田中一弘 (経営学者)
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田中 一弘(たなか かずひろ、1966年 - )は、日本の経営学者。一橋大学大学院経営管理研究科・商学部長・教授、博士(商学)。
東京都中野区生まれ。大学院で伊丹敬之らの指導を受け、コーポレートガバナンスが専門。企業家研究フォーラム賞受賞[1][2]。
学歴
[編集]- 1985年 東京都立立川高等学校卒業[3]
- 1990年 一橋大学商学部卒業[4]
- 1996年 一橋大学大学院商学研究科修士課程修了[4]
- 1999年 一橋大学大学院商学研究科博士後期課程修了、博士(商学)[4]
職歴
[編集]- 1990年 株式会社日本興業銀行入行[4]
- 1997年 日本学術振興会特別研究員[4]
- 1999年 神戸大学大学院経営学研究科助教授[4]
- 2003年 一橋大学大学院商学研究科助教授[4]
- 2007年 一橋大学大学院商学研究科 准教授
- 2010年 一橋大学大学院商学研究科 教授
- 2019年 一橋大学大学院経営管理研究科・商学部長[5]
この間2005年から2006年まで経済産業研究所の研究員(ファカルティフェロー)も兼任[4]。
著書・論文
[編集]著書
[編集]- 企業支配力の制御─戦後日本企業の経営者・資金提供者関係─(2002年11月、有斐閣)
- 日本企業 変革期の選択、トップ・マネジメントの戦略的意思決定能力(2002年、東洋経済新報社) - 共著
- 日本企業研究のフロンティア 第1号(2005年6月、有斐閣) - 共著
- 松下電器の経営改革(2007年、有斐閣) - 伊丹敬之,加藤俊彦,中野誠と共著
- 組織の〈重さ〉:日本的企業組織の再点検』(2007年、日本経済新聞出版社) - 沼上幹,加藤俊彦,島本実,軽部大と共著
- 現代の経営理論(2008年、有斐閣) - 伊藤秀史,沼上幹,軽部大 と共編
- 渋沢栄一と人づくり(2013年、有斐閣) - 橘川武郎,島田昌和と共編著
- 「良心」から企業統治を考える(2014年、東洋経済新報社)
- 企業統治(2017年、中央経済社) - 吉村典久,伊藤博之,稲葉祐之と共著
論文
[編集]- 「銀行志向型」企業統治の日独比較─《制度》と《取引関係》からの分析─(1999年、組織科学第33巻第1号) - 共著
- 執行役員制導入によるトップ・マネジメントの変容(2001年、国民経済雑誌第184巻第4号)
- 有効な企業統治改革に向けて(2001年、ビジネス・インサイト第35号) - 共著
- 経営者の埋め込みとエントレンチメント─企業ガバナンスへの複眼的アプローチに向けて─(2003年5月、国民経済雑誌第187巻第5号)
脚注
[編集]外部リンク
[編集]- 一橋大学田中一弘ゼミHP - ウェイバックマシン(2018年11月5日アーカイブ分) - 研究室のHP
- (5 of 16) 一橋大学オープンキャンパス2012 商学部 模擬講義 - Youtube(一橋大学)