石丸彰彦
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石丸 彰彦(いしまる あきひこ、1974年6月9日 - )は、日本のテレビプロデューサー、映画プロデューサー[1]、株式会社TBSホールディングス グループ執行役員、TBSスパークル 代表取締役社長。
人物
[編集]静岡県伊東市宇佐美出身[1]。1997年株式会社東京放送入社後[1]、「学校へ行こう!」のディレクター、「GOOD LUCK!!」のプロデュース補を経て、2004年に「世界の中心で、愛をさけぶ」を大ヒットさせた。 その後、「白夜行」「華麗なる一族」などシリアスなドラマや「ROOKIES」「MR.BRAIN」「義母と娘のブルース」などのコミカルなドラマも手掛けている。 また、「JIN-仁-」「南極大陸」「とんび」「天皇の料理番」など放送時期と異なる時代を舞台とした作品も多数プロデュース。 脚本家の森下佳子、俳優の綾瀬はるか、山田孝之、佐藤健とタッグを組むことが多い。
映画では「ROOKIES-卒業-」「SPACE BATTLESHIP ヤマト」が代表作。
略歴
[編集]- 1986年11月 競泳の100m背泳ぎで日本学童記録を樹立
- 1988年8月 全国中学校水泳競技大会 100m背泳2位入賞、200m背泳3位入賞
- 全国JOCジュニアオリンピックカップ夏季大会で200m背泳優勝
- 1990年3月 静岡県伊東市立宇佐美中学校卒
- 1993年3月 静岡県立韮山高等学校卒
- 在学中、100m背泳ぎで全国高等学校総合体育大会6位に入賞
- 1993年4月 中央大学経済学部経済学科入学
- 在学中4年間、中央大学水泳部に在籍。2年生時からの日本学生選手権水泳競技大会総合優勝に貢献
- 1997年3月 中央大学経済学部経済学科卒
- 1997年4月 株式会社東京放送に入社。テレビドラマの演出補・APなどを経て、『学校へ行こう!』(ディレクターとして2001年-2002年在籍)を担当。
- 2003年7月 ドラマプロデューサー。
- 2007年3月 編成局編成部に異動。その後も数々のドラマを企画プロデュース。
- 2009年9月 制作局ドラマセンターでプロデューサー復帰。
- 2013年7月 制作局ドラマ制作部、部次長。
- 2015年6月 編成局編成部企画総括(部次長)。
- 2016年7月 編成局編成部企画総括(担当部長)。
- 2019年7月 TBSホールディングス総合マーケティングラボ ビジネス戦略部長。
- 2020年7月 TBSテレビ営業局営業推進センター長。
- 2022年7月 TBSホールディングス 財務戦略本部グループ経営企画局長。
- 2024年6月 株式会社TBSホールディングス グループ執行役員、TBSスパークル 代表取締役社長。
- 主な受賞歴
- 2006年
- ソウルドラマアワード最優秀プロデューサー賞
- 2008年
- 第14回AMD Award'08 優秀賞「ROOKIES」
- 2009年
- 東京国際ドラマアウォード連続ドラマ部門(国際ドラマフェスティバル in TOKYO)優秀作品賞「ROOKIES」
- 藤本賞 奨励賞「ROOKIES -卒業-」
- 第47回ギャラクシー賞 優秀賞「JIN-仁-」
- 第4回マイベストTV賞 グランプリ「JIN-仁-」
- 2010年
- 東京国際ドラマアウォード連続ドラマ部門最優秀作品賞「JIN-仁-」
- 同上、連続ドラマ部門アジア賞「JIN-仁-」
- 同上、最優秀プロデュース賞
- エランドール賞プロデューサー奨励賞
- 第18回橋田賞「JIN-仁-」
- 放送人グランプリ2010 特別賞「JIN-仁-」
- 第36回放送文化基金賞 テレビ番組賞「JIN-仁-」
- ソウルドラマアワード2010 ミニシリーズ部門最優秀作品賞「JIN-仁-」
- アジア・テレビジョン・アワード2010 ドラマ部門奨励賞「JIN-仁-」
- カンヌMIPCOM バイヤーズ・アワード「JIN-仁-」
- 日本民間放送連盟テレビドラマ部門最優秀作品賞「JIN-仁-」
- ヒットメーカー・オブ・ザ・イヤー 2010(日経エンタテインメント!)
