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田中 (横浜市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田中
町丁
地図北緯35度23分04秒 東経139度36分10秒 / 北緯35.384458度 東経139.602731度 / 35.384458; 139.602731
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県の旗 神奈川
市町村 横浜市
行政区 磯子区
人口情報2023年(令和5年)4月30日現在[1]
 人口 3,800 人
 世帯数 1,761 世帯
面積[2]
  0.305 km²
人口密度 12459.02 人/km²
設置日 1983年(昭和58年)8月8日
郵便番号 235-0035[3]
市外局番 045(横浜MA[4]
ナンバープレート 横浜
ウィキポータル 日本の町・字
神奈川県の旗 ウィキポータル 神奈川県
ウィキプロジェクト 日本の町・字
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田中町
日本の旗 日本
都道府県 神奈川県
市町村 横浜市
磯子区
町名制定 1927年昭和2年)4月1日
町名廃止 1983年(昭和58年)8月8日

田中(たなか、: Tanaka)は横浜市磯子区の町名。現行行政地名は田中一丁目及び田中二丁目。住居表示実施済み区域。

地理

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磯子区中部の内陸に位置し、東北東・西南西に長い形をしている。中央を南北に笹下釜利谷道路が通り、道の東側が1丁目、西側が2丁目となっている。1丁目に、道の東側に沿うように笹下川が流れ、さらにその東側に金沢道の旧道が通る。笹下川は町内で分岐し、支流の左右手川(そうでがわ)が二丁目南部へ流れる。笹下釜利谷道路沿いには古くからある住宅や商店がみられ、一丁目の丘陵地には戸建ての分譲住宅地三井団地や臨海部に工場を置く企業の社宅・寮がある。

地価

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住宅地の地価は、2023年令和5年)1月1日公示地価によれば、田中1-10-18の地点で16万5000円/m2、田中2-6-4の地点で19万7000円/m2となっている[5]

歴史

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地名は、現在の二丁目にある薬王寺の奥の院本道薬師如来像が水田から出現した事に由来する[6]

沿革

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かつての久良岐郡田中村であり、1889年(明治22年)に笹下・矢部野・日野・栗木・上中里・峯・氷取沢の各村と合併、日下村大字田中となる。

  • 1927年(昭和2年)4月1日 - 横浜市に編入され、横浜市田中町となった。
  • 1927年(昭和2年)10月1日 - 区制の施行により、磯子区が新設。横浜市磯子区田中町となった。
  • 1970年(昭和40年)4月1日 - 田中町の一部を含む一帯が洋光台となる。
  • 1983年(昭和58年)8月8日 - 住居表示を実施し、田中町を廃して田中一・二丁目が設けられた[7]

世帯数と人口

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2023年(令和5年)4月30日現在(横浜市発表)の世帯数と人口は以下の通りである[1]

丁目 世帯数 人口
田中一丁目 790世帯 1,751人
田中二丁目 971世帯 2,049人
1,761世帯 3,800人

人口の変遷

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国勢調査による人口の推移。

人口推移
人口
1995年(平成7年)[8]
3,251
2000年(平成12年)[9]
3,175
2005年(平成17年)[10]
3,374
2010年(平成22年)[11]
3,613
2015年(平成27年)[12]
3,953
2020年(令和2年)[13]
3,817

世帯数の変遷

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国勢調査による世帯数の推移。

世帯数推移
世帯数
1995年(平成7年)[8]
1,206
2000年(平成12年)[9]
1,264
2005年(平成17年)[10]
1,457
2010年(平成22年)[11]
1,509
2015年(平成27年)[12]
1,625
2020年(令和2年)[13]
1,633

学区

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市立小・中学校に通う場合、学区は以下の通りとなる(2021年8月時点)[14]

丁目 番地 小学校 中学校
田中一丁目 12〜16番
18番1〜8号
18番51〜55号
横浜市立日下小学校 横浜市立浜中学校
1〜11番
19番16号
19番21〜22号
横浜市立杉田小学校
17番
18番9〜50号
19番1〜15号
19番17〜20号
19番23号〜26番
横浜市立洋光台第一小学校 横浜市立洋光台第一中学校
田中二丁目 全域

