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甲斐中辰夫

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
2012年11月8日、大綬章の親授式後の記念写真にて(左端)

甲斐中 辰夫(かいなか たつお、1940年1月2日 - )は、検察官出身の元最高裁判所判事2002年10月7日 - 2010年1月1日)。元東京高等検察庁検事長、元次長検事弁護士兵庫県豊岡市[1]出身。

略歴

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大法廷判決に対する対応

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  • 平成17年9月11日において行われた衆議院総選挙の小選挙区の区割規定が憲法14条1項等に反していたか。多数意見(合憲)
  • 衆議院議員小選挙区選出議員選挙について候補者届出政党所属候補者と無所属候補者に対する選挙運動の差異を設けることは憲法14条1項等に反するか。多数意見(合憲)
  • 国籍法3条1項が憲法14条に反するか。反対意見(違憲状態だが原告らの請求を棄却すべき)

みずほフィナンシャルグループ社外取締役システム障害対応検証委員会委員長への議決権行使助言会社の反対推奨に対する対応

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  • 2022年6月2日、みずほフィナンシャルグループは米国議決権行使助言会社2社による同氏の取締役候補者について反対推奨する旨のレポートに対する見解をインベスター・リレーションズした[4]
  • 2022年6月21日、みずほフィナンシャルグループ第20回定時株主総会において、株主からシステム障害を巡る社外取締役の責任を追及する質問があったのに対し、社外取締役で指名委員長を務める同氏は「今のみずほは監督官庁からの観察期間中で、仕事を投げ出すわけにはいかない。再発防止に尽力したい」など[5]と回答した[6]。同氏のその留任釈明は金融庁を再びいら立たせた[7]

親族

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脚注

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関連項目

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先代
石川達紘
東京地方検察庁検事正
1999年 - 2000年
次代
高野利雄
先代
豊嶋秀直
高松高等検察庁検事長
2000年 - 2001年
次代
宗像紀夫
先代
松浦恂
東京高等検察庁検事長
2002年
次代
木藤繁夫