田上孝一
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生誕 | 1967年(56 - 57歳) |
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時代 | 現代哲学 |
地域 | 日本 |
研究分野 | マルクス、応用倫理学 |
田上 孝一(たがみ こういち、1967年 - )は、日本の哲学者。
マルクス研究に軸足を置きつつ、応用倫理学の幅広いテーマについても研究・教育・執筆を行っている。
現在、立正大学非常勤講師、立正大学人文科学研究所研究員。また、社会主義理論学会の事務局長を務める。
略歴
[編集]- 1967年:東京都江東区亀戸に生誕
- 1989年3月:法政大学文学部哲学科を卒業
- 1991年3月:立正大学大学院文学研究科哲学専攻修士課程を修了
- 1994年~現在:大学非常勤講師として教鞭をとる
- 2000年7月:立正大学より博士(文学)を取得。博士論文題目「初期マルクスの疎外論 - 疎外論超克説批判」(主査:岩淵慶一、副査:清水多吉、岩佐茂(一橋大学))[1]
著作
[編集]- 『初期マルクスの疎外論 - 疎外論超克説批判』(時潮社) 2000
- 『実践の環境倫理学 - 肉食・タバコ・クルマ社会へのオルタナティヴ』(時潮社) 2006
- 『フシギなくらい見えてくる! 本当にわかる倫理学』(日本実業出版社) 2010
- 『マルクス疎外論の諸相』(時潮社) 2013
- 『マルクス疎外論の視座』(本の泉社) 2016
- 『環境と動物の倫理』(本の泉社) 2017
- 『支配の政治理論』(社会評論社) 2018
- 『マルクス哲学入門』(社会評論社) 2018
- 『99%のためのマルクス入門』(晶文社) 2021
共著
[編集]- 『社会主義・市場・疎外』(岩淵慶一, 三階徹, 瀬戸明, 田島慶吾共著、時潮社) 1996
- 『技術者倫理を考える - 持続可能な社会をめざして』(石塚正英編著、石塚正英, 山家歩, 黒木朋興, 小沼史彦, 上本昌昭, 杉山精一, 川島祐一共著、昭晃堂) 2013、のち朝倉書店 2014
- 『日本語表現力 - アカデミックライティングのための基礎トレーニング』(石塚正英, 黒木朋興編著、工藤豊, 楠秀樹, 米田祐介, 松村比奈子, 加藤敦也, 千金楽健, 助川幸逸郎, 明石雅子、朝倉書店) 2016
編著
[編集]- 『〈人間〉の系譜学 - 近代的人間像の現在と未来』(助川幸逸郎, 黒木朋興共編、東海大学出版会) 2008
- 『現代文明の哲学的考察』(西田照見共編、社会評論社) 2010
- 『グローバリゼーション再審 - 新しい公共性の獲得に向けて』(平井達也, 助川幸逸郎, 黒木朋興共編、時潮社) 2012
- 『権利の哲学入門』(社会評論社) 2017
- 『政府の政治理論 - 思想と現実』(菊池理夫, 有賀誠共編、晃洋書房) 2017
連載
[編集]ウェブ
[編集]脚注
[編集]- ^ “プロフィール 田上孝一”. 2012年12月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2021年12月31日閲覧。
外部リンク
[編集]- 田上孝一 (@tagamimp) - X(旧Twitter)
- 社会主義理論学会
- 倫理学から学ぶ動物の権利 第1回 - YouTube
- 倫理学から学ぶ動物の権利 第2回(前編) - YouTube
- 倫理学から学ぶ動物の権利 第2回(後編) - YouTube