「オープンハウスグループ」の版間の差分
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=== プロ野球チーム === |
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*「[[東京ヤクルトスワローズ]]」([[日本プロ野球|NPB]][[セントラル・リーグ]]所属)トップスポンサー |
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:2016年から「オープンハウス・[[ホームラン]]賞」として、[[バックスクリーン]]上部の看板([[スローガン]]および社名[[ロゴ]])、またはライトスタンド中段の特設エリア(2019年まではトライビジョン横の社名ロゴ)に、ホームランを直接当てたスワローズの選手に「東京の家」1軒プレゼントすることになっている。 |
:2016年から「オープンハウス・[[ホームラン]]賞」として、[[バックスクリーン]]上部の看板([[スローガン]]および社名[[ロゴ]])、またはライトスタンド中段の特設エリア(2019年まではトライビジョン横の社名ロゴ)に、ホームランを直接当てたスワローズの選手に「東京の家」1軒プレゼントすることになっている。 |
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:その新記録は2022年10月3日の[[横浜DeNAベイスターズ]]戦の7回に飛び出したが、村上は[[2004年]]の[[松中信彦]](当時[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス]])以来となる[[三冠王]]を達成したため、特別に当初の1億円相当ではなく、3億円相当にグレードアップして贈呈された<ref>[https://news.yahoo.co.jp/articles/08090542b42f876b1ebdb9ea3d59869545248f49 ヤクルト村上 1億円の家が「3億円」に特別増額!「震えるほどの感動。3冠王にちなんだ“3億円”」](スポーツニッポン)</ref>。 |
:その新記録は2022年10月3日の[[横浜DeNAベイスターズ]]戦の7回に飛び出したが、村上は[[2004年]]の[[松中信彦]](当時[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス]])以来となる[[三冠王]]を達成したため、特別に当初の1億円相当ではなく、3億円相当にグレードアップして贈呈された<ref>[https://news.yahoo.co.jp/articles/08090542b42f876b1ebdb9ea3d59869545248f49 ヤクルト村上 1億円の家が「3億円」に特別増額!「震えるほどの感動。3冠王にちなんだ“3億円”」](スポーツニッポン)</ref>。 |
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=== プロバスケットボールチーム === |
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*「[[群馬クレインサンダーズ]]」([[ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|Bリーグ]]所属)オーナー |
*「[[群馬クレインサンダーズ]]」([[ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|Bリーグ]]所属)オーナー |
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:当時B2リーグに所属していた2019年6月に経営参画。[[Bリーグ 2020-21|2020-21年シーズン]]にB2リーグ優勝・B1リーグ昇格。 |
:当時B2リーグに所属していた2019年6月に経営参画。[[Bリーグ 2020-21|2020-21年シーズン]]にB2リーグ優勝・B1リーグ昇格。 |
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=== インターネットスポーツ中継 === |
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* 東京六大学野球配信サービス「[https://sportsbull.jp/category/big6tv/ BIG6.TV]」 タイトルパートナー |
* 東京六大学野球配信サービス「[https://sportsbull.jp/category/big6tv/ BIG6.TV]」 タイトルパートナー |
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:インターネットスポーツメディア「SPORTSBULL」内の東京六大学野球カテゴリにて、全試合を配信。SNSなどのハイライト動画でのロゴを掲出している。 |
:インターネットスポーツメディア「SPORTSBULL」内の東京六大学野球カテゴリにて、全試合を配信。SNSなどのハイライト動画でのロゴを掲出している。 |
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:2020年、2021年にはそれぞれ明治大学野球部OB、慶應義塾大学野球部OBの同社社員を起用したCMを制作し放映。明治神宮野球場と「[https://sportsbull.jp/category/big6tv/ BIG6.TV]」を中心に放映されている。 |
:2020年、2021年にはそれぞれ明治大学野球部OB、慶應義塾大学野球部OBの同社社員を起用したCMを制作し放映。明治神宮野球場と「[https://sportsbull.jp/category/big6tv/ BIG6.TV]」を中心に放映されている。 |
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=== スポーツチーム === |
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* プロ野球チーム「[[東京ヤクルトスワローズ]]」([[日本プロ野球|NPB]][[セントラル・リーグ]]所属)トップスポンサー |
* プロ野球チーム「[[東京ヤクルトスワローズ]]」([[日本プロ野球|NPB]][[セントラル・リーグ]]所属)トップスポンサー |
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: プロバスケットボールチーム「[[群馬クレインサンダーズ]]」([[ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|Bリーグ]]所属)オーナー |
: プロバスケットボールチーム「[[群馬クレインサンダーズ]]」([[ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ|Bリーグ]]所属)オーナー |
