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石川県道123号東金沢停車場線

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
石川県道123号から転送)
一般県道石川県道
石川県道123号標識
石川県道123号
東金沢停車場線
路線延長 0.628km
陸上区間 0.628km
制定年 1960年昭和35年)
起点 IRいしかわ鉄道東金沢駅
石川県金沢市三池町)
主な
経由都市
金沢市
終点 小坂町交差点
(金沢市小坂町)
接続する
主な道路
記法
国道359号
テンプレート(ノート 使い方) PJ道路

石川県道123号東金沢停車場線(いしかわけんどう123ごう ひがしかなざわていしゃじょうせん)は石川県金沢市三池町のIRいしかわ鉄道線東金沢駅前と、同市小坂町の国道359号とを結ぶ一般県道石川県道)である。

概要

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IRいしかわ鉄道東金沢駅と国道359号とを結ぶ。

現況

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車道は全区間、中央分離帯が設けられ、両側4車線分(片側2車線分)のスペースが確保されているものの、後述の自転車レーンの整備によって、IRいしかわ鉄道東金沢駅 - 東金沢駅口交差点は両側2車線(片側1車線)に縮小している。また、東金沢駅口交差点 - 小坂町交差点は両側4車線(片側2車線)の幅員は確保されているものの、中央分離帯の幅は縮小されている。規格改良率は100%である。実延長が0.628km(=628m)と短く、またほぼ直線状に整備されているものの、終点手前の金腐川に架けられている小金橋(橋長17m)が視界を遮っているため、起終点双方から全区間を見通すことができない。

全区間、通年通行可能であり、車道のほぼ全区間に当たる627mには地下水を水源とする消雪パイプが設置されている。また、起点そばの東金沢駅東広場から東金沢駅口交差点にかけての歩道には、無散水式の融雪装置が130m施されている。

沿道には県道番号標識は設置されていないものの、終点である小坂町交差点の上に架けられている小坂横断歩道橋や交差点手前の歩道には、案内標識の1つである「都道府県番号」(118の2-B)や当県道方向の矢印に当県道番号が付された「方面及び方向」(108の2-A)がそれぞれ取り付けられている。更に区間内には「石川県」と標示されたデリニエーターが複数立てられ、当県道番号のラベルが貼付されている。

当県道の周辺には多くの文教施設が立ち並んでおり、特に東金沢駅を利用する金沢星稜大学星稜中学校・高等学校石川県立金沢桜丘高等学校の学生・生徒の歩行や自転車での往来が多い。また一般車や路線バスなどの車両の通行も多いことから、歩行者・自転車・車両それぞれの通行に危険が生じていた[1]2008年平成20年)以降、これを改善すべく、国から自転車通行環境整備のモデル地区に指定され、当県道区間内の車道の路肩部に自転車レーンを新設した。なお、自転車の記号が入った規制標識「専用通行帯」(327の4)が自転車レーンに設置されているが、これが見られるのは、石川県内では当県道のみである。

歴史

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  • 1960年昭和35年)10月15日:路線認定。
  • 2002年平成14年):JR東金沢駅移転のため、起点移動。
  • 2008年(平成20年)1月17日国土交通省警察庁が合同で、今後の自転車通行環境整備の模範となるモデル地区を全国で98箇所指定[2]。そのうちの1つに石川県金沢市小坂地区を指定[3]
  • 2008年(平成20年)11月:行政側、周辺住民の代表、学識者、学校関係者などからなる「県道東金沢停車場線 自転車通行環境を考える会」を設立。
  • 2010年(平成22年)4月9日:上記の指定を受けて整備した自転車レーンが完成、供用される[4]

周辺施設

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接続道路

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  • 国道359号(金沢市小坂町・小坂町交差点:終点)

参考文献

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  • 『道路現況調書』 石川県土木部道路整備課、2010年

脚注

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  1. ^ 「自転車レーン整備前の状況」 県道東金沢停車場線 自転車通行環境を考える会、平成23年5月18日閲覧。
  2. ^ 「自転車通行環境整備のモデル地区を指定しました」 国土交通省、平成20年1月17日
  3. ^ 「自転車通行環境に関するモデル地区一覧」 p2 国土交通省、平成20年1月17日
  4. ^ 「自転車レーン整備後の取り組み」 県道東金沢停車場線 自転車通行環境を考える会、平成23年5月18日閲覧。

関連項目

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