神奈川新町駅
神奈川新町駅 | |
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中央口駅舎(2023年8月15日) | |
かながわしんまち Kanagawa-shimmachi | |
◄KK33 子安 (0.7 km) (0.5 km) 京急東神奈川 KK35► | |
所在地 | 横浜市神奈川区亀住町19-1 |
駅番号 | KK34 |
所属事業者 | 京浜急行電鉄(京急) |
所属路線 | ■本線 |
キロ程 | 20.0 km(品川駅起点) |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面4線 |
乗降人員 -統計年度- |
16,053人/日 -2022年- |
開業年月日 | 1914年(大正4年)8月21日 |
神奈川新町駅(かながわしんまちえき)は、神奈川県横浜市神奈川区亀住町にある、京浜急行電鉄(京急)本線の駅である。駅番号はKK34。
歴史
[編集]- 1915年(大正4年)8月21日 - 新町駅として開業。駅名は神奈川宿新町に由来する。
- 1927年(昭和2年)4月 - 神奈川新町駅に改称。
- 1965年(昭和40年)2月21日 - 隣駅の子安駅に代わり、特急停車駅となる。
- 1978年(昭和53年)3月6日 - 上りホーム有効長を12両編成対応に延長、使用開始。
- 1999年(平成11年)7月31日 - 京急線の白紙ダイヤ改正により、京急蒲田駅 - 新逗子駅の急行を廃止。
- 2010年(平成22年)5月16日 - 京急線でダイヤ改正を実施。新設されたエアポート急行の停車駅となる。
- 2019年(令和元年)9月5日 - 当駅構内の踏切[1]で、快特が大型トラックと衝突する事故が発生(京浜急行本線神奈川新町第1踏切衝突事故)[2][3]。
駅構造
[編集]島式ホーム2面4線を有する地上駅。改札口は国道15号側の正面の中央口と、運転車両部運転課育成センター内にある西口の2か所がある。ホームの有効長は上り線12両分、下り線8両分である。そのため、12両編成で運行される下り特急の後部4両は、京急川崎止まりとして案内される。京急川崎駅から当駅までは回送扱いで運転し、当駅で切り離しを行った後に新町検車区へ入庫する場合と、前8両が出発後に4両編成の所定停止位置目標まで移動し、6両編成の当駅止まりと車両交換をし、当駅始発普通として出発する2つのケースがある。
当駅 - 子安駅間は三線区間(上りのみ2線、ただし側線も多数)となっており、4番線は子安駅4番線へと線路が続いている。そのため、特急と普通の同時発車や快特と並走追い越しも行われている。
また、例外として、先発の当駅3番線発普通と後発の4番線発特急または急行が平面交差して、先発の当駅3番線発普通が子安4番線に入り、後発の当駅4番線発の特急または急行が本線に入り子安駅を通過し、普通が待避する場面がある。
2022年11月26日のダイヤ改正以降、日中の普通は当駅で特急または急行の接続待ちを行う。また、一部の普通は当駅で乗り継ぎとなる。かつては、朝ラッシュ時の一部特急が当駅で快特を待避していた。
なお、当駅は京急の運転上の拠点駅であるため車両の入換が多く、他の運転拠点駅と同様に自動接近放送が導入されていない。ただし、自動接近放送の導入されていない他の運転拠点駅とは異なり、当駅では通過列車が存在するため、列車が通過する際はあらかじめ信号所係員による放送を入れてホーム上の安全を確保している。
のりば
[編集]番線 | 路線 | 方向 | 行先 |
---|---|---|---|
1・2 | 本線 | 下り | 横浜・三浦海岸方面 |
3・4 | 上り | 羽田空港方面 / 品川方面 |
新町検車区への入・出区のため、当駅発着の列車が設定されている。かつては金沢文庫駅と同様に車両の方向幕において行先が『新町』と省略表記されていたが、現在は正式名称で表記されている。
利用状況
[編集]横浜市統計書によると2022年度の1日平均乗降人員は16,053人(乗車人員:8,025人、降車人員:8,028人)である[4]。
2020年度の1日平均乗降人員は15,573人であり[5]、京急線全72駅中33位。特急停車駅ではあるが、急行停車駅の京急鶴見駅、京急東神奈川駅、普通のみ停車する鶴見市場駅、生麦駅より少ない。
近年の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下表の通り。
年度 | 1日平均 乗降人員[7] |
1日平均 乗車人員[8] |
出典 |
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1980年(昭和55年) | 4,997 | ||
1981年(昭和56年) | 5,211 | ||
1982年(昭和57年) | 5,534 | ||
1983年(昭和58年) | 5,533 | ||
1984年(昭和59年) | 5,340 | ||
1985年(昭和60年) | 5,307 | ||
1986年(昭和61年) | 5,411 | ||
1987年(昭和62年) | 5,314 | ||
1988年(昭和63年) | 5,532 | ||
1989年(平成元年) | 5,858 | ||
1990年(平成 | 2年)6,682 | ||
1991年(平成 | 3年)8,227 | ||
1992年(平成 | 4年)8,255 | ||
1993年(平成 | 5年)7,852 | ||
1994年(平成 | 6年)8,216 | ||
1995年(平成 | 7年)8,310 | [* 1] | |
1996年(平成 | 8年)7,885 | ||
1997年(平成 | 9年)7,849 | ||
1998年(平成10年) | 8,340 | [* 2] | |
1999年(平成11年) | 7,766 | [* 3] | |
2000年(平成12年) | 15,799 | 7,721 | [* 3] |
2001年(平成13年) | 15,709 | 7,663 | [* 4] |
2002年(平成14年) | 15,502 | 7,550 | [* 5] |
2003年(平成15年) | 15,523 | 7,561 | [* 6] |
2004年(平成16年) | 16,254 | 7,931 | [* 7] |
2005年(平成17年) | 16,760 | 8,222 | [* 8] |
2006年(平成18年) | 16,922 | 8,240 | [* 9] |
2007年(平成19年) | 16,243 | 7,906 | [* 10] |
2008年(平成20年) | 16,860 | 8,237 | [* 11] |
2009年(平成21年) | 17,009 | 8,348 | [* 12] |
2010年(平成22年) | 16,736 | 8,223 | [* 13] |
2011年(平成23年) | 16,372 | 8,040 | [* 14] |
2012年(平成24年) | 16,483 | 8,121 | [* 15] |
