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OATアグリオ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
大塚アグリテクノから転送)
OATアグリオ株式会社
OAT Agrio Co., Ltd.
種類 株式会社
市場情報
東証スタンダード 4979
2015年12月24日上場
略称 OAT
本社所在地 日本の旗 日本
101-0052
東京都千代田区神田小川町1-3-1
NBF小川町ビルディング 8F
設立 2010年平成22年)9月28日
(大塚アグリテクノ株式会社)
業種 化学
法人番号 2010001135528 ウィキデータを編集
事業内容 農薬および肥料の製造・販売・輸出入、他
代表者 岡 尚(代表取締役社長)
資本金 4億6190万円
売上高 連結219億9百万円(2019年12月期)
営業利益 連結10億77百万円(2019年12月期)
純利益 連結4百万円(2019年12月期)
純資産 連結68億7百万円(2019年12月期)
総資産 連結297億24百万円(2019年12月期)
従業員数 連結556名(2019年12月)
決算期 12月末日
外部リンク www.oat-agrio.co.jp
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OATアグリオ株式会社OAT Agrio Co., Ltd. )は、東京都千代田区に本社を置く、農薬肥料などを製造・販売する企業である。自社で開発したベンフラカルブを使用した殺虫剤(商品名オンコル)やシフルメトフェンを使用した殺ダニ剤(商品名ダニサラバ)を主力商品とする。

大塚化学から独立した企業だが、大塚化学の持株比率が4.77%と現在も良好な関係である。徳島県鳴門市の研究開発部と工場は同社敷地内にあり、建物のみが自社保有で、同社に地代を払って使用している(土地賃貸借契約は会社発足からの30年契約)[1]

主力製品・事業

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主要事業所

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沿革

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  • 1950年昭和25年) - 大塚化学薬品株式会社設立。
  • 1952年(昭和27年) - 農薬の製造販売開始。
  • 1953年(昭和28年) - たばこ腋芽抑制剤「OMH-30」発売。
  • 1963年(昭和38年) - 礫耕肥料販売。
  • 1964年(昭和39年) - 葉面散布肥料「サンピ」発売。
  • 1976年(昭和51年) - 除草剤「パラゼット」発売
  • 1979年(昭和54年) - 農業用資材消毒剤「イチバン」、殺虫剤「ルビトックス」、ナメクジ防除剤「ナメキット」発売。
  • 1980年(昭和55年) - 殺菌剤「ユニテクト」発売。
  • 1984年(昭和59年) - 大塚化学株式会社(初代)に商号変更。
  • 1986年(昭和61年) - 除草剤「マイゼット」、殺虫剤オンコル発売。
  • 1992年(平成4年) - 殺虫剤「オレート」、カルシウム剤「カルプラス」発売。
  • 1993年(平成5年) - 殺虫剤「オリオン」発売。
  • 1995年(平成7年) - 殺虫剤「ステッド粒剤」発売。
  • 1996年(平成8年) - 殺虫剤「オンダイア」発売。
  • 1997年(平成9年) - 芝生用着色剤「グリーンウェイ」発売。
  • 1998年(平成10年) - 切り花ながもち液「美咲」発売、「養液土耕栽培システム」全国展開。
  • 1999年(平成11年) - 水稲育苗箱専用殺虫殺菌剤「大塚ジャッジ箱粒剤」発売。
  • 2000年(平成12年) - 殺虫剤「グランドオンコル」「オンコルマイクロカプセル」「オンダイアエース」「デラウスオンコル」発売、殺菌剤「オーシャイン」発売。
  • 2002年平成14年) - 大塚化学ホールディングス株式会社に商号変更。(旧)大塚化学株式会社を新設し、化学品・農薬肥料事業を承継。大塚化学株式会社が殺虫剤ハチハチ乳剤発売。
  • 2007年(平成19年) - 大塚化学株式会社が殺ダニ剤ダニサラバフロアブル発売。
  • 2010年(平成22年) - 大塚アグリテクノ株式会社がMBOにより独立。
  • 2011年(平成23年) - ドイツBayer CropScience AGから購入した水稲除草剤「ベンフレセート」および「ベンゾフェナップ」の製造・販売を開始。
  • 2012年(平成24年) - 旭化学工業株式会社を100%子会社とする。
  • 2013年(平成25年) - Insecticides (India) Limitedとの合弁契約によりインドに合弁会社OAT&IIL India Laboratories Private Limitedを設立。殺菌剤「ガッテン」発売。
  • 2014年(平成26年) - 大塚アグリテクノ株式会社からOATアグリオ株式会社へ商号変更。東京証券取引所第2部に上場(6月)。OATステビア株式会社設立。
  • 2015年(平成27年) - 東京証券取引所第1部に指定替え(12月)。
  • 2016年(平成28年) - PT. OAT MITOKU AGRIO 設立。潤禾(舟山)植物科技有限公司 設立。OATアグリフロンティア株式会社 設立。
  • 2023年(令和5年) - 東京証券取引所スタンダード市場へ市場変更(10月)。

関係会社

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脚注

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  1. ^ 第11期有価証券報告書” (PDF). OATアグリオ (2021年3月31日). 2021年9月10日閲覧。

外部リンク

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