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立川晴の輔

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
立川たてかわ はれすけ
立川(たてかわ) 晴(はれ)の輔(すけ)
丸に左三蓋松は、立川流定紋である
本名 檀上 晃一(だんじょう こういち)
別名 隠居ペディア
生年月日 (1972-11-21) 1972年11月21日(52歳)
出身地 日本の旗 日本兵庫県
師匠 立川志の輔
名跡 1. 立川きち
(1997年 - 2013年)
2. 立川晴の輔
(2013年 - )
出囃子 ハレルヤ
活動期間 1997年 -
所属 落語立川流

個人事務所 合同会社エムブルーム

公式サイト 立川晴の輔WEB
受賞歴
2007年 東西若手落語家コンペティション第1回グランドチャンピオン

立川 晴の輔(たてかわ はれのすけ、1972年昭和47年〉11月21日 - )は、兵庫県神戸市生まれの落語家である。落語立川流立川志の輔門下の真打である。出囃子は「ハレルヤ」(ヘンデルの「メサイア」より)。本名、檀上 晃一(だんじょう こういち)。血液型はB型

略歴

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1972年(昭和47年)兵庫県神戸市生まれ。幼少期は神奈川県藤沢市で過ごし、高校時代は岡山県津山市で過ごす。 岡山県作陽高等学校卒業[1]

東京農業大学農学部農業経済学科卒業。在学中に落語研究会に所属し、卒業後の1997年(平成9年)立川志の輔に一番弟子として入門。「立川志の吉」を拝名した[2][3][4][5]立川談志は大師匠にあたる。

2003年(平成15年)、立川談志による昇進試験に合格し二ツ目に昇進。

2007年(平成19年)、第1回の東西若手落語家コンペティションにおいて、初代グランドチャンピオンに輝いた。

2013年(平成25年)12月、立川流真打に昇進、「立川晴の輔」に改名した[6]古典落語を得意としている。

2019年9月15日の演芸バラエティ番組『笑点』大喜利では、療養中の三遊亭円楽の代演として前週の春風亭昇也に続いて若手大喜利メンバーから大喜利に出演。「落語立川流という暗黒集団からやって参りました」と挨拶、立川談志一門の落語家としては50年ぶりの笑点出演となった[7]

2024年4月7日、前週で卒業した林家木久扇の後任として「笑点」大喜利の新メンバーに加入[8]。大喜利回答者のレギュラーメンバーに落語立川流の所属落語家が加わるのは番組開始以降初となる[注釈 1]。2024年4月14日、笑点出演時に着用する鳥の子色の色紋付が初披露された[9]。晴の輔の加入により、落語協会落語芸術協会五代目圓楽一門会落語立川流の在京落語4団体の落語家が笑点メンバーに揃った。

人物

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  • 趣味はロックバンド「BOØWY」の楽曲を聴くこと。特技は、どこででも寝られること[10]
  • 家族は妻、一男一女[11]
  • 大喜利メンバーとしては、笑点特大号の若手大喜利時代と同様に、他のメンバーと比べ現時点では司会者である春風亭昇太や回答者をいじったり悪ノリを見せることは少なく、社会風刺や流行を織り交ぜた正統派の回答で、場を修正する役回りを務めることが大半である。一方でまれに母校東京農業大学名物の大根踊りを延々と歌って昇太から突っ込まれたり、師匠・志の輔に頭が上がらないことを他メンバーからいじられることもある。若手大喜利時代、大喜利メンバーと対抗戦でたい平が真似する様に指示して志の輔の声真似で弟子が言うと失礼に当たりかねない事を言って晴の輔が真似し終わると、「師匠、晴の輔がこんな事言ってますよ」と言って慌てさせて「怖っ!!」と言わせている。晴の輔の前に大喜利メンバーになった春風亭一之輔は新メンバーが年上の先輩なので困惑している。

交遊関係

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イラストレーターキン・シオタニと親交がある。コラボレーションライブ企画「キンぱれ」(志の吉時代は「キンシノ」)を行い、「キンシノ」は2013年の真打昇進までに計16回開催された。また、シオタニの冠番組である『キンシオ』(テレビ神奈川)では、「晴の輔土地こばなし」(旧「志の吉土地こばなし」→「志の吉改め晴の輔土地こばなし」)というコーナーを担当した(2022年3月番組終了)。

