第5回IBAF女子ワールドカップ日本代表
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第5回IBAF女子ワールドカップ日本代表は、2012年8月10日から8月19日に開催された第5回IBAF女子ワールドカップに出場した野球日本女子代表チームである。第3回大会からの3連覇を果たした。監督は新谷博。
概要
[編集]第5回のワールドカップ代表選考では、まず3月3日と4日に行われたセレクションを205名が受験し24名が合格。さらに4月21日と22日に前回は選考を辞退した日本女子プロ野球機構(GPBL)との強化試合を行い、その結果GPBLからの6名を加えた計30名が代表候補となり、2度の強化合宿を経て最終的に出場選手20名が発表された。GPBLからの候補は故障のために選考を辞退した厚ヶ瀬美姫を除く5名が代表に入り、女子野球の日本代表チーム史上初めてプロ選手が代表入りした。
大会では予選リーグ2戦目に黒星を喫したが、他の試合に全勝しリーグを1位通過。決勝では予選リーグで苦杯をなめたアメリカ相手に完封勝利をおさめ、第3回大会から3大会連続優勝を遂げた。
代表メンバー
[編集]所属は代表選考時点での所属チーム。◎印はGPBL所属選手。
位置 | No. | 氏名 | 所属等 | 代表歴 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
監督 | 50 | 新谷博 | 尚美学園大学監督 | 第3,4回 | 第3,4回はコーチ |
コーチ | 清水稔 | 元三菱重工神戸監督 | 第4回 | ||
投手 | 10 | 新宮有依 | 平成国際大学 | 第4回 | 第4回は外野手 |
11 | 中島梨紗 | 侍 | 第2,3,4回 | ||
15 | 吉井萌美 | 平成国際大学 | |||
16 | 磯崎由加里 | 尚美学園大学 | 第4回 | 最高殊勲選手、最優秀勝率、ベストナイン(先発) | |
18 | 里綾実 | 福知山成美高コーチ | 第4回 | ベストナイン(救援) | |
20 | 小西美加◎ | 大阪ブレイビーハニーズ | 第2,3回 | ||
捕手 | 2 | 西朝美 | アサヒトラスト | 第2,3,4回 | |
17 | 直井友紀 | 侍 | |||
内野手 | 4 | 中野菜摘 | 尚美学園大学 | 第2,3,4回 | |
5 | 新井純子 | 尚美学園大学 | 第2,3,4回 | ||
6 | 出口彩香 | 尚美学園大学 | ベストナイン(遊撃手) | ||
23 | 川端友紀◎ | 京都アストドリームス | |||
27 | 田中幸夏◎ | 兵庫スイングスマイリーズ | 第1回 | ||
36 | 六角彩子 | 侍 | 第4回 | 最優秀守備 | |
52 | 大山唯 | 尚美学園大学 | 第2,3,4回 | ||
55 | 金由起子 | ホーネッツレディース | 第2,3,4回 | 最多打点 | |
外野手 | 3 | 三浦伊織◎ | 京都アストドリームス | ベストナイン | |
8 | 志村亜貴子 | アサヒトラスト | 第2,3,4回 | ||
12 | 中村茜◎ | 兵庫スイングスマイリーズ | |||
39 | 萱野未久 | シリウス | 第3,4回 |
対戦結果
[編集](日付は現地時間)
- 予選リーグ
- 第1戦(8月11日) 日本 21-0 オランダ(5回コールド)
- 第2戦(8月12日) 日本 2-5 アメリカ
- 第3戦(8月13日) 日本 10-0 キューバ(5回コールド)
- 第4戦(8月14日) 日本 11-1 チャイニーズ・タイペイ(5回コールド)
- 第5戦(8月15日) 日本 3-0 ベネズエラ
- 第6戦(8月16日) 日本 10-0 オーストラリア(6回コールド)
- 第7戦(8月17日) 日本 9-7 カナダ
- リーグ戦績 1位(6勝1敗)
- 決勝トーナメント
- 準決勝(8月18日) 日本 5-1 オーストラリア
- 決勝(8月19日) 日本 3-0 アメリカ
- 大会戦績 優勝(3大会連続)
関連項目
[編集]- 野球
- 野球日本女子代表
- 第1回IBAF女子ワールドカップ日本代表
- 第2回IBAF女子ワールドカップ日本代表
- 第3回IBAF女子ワールドカップ日本代表
- 第4回IBAF女子ワールドカップ日本代表
- 日本女子プロ野球機構