磯崎由加里
埼玉西武ライオンズ・レディース #1 | |
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2018年9月17日対愛知ディオーネ戦 県営大宮球場 | |
基本情報 | |
国籍 | 日本 |
出身地 | 山口県 |
生年月日 | 1991年7月26日(33歳) |
身長 体重 |
161 cm kg |
選手情報 | |
投球・打席 | 右投右打 |
ポジション | 投手 |
プロ入り | 2015年 |
初出場 | 2015年5月16日 |
最終出場 | 2019年10月13日 |
経歴(括弧内はプロチーム在籍年度) | |
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国際大会 | |
代表チーム |
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この表について
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磯崎 由加里 (いそざき ゆかり、1991年7月26日 - ) は、日本の元女子プロ野球選手。ポジションは投手。
愛称(ニックネーム)は「いっそ~」「いそぴ~」[1]。
経歴
[編集]- プロ入りまで
野球をやっている父親や兄の姿を見ていたのが、野球を始めたきっかけである[2]。
埼玉栄高校では、女子硬式野球チームに所属。高校卒業後は、多数の女子プロ野球選手を輩出している名門校・尚美学園大学の女子硬式野球チームに所属した。
2010年には、女子野球の世界大会である第4回IBAF女子ワールドカップの日本代表メンバーに選出され、日本の2連覇に貢献。続く2012年の第5回、2014年の第6回にも選出され、3大会連続で代表メンバー入りを果たした。特に第5回大会では、先発投手部門のベストナイン及び大会のMVPに選出される活躍ぶりを見せ、日本の女子野球を代表する選手の1人として躍進した。
- プロ入り後
2015年に女子プロ野球の世界に入り、埼玉アストライアに入団。同年はルーキーながら16試合に登板し、リーグ4位の防御率2.07・2度の完投勝利を含む7勝を挙げる活躍を見せた。
プロ2年目となる2016年は登板機会が増えたが、防御率3.04・8勝10敗と負け越すなど、1年目と比べると調子を落とした。同年のシーズンオフ、肘の手術を受けることを自身のブログにて発表した[3]。
2017年、前年末の手術から復活を果たし、登板している。同年はキャリアハイの22試合に登板し、防御率2.98・11勝2敗1セーブ・勝率.846を記録。自身初の個人タイトルである最多勝利と最高勝率を獲得し、ベストナインにも選ばれた。
2018年は21試合に登板したが、防御率3.67・5勝6敗と負け越して、前年よりも成績を落とした。
2019年11月1日、今季限りで女子プロ野球リーグを退団することが発表された[4]。
- アマチュア界へ復帰
2020年からは、栃木県に本拠地を置く「エイジェック女子硬式野球部」に所属。背番号は16。
2021年12月31日付でエイジェック女子硬式野球部を退団。
2022年1月21日、広島県に本拠地を置く「はつかいちサンブレイズ」へ移籍。背番号は11。
2023年の女子野球アジアカップではコーチとして招集された[5]。
2024年、埼玉西武ライオンズ・レディースへ移籍。背番号は1。
プレースタイル・人物
[編集]プレースタイル
[編集]人物
[編集]- 憧れの選手・好きな選手として、JWBLでは中島梨紗を、NPB (及びMLB) ではダルビッシュ有と大谷翔平の名を挙げている[2]。背番号11はそこからきている。
- 好きな食べ物は果物、寿司[2]。
- 他の選手達からは、普段は女の子らしいが、試合では力強いピッチングを見せると評されている[2]。
詳細情報
[編集]年度別投手成績
[編集]年 度 |
球 団 |
登 板 |
先 発 |
完 投 |
完 封 |
無 四 球 |
勝 利 |
敗 戦 |
セ 丨 ブ |
ホ 丨 ル ド |
勝 率 |
打 者 |
投 球 回 |
被 安 打 |
被 本 塁 打 |
与 四 球 |
敬 遠 |
与 死 球 |
奪 三 振 |
暴 投 |
ボ 丨 ク |
失 点 |
自 責 点 |
防 御 率 |
W H I P |