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: 当時B2リーグに所属していた2019年6月に経営参画。[[Bリーグ 2020-21|2020-21年シーズン]]にB2リーグ優勝・B1リーグ昇格 |
: 当時B2リーグに所属していた2019年6月に経営参画。[[Bリーグ 2020-21|2020-21年シーズン]]にB2リーグ優勝・B1リーグ昇格 |
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=== インターネットスポーツ中継 === |
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* 東京六大学野球配信サービス「BIG6.TV」 タイトルパートナー |
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: インターネットスポーツメディア「SPORTSBULL」内の東京六大学野球カテゴリにて、全試合を配信。SNSなどのハイライト動画でのロゴを掲出している。 |
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: 2020年5月には、一般財団法人東京六大学野球連盟と連携し、コロナ禍で活動自粛をしていた部員750名を対象として部員の家族に向けメッセージカードとカーネーションを送る企画を実施した。 |
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: 2020年、2021年にはそれぞれ明治大学野球部OB、慶應義塾大学野球部OBの同社社員を起用したCMを制作し放映。明治神宮野球場と「BIG6.TV」を中心に放映されている。 |
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=== 「あの夏を取り戻せ」プロジェクト === |
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* プロジェクトの概要 「あの夏を取り戻せ~全国 元高校球児 野球大会2020-2023~」は、2020年夏に新型コロナウイルスの影響で中止となった全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)への出場を夢見ていた元高校球児たちによって立ち上げられたプロジェクトです。このプロジェクトは、新型コロナウイルスの影響で甲子園でプレーする機会を失ったことの無念を晴らし、未来への一歩を踏み出すために発起されました。 |
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* 株式会社オープンハウスグループの支援 株式会社オープンハウスグループ(本社:東京都千代田区)は、このプロジェクトのスペシャルナビゲーターに就任し、資金面だけでなく、大会の実現に向けた全面的な支援を行うことを決定しました。株式会社オープンハウスグループ代表取締役社長の荒井正昭氏は、個人としても学生のプロジェクト実現及び運営のための関連費用をバックアップする発表を行いました。 |
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* SNS応援プロジェクト「#好支援ぞくぞく」 さらに、大会を盛り上げ、学生への応援を届けるためのSNS応援プロジェクト「#好支援ぞくぞく」も開始されました。このプロジェクトでは、X(旧Twitter)に「#好支援ぞくぞく」を付けて応援メッセージを投稿することで、特設ページに掲載され、応援が選手たちに届けられます。 |
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* 社会への影響 オープンハウスグループは、この支援を通じて、コロナ禍で夢を断たれた元高校球児たちに甲子園でのプレーの機会を提供し、未来への扉を開くことを目指しています。企業の企業憲章にもある「志の高い社員に可能性の場を提供します」という考えに基づき、社会全体にポジティブな影響を与える取り組みを行っています。 |
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=== OPEN HOUSE ARENA OTA === |
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* 概要 2023年春に開業の「OPEN HOUSE ARENA OTA」は、群馬県太田市に位置する多目的アリーナであり、株式会社オープンハウスグループがネーミングライツを取得しています。この施設は、スポーツイベント、コンサート、地域行事など多岐にわたる用途で利用されることを目的としており、地域社会の新たな活動の中心地となることを期待されています。 |
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* 背景 「OPEN HOUSE ARENA OTA」の建設は、太田市と株式会社オープンハウスグループの間で締結されたパートナーシップに基づき、地域のスポーツ文化の振興と経済発展を目的としています。特に、日本プロバスケットボールリーグ(B.LEAGUE)に所属する群馬クレインサンダーズのホームアリーナとしての機能を果たし、ファンや地域住民に新たな魅力を提供することが期待されています。 |
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* 社会への貢献と今後の展望 「OPEN HOUSE ARENA OTA」の建設と運営は、太田市および周辺地域のスポーツと文化の発展に寄与することを目指しています。また、アリーナを通じての地域経済の活性化、雇用創出、そして観光促進にも貢献することが期待されています。 オープンハウスグループは、「OPEN HOUSE ARENA OTA」を通じて、地域社会との持続可能な関係構築を目指しています。アリーナが地域に根ざした施設となり、多くの人々に愛される場所になるよう、さまざまなイベントの開催や地域貢献活動を積極的に行っていく予定です。 |
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=== 株式会社オープンハウスグループによる群馬県みなかみ町への寄付 === |
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* 寄付の概要 株式会社オープンハウスグループ(本社:東京都千代田区)は、グループ会社である株式会社オープンハウス・ディベロップメントを通じて、群馬県みなかみ町に企業版ふるさと納税として2億1千万円の寄付を実施しました。この寄付は2023年11月1日に町役場で公式に贈呈され、感謝状の授与が行われました。これは、みなかみ町への企業版ふるさと納税による寄付としては過去最高額であり、水上温泉街の再生プロジェクトなど、町の新たな人流創出に向けた取り組みに活用される予定です。 |
