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田代有三

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
田代 有三
名前
カタカナ タシロ ユウゾウ
ラテン文字 TASHIRO Yuzo
基本情報
国籍 日本の旗 日本
生年月日 (1982-07-22) 1982年7月22日(42歳)
出身地 福岡県福岡市
身長 181cm
体重 77kg
選手情報
ポジション FW
利き足 右足
ユース
1998-2000 日本の旗 福岡大附属大濠高校
2001-2004 日本の旗 福岡大学
クラブ1
クラブ 出場 (得点)
2003 日本の旗 大分トリニータ (特別指定) 1 (0)
2004 日本の旗 サガン鳥栖 (特別指定) 10 (1)
2005-2011 日本の旗 鹿島アントラーズ 114 (31)
2010 日本の旗 モンテディオ山形 (loan) 29 (10)
2012-2014 日本の旗 ヴィッセル神戸 66 (15)
2015-2016 日本の旗 セレッソ大阪 28 (8)
2017-2018 オーストラリアの旗 ウロンゴン・ウルブス 41 (14)
通算 289 (79)
代表歴2
2008 日本の旗 日本 3 (0)
1. 国内リーグ戦に限る。2018年8月17日現在。
2. 2008年2月23日現在。
■テンプレート■ノート ■解説■サッカー選手pj

田代 有三(たしろ ゆうぞう、1982年7月22日 - )は、福岡県福岡市出身の元プロサッカー選手。現役時代のポジションはフォワード。元日本代表

来歴

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福岡大学時代は、大学No.1FWとの評価が高く、3年時に大分トリニータ、4年時にサガン鳥栖特別指定選手として登録され計公式戦11試合に出場。2005年に鹿島アントラーズに加入。2006年から出場機会を増やし、2008年には巻誠一郎らの負傷により、東アジア選手権2008中国重慶)の追加メンバーで日本代表に初招集され、2月17日の北朝鮮戦で代表デビュー。2月20日の中国代表戦では、前半17分に駒野友一のクロスボールに反応し、潰れ役となる形で決勝点となる山瀬功治のゴールを生んだ。また後半43分にはゴールネットを揺らすもオフサイドを取られ、代表初得点とはならなかった。

鹿島では2008年J1第5節千葉戦以降25試合ゴールがなく、FW興梠慎三とのポジション争いの結果、控えに回ることが多くなり、田代をターゲットマンとする戦術はオプションの1つとなっていた。2009年には新加入のFW大迫勇也の台頭もあり、大きく出場時間を減らしていた。2010年1月6日、出場機会を求め、MF増田誓志と共にモンテディオ山形へ期限付き移籍。山形ではレギュラーとして活躍し、リーグでは自身最多の10得点を記録した。

2011年、鹿島に復帰。シーズン途中から同じく復帰した増田と共にレギュラーに定着。新外国人FWカルロンの不振なども手伝い、空中戦に強い田代をFWの軸としてターゲットマンにする戦術が採られた。しかし、出場機会は少なく、リーグ戦12得点をあげ2年連続で自己最多を更新するも退団が決定した。

2012年、ヴィッセル神戸へ完全移籍。開幕当初ターゲットマンとして期待されたが、足首の故障などで1ヶ月以上出遅れた。J1第7節の柏レイソル戦で移籍後初出場、初得点を記録した。その後も故障による離脱を重ねたが、出場した試合では高い決定力と抜群のキープ力を見せた。2013年は神戸の降格によりプロ入り後初のJ2でのプレーとなった。最初の13試合で6得点を挙げる活躍を見せたが、その後第14節から第42節までのゴールはわずか2にとどまり、終盤にはスタメン落ちも増え不完全燃焼のシーズンを送った。2014年シーズンはマルキーニョス、Wペドロ・ジュニオールが加入し、出場機会はさらに減少。2015年1月19日、本人の申し出により、契約満了が発表された[1]

当初、海外移籍を理由に神戸を退団したが、2015年3月、セレッソ大阪へ移籍[2]。2016年限りで契約満了によりC大阪を退団。

2017年3月、ナショナル・プレミアリーグス英語版NSW(オーストラリア2部相当)のウロンゴン・ウルブスFCへ移籍[3]

2018年10月20日、自身のインスタグラムで現役を引退することを発表した[4]

所属クラブ

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個人成績

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国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 リーグ杯オープン杯 期間通算
出場得点 出場得点出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 リーグ杯天皇杯 期間通算
2003 大分 35 J1 1 0 0 0 0 0 1 0
2004 鳥栖 4 J2 10 1 - 0 0 10 1
2005 鹿島 19 J1 5 1 4 0 0 0 9 1
2006 20 7 8 2 4 2 32 11
2007 9 24 6 5 4 5 2 34 12
2008 27 3 1 0 2 0 30 3
2009 16 2 2 0 2 1 20 3
2010 山形 10 29 10 6 3 4 3 39 16
2011 鹿島 30 22 12 3 1 2 1 27 14
2012 神戸 11 18 6 1 0 1 0 20 6
2013 J2 35 8 - 2 0 37 8
2014 J1 13 1 7 0 0 0 20 1
2015 C大阪 19 J2 22 6 - 0 0 22 6
2016 6 2 - 0 0 6 2
通算 日本 J1 175 48 37 10 20 9 232 67
日本 J2 73 17 - 2 0 75 17
総通算 248 65 37 10 22 9 307 84
  • 2003年、2004年は特別指定選手として登録
国内大会個人成績
年度クラブ背番号リーグ リーグ戦 期間通算
出場得点 出場得点
日本 リーグ戦 期間通算
2016 C大23 19 J3 1 0 1 0
通算 日本 J3 1 0 1 0
総通算 1 0 1 0

その他の公式戦

国際大会個人成績
年度 クラブ 背番号 出場 得点
AFCACL
2008 鹿島 9 8 5
2009 3 0
2011 30 3 1
通算 AFC 14 6

代表歴

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出場大会

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試合数

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日本代表国際Aマッチ
出場得点
2008 3 0
通算 3 0

出場

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No. 開催日 開催都市 スタジアム 対戦国 結果 監督 大会
1. 2008年2月17日 中華人民共和国の旗重慶 重慶市奥林匹克体育中心 朝鮮民主主義人民共和国の旗 朝鮮民主主義人民共和国 △1-1 岡田武史 東アジアサッカー選手権2008
2. 2008年2月20日 中華人民共和国の旗重慶 重慶市奥林匹克体育中心 中華人民共和国の旗 中国 ○1-0 岡田武史 東アジアサッカー選手権2008
3. 2008年2月23日 中華人民共和国の旗重慶 重慶市奥林匹克体育中心 大韓民国の旗 韓国 △1-1 岡田武史 東アジアサッカー選手権2008

脚注

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  1. ^ FW田代有三選手の契約について ヴィッセル神戸オフィシャルウェブサイト 2015年1月19日 閲覧
  2. ^ 田代有三選手 新加入のお知らせ セレッソ大阪オフィシャルウェブサイト 2015年3月24日 閲覧
  3. ^ 楠神順平と田代有三、シドニーの地で活躍する2人の元J戦士。それぞれの立場で挑む異国での戦い フットボールチャンネル 2017年5月3日
  4. ^ 元日本代表FW田代有三、現役引退を発表「最高なサッカー人生でした」 SOCCERKING 2018年10月20日付。

関連項目

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外部リンク

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