カオパッアメリカン
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カオパッアメリカン | |
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カオパッアメリカン | |
別名 | ข้าวผัดอเมริกัน |
フルコース | 米料理 |
発祥地 | タイ王国, 中国 |
地域 | アメリカ合衆国 |
考案者 | スレーパン・マネーワット[1] |
提供時温度 | 温かい状態で提供される |
主な材料 | ケチャップ、炒飯、加工肉、目玉焼き、レーズン |
カオパッアメリカン(タイ語: ข้าวผัดอเมริกัน、RTGS: khao phat amerikan、発音 [kʰâ(ː)w pʰàt ʔāmēːrīkān])はフライドチキン、ハム、ホットドッグ、レーズン、ケチャップなどの「アメリカ風な」食材を使ったタイ王国における中華風チャーハンである。原義は「アメリカ風炒飯」。パイナップルやクルトンなどを入れて焼き上げることもある。
歴史
[編集]チャオクルン新聞編集長ヴィラス・マネーワットの妻であるクン・イン・スレーパン・マネーワットは、自らがカオパッアメリカンの生みの親であるとタイのとある雑誌の取材で答えた[1]。彼女はドンムアン空港にあるレストランの一つ、ラチャタニレストランを経営していたが、ある日、ある航空会社の飛行機が欠航になり、目玉焼きやソーセージ、ハムなどといった仕入れていたアメリカンブレックファストの食材が大量に残ることとなった。そこでスレーパンは余った食材をチャーハンの具にする着想を得た。このような経緯から、タイ語で「アメリカ風チャーハン」を意味する「カオパッアメリカン」と命名された。カオパッアメリカンが初めて作られたのがいつであるかは定かではないが、彼女が英国留学のためにタイを離れた1954年より前の時点であることは判明している。
なお、カオパッアメリカンはベトナム戦争の戦時中にタイに駐留する米国海兵隊と米国空軍の兵士のために作られたものが最初で、考案者もタイ人シェフのゴー・ジェクであるとする説を信じる者もいる。
いずれにせよ正確な資料が残っているわけではないため、どちらの説が正しいかは不明である[要出典]。
関連項目
[編集]参考文献
[編集]- ^ a b Interview with Sureepan Maneewat (Nitaya Natayasundhorn) by Pailin Rungrat "Sakul Thai" Issue 2717 Year 52 ed 14 November 2006 (in Thai) (นิตยา นาฏยะสุนทร ชีวิตดังดอกกุหลาบอันหอมหวาน โดย ไพลิน รุ้งรัตน์ หนังสือสกุลไทย ฉบับที่ 2717 ปีที่ 53 ประจำวัน อังคาร ที่ 14 พฤศจิกายน 2549)