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* 水上温泉街再生プロジェクト 水上温泉街再生プロジェクトは、産官学金の包括連携により、かつて賑わいを見せながらも近年は不況に苦しむ水上温泉街の再興を目指す取り組みです。オープンハウスグループは、このプロジェクトを通じて、温泉街で経営状況が悪化した旅館の解体・再生を行っており、地域社会の課題解決に貢献しています。特に、2019年に閉館した温泉旅館「旧一葉亭」の再生に取り組んでいます。 |
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* 地域共創事業と社会への影響 オープンハウスグループは、「地域共創」を掲げ、人口減少、地方の衰退などの社会課題に対する解決策の一つとして、持続可能な社会の実現を目指しています。みなかみ町での取り組みは、地域の循環を強化し、地域課題の解決に貢献するものであり、地域社会の活性化と持続可能な発展を目指しています。 |
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=== 児童虐待撲滅への取り組み === |
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* 寄付の概要 2022年9月9日、株式会社オープンハウスグループは、社会問題としての児童虐待の撲滅に向けた取り組みの一環として、特定非営利活動法人「こどもの明るい未来を創る会」に対し、1千万円の寄付を実施しました。この寄付は、児童相談所への通報件数の増加と、児童相談所の業務逼迫を憂慮する同社の社会貢献の姿勢を反映しています。 「こどもの明るい未来を創る会」は、児童相談所の職員不足を支援し、児童虐待防止の取り組みを強化することを目的としています。同団体は、現役時代に豊富な経験を積んだ警察OBが主体となり、児童相談所の業務を支援しています。 厚生労働省によると、令和3年度の児童相談所の相談対応件数は207,659件(速報値)にのぼり、児童相談所の職員は限られたリソースの中で多岐にわたる業務を遂行しています。オープンハウスグループは、この寄付を通じて、児童虐待の撲滅に向けた社会全体の取り組みを支援し、未来を託された子どもたちが日本に生まれてきて良かったと思える社会の実現を目指しています。 |
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=== '''株式会社オープンハウスグループの業界評価''' === |
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* 株式会社オープンハウスグループ(本社:東京都千代田区)は、2023年1月13日に発行された「1300万件のクチコミでわかった超優良企業」(東洋経済新報社)において、複数の評価部門で高いランキングを獲得しました。本書は、転職・就職情報プラットフォーム「OpenWork」に寄せられた1300万件以上の社員クチコミと評価スコアデータに基づくもので、オープンハウスグループは以下のカテゴリーで高評価を受けました |
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** 「社員の士気が高い企業」1位 |
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** 「総合評価が高い企業」37位 |
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** 「人事評価の適正感が高い企業」5位 |
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* この評価は、オープンハウスグループが提供する職場環境、社員のやりがい、公正な評価・十分な報酬の仕組みづくりへの取り組みが認められた結果といえます。 |
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* 企業文化と企業姿勢として、オープンハウスグループは、社員一人ひとりが能力を十分に発揮し、やりがいを持って働ける環境の整備に努めています。また、社員の成長を通じてビジネスを拡大し、社会に必要とされる不動産会社を目指すという姿勢を示しています。 |
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=== '''廃墟再生マルシェ''' === |
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* 廃墟再生マルシェは、群馬県みなかみ町の水上温泉街で開催される地域活性化イベントであり、廃墟化した施設を再生し、地域に新しい活気をもたらすことを目的としています。このイベントは2022年にスタートし、2024年9月22日から23日にかけて、3回目の開催を迎えました。 |
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* 水上温泉街は、バブル期に「関東の奥座敷」として栄えましたが、その後、個人旅行の需要の増加とともに、観光客が減少し、多くの大型施設が廃業しました。そのため、温泉街は廃墟化の問題に直面していました。しかし、近年ではリノベーションや新規のデザインホテルの開業により、再活性化の兆しを見せています。 |
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* 「廃墟再生マルシェ」は、東京大学大学院都市デザイン研究室の学生たちと地元住民が協力し、廃墟化した施設を再生する取り組みの一環として開催され、地域の魅力を再発見することを目的としています。 |
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イベントの内容 |
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* 本イベントでは、地域の魅力的な場所や施設を会場として活用し、地元の飲食店や体験型ブースが出店します。毎年、参加者は温泉街内の異なる施設で、地元の特産品や手作りの工芸品を楽しむことができます。2024年のイベントでは、約36店舗が出店予定で、温泉街の4か所を会場として使用し、地域住民と協力して会場の設営や空間作りが行われました。 |
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=== 地域共創と持続可能な社会の実現 === |
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オープンハウスグループは、地域課題を解決し、持続可能な社会の実現を目指しており、廃墟再生マルシェを通じて地域共創活動を進めています。これにより、地域の資源を最大限に活用し、地元の魅力を再発見することで、訪れる人々に新たな価値を提供しています。 |