事業所

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2021年(令和3年)現在の経済センサス調査による事業所数と従業員数は以下の通りである[15]

丁目 事業所数 従業員数
田中一丁目 16事業所 83人
田中二丁目 34事業所 216人
50事業所 299人

事業者数の変遷

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経済センサスによる事業所数の推移。

事業者数推移
事業者数
2016年(平成28年)[16]
46
2021年(令和3年)[15]
50

従業員数の変遷

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経済センサスによる従業員数の推移。

従業員数推移
従業員数
2016年(平成28年)[16]
242
2021年(令和3年)[15]
299

交通

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笹下釜利谷道路の田中バス停より洋光台駅上大岡駅金沢文庫駅横浜駅へのバスの便があるほか、一丁目の住宅地を通り洋光台駅と磯子駅を結ぶ小型バスの路線もある。2丁目南部をJR根岸線がかすめ、田中二丁目から根岸線洋光台駅までは概ね1km圏内である。

施設

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その他

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日本郵便

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警察

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町内の警察の管轄区域は以下の通りである[18]

丁目 番・番地等 警察署 交番・駐在所
田中一丁目 全域 磯子警察署 上中里交番
田中二丁目 全域

関連項目

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脚注

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  1. ^ a b 令和5(2023)年 町丁別人口(住民基本台帳による)町丁別人口_令和5年4月” (XLSX). 横浜市 (2023年5月10日). 2023年5月15日閲覧。 “(ファイル元のページ)(CC-BY-4.0)
  2. ^ 横浜市町区域要覧”. 横浜市 (2018年7月9日). 2021年8月11日閲覧。
  3. ^ a b 田中の郵便番号”. 日本郵便. 2021年8月11日閲覧。
  4. ^ 市外局番の一覧”. 総務省. 2019年6月24日閲覧。
  5. ^ 国土交通省地価公示・都道府県地価調査”. 国土交通省. 2023年9月28日閲覧。
  6. ^ 『横浜の町名』1996年12月、横浜市市民局総務部住居表示課発行
  7. ^ 市・区・町の沿革”. 横浜市. 2021年8月11日閲覧。 “(ファイル元のページ)
  8. ^ a b 平成7年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年3月28日). 2019年8月16日閲覧。
  9. ^ a b 平成12年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年5月30日). 2019年8月16日閲覧。
  10. ^ a b 平成17年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2014年6月27日). 2019年8月16日閲覧。
  11. ^ a b 平成22年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2012年1月20日). 2019年8月16日閲覧。
  12. ^ a b 平成27年国勢調査の調査結果(e-Stat) - 男女別人口及び世帯数 -町丁・字等”. 総務省統計局 (2017年1月27日). 2019年8月16日閲覧。
  13. ^ a b 令和2年国勢調査の調査結果(e-Stat) -男女別人口,外国人人口及び世帯数-町丁・字等”. 総務省統計局 (2022年2月10日). 2023年4月27日閲覧。
  14. ^ 小・中学校等の通学区域一覧(通学規則 別表)”. 横浜市 (2021年8月5日). 2021年8月8日閲覧。
  15. ^ a b c 経済センサス‐活動調査 / 令和3年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 事業所数、従業者数(町丁・大字別結果)”. 総務省統計局 (2023年6月27日). 2023年9月15日閲覧。
  16. ^ a b 経済センサス‐活動調査 / 平成28年経済センサス‐活動調査 / 事業所に関する集計 産業横断的集計 都道府県別結果”. 総務省統計局 (2018年6月28日). 2019年10月23日閲覧。
  17. ^ 郵便番号簿 2020年度版” (PDF). 日本郵便. 2021年8月7日閲覧。
  18. ^ 交番案内”. 磯子警察署. 2021年8月21日閲覧。

参考資料

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  • 『県別マップル 神奈川県広域・詳細道路地図』2006年4刷 昭文社 ISBN 9784398626998