第2航空軍 (日本軍)
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第2航空軍 | |
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創設 | 1942年(昭和17年)6月1日 |
廃止 | 1945年(昭和20年) |
所属政体 | 大日本帝国 |
所属組織 | 大日本帝国陸軍 |
部隊編制単位 | 航空軍 |
兵科 | 航空兵科 |
所在地 | 満州 |
編成地 | 満州 |
通称号/略称 | 羽(はね) |
最終上級単位 | 航空総軍 |
最終位置 | 新京 |
戦歴 |
第二次世界大戦 (ソ連対日参戦) |
第2航空軍(だいにこうくうぐん、第二航空軍)は、大日本帝国陸軍の航空軍の一つ。通称号は羽、軍隊符号は2FA。
沿革
[編集]1942年(昭和17年)6月、関東軍の航空兵団を改編し編成され、満州の防空を担った。当初は第2飛行師団と第4飛行師団を隷下においていたが、1944年(昭和19年)5月12日の「大陸命第1010号」により編組更改となり、両師団は南方方面に転出となった。
1945年(昭和20年)8月、ソ連対日参戦によりソ連労農赤軍と戦闘を交える中で終戦を迎えた。
概要
[編集]最終司令部構成
[編集]最終所属部隊
[編集]- 独立第15飛行団:今川一策 少将
- 飛行第104戦隊
- 第2航空地区司令部
- 第14航空地区司令部
- 第28航空地区司令部
- 第57航空地区司令部
- 第58航空地区司令部
- 独立第101教育飛行団:志方光之少将
- 第2航空軍第1教育隊
- 第2航空通信連隊
- 第8航空通信連隊
- 第3航空情報連隊
- 第11航空情報連隊
- 第4航空路部
- 第2気象連隊
- 関東軍航空廠:瀧昇少将
- 第9野戦航空修理廠
- 第10野戦航空修理廠
- 第11野戦航空修理廠
- 第12野戦航空修理廠
- 第8野戦航空補給廠
- 第9野戦航空補給廠
- 第11野戦航空補給廠
参考文献
[編集]- 秦郁彦編『日本陸海軍総合事典』第2版、東京大学出版会、2005年
- 外山操・森松俊夫編著『帝国陸軍編制総覧』芙蓉書房出版、1987年
- 木俣滋郎『陸軍航空隊全史』航空戦史シリーズ90、朝日ソノラマ、1987年
- 防衛研修所戦史室『陸軍航空の軍備と運用(3)大東亜戦争終戦まで』 朝雲新聞社〈戦史叢書〉、1976年