第十五号型水雷艇
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(第一五号型水雷艇から転送)
第十五号型水雷艇 | |
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艦級概観 | |
艦種 | 水雷艇 |
艦名 | 番号 |
前級 | 第五号型水雷艇 |
次級 | 第五十号型水雷艇 第二十一号型水雷艇 |
要目(竣工時) | |
排水量 | 常備:54トン |
全長 | 垂線間長:34.00m (111ft 7in)[1] |
全幅 | 3.51m (11ft 6in) |
吃水 | 0.89m (2ft 11in) |
機関 | ジェンタブル式水管缶1基 直立式3気筒3段膨張レシプロ1基 1軸、657馬力 |
速力 | 20ノット |
航続距離 | |
燃料 | 石炭:8.2トン |
乗員 | |
兵装 (1894年) |
ノルデンフェルト式25mm4連装機砲1基[2] 36cm魚雷発射管旋回式1門 同固定式1門 |
同型艦 | 2隻 |
第十五号型水雷艇(だいじゅうごごうがたすいらいてい、旧字体:第十五號型水雷艇)は、日本海軍の三等水雷艇。同型艇2隻。
第五号型水雷艇と同じ1885年(明治18年)度にフランス・ノルマン社に1隻発注し、1隻を国内で建造した。この2隻は「ノルマン型」と呼ばれている。ルイ=エミール・ベルタンの設計による。5号型との相違はボイラーに水管缶を搭載し、エンジンが3段膨張式であった。また船体がわずかに大きい。日清戦争後に国内で建造した第五十号型水雷艇はこの第15号型の発展形である。
同型艦
[編集]竣工日の後は建造所。小野浜造船所は1893年(明治26年)より呉鎮守府造船支部と改称。
- 第15号 : 1893年(明治26年)11月1日竣工(ノルマン)。1910年(明治43年)4月1日除籍。
- 第20号 : 1893年(明治26年)10月18日竣工(呉造船支部)。1910年(明治43年)4月1日除籍。
脚注
[編集]- ^ 数値(メートル)は『世界の艦船 増刊第47集』による。フィートインチの数値は『日本駆逐艦物語』による。メートルに換算すると34.0106m。
- ^ 『世界の艦船 増刊第47集』による。『日本駆逐艦物語』によると4.7cm単装砲1門。換装した可能性有り。
参考文献
[編集]- 中川努「日本海軍特務艦船史」『世界の艦船 増刊第47集』海人社、1997年3月号増刊、第522集。
- 福井静夫『福井静夫著作集第5巻 日本駆逐艦物語』光人社、1993年。ISBN 4-7698-0611-6
- 堀元美『駆逐艦 その技術的回顧』原書房、1969年。ISBN 4-562-01873-9