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=== 勝利の応援キーホルダー作り === |
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勝利の応援キーホルダー作りは、株式会社オープンハウスグループとミズノ株式会社が共同で開催したイベントである。野球少年の技術向上と勝利を願い、野球グラブ製造時に出る革の端材を活用したオリジナルキーホルダーを製作する体験を提供した。 |
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====== 背景 ====== |
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このイベントは、オープンハウスグループが2016年よりプロ野球「東京ヤクルトスワローズ」を支援していることや、村上宗隆選手をパートナーアスリートとして迎えていることに起因する。また、ミズノ株式会社の野球グラブやバットの製造技術に基づき、両社の連携により実現した企画である。 |
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====== 概要 ====== |
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参加者は、ミズノが製造工程で出る野球グラブの端材を選び、メガホン型にカットした革に油性ペンで応援メッセージを刻むことで、オリジナルのキーホルダーを作成した。また、イベントでは以下のプログラムが行われた: |
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* ミズノによる野球グラブ製造工程やメンテナンス法の説明 |
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* 親子で参加できるストラックアウトゲーム |
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* 参加者同士の交流を促進するアクティビティ |
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本イベントは、野球道具の大切さやスポーツの楽しさを伝えることを目的とし、参加者や保護者から好評を得た。 |
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==== 提供番組 ==== |
==== 提供番組 ==== |
2024年12月19日 (木) 15:27時点における版
本社ビル(JPタワー) | |
種類 | 株式会社 |
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市場情報 | |
略称 | OH、オープン、オープンH、オペンホウセ |
本社所在地 |
日本 〒100-6312 東京都千代田区丸の内二丁目7番2号 JPタワー |
設立 |
1996年(平成8年)11月 (株式会社アプローズ) |
業種 | 不動産業 |
法人番号 | 5011001028165 |
事業内容 | グループ会社等の経営管理 |
代表者 | 代表取締役社長 荒井正昭 |
資本金 |
201億5,690万円 (2024年9月30日現在) |
発行済株式総数 |
1億2,063万6,400株 (2024年9月30日現在) |
売上高 |
連結:1兆2,958億6,200万円 (2024年9月期) |
営業利益 |
連結:1,190億8,800万円 (2024年9月期) |
経常利益 |
連結:1,202億8,300万円 (2024年9月期) |
純利益 |
連結:929億2,100万円 (2024年9月期) |
純資産 |
連結:5,359億1,900万円 (2024年9月期) |
総資産 |
連結:1兆2,820億9,000万円 (2024年9月期) |
従業員数 |
連結:6,107人 (2024年9月現在) |
決算期 | 9月末日 |
会計監査人 | 有限責任監査法人トーマツ |
主要株主 |
荒井正昭 32.18% いちごトラスト・ピーティーイー・リミテッド 10.34% 日本マスタートラスト信託銀行(信託口)9.57% 特定有価証券信託受託者 SMBC信託銀行 3.80% 日本カストディ銀行(信託口) 2.93% 今村仁司 1.68% STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510312 1.68% モルガン・スタンレーMUFG証券 1.44% NORTHERN TRUST GLOBAL SERVICES SE, LUXEMBOURG RE LUDU RE: UCITS CLIENTS 15.315 PCTNONTREATYACCOUNT 1.39% STATE STREET BANK AND TRUST COMPANY 510311 1.24% |
主要子会社 | #主要なグループ会社を参照 |
関係する人物 |
鎌田和彦(取締役副社長) 櫻井勝(取締役) 小谷真生子(取締役) 三國谷勝範(顧問) |
外部リンク |
oh |
株式会社オープンハウスグループは、東京都千代田区に本社を置く不動産会社グループの持株会社である。
概要
株式会社オープンハウスグループは、1996年11月に株式会社アプローズとして設立され、1997年に株式会社オープンハウスに商号変更。2022年には持株会社体制へ移行し、株式会社オープンハウスグループに改称した。
グループ全体で新築戸建分譲、不動産仲介、マンション、不動産投資事業を展開し、都市部を中心に急成長している。
また、電気・水道・ガス・インターネットの導入をワンストップで提供する「おうちリンク」など、住宅関連の幅広いサービスも手掛けている。
人工知能(AI)による業務の工数削減といったデジタルトランスフォーメーション(DX)にも積極的であり、「泥臭い営業×デジタルの融合」が同社の急成長を支えていると言われている[1]。2022年3月現在、経済産業省が定める「DX認定事業者」に選定されている[2]。
2018年、フォーブスが発表する「アジアの優良上場企業50社」にノミネートされた。
沿革
- 1996年(平成8年)11月 - 株式会社アプローズとして東京都渋谷区に設立。
- 1997年(平成9年)
- 2001年(平成13年)9月 - 創建ビルド有限会社(現・オープンハウス・ディベロップメント)を完全子会社化。
- 2007年(平成19年)8月 - イトーピアビジネスネット株式会社(現・アイビーネット)を伊藤忠商事から買収、子会社化[3]。
- 2010年(平成22年)
- 2011年(平成23年)10月 - オープンハウス・ディベロップメントの完全子会社として株式会社OHリアルエステート・マネジメントを設立[3]。
- 2012年(平成24年)9月 - センチュリー21・ジャパンとのフランチャイズ契約を解消し、自社ブランドによる営業を開始[4]。
- 2013年(平成25年)