- ハリウッドレポーター誌が選ぶ「アジアの次世代」(NEXT GENERATION ASIA )に選出
- 2011年
- 東京国際ドラマアウォード連続ドラマ部門優秀作品賞「JIN-仁-完結編」
- 同上、連続ドラマ部門アジア賞「JIN-仁-完結編」
- 同上、連続ドラマ部門特別賞「JIN-仁-完結編」
- 第15回日刊スポーツ・ドラマグランプリ 作品賞「JIN-仁-完結編」
- 2013年
- 東京国際ドラマアウォード連続ドラマ部門優秀作品賞「とんび」
- アジア・テレビジョン賞 ドラマ部門最優秀作品賞「とんび」
- 2015年
- 東京国際ドラマアウォード連続ドラマ部門最優秀作品賞「天皇の料理番」
- 日本民間放送連盟テレビドラマ部門優秀賞「天皇の料理番」
- 2016年
- 橋田賞「天皇の料理番」
- 放送文化基金テレビドラマ部門優秀賞「天皇の料理番」
テレビドラマ
[編集]制作担当
[編集]- なにさまっ!(演出補)
- 天国に一番近い男 MONOカンパニー編(演出補)
- L×I×V×E(演出補)
- チープラブ(演出補)
- 君が教えてくれたこと(演出補)
- 真夏のメリークリスマス(演出補)
- Love Story(演出補)
- 愛なんていらねえよ、夏(助監督)
- おとうさん(AP)
- GOOD LUCK!!(プロデュース補)
- Stand Up!! (プロデュース)
- ドールハウス〜特命女性捜査班〜(プロデュース)
- 世界の中心で、愛をさけぶ (プロデュース)
- あいくるしい(プロデュース)
- 白夜行(プロデュース)
- セーラー服と機関銃(プロデュース)
- 華麗なる一族(プロデュース)
- 佐々木夫妻の仁義なき戦い(企画)
- ROOKIES(企画プロデュース)
- ブラッディ・マンデイ(企画)
- MR.BRAIN(プロデュース)
- JIN-仁-(プロデュース)
- ブラッディ・マンデイ Season2(協力プロデューサー)
- 冬のサクラ(企画)
- JIN-仁- 完結編(プロデュース)
- 南極大陸(プロデュース)
- MONSTERS(プロデュース)
- とんび(プロデュース)
- クロコーチ(プロデュース)
- 天皇の料理番(プロデュース)[2]
- 義母と娘のブルース(企画)
- 義母と娘のブルース2020年 謹賀新年スペシャル(企画)
- 義母と娘のブルース2022年 謹賀新年スペシャル(企画)
- 義母と娘のブルースFINAL 2024年謹賀新年スペシャル(企画)
企画・編成
[編集]- RESCUE〜特別高度救助隊(企画)
- 内藤大助物語 〜いじめられっ子のチャンピオンベルト〜(企画)
- 月曜ゴールデン「警視庁南平班〜七人の刑事〜」(企画)
- 月曜ゴールデン「湯けむりバスツアー 桜庭さやかの事件簿」(企画)
- わたしを離さないで(企画)ノーベル文学賞作家、カズオ・イシグロの小説を日本で初めて映像化。
映画
[編集]- ROOKIES -卒業-(企画・プロデュース)[3]
- SPACE BATTLESHIP ヤマト(プロデュース)[3]
- こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE~勝どき橋を封鎖せよ!(プロデュース)
関連人物
[編集]- 同期入社
- その他
- 亀山千広(BSフジ代表取締役社長、元フジテレビ代表取締役社長、同局ドラマプロデューサー。石丸の韮山高校の18期先輩)
- 伊藤圭介(フリーアナウンサー、元静岡放送アナウンサー。同じく石丸の韮山高校の18期先輩)
脚注
[編集]注釈
[編集]出典
[編集]- ^ a b c “テレビマンとしての矜持を胸に高視聴率ドラマを次々と生み出す”. リクルートワークス研究所. リクルート. 2024年2月14日閲覧。
- ^ “佐藤健、坊主頭で連ドラ主演 豪華共演陣も発表”. modelpress. (2014年12月5日) 2014年12月5日閲覧。
- ^ a b “石丸彰彦の映画作品”. MOVIE WALKER. ムービーウォーカー. 2024年2月14日閲覧。