オニササ
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(知念商会から転送)
オニササは、沖縄県石垣市発祥のB級グルメ。おにぎりとウスターソースやマヨネーズ等で味付けした鶏ササミフライとをビニール袋に入れ、一体になるよう握って形を整えたものである[1][2][3][4][5]。
1981年5月に営業を開始した石垣市登野城の知念商会が元祖とされる。同店は営業開始からしばらくして鶏ササミフライの販売を始めたが、オニササがいつ誕生したかの記録はない。店内の食品ケースで別々に販売されていた鶏ササミフライとおにぎりを、近くの中学生や高校生が工夫するうちに自然と考案され、八重山農林高等学校の生徒がオニササと呼ぶようになった[6][7]。知念商会によれば、ある大会で優秀な成績を収めた同校の郷土芸能部が沖縄のテレビ局の取材を受け、パワーの源を尋ねられて「オニササ! オニポー! オニコロ」と答えたことから広まったという。「オニササ」および「おにささ」は知念商会の登録商標である[1][2]。
鶏ササミフライのほかに、さまざまな揚げ物と組み合わされ、ポーク(ランチョンミートのフライ)と組み合わせたものは「オニポー」[注 1]、コロッケと組み合わせたものは「オニコロ」、トンカツと組み合わせたものは「オニカツ」[9]等と呼ばれる[10]。
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b “「オニササ」商標登録”. 八重山毎日新聞. (2018年8月12日)
- ^ a b “知念商会 「オニササ」晴れて商標登録 元祖カタカナ名守る”. 琉球新報. (2018年9月29日)
- ^ “ケンミンの秘密 2014.03.13 OA”. カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW. 読売テレビ. 2018年10月27日閲覧。
- ^ “サラメシ選「シーズン7 第17回」”. NHK. 2018年10月27日閲覧。
- ^ “ささみカツを握りたい”. デイリーポータルZ (2013年11月28日). 2018年10月27日閲覧。
- ^ “惣菜弁当の殿堂(22)知念商会「オニササ」 石垣島のB級FF”. 日本食糧新聞・電子版. (2014年10月6日)
- ^ “「島ネタCHOSA班」2017年02月02日[No.1658号 勝手にセルフから、「オニササ」!?”]. 週刊レキオ ~LEQUIO WORLD~ (琉球新報社). (2017年2月2日)
- ^ “「ホットおにぎり」沖縄でも常識? そのワケは…”. NIKKEI STYLE (2017年2月26日). 2018年10月27日閲覧。
- ^ “ケンミンの秘密 2013.10.31 OA”. カミングアウトバラエティ 秘密のケンミンSHOW. 読売テレビ. 2018年10月27日閲覧。
- ^ “B級グルメ「オニササ」が人気 石垣市登野城「知念商会」”. 沖縄タイムス+プラス. (2015年9月18日)