- 2015年(平成27年)1月 - 株式会社アサカワホーム(現・オープンハウス・アーキテクト)を連結子会社化。
- 2016年(平成28年)9月 - 米国テキサス州にOpen House Texas Realty & Investments LLCを設立[3]。
- 2017年(平成28年)9月 - 中央区銀座に富裕層向けサービスの拠点として「OPENHOUSE GINZA SALON」を開設[3]。
- 2018年(平成28年)
- 2020年(令和2年)5月 - 株式会社プレサンスコーポレーションの筆頭株主となり、関係会社化[6]。
- 2021年(令和3年)1月 - 株式会社プレサンスコーポレーションの増資を引き受けるとともに株式公開買付け(TOB)を行い、同社を子会社化[7]。
- 2022年(令和4年)
- 2023年(令和5年)10月 - 株式公開買付けにより、株式会社三栄建築設計(現・株式会社メルディア)を子会社化[12][13][14]。
主要なグループ会社
戸建関連事業及びマンション事業
- オープンハウス - 不動産販売
- 2021年4月1日に「株式会社オープンハウス準備会社」として設立。2022年1月1日に旧オープンハウス(現オープンハウスグループ)より戸建関連事業を承継し、「株式会社オープンハウス」に商号変更。
- オープンハウス・ディベロップメント - 戸建、マンションの開発
- オープンハウス・アーキテクト - 注文・建売住宅、マンションの建築
- ホーク・ワン - 戸建の開発・販売
- プレサンスコーポレーション - マンション開発・販売
- メルディア - 戸建の開発・販売
収益不動産事業
- オープンハウス・リアルエステート - 収益不動産の販売
- オープンハウス・プロパティマネジメント - 収益不動産の管理
海外不動産事業
- Open House Realty & Investments, Inc. - 米国不動産の販売等
- Open House Texas Realty & Investments LLC - 米国・テキサス州での不動産事業
- Open House Atlanta Realty & Investments LLC - 米国・ジョージア州での不動産事業
- Sachi Hawaii - Pacific Century Properties LLC - 米国・ハワイ州での不動産開発、不動産仲介業
- 旺佳建築設計諮順詢有限公司 - 中国・上海市での不動産事業
金融事業
その他
- みなかみ宝台樹リゾート - 水上宝台樹スキー場の運営
- オープンハウス不動産投資顧問 - 不動産アセットマネジメント事業
- 群馬プロバスケットボールコミッション - B.LEAGUE所属バスケットボールチーム、群馬クレインサンダーズの運営
産学官連携
- 2021年(令和3年)9月22日 - 群馬県みなかみ町、群馬銀行、東京大学大学院工学系研究科と共に、中山間地域における地域社会の発展と地域経済の活性化、及び町民サービスの向上に資することを目的として産官学金包括連携協定を締結し、「産官学金連携まちづくり」を始動[15]。
テレビCM
テレビCM
- 犬のジョンシリーズ(2013年 - 2017年): 織田裕二が"犬"に扮したシリーズ。
- 座敷童子シリーズ(2021年):松田翔太が"座敷童子"に、戸田恵梨香・角田晃広(東京03)が"座敷童子に憑かれる夫婦"に扮したシリーズ。
- 「登場」篇
- 「耳打ち」篇
- 「友人」篇(共演:田中みな実)
- 「散歩」篇
- 福岡限定CM(2021年 - ):柳田悠岐と角田が出演(ホームランコース篇以降は柳田のみ出演)。
- 「ギータ3150」篇
- 「ギータ語」篇
- 「ギータ・オペンホウセ3150」篇
- 「ギータ・ホームランコース」篇
- 「ギータ・柳田いるし」篇
- 名古屋限定CM(2021年):石井亮次と角田が出演。
- 「売れてる」篇
- 「フリップめくり」篇
- 座敷童子・新シリーズ(2022年):松田が引き続き"座敷童子"に、柄本明が"先輩座敷童子"に、田中みな実が"戸建てを購入済で完成間近の女性"に扮したシリーズ。
- 「先輩登場」篇
- 「リモートワーク」篇
- 「伝授」篇
- グループCM(2024年):村上宗隆が出演。
- 「スウィング」篇
スポンサー活動
プロ野球チーム
- 「東京ヤクルトスワローズ」(NPBセントラル・リーグ所属)トップスポンサー
- 2016年から「オープンハウス・ホームラン賞」として、バックスクリーン上部の看板(スローガンおよび社名ロゴ)、またはライトスタンド中段の特設エリア(2019年まではトライビジョン横の社名ロゴ)に、ホームランを直接当てたスワローズの選手に「東京の家」1軒プレゼントすることになっている。
- 2021年からは「オープンハウス・パーフェクト賞」として神宮球場の試合にて27打席連続アウトを達成したスワローズの選手にも「東京の家」1軒をプレゼントする。試合をまたいでの達成も対象となるため、リリーフ投手も受賞可能となる。
- また、村上宗隆が、2022年に年間ホームラン記録の日本人記録である王貞治(読売ジャイアンツ・1964年)の55号[18]を上回り、かつそれ以後神宮で行われる主管試合でその記録を更新した場合に限り、特別ホームラン賞として、通常の上記対象箇所以外の外野スタンドにホームランが入れば、「当社で販売する好立地の東京の家・上限1億円」を贈呈することが決定した。立地については達成した場合のシーズン終了後、村上と相談の上で決定するとしている[19]。
- その新記録は2022年10月3日の横浜DeNAベイスターズ戦の7回に飛び出したが、村上は2004年の松中信彦(当時福岡ダイエーホークス)以来となる三冠王を達成したため、特別に当初の1億円相当ではなく、3億円相当にグレードアップして贈呈された[20]。
プロバスケットボールチーム
- 「群馬クレインサンダーズ」(Bリーグ所属)オーナー
- 当時B2リーグに所属していた2019年6月に経営参画。2020-21年シーズンにB2リーグ優勝・B1リーグ昇格。
インターネットスポーツ中継
- 東京六大学野球配信サービス「BIG6.TV」 タイトルパートナー
- インターネットスポーツメディア「SPORTSBULL」内の東京六大学野球カテゴリにて、全試合を配信。SNSなどのハイライト動画でのロゴを掲出している。
- 2020年5月には、一般財団法人東京六大学野球連盟と連携し、コロナ禍で活動自粛をしていた部員750名を対象として部員の家族に向けメッセージカードとカーネーションを送る企画を実施した。
- 2020年、2021年にはそれぞれ明治大学野球部OB、慶應義塾大学野球部OBの同社社員を起用したCMを制作し放映。明治神宮野球場と「BIG6.TV」を中心に放映されている。
スポーツチーム
- プロ野球チーム「東京ヤクルトスワローズ」(NPBセントラル・リーグ所属)トップスポンサー
- 2016年から「オープンハウス・ホームラン賞」として、バックスクリーン上部の看板(スローガンおよび社名ロゴ)、またはライトスタンド中段の特設エリア(2019年まではトライビジョン横の社名ロゴ)に、ホームランを直接当てたスワローズの選手に「東京の家」1軒プレゼントすることになっている。
