しているページ数ぴったりでまとめることが出来る。ページ数が余りそうだったり足りなくなりそうな時は、コマの大小で調整しているという[40]
  • 自分が描く上で、楽しく暗くないものを描くことをこだわりとし、ネガティブな主人公などは描かないようにしていると言う[40]
  • ギャグのシーンで白目一色(黒目を入れない)にすることがあるが、東村本人はこれを「完全に美内すずえ先生の影響」と話している。ある対談で美内と会った時に、白目表現をパクってしまったのを謝ろうと思っていたことを伝えると、美内から「あれ楽やろ?目書かんでええから」と軽いノリの関西弁で返されたという[29]
  • トーク力に定評があり、多数のイベントを主催する。工作員と呼ばれる東村のファンを対象とした「工作員の集い」は過去3回催され、好評を博している[41]。また、漫画を描いている時も仕事場でずっと喋っていてアシスタントたちを楽しませているという[29]
  • 熱心なファンが多数存在し、ファンが企画・運営し東村アキコがゲストとして出演する「東村アキコ先生ファンミーティング」が過去2回開催されている。[要出典]
  • 東村アキコはマンガ製作では無料ソフト「Medibang paint」を利用してマンガを描いている。日テレの「スッキリ」(2021年6月放送)では、その仕事現場の様子が紹介された[42]

東村プロダクション

  • 東村自らの創作拠点である東村プロダクションは、2016年よりお笑い芸人・俳優のマネジメント、コント・漫才などの創作、ライブ企画・運営に進出[43]。本人は元々やりたくて始めたわけではなかったが、知り合いのまだ売れていない芸人から、お笑いライブの主催を頼まれたことが始まりだったという[44]。そして東村プロ単独でお笑いの事務所ライブも開催している。事務所ライブはかつては松竹芸能が所有する新宿角座で行われていたが[45]2020年1月東京都新宿区歌舞伎町に東村プロが所有する劇場『歌舞伎町Sparkle』を開場した[46]
  • 東村プロダクションのお笑いライブのMCは基本毎回やっている。かつてはこのライブに「アパートの鍵貸します」というコンビ名で出演し漫才を演じていた。その後も東村プロ所属芸人のネタも東村自ら書いている[40]

所属タレント

PERFORMER
  • アムール(月影先生(虹組キララ)、紫のバカの人(ロッキー))
  • アンチックラバーズ(石原石子、石原昌美)
  • アパMASAMI
  • 宮崎匠平
  • バードフミヤ
  • めろんトリガー(めろん団長、前原ヒデトシ)
  • れっぴーず
  • ギャースカランド(杉岡一樹、にのに〜の)
  • 逆切れガンジー(竹本ステップ、黒木コールミーナウ、ジェットイラブ)
  • ワチュワナドゥよしこさんあだち
  • たいこ
  • 小林ヒロユキ
ACTOR
  • 諏訪由布子
  • 田口英明
  • 芳賀勇
  • 青山卓矢
  • 林亮介
  • 古畑翔太
  • 軍師・谷河
  • とーご

作品

連載(漫画作品)

連載中
連載終了

連載(その他)

連載中
  • 東村アキコの突撃美容連載「即席ビジンのつくりかた—40歳、今そこにある危機—」(『VoCE』 2015年6月号 - 連載中、単行本:講談社 2016年9月13日[49]
  • 東村アキコの「ひとり王国」(『Domani』 2015年10月号 - 連載中)
連載終了
  • Da Vinci Column Blocks ズーヒルギロッポンでまちあわせ(『ダ・ヴィンチ』2008年第169号 - 2010年第192号)
  • Da Vinci Columns “Quatre” スナックアキコのお悩み相談室(『ダ・ヴィンチ』2010年第193号 - 第195号)
  • 妄想家族計画(『女性自身』 2405号 2009年7月7・14日号-)

