玉野駅
玉野駅 | |
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駅舎 (2022年1月) | |
たまの TAMANO | |
◄BS07 山崎 (1.4 km) (1.5 km) 萩原 BS09► | |
所在地 | 愛知県一宮市玉野字河端19番地 |
駅番号 | BS 08 |
所属事業者 | 名古屋鉄道 |
所属路線 | 尾西線 |
キロ程 | 18.7 km(弥富起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
乗降人員 -統計年度- |
789人/日 -2020年- |
開業年月日 | 1924年(大正13年)10月1日 |
備考 | 無人駅(駅集中管理システム導入駅) |
玉野駅(たまのえき)は、愛知県一宮市玉野字河端19番地にある、名古屋鉄道尾西線の駅である。駅番号はBS08。
概要
[編集]一宮市に所在する鉄道駅では最西端、最南端に位置する。尾西線では当駅と開明駅のみ旧尾西市内に位置する。普通列車停車駅であり、道路(終日歩行者専用)のすぐ横に駅がある。玉野 - 萩原間には桜の名所萬葉公園があり、玉野 - 山崎間では車内から銀杏の黄葉を見ることができる。
本数は毎時4本で、名鉄名古屋まで約40分、名鉄一宮まで約15分、津島まで約18分で結ぶ。市内のほか、自動車以外の交通手段が少ない津島市、愛西市、稲沢市西部の会社員や、駅近辺の高等学校に通う生徒の通勤・通学手段であり、また新聞等の輸送も行っている。
歴史
[編集]- 1924年(大正13年)10月1日 - 尾西鉄道の駅として開業[1]。
- 1925年(大正14年)8月1日 - 名古屋鉄道が尾西鉄道を買収。名鉄尾西線となる。
- 1948年(昭和23年)11月1日以前 - 無人化[2]。
- 2007年(平成19年)12月14日 - SFトランパス導入[3](この頃までに駅舎完成。駅出入り口が1つになる)。
- 2011年(平成23年)2月11日 - ICカードmanaca導入。
- 2012年(平成24年)2月29日 - トランパス供用終了。
駅構造
[編集]4両編成まで対応した単式1面1線のカーブしているホームを持つ地上駅。ホーム形状は三河線(山線)の平戸橋駅と似ている。カーブしている場所にホームを建設したため、ホームは大きく湾曲しており、ホームと電車の間に隙間と段差が生じている。これにより、他の尾西線各駅での到着では流れない「ホームと電車の間が開いています。足元にご注意ください」という旨の自動アナウンスが当駅到着の際車内に流れる。また、ホームにはミラー・モニターテレビが設置されている。
現在の駅は駅舎建築の際に北側一部ホームを撤去し、その分南側にホーム延長したため、自動改札導入以前の駅とホームの場所と入り口の場所が異なっている。
簡易委託乗車券発売駅であったが、2007年10月25日をもって玉小商店での販売が終了した。新たに設置された自動券売機は当初2台設置されていたが、現在は1台(ICカード未対応タイプ)のみ。自動精算機も1台設置済み。
2台設置されている自動改札機(1台はICカード専用タイプ)でmanacaが利用可能である。上屋は約1両分。ホームにはアサヒ飲料の自動販売機が1台設置されている。
路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
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BS 尾西線(名鉄一宮〜津島)[4] | 下り | 名鉄一宮ゆき[5] | 終日名鉄一宮ゆき |
上り | 津島方面[5] | 津島経由須ヶ口・名古屋方面の列車は平日朝のみ |
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改札口
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ホーム
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駅名標
配線図
[編集] ← 名鉄一宮方面 |
→ 津島方面 |
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凡例 出典:[6] |
利用状況
[編集]- 「移動等円滑化取組報告書」によると、2020年度の1日平均乗降人員は789人であった[7]。
- 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は979人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中225位、尾西線(22駅)中18位であった[8]。
- 『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は1,022人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅(岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間)を除く名鉄全駅(342駅)中218位、尾西線(23駅)中15位であった[9]。
- 『愛知統計年鑑』によると1日平均の乗車人員は2010年度438人である。平成22年度の年間乗車人員は159,710人、そのうち定期利用者は127,950人だった。
駅周辺
[編集]- 日光川
- 野田養鶏園
- ファミリーマート一宮玉野店
- 名古屋ヤクルト販売玉野センター
- カネスエ玉野センター
- 新堀川排水機場
- 愛知県立尾西高等学校(自転車15分[10])
- 一宮市立尾西第二中学校
- 一宮市立朝日東小学校
- 一宮市立朝日東保育園
- 竹腰城跡(徒歩25分)
- 八剱神社
- 光願寺
- 津島社
- 恵日寺
- 善福寺
- 宝勝禅寺
- 古川白龍大龍神
- 水抜門(旧尾西鉄道時代の鉄橋)
- 東玉野公民館
- 中玉野公民館
- 中部矢崎タコグラフサービス一宮センター
- フジミインコーポレーテッド稲沢工場
- 県道135号羽島稲沢線
- いわはし動物の病院
- 一宮市営住宅玉野団地
- 阿古井池公園(阿古池)
- 広口池緑地(広口池)
- 稲沢厚生病院無料巡回バス「祖父江・明治コース」「玉野駅前」のりば
- 苅安賀自動車学校 スクールバス「萩原・尾西コース」「玉野」のりば
- 稲沢市コミュニティバス接続便 「横野」停留所
- i-バスミニ「玉野駅」停留所
- 以前は一宮市循環バス i-バス尾西南コース「玉野駅」バス停も設置されていたが、平成25年10月1日のダイヤ改正により廃止された。
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ 「地方鉄道駅設置並営業哩程変更」『官報』1924年10月16日(国立国会図書館デジタル化資料)
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、874頁。
- ^ “トランパス15駅に導入/名鉄、14日から”. 交通新聞 (交通新聞社): p. 1. (2007年12月7日)
- ^ “各駅詳細情報”. 名古屋鉄道. 2021年10月7日閲覧。
- ^ a b “玉野(BS08)(たまの) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
- ^ “令和2年度 移動等円滑化取組報告書(鉄道駅)” (PDF). 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
- ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
- ^ 名古屋鉄道広報宣伝部(編)『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
- ^ 愛知県立尾西高等学校 交通アクセス
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 玉野駅 - 名古屋鉄道