竹中優子
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竹中 優子(たけなか ゆうこ、1982年11月22日[1] - )は、日本の歌人、詩人、小説家。
経歴
[編集]山口県下関市出身[1]、福岡市在住[2]。早稲田大学第一文学部卒業[3]。
2015年より「未来」黒瀬珂瀾選歌欄に所属[4]。2016年、「輪をつくる」50首で、第62回角川短歌賞を受賞。第1歌集『輪をつくる』を上梓。2022年、『輪をつくる』が福岡市文学賞、第48回現代歌人集会賞、第23回現代短歌新人賞を受賞[5][6][7]。
詩人としては、投稿詩により2022年の第60回現代詩手帖賞を受賞。第1詩集『冬が終わるとき』を上梓。同詩集が2023年2月に第28回中原中也賞最終候補となる(受賞は青柳菜摘『そだつのをやめる』)[8]。
2024年10月、投稿小説「ダンス」にて第56回新潮新人賞を受賞[9]。同作品は第172回芥川賞にノミネートされた[10]。
作品リスト
[編集]単行本
[編集]歌集
[編集]- 『歌集 輪をつくる』KADOKAWA、2021年10月
詩集
[編集]- 『冬が終わるとき』思潮社、2022年11月
- 『汐入町と洗濯機』しろねこ社、2024年10月
商業誌掲載作品
[編集]小説
[編集]- 「ダンス」 - 『新潮』2024年11月号
脚注
[編集]- ^ a b “第172回芥川賞候補5作を発表!乗代雄介5回目、安堂ホセ3回目の候補!鈴木結生、竹中優子、永方佑樹は初候補に”. ほんのひきだし. 日本出版販売 (2024年12月12日). 2024年12月12日閲覧。
- ^ “大・大・大注目の大型新人登場!角川短歌賞受賞者竹中優子の待望の第一歌集!歌集『輪をつくる』刊行のお知らせ”. プレスリリース・ニュースリリース配信シェアNo.1|PR TIMES. 2023年4月3日閲覧。
- ^ “角川短歌賞発表”. 短歌 第63巻第12号: 81. (2016).
- ^ “黒瀬珂瀾さん×竹中優子さんトークイベント『短歌と福岡のあれこれ』 | 福岡イベント情報”. 西日本新聞me. 2023年4月3日閲覧。
- ^ 「ブックショップ スタッフの気になる2冊」『SAVVY』2023年1月号、京阪神エルマガジン社、2022年、99頁。
- ^ “福岡市文学賞 米本さんら6人受賞 /福岡”. 毎日新聞. 2023年4月3日閲覧。
- ^ “さいたま市/(令和4年12月23日記者発表)第23回現代短歌新人賞が決定しました”. www.city.saitama.jp. 2023年4月3日閲覧。
- ^ “東京の青柳さんに中也賞、審査員絶賛「まったく新しい言語表現」”. このまちメディアWeb. 宇部日報 (2023年2月20日). 2023年4月3日閲覧。
- ^ “新潮新人賞 | 新潮社”. 新潮社コーポレートサイト. 2024年12月2日閲覧。
- ^ “【速報】第172回芥川龍之介賞候補作が発表されました。 | ニュース”. 本の話. 2024年12月11日閲覧。
外部リンク
[編集]- 竹中優子 (@x7EZjmCSOcpSL5L) - X(旧Twitter)