加藤俊彦 (経営学者)
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加藤 俊彦(かとう としひこ、1967年 - )は日本の経営学者。専門は経営戦略論、経営組織論。一橋大学理事・副学長、一橋大学大学院経営管理研究科教授。カンダホールディングス取締役。組織学会高宮賞、企業家研究フォーラム賞、日本経営学会賞受賞。
人物・経歴
[編集]愛知県名古屋市生まれ。1990年一橋大学商学部卒業。榊原清則ゼミ出身。1992年一橋大学大学院商学研究科修士課程修了後、名古屋に戻りノリタケカンパニーリミテドに入社。1997年一橋大学大学院商学研究科博士課程単位修得。1998年、論文「構造化過程としての技術発展 : 非決定論に基づく高密度実装技術の経営学的考察 」で一橋大学より博士(商学)の学位を取得。審査員は片岡寛、佐久間昭光、後藤晃 [1][2][3][4][5]。
1997年東京都立大学経済学部専任講師、1999年同助教授。2000年組織学会高宮賞(論文部門)受賞。2001年一橋大学大学院商学研究科助教授。2003年組織学会評議員。2008年企業家研究フォーラム賞受賞。ロンドン大学シティカス経営大学院客員研究員を経て、2011年一橋大学大学院商学研究科教授[6][7][8]。
2012年組織学会高宮賞(著書部門)及び日本経営学会賞(著書部門)受賞[8]。2014年カンダホールディングス取締役[9]。2016年一橋大学役員補佐(産学官連携担当)。2022年一橋大学大学院経営管理研究科長・商学部長。2024年一橋大学理事・副学長(教育統括)、一橋大学森有礼高等教育国際流動化機構機構長[10]。
著書
[編集]- 『競争戦略論』(青島矢一と共著)東洋経済新報社 2003年
- 『組織の〈重さ〉:日本的企業組織の再点検』(沼上幹,田中一弘,島本実,軽部大と共著)日本経済新聞出版社 2007年
- 『松下電器の経営改革』(伊丹敬之,田中一弘,中野誠と共著)有斐閣 2007年
- 『技術システムの構造と革新-方法論的視座に基づく経営学の探究』白桃書房 2011年
- 『競争戦略論(第2版)』(青島矢一と共著)東洋経済新報社 2012年
- 『競争戦略』日本経済新聞出版社 2014年
外部リンク
[編集]- (6 of 19)一橋大学オープンキャンパス2013 商学部模擬講義 - Youtube(一橋大学)
関連項目
[編集]脚注
[編集]- ^ 「一橋大学 , 博士 (商学) , 乙第199号 , 1998-03-11 」
- ^ 「教員」一橋大学大学院商学研究科
- ^ 「学位授与者(于毅波・加藤俊彦・大薗恵美・軽部大・王文英・林保順)」一橋論叢 日本評論社 1-Sep-1998
- ^ 「著者略歴」『競争戦略』日本経済新聞出版社 2014年
- ^ 「著者略歴」『技術システムの構造と革新-方法論的視座に基づく経営学の探究』白桃書房 2011年
- ^ 「加藤 俊彦(カトウ トシヒコ)」一橋大学
- ^ 「著者略歴」『競争戦略論』東洋経済新報社 2003年
- ^ a b 「加藤 俊彦」researchmap
- ^ 「社外取締役候補者の選定に関するお知らせ 」カンダホールディングス
- ^ 経営管理研究科経営管理専攻 加藤 俊彦(カトウ トシヒコ)