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畑端省吾

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
畑端省吾
基本情報
国籍 日本の旗 日本
出身地 北海道新ひだか町(旧三石町[1]
生年月日 (1982-03-30) 1982年3月30日(42歳)
身長 152.3cm(2020年)
体重 45.0kg(〃)
血液型 B型
騎手情報
所属団体 JRA
所属厩舎 栗東・坂口正則(2000.3.1 - 2007.6.20)
栗東・フリー(2007.6.21 - 2020.12.31)
初免許年 2000年
免許区分 平地・障害[2]
騎手引退日 2020年
通算勝利 1586戦50勝
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畑端 省吾(はたばた しょうご、1982年3月30日 - )は、JRA栗東トレーニングセンター所属の調教師・元騎手

来歴

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騎手時代

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2000年、第16期生としてJRA競馬学校騎手課程を卒業。同期には嘉藤貴行金子光希小林慎一郎鈴来直人田嶋翔西原玲奈らがいる。栗東・坂口正則厩舎に所属し、3月19日の中京3Rで自厩舎のゴールドカントリーで逃げ切り初勝利を挙げた(17戦目)。デビュー年は191戦4勝という成績を残す。

2年目の2001年には自身最多の13勝を挙げ、翌2002年8月18日の小倉10R阿蘇ステークス(OP)では7番人気ダンシングテンに騎乗し、安藤勝己騎乗の1番人気キタサンチャンネルを差し切って特別レース初勝利[3]2003年にはシリウスステークス(GIII)でタガノラフレシアに騎乗しJRA重賞初騎乗を果たす(14着)。

見習騎手から外れた2003年以降は騎乗数・勝利数ともに下降線を辿り、2007年6月21日付でフリーとなった[4]

2007年10月20日以来勝ち星から遠ざかっていたが、2010年12月12日、阪神4R新馬戦をイチドラゴンで制し、約3年1か月ぶりの勝利を挙げた[5]

その後は2011年に1勝、2013年に1勝を挙げたのみで再び勝ち星から遠ざかったが、2015年9月2日に笠松のJRA交流・鈴蘭賞で地方初勝利を挙げ、2017年最初の騎乗となった1月7日の京都4Rをペプチドアルマで制し、約3年2か月ぶりのJRAでの勝利を挙げた(その後ほとんど騎乗機会がなかったため、同年は2月半ばまで畑端が勝率リーディング1位だった)。

2017年2月4日の東京6R新馬戦では、父ディープインパクト、母スイープトウショウという須貝尚介厩舎の超良血馬スイーズドリームスに騎乗。本来は2週後の新馬戦が本線だったが除外を見越した投票で36分の5の抽選を突破してしまい、畑端の騎乗でデビューし3番人気で4着に終わった[6]。また、最後の直線で蛇行したことについて過怠金30,000円の処分を受け、次走では武豊に乗り替わった。

2018年5月29日から6月11日まで村田一誠と共にアイルランドで研修を行った[7]

2018年12月28日の中山6Rでクリストフ・ルメールが年間213勝のJRA新記録を達成した際、2着に入ったのが13番人気サンマルベスト騎乗の畑端で、ゴール後に誰よりも早くルメールと握手し祝福している[8]

2021年度の新規調教師免許試験に4回目の受験で合格したため[9]、2020年12月31日をもって騎手を引退し翌2021年1月1日より調教師に転身[10]、2021年3月1日付で栗東所属の調教師として新規開業する[11]。最終騎乗週となった2020年12月26日中山8Rをサンマルベストに騎乗して勝ち、節目の50勝目が現役最後の勝鞍となった[12]

騎手免許は平地競走障害競走の両方を所持していたが障害競走への騎乗経験はなかった。

調教師時代

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2021年3月20日、阪神第9R淡路特別にモイで初出走。

2021年3月28日、中京第6Rをゴーゴーレイワで初勝利[13]。開業して9戦目だった。

騎乗成績

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年度 1着 2着 3着 騎乗数 勝率 連対率 複勝率
2000年 中央 4 6 6 191 .021 .052 .084
地方 0 0 0 3 .000 .000 .000
2001年 中央 13 11 10 216 .060 .111 .157
地方 0 0 0 1 .000 .000 .000
2002年 中央 8 13 10 281 .028 .075 .110
地方 0 0 0 2 .000 .000 .000
2003年 中央 4 10 5 170 .024 .082 .112
地方 - - - - - - -
2004年 中央 4 7 7 107 .037 .103 .168
地方 - - - - - - -
2005年 中央 2 1 6 76 .026 .039 .118
地方 - - - - - - -
2006年 中央 3 5 2 69 .043 .116 .145
地方 - - - - - - -
2007年 中央 1 0 2 42 .024 .024 .071
地方 - - - - - - -
2008年 中央 0 0 1 35 .000 .000 .029
地方 - - - - - - -
2009年 中央 0 0 1 14 .000 .000 .071
地方 0 1 0 1 .000 1.00 1.00
2010年 中央 1 0 0 17 .059 .059 .059
地方 0 0 0 1 .000 .000 .000
2011年 中央 1 0 2 16 .063 .063 .188
地方 - - - - - - -
2012年 中央 0 1 1 24 .000 .042 .083
地方 - - - - - - -
2013年 中央 1 2 0 36 .028 .083 .083
地方 - - - - - - -
2014年 中央 0 0 0 45 .000 .000 .000
地方 - - - - - - -
2015年 中央 0 3 0 38 .000 .079 .079
地方 1 1 1 4 .250 .500 .750
2016年 中央 0 1 4 53 .000 .019 .094
地方 2 1 2 6 .333 .050 .833
2017年 中央 3 2 3 38 .079 .132 .211
地方 - - - - - - -
2018年 中央 0 2 0 41 .000 .049 .049
地方 1 0 0 1 1.00 1.00 1.00
2019年 中央 4 0 2 42 .095 .095 .143
地方 0 0 0 1 .000 .000 .000
2020年 中央 1 3 3 35 .029 .114 .200
地方 0 0 0 2 .000 .000 .000
中央 50 67 65 1586 .032 .074 .115
地方 4 3 3 23 .174 .304 .435
日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初騎乗 2000年3月4日 1回中京1日4R 4歳未出走 レガシーチャート 14頭 11 11着
初勝利 2000年3月19日 1回中京6日3R 4歳未勝利 ゴールドカントリー 9頭 1 1着
重賞初騎乗 2003年10月5日 4回阪神8日11R シリウスステークス タガノラフレシア 14頭 12 14着

主な騎乗馬

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  • ダンシングテン(2002年阿蘇ステークス)

調教師成績

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日付 競馬場・開催 競走名 馬名 頭数 人気 着順
初出走 2021年3月20日 1回阪神11日9R 淡路特別 モイ 14頭 7 9着
初勝利 2021年3月28日 2回中京6日6R 4歳以上1勝クラス ゴーゴーレイワ 16頭 7 1着
重賞初出走 2022年4月17日 2回阪神8日 アンタレスステークス アルーブルト 16頭 9 11着

脚注

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関連項目

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