短編集

  • 恋のスリサス(りぼんマスコットコミックス刊)(2002年1月15日発売) ISBN 4-08-856348-4
    • 恋のスリサス(『Cookie BOX』 2001年ふんわり早春号)
    • 永遠のスクリーン(『Cookie BO』X 2001年ばっちり初夏号)
    • 卒業旅行(『ぶ〜けデラックス』 2000年AUTUMN増刊号)
    • おまけ(描きおろし)
  • 白い約束(りぼんマスコットコミックス刊)(2004年11月15日発売) ISBN 4-08-856575-4
    • 白い約束(『Cookie BOX』 2002年早春号)
    • ヒッチハイク(『Cookie』 2001年10月号)
    • フルーツこうもり(ぶ〜けデラックス 1999年新年号 デビュー作)
    • 私がネコ派になったわけ(描きおろし)
  • ゑびす銀座天国(りぼんマスコットコミックス刊)(2005年1月14日発売) ISBN 4-08-856586-X
    • ゑびす銀座天国(『ヤングユー』 2004年6月号 - 8月号、10月号 - 12月号 全6話)
    • ドライアイスのハナシ(描きおろし)

単行本未収録

  • きせかえユカちゃん(第77話 - 第82話)
  • 中央線シネマパラダイス
  • お人好し劇場・六法善書
  • おんな追分(『Cocohana』2022年3月号)

ドラマ脚本

  • 田中圭24時間テレビ「くちびるWANTED」(2018年) - 鈴木おさむと共同脚本
  • 「薔薇とチューリップ」(2019年5月) - 2PMジュノのために書き下ろした原作漫画を元に脚本化

作品論ほか

CM

  • まつや「とり野菜みそ」 - 本人も出演。WEBサイトでも描き下ろしの漫画を描いている[51]
  • クラシエ薬品
    • 「コッコアポEX【CM】 東村アキコ篇」[52]
    • 「コッコアポG【CM】 東村アキコ篇」[52]
    • 「コッコアポL【CM】 東村アキコ篇」[52]
    • 「クラシエ当帰芍薬散【CM】 東村アキコ篇」[52]

受賞歴

その他の活動

  • 講談社漫画賞・選考委員 - 第43回(2019年)から第46回(2022年)まで

関連人物

親族
  • 森繁拓真 - 漫画家。東村の実弟[55]。森繁の漫画『となりの関くん』の単行本の帯には東村が推薦文を寄せている[56]。グルメエッセイマンガ『いいなりゴハン』は東村のプロデュース。
  • IKKAN - 最初の夫。できちゃった結婚だったが、東村本人は妊娠していたことに大喜びしていた。誕生した息子の名前は「悟空」で、通称ごっちゃん。2004年に結婚し、2008年に離婚するまで別居婚だったため、子育てはほぼ東村が1人で行い、仕事場が自宅だった。時折両親が上京して手伝っていたこともある。日曜は仕事を完全オフにし、子供と過ごしていた。
  • 安藤悟史 - 2番目の夫。ファッションデザイナー。2013年に再婚した[57]。2017年4月に離婚したことを、同年12月24日にFacebookで発表した[58]
アシスタント
  • はるな檸檬 - 漫画家、元アシスタント[59]。美大受験のため、高校2年生の時に宮崎県内の絵画教室に通い、講師をしていた東村(当時は漫画家デビュー前後)の指導を受ける。大学卒業後、事務のアルバイトを経て、東村のアシスタントに従事する。派遣社員として働いた後、2010年『モーニング』公式サイトにて、宝塚歌劇団ファンのヅカライフを描いた『ZUCCA×ZUCA』でデビュー[60]。『かくかくしかじか』に登場している。
  • 蒼星きまま[61] - 漫画家、元アシスタント[59]。『COMICリュウ』2010年9月号にて『きのこいぬ』でデビュー。
  • 桜庭ゆい[61] - 漫画家。2008年『別冊マーガレット』にてデビュー。主な作品に『なぎさ@ホーム』、『本日、あかね日和。』等がある[61]
  • 二平瑞樹[61] - イラストレーター。 2010年、作画を担当した『ジャニヲタあるある』が発売。『メロポンだし!』に参加。
  • ひのでや参吉(ひのでや三吉)[61] - 漫画家、元アシスタント[59]。『別冊コロコロコミックspecial』2014年4月号にて、読切作品『バリバリクラッシュ カニタマくん』を掲載した後、2016年より同誌で『スプラトゥーン』を連載。
  • 渡辺静[61] - 漫画家、元アシスタント[61]
  • アビディ井上[61] - 漫画家。2014年、作画の担当の『平成甘味録 さぼリーマン』が『モーニング』38号に掲載されデビュー。
  • 萩原天晴[61] - 原作者、漫画家、元アシスタント[59]。第32回MANGA OPENにて『押してダメなら押しまくれ!!』で奨励賞受賞。2014年、原作を担当の『平成甘味録 さぼリーマン』が『モーニング』38号に掲載されデビュー。
  • 鍬形ゆり[61] 『月刊スピリッツ』2016年1月号『ユーレイのサオリさん』でデビュー[62]。同誌『カブちゃん』初連載[61]
  • 春野まこと[61] 2003年『レジェンズ』でデビュー[61]
  • シバタヒカリ[61] 2016年『5分間のサムウェア』でデビュー[61]
  • 森ヤマジ[61] 2008年、『サミット!』でデビュー[61]
  • 伊藤寿規[63] - 漫画家。2011年、『はらペコマチ』で第60回ちばてつや賞一般部門佳作を受賞。2012年、同作が『モーニング』8号に掲載されデビュー。2014年、『千客半来』が『モーニング』にて連載開始[63]
  • 上遠野洋一 - 漫画家、元アシスタント[64]。『ウーマン劇場』2013年2月号にて『消防女子!!』でデビュー。
  • 中村涼子 - お笑いタレント、アーティスト。元から親交があり、2018年3月からアシスタントも務めている[65]

