田鶴浜駅
表示
田鶴浜駅 | |
---|---|
駅舎(2021年8月16日撮影) | |
たつるはま TATSURUHAMA (たてぐのまち駅) | |
◄和倉温泉 (3.5 km) (4.1 km) 笠師保► | |
所在地 | 石川県七尾市田鶴浜町カ13 |
所属事業者 | のと鉄道 |
所属路線 | ■七尾線 |
キロ程 | 8.6 km(七尾起点) |
電報略号 | ルハ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
乗車人員 -統計年度- |
197人/日(降車客含まず) -2019年- |
開業年月日 | 1928年(昭和3年)10月31日[1] |
備考 | 簡易委託駅 |
田鶴浜駅(たつるはまえき)は、石川県七尾市田鶴浜町にある、のと鉄道七尾線の駅である。
愛称は「たてぐのまち駅」[1][2]。伝統産業である「田鶴浜建具」に由来する。
概要
[編集]田鶴浜地区の中心地にあり、通勤者のほかに石川県立田鶴浜高等学校の学生が主に利用する[1]。
簡易委託駅であり[3]、早朝と夕方以降、土曜・休日は無人となる。
歴史
[編集]- 1928年(昭和3年)10月31日:鉄道省(国鉄)七尾線 和倉駅(現在の和倉温泉駅) - 能登中島駅間延伸と同時に開業[1][4][5]。
- 1976年(昭和51年)
- 1984年(昭和59年)2月1日:荷物扱い廃止石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編』 II(初版)、JTB、1998年10月1日、154頁。ISBN 978-4-533-02980-6。。
- 1987年(昭和62年)4月1日:国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる[5]。
- 1991年(平成3年)9月1日:七尾線の一部がのと鉄道に転換されたことにより同社の駅となる[4][5]。
- 1999年(平成11年)4月1日:駅業務を委託化[3]。
駅構造
[編集]田鶴浜駅 配線図 | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
|
相対式ホーム2面2線を有する地上駅で[1]、コンクリート造りの駅舎を備える。ホーム間は跨線橋で連絡している[1]。
駅北側の2番ホームに出入口「野鳥公園口」がある。また、駅舎は1番ホーム側にあり駅舎横にトイレがある。
のりば
[編集]ホーム | 路線 | 方向 | 行先 | 備考 |
---|---|---|---|---|
1 | ■七尾線 | 下り | 穴水方面 | |
上り | 七尾・金沢方面 | |||
2 | 行違い時のみ停車 |
-
ホーム
利用状況
[編集]2019年(令和元年)度の1日平均乗車人員は197人である[7]。
近年の1日平均乗車人員の推移は以下の通りである。
年度 | 乗車人員 (人/日) |
年度 | 乗車人員 (人/日) |
年度 | 乗車人員 (人/日) |
---|---|---|---|---|---|
2001 | 282 | 2011 | 248 | ||
2002 | 223 | 2012 | 235 | ||
2003 | 218 | 2013 | 244 | ||
2004 | 213 | 2014 | 192 | ||
2005 | 278 | 2015 | 210 | ||
1996 | 681 | 2006 | 262 | 2016 | 186 |
1997 | 498 | 2007 | 251 | 2017 | 198 |
1998 | 373 | 2008 | 276 | 2018 | 188 |
1999 | 362 | 2009 | 288 | 2019 | 197 |
2000 | 344 | 2010 | 242 | 2020 | |
出典:石川県統計書 七尾市統計書 |
駅周辺
[編集]駅前に駐車・駐輪場が整備されている。
- 南口
- 田鶴浜地区コミュニティセンター(サンビーム日和が丘)
- 田鶴浜郵便局
- 石川県立田鶴浜高等学校[6]
- 七尾市立田鶴浜小学校
- 御手洗池 - 日本名水百選認定。
- つるの湯(健康増進文化施設「アスロン」)
- 国道249号
- 石川県道1号七尾輪島線
- 田鶴浜道路田鶴浜インターチェンジ
- 野鳥公園口
- 田鶴浜野鳥公園
- 鶴の里公園
バス路線
[編集]北鉄能登バス
[編集]駅から徒歩2分のJA田鶴浜支店前に北鉄能登バスの「JA田鶴浜支店前」バス停が設置されている[8]。
- 高浜線(志賀中学校行き)
- 高浜線(七尾中学校行き)
- 廃止路線
- 七富線(西谷内行き)
- 七富線(七尾駅前行)
はなバス
[編集]駅から徒歩5分の田鶴浜診療所前に七尾市コミュニティバス(はなバス)の「田鶴浜診療所」バス停が設置されている。ただし、始発に関しては発着は田鶴浜駅前である[9]。
- 田鶴浜地区循環
隣の駅
[編集]脚注
[編集]- ^ a b c d e f 川島 2010, p. 58.
- ^ 岩間昌子『ローカル鉄道の解剖図鑑』エクスナレッジ、2016年10月22日、112頁。ISBN 978-4-7678-2217-4。
- ^ a b c 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年1月19日、246頁。ISBN 978-4-7770-1336-4。
- ^ a b 朝日 2010, p. 19.
- ^ a b c 朝日 2011, p. 21.
- ^ a b c 川島 2010, p. 38.
- ^ “令和元年石川県統計書” (PDF). 石川県. p. 104 (2021年3月). 2021年4月12日閲覧。
- ^ 路線バス情報|北陸鉄道株式会社
- ^ 田鶴浜地域コミュニティバス「はなバス」 - 七尾市
参考文献
[編集]- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 国鉄・JR 48 小浜線 舞鶴線・七尾線 氷見線・城端線・越美北線』朝日新聞出版、2010年6月27日。
- 川島令三『【図説】日本の鉄道中部ライン全線・全駅・全配線 第6巻 加賀温泉駅 - 富山エリア』講談社、2010年9月20日。ISBN 978-4-06-270066-5。
- 『週刊歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄 28 えちぜん鉄道 福井鉄道・北陸鉄道・のと鉄道』朝日新聞出版、2011年10月2日。