- 2021年からは「オープンハウス・パーフェクト賞」として神宮球場の試合にて27打席連続アウトを達成したスワローズの選手にも「東京の家」1軒をプレゼントする。試合をまたいでの達成も対象となるため、リリーフ投手も受賞可能となる。
- また、村上宗隆が、2022年に年間ホームラン記録の日本人記録である王貞治(読売ジャイアンツ・1964年)の55号を上回り、かつそれ以後神宮で行われる主管試合でその記録を更新した場合に限り、特別ホームラン賞として、通常の上記対象箇所以外の外野スタンドにホームランが入れば、「当社で販売する好立地の東京の家・上限1億円」を贈呈することが決定した。立地については達成した場合のシーズン終了後、村上と相談の上で決定するとしている。
- その新記録は2022年10月3日の横浜DeNAベイスターズ戦の7回に飛び出したが、村上は2004年の松中信彦(当時福岡ダイエーホークス)以来となる三冠王を達成したため、特別に当初の1億円相当ではなく、3億円相当にグレードアップして贈呈された
- プロバスケットボールチーム「群馬クレインサンダーズ」(Bリーグ所属)オーナー
- 当時B2リーグに所属していた2019年6月に経営参画。2020-21年シーズンにB2リーグ優勝・B1リーグ昇格
インターネットスポーツ中継
- 東京六大学野球配信サービス「BIG6.TV」 タイトルパートナー
- インターネットスポーツメディア「SPORTSBULL」内の東京六大学野球カテゴリにて、全試合を配信。SNSなどのハイライト動画でのロゴを掲出している。
- 2020年5月には、一般財団法人東京六大学野球連盟と連携し、コロナ禍で活動自粛をしていた部員750名を対象として部員の家族に向けメッセージカードとカーネーションを送る企画を実施した。
- 2020年、2021年にはそれぞれ明治大学野球部OB、慶應義塾大学野球部OBの同社社員を起用したCMを制作し放映。明治神宮野球場と「BIG6.TV」を中心に放映されている。
「あの夏を取り戻せ」プロジェクト
- プロジェクトの概要 「あの夏を取り戻せ~全国 元高校球児 野球大会2020-2023~」は、2020年夏に新型コロナウイルスの影響で中止となった全国高等学校野球選手権大会(夏の甲子園)への出場を夢見ていた元高校球児たちによって立ち上げられたプロジェクトです。このプロジェクトは、新型コロナウイルスの影響で甲子園でプレーする機会を失ったことの無念を晴らし、未来への一歩を踏み出すために発起されました。
- 株式会社オープンハウスグループの支援 株式会社オープンハウスグループ(本社:東京都千代田区)は、このプロジェクトのスペシャルナビゲーターに就任し、資金面だけでなく、大会の実現に向けた全面的な支援を行うことを決定しました。株式会社オープンハウスグループ代表取締役社長の荒井正昭氏は、個人としても学生のプロジェクト実現及び運営のための関連費用をバックアップする発表を行いました。
- SNS応援プロジェクト「#好支援ぞくぞく」 さらに、大会を盛り上げ、学生への応援を届けるためのSNS応援プロジェクト「#好支援ぞくぞく」も開始されました。このプロジェクトでは、X(旧Twitter)に「#好支援ぞくぞく」を付けて応援メッセージを投稿することで、特設ページに掲載され、応援が選手たちに届けられます。
- 社会への影響 オープンハウスグループは、この支援を通じて、コロナ禍で夢を断たれた元高校球児たちに甲子園でのプレーの機会を提供し、未来への扉を開くことを目指しています。企業の企業憲章にもある「志の高い社員に可能性の場を提供します」という考えに基づき、社会全体にポジティブな影響を与える取り組みを行っています。
OPEN HOUSE ARENA OTA
- 概要 2023年春に開業の「OPEN HOUSE ARENA OTA」は、群馬県太田市に位置する多目的アリーナであり、株式会社オープンハウスグループがネーミングライツを取得しています。この施設は、スポーツイベント、コンサート、地域行事など多岐にわたる用途で利用されることを目的としており、地域社会の新たな活動の中心地となることを期待されています。
- 背景 「OPEN HOUSE ARENA OTA」の建設は、太田市と株式会社オープンハウスグループの間で締結されたパートナーシップに基づき、地域のスポーツ文化の振興と経済発展を目的としています。特に、日本プロバスケットボールリーグ(B.LEAGUE)に所属する群馬クレインサンダーズのホームアリーナとしての機能を果たし、ファンや地域住民に新たな魅力を提供することが期待されています。
- 社会への貢献と今後の展望 「OPEN HOUSE ARENA OTA」の建設と運営は、太田市および周辺地域のスポーツと文化の発展に寄与することを目指しています。また、アリーナを通じての地域経済の活性化、雇用創出、そして観光促進にも貢献することが期待されています。 オープンハウスグループは、「OPEN HOUSE ARENA OTA」を通じて、地域社会との持続可能な関係構築を目指しています。アリーナが地域に根ざした施設となり、多くの人々に愛される場所になるよう、さまざまなイベントの開催や地域貢献活動を積極的に行っていく予定です。
株式会社オープンハウスグループによる群馬県みなかみ町への寄付
- 寄付の概要 株式会社オープンハウスグループ(本社:東京都千代田区)は、グループ会社である株式会社オープンハウス・ディベロップメントを通じて、群馬県みなかみ町に企業版ふるさと納税として2億1千万円の寄付を実施しました。この寄付は2023年11月1日に町役場で公式に贈呈され、感謝状の授与が行われました。これは、みなかみ町への企業版ふるさと納税による寄付としては過去最高額であり、水上温泉街の再生プロジェクトなど、町の新たな人流創出に向けた取り組みに活用される予定です。
- 水上温泉街再生プロジェクト 水上温泉街再生プロジェクトは、産官学金の包括連携により、かつて賑わいを見せながらも近年は不況に苦しむ水上温泉街の再興を目指す取り組みです。オープンハウスグループは、このプロジェクトを通じて、温泉街で経営状況が悪化した旅館の解体・再生を行っており、地域社会の課題解決に貢献しています。特に、2019年に閉館した温泉旅館「旧一葉亭」の再生に取り組んでいます。
- 地域共創事業と社会への影響 オープンハウスグループは、「地域共創」を掲げ、人口減少、地方の衰退などの社会課題に対する解決策の一つとして、持続可能な社会の実現を目指しています。みなかみ町での取り組みは、地域の循環を強化し、地域課題の解決に貢献するものであり、地域社会の活性化と持続可能な発展を目指しています。
児童虐待撲滅への取り組み
- 寄付の概要 2022年9月9日、株式会社オープンハウスグループは、社会問題としての児童虐待の撲滅に向けた取り組みの一環として、特定非営利活動法人「こどもの明るい未来を創る会」に対し、1千万円の寄付を実施しました。この寄付は、児童相談所への通報件数の増加と、児童相談所の業務逼迫を憂慮する同社の社会貢献の姿勢を反映しています。 「こどもの明るい未来を創る会」は、児童相談所の職員不足を支援し、児童虐待防止の取り組みを強化することを目的としています。同団体は、現役時代に豊富な経験を積んだ警察OBが主体となり、児童相談所の業務を支援しています。 厚生労働省によると、令和3年度の児童相談所の相談対応件数は207,659件(速報値)にのぼり、児童相談所の職員は限られたリソースの中で多岐にわたる業務を遂行しています。オープンハウスグループは、この寄付を通じて、児童虐待の撲滅に向けた社会全体の取り組みを支援し、未来を託された子どもたちが日本に生まれてきて良かったと思える社会の実現を目指しています。