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2015 | アストライア | 16 | - | 2 | 0 | 0 | 7 | 4 | 0 | 0 | .636 | 281 | 61.0 | 70 | 0 | 27 | - | 5 | 14 | 3 | 0 | 36 | 18 | 2.07 | 1.59 |
2016 | 20 | - | 5 | 1 | 0 | 8 | 10 | 0 | 0 | .444 | 457 | 103.2 | 121 | 0 | 32 | - | 9 | 27 | 5 | 0 | 53 | 45 | 3.04 | 1.48 | |
2017 | 22 | - | 3 | 1 | 1 | 11 | 2 | 1 | 0 | .846 | 436 | 98.2 | 124 | 1 | 31 | - | 3 | 25 | 4 | 0 | 47 | 42 | 2.98 | 1.57 | |
2018 | 21 | - | 3 | 1 | 0 | 5 | 6 | 0 | 1 | .455 | 377 | 82.0 | 111 | 1 | 24 | - | 5 | 25 | 1 | 0 | 51 | 43 | 3.67 | 1.65 | |
2019 | 18 | - | 5 | 3 | 0 | 5 | 7 | 0 | 0 | .417 | 358 | 78.0 | 94 | 2 | 34 | - | 9 | 30 | 1 | 0 | 52 | 41 | 3.68 | 1.76 | |
JWBL:5年 | 97 | - | 18 | 6 | 1 | 36 | 29 | 1 | 1 | .554 | 1909 | 423.0 | 520 | 4 | 148 | - | 31 | 121 | 14 | 0 | 239 | 189 | 3.13 | 1.65 |
- 2019年度シーズン終了時。
- 「-」は記録なし。
- 太字はリーグ1位。
年度別打撃成績
[編集]年 度 |
球 団 |
試 合 |
打 席 |
打 数 |
得 点 |
安 打 |
二 塁 打 |
三 塁 打 |
本 塁 打 |
塁 打 |
打 点 |
盗 塁 |
盗 塁 死 |
犠 打 |
犠 飛 |
四 球 |
敬 遠 |
死 球 |
三 振 |
併 殺 打 |
打 率 |
出 塁 率 |
長 打 率 |
O P S |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
JWBL:5年 | 96 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | - | 0 | 0 | 0 | .000 | .000 | .000 | .000 |
- 2019年度シーズン終了時。
記録
[編集]- 初登板:2015年5月16日、対京都フローラ戦、2回3失点
- 初奪三振:同上、1回表に小西つどいから見逃し三振
- 初勝利:2015年5月23日、対レイア戦、6回1失点
- 100奪三振:2019年4月17日、対愛知ディオーネ戦、星川あかりから見逃し三振
タイトル
[編集]- 最多勝利:1回 (2017年)
- 最高勝率:1回 (2017年)
表彰
[編集]- ベストナイン:1回 (投手部門:2017年)
背番号
[編集]- 16 (2015年、2020年 - 2021年)
- 11 (2016年 - 2019年、2022年 - )
脚注
[編集]- ^ a b 磯崎 由加里 - 埼玉アストライア選手名鑑. 2017年9月3日閲覧。
- ^ a b c d e 2015年新入団選手 磯崎由加里 - 女子プロ野球ルーキー 新人選手 (ルーキー) 紹介コーナー. 2017年9月3日閲覧。
- ^ 磯崎由加里 2016年11月13日ブログ - 女子プロ野球・埼玉アストライア公式ブログ. 2017年9月3日閲覧。
- ^ “大量退団の女子プロ野球、埼玉からは13人も…全選手一覧”. スポーツ報知. (2019年11月1日) 2021年9月28日閲覧。
- ^ “出場選手一覧 第3回 BFA 女子野球アジアカップ”. 野球日本代表 侍ジャパンオフィシャルサイト. 2023年4月21日閲覧。
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 埼玉アストライア公式ブログ「磯崎由加里」 - アメーバブログ (2015年1月20日 - )
- 磯崎由加里 (@isozaki_11) - X(旧Twitter)
- 磯崎由加里 (@isoyaki.11) - Instagram