脚注

  1. ^ a b c 公式サイトのプロフィールより。
  2. ^ a b コンタクトセンターの日制定記念 スペシャル対談 大久保佳代子(タレント) × 東村アキコ(漫画家) 前篇”. ジモト情報発信メディア ジモタツ (2018年1月16日). 2018年6月10日閲覧。
  3. ^ かくかくしかじか』 8話
  4. ^ 平成28年度寄贈作品 東村アキコ原画展示”. 金沢美術工芸大学. 2020年7月15日閲覧。
  5. ^ ダ・ヴィンチ』2009年12月号「なんなんだ! 東村アキコ大特集」
  6. ^ 『きせかえユカちゃん』10巻『東村アキコの想い出迷子』 [要ページ番号]
  7. ^ 東村アキコ|京都精華大学
  8. ^ “第34回講談社漫画賞にジャイキリ、海月姫、ダイヤのAなど”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年5月12日). https://natalie.mu/comic/news/31722 2018年2月26日閲覧。 
  9. ^ “東村アキコのキャラ、ついに動く!「海月姫」アニメ化決定”. コミックナタリー (ナターシャ). (2010年2月10日). https://natalie.mu/comic/news/27553 2018年2月26日閲覧。 
  10. ^ “「海月姫」実写映画化!能年玲奈、菅田将暉、長谷川博己ら”. コミックナタリー (ナターシャ). (2014年4月17日). https://natalie.mu/comic/news/114619 2018年2月26日閲覧。 
  11. ^ “東村アキコ「海月姫」が月9でテレビドラマ化!月海役は芳根京子”. コミックナタリー (ナターシャ). (2017年11月7日). https://natalie.mu/comic/news/255705 2018年2月26日閲覧。 
  12. ^ “「主に泣いてます」ドラマ化、出演は菜々緒&KAT-TUN中丸”. コミックナタリー (ナターシャ). (2012年5月30日). https://natalie.mu/comic/news/70175 2018年2月26日閲覧。 
  13. ^ “東村アキコ「偽装不倫」TVドラマ化!杏が主演、既婚者と偽り恋するアラサー役に”. コミックナタリー (ナターシャ). (2019年4月11日). https://natalie.mu/comic/news/327481 2019年4月11日閲覧。 
  14. ^ “東村アキコさん「かくかくしかじか」がマンガ大賞2015に”. 産経新聞. (2015年4月1日). https://www.sankei.com/article/20150401-JZ526OQL4NKKXJ5DUHPBMT3UEI/ 2015年4月3日閲覧。 
  15. ^ “東村アキコさんにマンガ大賞 「かくかくしかじか」”. 北海道新聞. (2015年3月24日). http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0115334.html 2015年4月3日閲覧。 
  16. ^ Award_wining_Works|第19回文化庁メディア芸術祭”. 文化庁. 2015年11月27日閲覧。
  17. ^ “『文化庁メディア芸術祭』受賞作発表、マンガ部門大賞は東村アキコ”. CINRA.NET (株式会社 CINRA). (2015年11月27日). http://www.cinra.net/news/20151127-mediageijutsusai 2015年11月27日閲覧。 
  18. ^ 第6回ananマンガ大賞発表、阿久津愼太郎らの胸キュンマンガ紹介も”. コミックナタリー (2015年9月10日). 2015年9月10日閲覧。
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外部リンク