株式会社オープンハウスグループの業界評価
- 株式会社オープンハウスグループ(本社:東京都千代田区)は、2023年1月13日に発行された「1300万件のクチコミでわかった超優良企業」(東洋経済新報社)において、複数の評価部門で高いランキングを獲得しました。本書は、転職・就職情報プラットフォーム「OpenWork」に寄せられた1300万件以上の社員クチコミと評価スコアデータに基づくもので、オープンハウスグループは以下のカテゴリーで高評価を受けました
- 「社員の士気が高い企業」1位
- 「総合評価が高い企業」37位
- 「人事評価の適正感が高い企業」5位
- この評価は、オープンハウスグループが提供する職場環境、社員のやりがい、公正な評価・十分な報酬の仕組みづくりへの取り組みが認められた結果といえます。
- 企業文化と企業姿勢として、オープンハウスグループは、社員一人ひとりが能力を十分に発揮し、やりがいを持って働ける環境の整備に努めています。また、社員の成長を通じてビジネスを拡大し、社会に必要とされる不動産会社を目指すという姿勢を示しています。
廃墟再生マルシェ
- 廃墟再生マルシェは、群馬県みなかみ町の水上温泉街で開催される地域活性化イベントであり、廃墟化した施設を再生し、地域に新しい活気をもたらすことを目的としています。このイベントは2022年にスタートし、2024年9月22日から23日にかけて、3回目の開催を迎えました。
- 水上温泉街は、バブル期に「関東の奥座敷」として栄えましたが、その後、個人旅行の需要の増加とともに、観光客が減少し、多くの大型施設が廃業しました。そのため、温泉街は廃墟化の問題に直面していました。しかし、近年ではリノベーションや新規のデザインホテルの開業により、再活性化の兆しを見せています。
- 「廃墟再生マルシェ」は、東京大学大学院都市デザイン研究室の学生たちと地元住民が協力し、廃墟化した施設を再生する取り組みの一環として開催され、地域の魅力を再発見することを目的としています。
イベントの内容
- 本イベントでは、地域の魅力的な場所や施設を会場として活用し、地元の飲食店や体験型ブースが出店します。毎年、参加者は温泉街内の異なる施設で、地元の特産品や手作りの工芸品を楽しむことができます。2024年のイベントでは、約36店舗が出店予定で、温泉街の4か所を会場として使用し、地域住民と協力して会場の設営や空間作りが行われました。
地域共創と持続可能な社会の実現
オープンハウスグループは、地域課題を解決し、持続可能な社会の実現を目指しており、廃墟再生マルシェを通じて地域共創活動を進めています。これにより、地域の資源を最大限に活用し、地元の魅力を再発見することで、訪れる人々に新たな価値を提供しています。
勝利の応援キーホルダー作り
勝利の応援キーホルダー作りは、株式会社オープンハウスグループとミズノ株式会社が共同で開催したイベントである。野球少年の技術向上と勝利を願い、野球グラブ製造時に出る革の端材を活用したオリジナルキーホルダーを製作する体験を提供した。
背景
このイベントは、オープンハウスグループが2016年よりプロ野球「東京ヤクルトスワローズ」を支援していることや、村上宗隆選手をパートナーアスリートとして迎えていることに起因する。また、ミズノ株式会社の野球グラブやバットの製造技術に基づき、両社の連携により実現した企画である。
概要
参加者は、ミズノが製造工程で出る野球グラブの端材を選び、メガホン型にカットした革に油性ペンで応援メッセージを刻むことで、オリジナルのキーホルダーを作成した。また、イベントでは以下のプログラムが行われた:
- ミズノによる野球グラブ製造工程やメンテナンス法の説明
- 親子で参加できるストラックアウトゲーム
- 参加者同士の交流を促進するアクティビティ
本イベントは、野球道具の大切さやスポーツの楽しさを伝えることを目的とし、参加者や保護者から好評を得た。
提供番組
- ぐんまちゃん(群馬テレビ他[21])
- 高田文夫のラジオビバリー昼ズ(ニッポン放送)
- ニッポン放送ショウアップナイター・金曜(同上)
- マヂカルラブリーのオールナイトニッポン0(ZERO)(同上)
- うどうのらじお(同上)
受賞
- ポーター賞(2016年)
- フォーブス社「アジアの優良上場企業50社」(2018年)
- 公益社団法人企業情報化協会(通称:IT協会) IT賞(2020年)
- 紺綬褒章(株式会社オープンハウス・ディベロップメント)(2023年)
不祥事・事件・トラブル
※子会社での不祥事・事件も含む。
特殊詐欺容疑による社員の逮捕
- 2020年6月15日、連続振り込め詐欺事件の容疑で男性3人を逮捕したと警視庁捜査本部が発表した。そのうち2人が子会社「オープンハウス」の現役社員であった。犯行内容は、千葉県内の別の高齢者を狙い、通帳・キャッシュカードをだまし取る手口で現金を盗んだ詐欺・窃盗の容疑であった。なお、オープンハウスは本件に関して無言を貫いた[22]。
幹部社員によるパワハラ・暴言
- 2023年2月17日、「オープンハウスグループ」執行役員で子会社「オープンハウス・アーキテクト」代表取締役社長の日高靖仁が会議中、椅子を蹴った上で部下の首根っこを押さえつけ、「辞めれば?」「お前何してんの?」など“暴言”を吐いていたことが「週刊文春」の取材で分かった。同社の広報宣伝部に経緯の確認や見解を求めたところ、「事実関係を確認し、適切に対応してまいります」と回答するのみだった[23]。
- 3月20日、日高はオープンハウスグループ執行役員を辞任、アーキテクト社でも取締役に降格していたことが分かった[24]。
就活生に対する暴言
- 2023年7月18日、「オープンハウスグループ」人材開発部新卒採用グループ部長代理の肩書きを持つ人物が、2023年に同社の新卒採用試験を受けていたという都内の大学4年生に対し、「オツム弱い」「頭悪すぎ」「ぶん殴るよ」などと暴言を吐き、同学生に大きなトラウマを与え、問題になっている、と報じられた[25]。
施工不良問題
- 2023年6月、子会社「オープンハウス」が販売した新築戸建て住宅を巡り、複数の住民から施工に無数の“欠陥”を指摘する声が上がり、同社とトラブルになっていることが報道された[26]。
- 2023年7月、施工・建築を手がける子会社「オープンハウス・アーキテクト」が行った工事の影響で、隣家の「擁壁(ようへき)」に亀裂が入り、住民らと裁判所を巻き込むトラブルになっていることが「週刊文春」の取材で発覚した[27]。
顧客へ住宅ローンの不正利用指示