2013年(平成25年) | 17,398 | 8,576 | [* 16] |
2014年(平成26年) | 17,084 | 8,441 | [* 17] |
2015年(平成27年) | 18,310 | 9,051 | [* 18] |
2016年(平成28年) | 19,020 | 9,429 | [* 19] |
2017年(平成29年) | 19,267 | 9,562 | [* 20] |
2018年(平成30年) | 19,682 | 9,766 | [* 21] |
2019年(令和元年) | 19,584 | 9,683 | [* 22] |
2020年(令和 | 2年)15,573 |
駅周辺
[編集]- 新町検車区・運転車両部運転課育成センター - 京急の車掌・運転士の教習・研修はすべてここで行われる。
- テクノウェイブ100
- テクノウェイブ100ビル内郵便局
- 神奈川白幡郵便局
- ニューステージ横浜
- NTT新町ビル
- 白百合乳児保育園
- オートバックス東神奈川
- 国道1号
- 国道15号
- かつては在日米軍神奈川ミルクプラント(横浜ノース・ドック参照)が駅北側にあったが、2000年3月31日に返還されて解体された。なお、跡地は浦島公園を拡張し整備された。
- まいばすけっと
- 横浜中央看護専門学校
- shinmachi1、shinmachi2(共に複合商業施設)
- 神奈川郵便局
- 笠䅣稲荷神社
バス路線
[編集]- 横浜市営バス「浦島小学校前」停留所 - 国道1号上・徒歩5分。
その他
[編集]- 従来、当駅終着列車の車両の行先表示幕は「新町」表記であったが、新規導入車両や字幕を更新した車両では「神奈川新町」と表記される。
- 中央駅舎およびホームへの連絡通路を改築し、駅舎および付近一帯を含む新たな駅ビルを建設する計画が進行中であるが、着工が遅れている。
隣の駅
[編集]- 京浜急行電鉄
- 本線
- □「モーニング・ウィング号」・□「イブニング・ウィング号」・■快特
- 通過
- ■特急
- ■急行
- ■普通
- 子安駅 (KK33) - 神奈川新町駅 (KK34) - 京急東神奈川駅 (KK35)
- □「モーニング・ウィング号」・□「イブニング・ウィング号」・■快特
脚注
[編集]- ^ 踏切安全通行カルテ 神奈川新町第1踏切道 (PDF) - 国土交通省 関東地方整備局、2019年9月6日閲覧。
- ^ "京急線 京急川崎~上大岡間 6日夕方の運転再開目指す". NHKニュース. 日本放送協会. 2019年9月7日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月5日閲覧。
- ^ "立ち往生トラック運転手 駅員とやりとりあったか". ニッカンスポーツ・コム. 日刊スポーツ新聞社. 6 September 2019. 2019年9月6日時点のオリジナルよりアーカイブ。2019年9月6日閲覧。
- ^ “京浜急行線乗降車人員/最新掲載:令和5年3月(エクセル:260KB)”. 横浜市. 2023年5月25日閲覧。
- ^ “京急グループ会社要覧 2021 - 2022” (PDF). 京浜急行電鉄. p. 31. 2021年9月25日閲覧。
- ^ 横浜市統計書 - 横浜市
- ^ レポート - 関東交通広告協議会
- ^ 神奈川県県勢要覧 - 神奈川県
出典
[編集]- 神奈川県県勢要覧
- ^ 線区別駅別乗車人員(1日平均)の推移 (PDF) - 23ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成12年度)224ページ
- ^ a b 神奈川県県勢要覧(平成13年度) (PDF) - 226ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成14年度) (PDF) - 224ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成15年度) (PDF) - 224ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成16年度) (PDF) - 224ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成17年度) (PDF) - 226ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成18年度) (PDF) - 226ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成19年度) (PDF) - 228ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成20年度) (PDF) - 232ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成21年度) (PDF) - 242ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成22年度) (PDF, 1.38MB) - 240ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成23年度) (PDF, 2.36MB) - 240ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成24年度) (PDF, 830KB) - 236ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成25年度) (PDF, 509KB) - 238ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成26年度) (PDF) - 240ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成27年度) (PDF, 536KB) - 240ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成28年度) (PDF, 533KB) - 248ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成29年度) (PDF) - 240ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(平成30年度) (PDF) - 224ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(令和元年度) (PDF) - 224ページ
- ^ 神奈川県県勢要覧(令和2年度) (PDF) - 224ページ
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 神奈川新町駅(各駅情報) - 京浜急行電鉄