出演番組

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現在

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テレビ

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ラジオ

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過去

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テレビ

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ラジオ

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テレビドラマ

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ナレーション・副音声

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  • WOWOW
    • 明治座 花形歌舞伎2013:「実盛物語」「与話情浮名横櫛」「将軍江戸を去る」「藤娘」「鯉つかみ」
    • 平成中村座大歌舞伎:「於染久松色読販」「傾城反魂香」「御所五郎蔵」「髪結新三」「め組の喧嘩」
    • 中村勘三郎追悼番組:「め組の喧嘩」「法界坊 串田戯場」
    • 新春浅草歌舞伎2012:「敵討天下茶屋聚」

DVD

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脚注

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注釈

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  1. ^ 落語立川流の家元であった立川談志が初代司会者として出演していたが、出演当時は落語協会所属であり、談志が降板後の1983年に落語協会を離脱して、落語立川流を創設してからは初の「笑点」レギュラー出演者となる。

出典

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  1. ^ 立川晴の輔プロフィール(公式ホームページ)”. 2019年9月15日閲覧。
  2. ^ "立川晴の輔「立川流なのに真面目で毒がない」/テリー伊藤対談(1)". Asagei Plus. 徳間書店. 11 June 2024. 2024年6月11日閲覧
  3. ^ "立川晴の輔「志の輔師匠の家を4年かけて探した」/テリー伊藤対談(2)". Asagei Plus. 徳間書店. 11 June 2024. 2024年6月11日閲覧
  4. ^ "立川晴の輔「立川流の修業は血を吐くほど気遣え」/テリー伊藤対談(3)". Asagei Plus. 徳間書店. 11 June 2024. 2024年6月11日閲覧
  5. ^ "立川晴の輔「大きな夢は満席の状態で独演会」/テリー伊藤対談(4)". Asagei Plus. 徳間書店. 11 June 2024. 2024年6月11日閲覧
  6. ^ 調布在住の落語家・立川晴の輔さん独演会 真打ち昇進後初の地元ホール公演”. 調布経済新聞. みんなの経済新聞ネットワーク (2015年5月26日). 2024年4月23日閲覧。
  7. ^ 「笑点」半世紀ぶりに立川流出演 円楽の代演で晴の輔「暗黒集団から参りました」”. デイリースポーツ (2019年9月15日). 2019年9月16日閲覧。
  8. ^ “「笑点」と立川流の因縁…番組立ち上げ、初代司会は談志さん 晴の輔は立川流で大喜利メンバー初”. Sponichi Annex (スポーツニッポン新聞社). (2024年4月7日). https://www.sponichi.co.jp/entertainment/news/2024/04/07/kiji/20240407s00041000584000c.html 2024年4月7日閲覧。 
  9. ^ 立川晴の輔の着物はクリーム(鳥の子)色 日テレ系「笑点」”. サンスポ. 産経新聞社 (2024年4月14日). 2024年4月14日閲覧。
  10. ^ 「笑点」新メンバー 立川晴の輔登場!早速大喜利に挑戦 趣味・特技などもトーク 第2905回”. 笑点. 日本テレビ (2024年4月8日). 2024年4月23日閲覧。
  11. ^ 「笑点」新加入の立川晴の輔「見えない手に押されている感覚」初代司会・立川談志さんとの縁”. 日刊スポーツ. 日刊スポーツ新聞社 (2024年4月18日). 2024年4月23日閲覧。
  12. ^ 新番組がスタート!”. 週刊なるほど!ニッポン. ニッポン放送 (2018年3月29日). 2024年4月23日閲覧。
  13. ^ オトナへのトビラTV「今こそ?コミュニケーション力!」”. NHKクロニクル. NHKアーカイブ. 2024年4月8日閲覧。
  14. ^ 笑福亭笑瓶ら、難解専門用語を楽しむ「キワミコトノハ得心寺!」”. お笑いナタリー. ナターシャ (2015年4月29日). 2024年4月23日閲覧。
  15. ^ 番組名天才てれびくんYOU ▽落語をつくれ 緊急入門”. NHKクロニクル. NHKアーカイブス. 2024年4月23日閲覧。
  16. ^ 立川晴の輔、師匠・志の輔譲りのそばの食べ方明かす「『音を立てて食え!』って」”. スポーツ報知. 報知新聞社 (2024年4月23日). 2024年4月23日閲覧。
  17. ^ 片岡鶴太郎、身元不明の遺体役「ぜひ挑戦してみたいと思い、お引き受け」 『GO HOME』第2話ゲスト発表”. ORICON NEWS. oricon ME (2024年7月13日). 2024年7月14日閲覧。

関連項目

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外部リンク

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