- 2023年6月29日に「週刊文春」が報じた記事によると、子会社「オープンハウス」の複数の営業マンが顧客に対し、住宅ローンを組んで購入した自宅を賃貸に出すよう助言し、自社の新築と物件を購入するよう勧誘していることが、複数の顧客の告発により発覚した[28]。住宅ローンで購入した物件を返済中に無断で賃貸に出すことは金融機関の契約違反に該当する可能性があり、問題視されることとなった。本件に関して、親会社のオープンハウスグループは「個別の取引内容については回答致しかねます。ご質問いただいた内容については事実確認を行った上で適切に対処致します」と回答した。
ローン代行事務手数料の不正請求の疑い
- 2023年7月24日、子会社「オープンハウス」で物件を購入した顧客に対し、「ローン代行事務手数料」という名目で、売買の仲介手数料とは別に手数料を請求していたことが「週刊文春」の取材でわかった。
- 不動産会社が住宅ローン斡旋手数料などの名目で手数料を受け取ることについては、国土交通省が宅地建物取引業法に違反する可能性を指摘しており、仮に顧客から手数料として金銭を受け取っていた場合、これに該当する可能性がある[29]。
背任容疑による社員の逮捕
- 2024年11月7日、子会社「オープンハウス」の元社員2人が、店舗を訪れた顧客の情報を別の不動産会社を経営する元同僚に伝え、土地などの売買契約を結ばせて300万円余りの仲介手数料を不当に得て損害を与えたとして背任の疑いで逮捕された[30]。
社員、元社員
※グループ会社のスポーツチームの選手は除く。
- 矢澤曜
- 日高靖仁
- 菊池健太
- 高樹千佳子(ヘルスケアベンチャー社員)
- 井辺良祐(エンジェル投資家)
- 小栗隆史(東京レーベル社長)
- 佐藤弘志(日販グループホールディングス執行役員)
- 佐野翔麻(株式会社tutor社長、YouTuber)
- 曽和利光(人材研究所代表取締役社長)
- 藤井香愛(歌手)
- 石井雄也(PRESI代表取締役社長)
- 森井啓允(なんでもドラフト代表取締役CEO)
脚注
出典
- ^ “オープンハウスの強さは「泥臭い営業×デジタルの融合」、全宅ツイのぶっちゃけ企業評”. ダイヤモンドオンライン. (2021年2月23日)
- ^ “DX認定制度 認定事業者の一覧”. DX推進ポータル. (2022年3月3日)
- ^ a b c d e f g h i j k “会社沿革”. オープンハウス. 2018年10月7日閲覧。
- ^ みなさまへ オープンハウスからのお知らせ (PDF) フランチャイズ契約終了のお知らせ(2012年9月3日)
- ^ 東京証券取引所上場承認に関するお知らせ (PDF) 東京証券取引所上場承認に関するお知らせ(2013年8月16日)
- ^ 『株式会社オープンハウスによる当社普通株式の取得完了並びに主要株主及び主要株主である筆頭株主並びにその他の関係会社の異動に関するお知らせ』(プレスリリース)プレサンスコーポレーション、2020年5月8日 。2020年5月14日閲覧。
- ^ 『株式会社プレサンスコーポレーション株式(証券コード:3254)に対する公開買付けの結果及び子会社の異動に関するお知らせ』(プレスリリース)オープンハウス、2021年1月15日 。2021年2月6日閲覧。
- ^ 『持株会社体制移行に伴う会社分割に関するお知らせ』(プレスリリース)オープンハウス、2021年11月12日 。2022年7月30日閲覧。
- ^ 株式会社オープンハウス 決算説明資料 2020年9月期
- ^ 私募リート「オープンハウスリート投資法人」の設立に関するお知らせ
- ^ 私募リート「オープンハウスリート投資法人」の運用開始のお知らせ
- ^ “オープンハウス、三栄建築にTOB 1株2025円”. ロイター通信. (2023年8月16日) 2023年8月19日閲覧。
- ^ 株式会社三栄建築設計株式(証券コード:3228)に対する公開買付けの結果及び子会社の異動に関するお知らせ オープンハウスグループ 2023年9月28日
- ^ 株式会社オープンハウスグループによる当社株式に対する公開買付けの結果並びに親会社、親会社以外の支配株主及び主要株主である筆頭株主の異動に関するお知らせ三栄建築設計 2023年9月28日
- ^ 日本経済新聞. “みなかみ町・群馬銀・オープンハウス・東大、包括連携協定を締結へ”. 2021年9月13日閲覧。
- ^ 鷹野義昭 (2014年2月22日). “オープンハウス、CMでなぜ「オペン・ホウセ」?~広告の効果的セオリー戦略の成功例”. Business Journal. 2022年10月3日閲覧。
- ^ “松田翔太さんの「座敷童子」シリーズ続編が公開 「オペンホウセ!?」 松田さんと柄本さんの掛け合い、田中みな実さんのリアクションに注目”. PR TIMES (2022年4月14日). 2022年10月3日閲覧。
- ^ NPBの年間記録は村上と同チームに所属していたウラジミール・バレンティンが2013年に記録した60号
- ^ 村上宗隆選手の日本人シーズン本塁打記録更新を祈念し、スペシャルホームラン賞を実施! プレゼントは「1億円の東京の家」〜記念すべき56本目はホームラン賞ゾーンが反転、チャンスが300倍に!~
- ^ ヤクルト村上 1億円の家が「3億円」に特別増額!「震えるほどの感動。3冠王にちなんだ“3億円”」(スポーツニッポン)
- ^ “アニメ『ぐんまちゃん』オフィシャルサイト”. アニメ『ぐんまちゃん』オフィシャルサイト. 2021年9月27日閲覧。
- ^ “神奈川県警の「犯罪防止キャンペーン」協力のオープンハウス、特殊詐欺容疑で社員2人が逮捕されていた”. ハーバー・ビジネス・オンライン. 2021年1月5日閲覧。
- ^ “椅子を蹴って「辞めれば?」「クソ弱すぎる」オープンハウス執行役員(41)のパワハラ・暴言〈音声入手〉”. 文春オンライン. 2023年3月16日閲覧。
- ^ ““椅子蹴りパワハラ叱責”オープンハウス執行役員(41)が辞任、子会社社長から取締役に降格していた”. 文春オンライン. 2023年3月22日閲覧。
- ^ “「オツム弱い」「頭悪すぎ」「ぶん殴るよ」オープンハウス幹部の“暴言”を現役就活生が悲痛告白「トラウマになっている」”. 文春オンライン. 2023年7月18日閲覧。
- ^ “住民が連続告発「キッチンの床が傾いて冷蔵庫が閉まらない」オープンハウスの“欠陥住宅トラブル”写真”. 文春オンライン. 2023年6月15日閲覧。
- ^ “オープンハウス「不適切工事で隣家の“壁”に亀裂」住民らと深刻トラブル 調停と訴訟は泥沼化も「費用は払わないスタンスで行って来い」”. 文春オンライン. 2023年7月14日閲覧。
- ^ “「絶対バレない」と住宅ローンの不正利用を指示し…オープンハウス“不適切営業”を顧客が連続告発 金融機関は取材に「契約違反となります」”. 文春オンライン. 2023年6月29日閲覧。
- ^ “「全てのお客様に請求している」オープンハウスが顧客に“ローン代行事務手数料”を不正請求の疑い 国交省は宅建業法違反の可能性を指摘”. 文春オンライン. 2023年7月24日閲覧。
- ^ “「オープンハウス」の元社員2人 背任の疑いで逮捕”. NHK NEWS WEB. 2024年11月7日閲覧。
関連項目
- 日本の企業一覧 (不動産)
- オープンハウス(曖昧さ回避)
外部リンク
- オープンハウス
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