第13高射特科中隊
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第13高射特科中隊 | |
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対空実射検閲の様子 | |
創設 | 1999年(平成11年)3月29日 |
所属政体 | 日本 |
所属組織 | 陸上自衛隊 |
部隊編制単位 | 中隊 |
兵科 | 特科 |
所在地 | 岡山県勝田郡奈義町 |
編成地 | 日本原 |
上級単位 | 第13旅団 |
担当地域 | 岡山県 |
第13高射特科中隊(だいじゅうさんこうしゃとっかちゅうたい、JGSDF 13th Antiaircraft Artillery Troop)は、岡山県勝田郡奈義町の日本原駐屯地に駐屯する、第13旅団隷下の高射特科部隊である。
概要
[編集]1962年(昭和37年)1月にM15とM16を装備する第13特科連隊第6大隊として姫路駐屯地で発足。1991年(平成3年)3月には、師団直轄の第13高射特科大隊として、また1999年(平成11年)3月には、師団から旅団への改編に伴い第13高射特科中隊として現在の編成となった。
1974年(昭和49年)、35㎜二連装高射機関砲(通称:L-90)が導入、その後装備品の近代化に伴い、1989年(平成元年)には、81式短距離地対空誘導弾(通称:短SAM)、また1999年(平成11年)には、93式近距離地対空誘導弾(通称:近SAM)が導入され、対空戦闘能力が格段に向上した。毎年、北海道にある静内対空射撃場において射撃訓練を行う。
空を監視するレーダ装備として1983年(昭和58年)から79式対空レーダ装置(通称:P9)が逐次導入され、2015年(平成27年)にP9の後継装置として低空レーダ装置(通称:P18)が導入された。その他のレーダ装置として1998年(平成10年)から遠方が監視可能な対空レーダ装置(通称:P14)も装備する。
沿革
[編集]第13特科連隊第6大隊
- 1962年(昭和37年)1月18日:第13特科連隊第6大隊として姫路駐屯地において編成完結。M15とM16を装備。
- 1970年(昭和45年)3月10日:第13師団の甲師団化改編に伴い、第6大隊第5射撃隊を新編。
- 1971年(昭和46年)3月25日:姫路駐屯地から日本原駐屯地に移駐。
- 1975年(昭和50年)3月26日:35mm2連装高射機関砲 L-90の配備に伴い、第1~第5射撃隊から第1高射中隊、第2高射中隊に改編。
- 1981年(昭和56年)3月25日:第6大隊から1個高射中隊を新編して、第2混成団特科大隊高射中隊を新編。
- 1983年(昭和58年):79式対空レーダ装置 JTPS-P9を装備。
- 1989年(平成元年):81式短距離地対空誘導弾を装備。
第13高射特科大隊
- 1991年(平成 3年)3月29日:第13特科連隊第6大隊が第13高射特科大隊として分離・独立、師団直轄となる。
- 1998年(平成10年):対空レーダ装置 JTPS-P14を装備。
第13高射特科中隊
- 1999年(平成11年)3月29日:旅団への改編に伴い第13高射特科大隊から第13高射特科中隊に縮小改編。93式近距離地対空誘導弾を装備。
- 2015年(平成27年):低空レーダ装置 JTPS-P18を装備。
- 2004年(平成16年)3月29日:後方支援体制変換に伴い、整備部門を第13後方支援隊第2整備中隊高射直接支援小隊へ移管。
部隊編成
[編集]- 第13高射特科中隊本部
- 中隊本部班
- 通信班
- 情報小隊
- 近SAM小隊 - 93式近距離地対空誘導弾
- 短SAM小隊 - 81式短距離地対空誘導弾
車両の部隊表示は全て「13高特」
整備支援部隊
[編集]- 第13後方支援隊第2整備中隊高射直接支援小隊「13後支-2整」(日本原駐屯地):2004年(平成16年)3月29日から
主要装備
[編集]- 9mm拳銃
- 89式5.56mm小銃
- 12.7mm重機関銃
過去の装備品
脚注
[編集]参考文献
[編集]『高射のあゆみ二十年』 高射学校編 1982年
関連項目
[編集]外部リンク
[編集]- 日本原駐屯地
- 陸上自衛隊日本原駐屯地【公式】(@CAMP_NIHONBARA) - Twitter